ミントの種類一覧!品種ごとの特徴やおすすめの使い方10選
ミントにはいろいろな種類がありますが、見分け方を知っていますか?ミントにはいろいろな種類、品種がありますが、品種それぞれに特徴の違いがありますのでそれを知れば見分け方の参考になるかと思います。今回の記事では、スペアミントやペパーミントなどをはじめとしたミントの種類や、使い方、香りの特徴などについて紹介していきます。使い方なども紹介しますので身近なハーブ、ミントの効能などについて調べていきましょう。
目次
ミントにはどんな種類がある?
スッキリとした清涼感が魅力となっているミントは、ペパーミントやスペアミントがおなじみのものとなっていますが、実は他にもいろいろな種類があるという事を知っていますか?今回の記事では、いろいろな種類があるハーブの違いや見分け方、使い方について紹介していきます。
また、香りの特徴や、効能などについても紹介していきますので、品種による違いなどを是非チェックしてみて下さい。たくさんの種類、品種があるミントについて順番にチェックしていきましょう。
ミントの種類一覧と品種ごとの特徴
それでは、早速ミントの種類一覧と、品種ごとの特徴について見ていきましょう。たくさんある中の一部を紹介しますので、是非チェックしてみて下さい。
スペアミント
最初に紹介するのは、スペアミントです。スペアミントは最も歴史のあるミントといわれており、ペパーミントに比べると柔らかな香りを楽しむことが出来ます。葉には葉脈が多く、柔らかな葉のイメージになっています。
ペパーミント
ペパーミントは、スペアミントとウオーターミントとは交配して生まれたミントとなっているのだそうです。清涼感の強いミントとなっており、花粉症や、防虫などといった効能が期待されます。
和種ハッカ
和種ハッカというのは、その名の通り原産地が日本となっているハッカの事です。西洋のイメージが強いハッカですが、日本が原産地となっているハッカも数種類があります。ほかの見出しにていくつかの和種ハッカの特徴を紹介していきますので、そちらを是非チェックしてみて下さい。
アップルミント
最近、スペアミント、ペパーミントという種類に続いてアップルミントという種類のミントを見かけるという方も多いかと思います。アップルミントはアップルは林檎とミントというわけではなく、アップルミントというミントに品種の事です。
アップルミントは、ふわっとした毛が生えていることから、別名ウーリーミントとも呼ばれているミントです。和名はマルバハッカといい、丸い形のっぱが特徴になっています。リンゴのように甘い香りが特徴です。
パイナップルミント
出典: https://tenki.jp
パイナップルミントは、アップルミントの交雑種であるといわれています。見た目が特徴的なミントとなっており、白色っぽい斑が入っているというのが特徴です。名前の通り、パイナップルのような香りを楽しむことが出来、ハーブティーなどがおすすめとなっています。
ペニーロイヤルミント
続いて紹介するのは、ペニーロイヤルミントです。こちらはペパーミントよりも、更に清涼感の強い香りを楽しむことができるミントになっています。発祥地のヨーロッパでは、ノミや虫よけなどに役立てられていたそうです。他のミントと違い毒性がありますので、絶対に食べないようにしましょう。
ニホンハッカ
ニホンハッカは、名前からもわかる通り日本が原産地のミントです。ジャパニーズペパーミントやワシュハッカと呼ばれており、葉の淵はギザギザとしたものになっています。ハッカ油などを抽出し、たばこや生活用品などの荒涼として使用されているのだそうです。
ウォーターミント
水薄荷や沼薄荷という名前があるのが、ウォーターミントです。沼地や湿地などに生えていることから、沼薄荷と呼ばれているようです。こちらのウォーターミントとスペアミントから生まれたのがペパーミントであるといわれています。サラダ、香辛料に使用されることが多い品種なのだそうです。
ヒメハッカ
北海道が原産地となっているのが、こちらのヒメハッカです。スペアミントに比べて柔らかい香りが特徴となっており、葉は卵のように丸い形となっています。絶滅危惧種にも指定されているミントとなっています。
ボウルズミント
アップルミントとスペアミントとの交配種となっているのが、こちらのボウルズミントです。甘くて、清涼感のある香りがしますので、ハーブティーにおすすめのミントです。ミントの中でも特に大きく育つミントの品種になっています。
カーリーミント
カーリーミントという品種は、スペアミントの変種になっています。和名はちりめん薄荷という名前になっており、他のミントとは違い、カールした独特の印象のビジュアルが特徴的です。名前の通り縮れた葉が特徴的な見た目になっている品種となっています。
ミントのおすすめの使い方10選
それでは、ここからはミントのおすすめの使い方を見ていきましょう。さわやかな香りと清涼感が魅力となっているミントには、様々な使い方が出来ますのでぜひ使い方をチェックしてみて下さい。
ハーブティー
まず最初におすすめするミントの使い方は、ハーブティーです。ハーブの使い方としては、一番メジャーなものではないでしょうか?ミント独特の爽やかな香りや清涼感を楽しむことができるミントティーは、特に暑い夏におすすめしたいおすすめドリンクになっています。
家庭菜園などをしている方なら、紅茶などに摘んできたミントを入れるだけで、手軽に美味しいハーブティーを楽しむことができるでしょう。カップに残ったミントを食べても美味しいので、おすすめの楽しみ方となっています。
モヒート
続いて紹介するミントの使い方は、モヒートです。モヒートも爽やかな香り、そして清涼感を楽しむことができるお酒として、日本でも人気があるカクテルとなっています。モヒートは、ラムベースのカクテルになっており、ライムとスペアミントを加えるというレシピになっています。
シンプルなレシピのモヒートは、自分でも簡単に作ることが出来ますので暑い夏などには、氷もいれて是非爽やかな香りのモヒートを楽しんでみて下さい。
ミントのミネラルウォーター
続いて紹介するのは、アルコールを飲めない方でも楽しむことができるミントの使い方です。ミントのミネラルウォーターは、ミントの香りをシンプルに楽しむことができる使い方となっています。
ミントの爽やかさを楽しむことが出来、ただ美味しいドリンクとしてもおすすめしたいのですが、ミントのミネラルウォーターには整腸作用や、美肌効果、咳止め効果などミントン期待できる効能も同じように期待することが出来るものになっています。
お風呂に入れて入浴剤にする
ミントの使い方は飲むだけではありません。お風呂にミントをそのまま入れれば、入浴剤として楽しむことが出来ます。さわやかな香りを楽しむことができるミントは、お湯に入れればアロマの香りを楽しむことが出来ます。
楽しみ方も簡単で、摘んできたミントをお風呂のお湯の中に入れるだけとなっています。ミントに含まれているメントールの効能により、お風呂から上がった際の汗を引かせてくれるという効果もあります。バスソルトなどと一緒に楽しむのもおすすめです。
虫よけ
また、ハーブであるミントは、虫よけとしても使用することが出来ます。自然の植物であるミントを虫よけに使用すれば、薬品を使用したくないという場合にでも虫よけを行うことが出来ます。
玄関の近くにミントを置いておくだけで虫よけ効果が期待できるのだそうです。小さいお子さんなどがいる家庭にもおすすめの虫よけ方法です。
エスニック料理に活用
爽やかな香りが魅力のミントは、エスニック料理としても活用できます。エスニック料理というと日本で楽しむ料理とは違う、独特の風味が人気となっていますが、そんなエスニック料理にミントを使用して、料理に活用してみてはいかがでしょうか?
デザートに添える
また、ミントはデザートに添えるという使い方も楽しむことが出来ます。プリンやゼリーの上に添えられているミントを見た事があるという方も多いのではないでしょうか?最近では、生クリームなどと一緒にパンケーキに添えたりもされています。
甘いスイーツに爽やかな香りと清涼感というアクセントを加えることが出来ますので、デザートのトッピングとしても是非活用してみて下さい。
おにぎりの具材にする
また、意外な使い方としてはおにぎりの具材にするという使い方もあります。一見おにぎりにミントなんて美味しいの?と疑問に思ってしまう組み合わせですが、ご飯の甘さとミントの爽やかさが、以外にもマッチして美味しいようなのです。おにぎりが冷めてしまっても美味しいおにぎりとしてお勧めしたいおにぎりになっています。
ミントミルク
続いて紹介するのは、ミントミルクです。その名の取り、牛乳とミルクとを合わせたという意外性のある組み合わせを楽しむことが出来ます。こちらもミルクの甘さとミントのすっきり感とを同時に楽しむことができるドリンクとなっており、意外でありながらも美味しい組み合わせを楽しむことが出来ます。
ミントバター
最後に紹介するミントの使い方は、ミントバターです。こちらも一見不思議な組み合わせとなっているのですが、他のハーブをバターに混ぜたという使い方もありますので、こちらも一度ぜひ試してみて下さい。
出来上がったミントバターの使い方は、カナッペや、クラッカーに乗せて楽しむのがおすすめです。マカロンなどにはさんで楽しむのもおすすめです。
スペアミントとペパーミントの違い
続いては、スペアミントとペパーミントの違いについて見ていきましょう。身近なミントであるスペアミントとペパーミントですが、どのような特徴があるのか、見分け方についてもチェックしてみましょう。
スペアミント
まずは、スペアミントの特徴から見ていきましょう。スペアミントは、ハーブの中でも最も歴史があるミントであるといわれています。由来は、葉が槍(スペア)のように見えるからだそうです。ペパーミントに比べ、穏やかな刺激の香りとなっているのでドリンクやお菓子に良く使用されています。
ペパーミント
ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交雑種であるといわれています。ペパーミントは約半分がメントールとなっていますので、強い清涼感が特徴です。ガムなどでもおなじみのように、すっきり感を楽しみたいという場合に活用されるミントになっています。
見分け方
ペパーミントとスペアミントの見分け方は、それほど難しいものではありません。スペアミントは、名前のとおり葉の先が槍のようにとがっているのが特徴です。また、葉脈が薄く、柔らかな印象を受けます。
一方、ペパーミントの見た目はすっとした綺麗な形になっており、葉脈もしっかりとなっているのが特徴です。柔らかなスペアミントに比べ、すっきりとした見た目になっているので見分け方は難しくはないでしょう。
その他ミントの違いと見分け方
ミントにはかなり多くの種類があり、ペパーミントとスペアミントの他にもいろいろな種類のものがあります。その他ミントの違い、そして見分け方についても見ていきましょう。
香り
最初に見分け方は、香りです。スッとした香りが魅力的なミントですが、そんなミントでも香りに違いがあります。例えば、アップルミントというミントではその名の通り林檎のような甘い香りを楽しむことが出来ます。あらかじめ香りを調べておくことで、ミントを見分ける材料にできるでしょう。
見た目
続いての見分け方は、やはり見た目です。スペアミントとペパーミントの形は、違いはあってもベースはよく似たものとなっていたのですが、実は全く見た目の違うものもあります。白い斑点の入ったものや、ちりめんのように変わった見た目になったものもありますので、特徴をチェックしてみましょう。
効能
多くの種類があるミントは効能も多くのものがあります。虫よけに使用されたり、マタタビのように猫を陶酔させる効果があったりと、効果効能は様々です。強壮、鎮痛作用などの効能も期待できるそうなのでチェックしてみましょう。
日本産のミント
洋風のイメージも強いミントですが、日本産のミントというものもあります。どのような特徴を持っているのか紹介していきます。
ヒメハッカ
まずは、ヒメハッカを紹介します。ヒメハッカは北海道が原産地になっています。スペアミントよりもさらに柔らかい香りとなっているのが特徴です。絶滅危惧種にも指定されている、希少な種類のミントでもあります。
ニホンハッカ
続いて紹介するのは、ニホンハッカです。別名、ジャパニーズハッカやワシュハッカ、ジャパニーズペパーミントとも呼ばれているミントになっています。使い方は、主にハッカ油を抽出し、飴などに使用されるのだそうです。
ミントは種類ごとの特徴に合わせた使い方をしよう!
いかがでしたでしょうか?ミントはいろいろな種類や品種が特徴がありますが、それぞれの品種ごとに違った特徴や効能があります。種類ごとに香りや見た目もそれぞれ違ったものになっていますので、見分け方もチェックしてみて下さい。それぞれの特徴に合った使いかたをして、いろいろなミントを楽しんてみて下さい。