イサキは刺身が旨い!捌き方と味/旬/値段など詳しく解説

イサキは刺身にして食べると美味しいと言われています。イサキの捌き方とはどのように捌いたら良いのでしょうか?さばき方やイサキの味、旬の時期、値段などを詳しく紹介します。また、イサキのおすすめの食べ方として、刺身以外の食べ方として、塩焼きやカルパッチョ、煮付け、ムニエルなども含めて紹介しします。イサキのことを詳しく知ることで、さらに美味しく食べることができるようになります。

イサキは刺身が旨い!捌き方と味/旬/値段など詳しく解説のイメージ

目次

  1. 1イサキの刺身が絶品で旨い!
  2. 2イサキの旬の時期
  3. 3イサキの値段
  4. 4イサキの刺身の作り方
  5. 5イサキの刺身以外の食べ方
  6. 6イサキの刺身の栄養価と健康効果
  7. 7イサキの刺身を堪能しよう!

イサキの刺身が絶品で旨い!

イサキの刺身

イサキは刺身で食べると絶品な魚です。でも、イサキは刺身以外にも塩焼きや煮魚などいろいろな料理で美味しく食べることができる食べ方がたくさんあります。今回、イサキを調理するにあたり、イサキの捌き方や、おすすめの刺身以外での食べ方などを詳しく紹介します。

また、イサキの気になる値段や旬の時期、イサキの栄養価や健康効果なども交えて詳しく紹介します。

イサキの旬の時期

イサキの旬の時期や市場に出回るイサキの値段とはどれぐらいになるのでしょうか?旬の時期や値段について詳しく紹介します。イサキの旬の時期を知ることで、イサキの美味しい時期に手に入れることができ、また、値段もお得に購入することができます。

採りたてのイサキ

イサキの旬の時期とはいつ頃になるのでしょうか?イサキは通年市場に出回っている魚になりますが、旬の時期のイサキは脂がのりとても美味しです。脂ののった旬の美味しいイサキを味わうことができる時期は、初夏から夏にかけてと言われています。

イサキは6月頃から9月頃が産卵期を迎えるので、その前の5月から7月頃が一番脂ののって美味しい時期になります。産卵した後のイサキは脂ののりが良くなく味が落ちてしまいます。

冬は漁獲量は少ないですが、冬に漁獲されるイサキも脂がのっていて美味しく食べることができます。刺身だけでなく、塩焼きや煮つけにしても美味しく食べることができます。

イサキの値段

電卓

イサキが市場に出る際の値段とはどれぐらいの値段になるのでしょうか?イサキは大きさによって値段が変わってきます。30cmぐらいの大きさで500円ぐらいになり、それより小さい場合は300円ほどで買うことができます。

また、サイズの大きさだけでなくgによっても値段が異なってきますが、1kgを超えるものは値段にして数千円する場合があります。大きい物ほど脂がのり美味しく食べることができるので、数千円しても食べる価値があります。

イサキの刺身の作り方

イサキの捌き方とはどのように捌くのでしょうか?イサキの捌き方の手順を詳しく紹介します。また、イサキは刺身にするのがおすすめの魚でもあります。イサキの刺身の作り方についても詳しく紹介します。

ウロコを落とす

イサキの捌き方としてまずはじめにウロコを落とすところからはじめます。イサキのウロコは固くて飛び散りやすくなっています。

ウロコをとる際には、水を張ったトレーやシンクの中でさ行事することをおすすめします。ウロコ取りの専用の器具を使って、尾から頭に向かって専用の器具を動かし、すみずみまでウロコをとるようにしましょう。

注意点として、イサキの背びれは固くて鋭いので、手を怪我をしてしまう危険があるので、軍手やキッチンバサミなどを使ったりして、はじめに背びれを取ってからウロコを取る作業すると良いでしょう。

頭を落としてはらわたを取り除く

イサキの捌き方として、次に頭を落としていきます。頭を左側にしてまな板の上に置いて、胸ビレから包丁を傾けて中骨のところまで切りましょう。そして、ひっくり返して同じく反対側も胸ビレから斜めに包丁を入れて頭を切り落としましょう。

頭を切り落としたら、お腹側をまな板の手前にして置いて、お腹から肛門まで包丁を入れて切ります。切り込みが入ったところからはらわたなどの内臓を取り出しましょう。内臓を取り出した後は、流水できれいにイサキの中を洗い流しましょう。

中骨に包丁を入れ二枚に卸す

内臓を取り出した後のイサキの捌き方は、背びれに沿って中骨まで包丁で切り込みを入れていきます。向きを変えて、尾の付け根から尻びれに沿って中骨まで包丁で切り込みを入れていきます。

そうすることで、中骨の主骨と腹骨の接合部分の軟骨を切り離すことができます。イサキのニ枚卸しが完成です。

残りの片身も卸して三枚おろしの完成

二枚に卸した後のイサキの捌き方は、二枚に卸しいた時と同じ方法で、もう片側も卸していきます。反対側を卸すときには、尾の付け根からではなく、背の方から包丁を入れていくようにしましょう。そうすることで簡単に三枚に卸すことができます。

イサキを三枚卸しにすることで、いろいろな調理に使うことができます。順序よく捌いていくことで、簡単に三枚卸を作ることができます。

皮を引き骨を取り除く

三枚に卸した後のイサキの捌き方は、次に腹骨を取っていきます。腹骨に包丁を斜めにあてるようにして薄くすきとります。

尾ひれからなるべく寝かせるように包丁を入れて、皮を反対側の手で引きながら皮をすきとります。途中で皮がちぎれないように気を付けましょう。イサキは骨が固いので、ピンセットなどで剥くか、切り落とすようにして骨を取り除きましょう。

柵を切ってお刺身の完成

イサキを刺身にする際にの柵を作る際の捌き方として、身を背中側とお腹側に分け、中骨がある部分は取るようにします。骨は完全に取り除き、柵を刺身に切る場合は、皮をすいた身をそぎ切りにしましょう。

また、皮を活かした刺身を作る場合には、皮はすかずに柵を作りましょう。イサキには皮を残したまま調理する料理もたくさんあります。
 

イサキの皮を活かした焼き切りと皮霜造り

イサキは脂がのっています。イサキの脂ののった皮を活かして、焼き切り皮霜造りを作ることができます。

焼き切りの作り方としては、三枚卸しにしたイサキをバーナーを使って皮の部分を一気に焼き、氷水につけて冷ましてから、氷水から揚げて腹骨を取り、刺身を作っていきます。

皮霜造りの作り方は、三枚に卸したイサキの身にキッチンペーパーをかぶせてから熱湯をかけて皮に火を入れ、すぐに氷水に入れて冷まし、水気を取ってから、刺身として切ったらお造りの出来上がりです。

どちらも、イサキの脂がのったところを美味しく味わうことができるお造りの作り方になりおすすめの食べ方になります。

イサキの刺身以外の食べ方

イサキの刺身以外の食べ方とはどのような食べ方があるのでしょうか?イサキの刺身以外でのおすすめの食べ方について塩焼きやムニエル、煮魚など詳しく紹介します。

塩焼き

塩焼き

イサキの刺身以外の食べ方として、おすすめの1つが塩焼きになります。塩焼きは、イサキに岩塩や天日塩などを振ってから焼きます。焼きあがったイサキは、レモンやしょう油などをかけて食べることをおすすめします。イサキは白身で淡白なので、クセがなく美味しく塩焼きにおすすめの魚になります。

塩焼きにするイサキは捌く必要もありません。イサキに切り込みを入れてから、塩を振り焼くだけの簡単な料理方法になり、丸ごと食べることができるので、栄養もしっかり摂ることができます。

煮付け

イサキの刺身以外の食べ方として、おすすめの1つがイサキの煮付けになります。塩焼き同様、イサキを捌くことなく、内臓だけを取り除くだけで、イサキを丸ごと調理に使うことができます。

しょうがを使うことで、イサキの生臭さも取ることができ、さらに美味しく食べることができます。皮も身も煮つけにすることでやわらかく食べやすくなるのも特徴です。イサキを丸ごと食べることができる料理の1つでもあるので、栄養も丸ごと摂ることができます。

ムニエル

イサキの刺身以外の食べ方として、おすすめの1つがイサキのムニエルになります。イサキの美味しい脂とバターの組み合わせてさらに美味しく、フライパン1つで作ることができるおしゃれメニューにもなります。

塩焼きや刺身、煮付けなど和食として使われることが多いイサキですが、ムニエルにすることで洋食としても楽しむことができます。

天ぷら

天ぷら

イサキの刺身以外の食べ方として、おすすめの1つが天ぷらになります。イサキを天ぷらにして揚げることで、イサキの身がふっくらとして美味しく仕上がります。天つゆにつけて食べるよりも、塩をかけて食べるのがおすすめの食べ方になります。

天ぷらにする際には、尾も一緒に揚げると良いでしょう。尾には固い骨もありますので、食べるときは骨に注意しながら食べましょう。尾を揚げるとお菓子のようにカリカリとした天ぷらに仕上がり、お酒のつまみなどにもおすすめになります。

カルパッチョ

イサキのカルパッチョ

イサキの刺身以外の食べ方として、おすすめの1つがカルパッチョになります。刺身で食べても美味しいイサキですが、オードブルでもよく活用されるカルパッチョとして美味しく食べることができます。

オリーブオイルや塩、レモンや酢だちなどをかけて食べることで、さっぱりとして、パーティーメニューにもおすすめの一品になります。カルパチョにイサキを使う場合には、皮を残してもきれいに仕上がります。もし脂ののった時期のイサキを使う場合にはカルパッチョにする前に皮を炙ってから使うのもおすすめです。

なめろう

イサキの刺身以外の食べ方として、おすすめの食べ方の1つは、なめろうになります。なめろうは薬味がたっぷり入っていて、梅や味噌を使ってお好みで味を付けて食べる物になります。

ご飯になめろうをのせて食べても美味しく食が進む一品で、イサキを使った料理のおすすめの食べ方になります。また、ご飯がなくても、お酒のつまみにもなる料理でもあります。

しゃぶしゃぶ

イサキの刺身以外の食べ方として、おすすめの食べ方の1つは、しゃぶしゃぶになります。特に冬に漁獲されるイサキでしゃぶしゃぶにすると、脂がのっていて美味しく食べることができます。

イサキを皮をつけたまましゃぶしゃぶする食べ方がおすすめです。刺身にする切り方よりも、しゃぶしゃぶにする場合には切り身を厚めにして、皮の方をしゃぶしゃぶします。おろしポン酢などを付けて食べるととても美味しい料理になります。

唐揚げ

イサキの刺身以外の食べ方として、おすすめの食べ方の1つに唐揚げがあります。唐揚げは、三枚に卸したイサキを使い、骨などは取り除いてから調理します。

骨などを取り除いたイサキに、ショウガやにんにく、しょう油などで味を付け、片栗粉を付けて、皮のまま揚げる料理方法になり、身だけでなく、頭や尾も一緒に揚げることで、カリカリとお菓子のようになります。

もみじおろしにポン酢しょうゆと言ったさっぱりとした付けつゆにつけて食べるとさらに美味しく食べることができます。イサキは骨が固いので、頭や尾を食べるときには骨には注意しながら食べるようにしましょう。

イサキの刺身の栄養価と健康効果

イサキの栄養価と健康効果とはどのような物になるのでしょうか?イサキに含まれる栄養価や健康効果について詳しく紹介します。

DHAやEPAなどの脂肪酸が多く含まれる

生活習慣病予防

イサキの栄養価と健康効果の1つにDHAやEPAなどの脂肪酸を多く含んでいることがあげられます。旬の時期のイサキには脂がのっていることが多く、その脂にはDHAやEPAを多く含んでいます。

DHAやEPAには血液をサラサラにする効果があることで、生活習慣病の予防にも役立つと言われています。その他にも、DHAには脳を活性化させる作用があると言われています。

良質なたんぱく質が摂れる

健康な人

イサキの栄養価と健康効果の1つに良質なたんぱく質を摂ることができることがあげられます。イサキは白身魚と言うこともあり、低カロリーで高たんぱくでもあります。

イサキに含まれる良質なたんぱくは、人間の身体を作る原料となる最も重要な成分となります。人間の身体の筋肉の元になったり、臓器や爪、髪の毛など体のすべての健康を維持するのももっとも必要な成分になります。

バランスのよいビタミンやミネラルが摂れる

骨の健康な人

イサキの栄養価と健康効果の1つにバランスの良いビタミンやミネラルを摂ることができることがあげられます。イサキのなかでも特にたくさん含まれているビタミンが、ビタミンDになります。ビタミンDには、日光に当たることでカルシウムの吸収力を高める効果があります。

ミネラル成分の1つカルシウムは、骨の形成や歯の強化には欠かせないとっても重要な成分となります。カルシウムはその他にも疲労回復や利尿作用、高血圧の予防にも役立ちます。

イサキが含むビタミンにはその他に、疲労回復効果のあるビタミンB1、皮膚や粘膜の機能を維持してくれる効果のあるビタミンB2、脳の神経を正常に働かせるのに役立つナイアシンビタミンB6も含まれています。

イサキの刺身を堪能しよう!

イサキの刺身

イサキの美味しい刺身の食べ方や捌き方などについて紹介しました。イサキには刺身以外にも、塩焼きや煮つけ、ムニエルなどいろいろな食べ方があります。どの食べ方でも美味しく食べることができます。

また。旬の時期のイサキには脂がのっていて、栄養価も高く、さらに美味しく食べることができます。ぜひ、イサキを食べる際には旬の時期のイサキを手に入れ、調理して食べるようにしましょう。

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