2019年02月18日公開
2024年09月04日更新
ミントリキュールのおすすめ8選と人気カクテル5選!意外な組み合わせも
ミントリキュールとはミントの爽やかな香りと味が人気なお酒です。カクテルとしても人気でモヒートを作ることも可能です。こちらではミントリキュールの選び方から度数の違いなども紹介しおすすめのミントリキュールを書いています。ミントリキュールには多くの種類があり、爽やかさが特に強いものから甘さが強いものまで様々です。大切なのは自分の用途に合わせてミントリキュールを選ぶことです。
目次
ミントリキュールの選び方
ミントリキュールの選び方のポイントはまずは何に使うかということです。ミントリキュールはカクテルレシピとして人気なのはもちろんですが、お菓子作りでも多用されます。ミントリキュールはリキュールの中でも香り高いのが特徴なのと爽やかな風味は他のリキュールとは違ったカクテルやお菓子を作れるからです。ただし、アルコール度数や味には個性があるので自分にあったミントリキュールを選ぶのがおすすめです。
アルコール度数
ミントリキュールのアルコール度数はかなり幅広く、アルコール度数が低めの15度くらいから、アルコール度数が高めの35度くらいまであります。カクテルに使うのであればアルコール度数が高めのほうがミントリキュールを楽しめますが、お菓子などに使うのであればアルコール度数は低いほうが隠し味としても効果的です。作るカクテルによってはアルコール度数は低いけど香りが豊かなミントリキュールが選ばれます。
用途に合った色
ミントリキュールの特徴は色にもあります。本来のミントリキュールは緑ですが用途にあわせて透明なミントリキュールも存在します。緑のミントリキュールの透明度もメーカーによって見た目に差があるのも特徴です。選び方としてはカクテルなら鮮やかな緑を、お菓子なら見た目に影響しない透明なミントリキュールを選ぶといった感じです。カクテルの種類によって緑の濃さを調節する選び方が一般的です。
甘さ
ミントリキュールは本来ならスーっとする感じの味わいのリキュールですが、甘めが強めのミントリキュールも存在します。特にクレームドと名前のつくリキュールはミントリキュールに限らず甘めの味わいが人気です。女性に人気の甘めのカクテルにはクレームドの名前がついたリキュールがよく使われています。ミントリキュールの選び方は甘みの強さも一つの基準になります。
ミントリキュールの選び方としては甘味が強いと様々な応用がききます。食後酒として口臭改善のために飲まれるときも多くデザート感覚でいただけます。そのため選び方としては、食前に飲むときはミントの香りが強いもので、食後酒としては甘味の強いミントリキュールを選ぶのが人気です。ミントリキュールの便利なところは食前酒として口をさっぱりさせたり、デザート感覚で食後酒としても活躍することです。
内容量
出典: https://04510.jp
ミントリキュールは割とメジャーなリキュールのため、小さな容量のタイプも販売されています。普通のリキュールだと500~1000mlくらいの容量が多いですが、ミントリキュールのようにお菓子作りにも使うタイプのリキュールは100~180mlの使いきれる容量のタイプも販売されています。ミントリキュールの特徴は豊かな風味にもあるので、長期保存すると香りが減るので使いきれる容量を選ぶのがおすすめです。
ミントリキュールのおすすめ【定番編】
ミントリキュールの選び方としては主にアルコール度数や色、風味などを参考にします。普段からミントリキュールを飲むために使うのか、お菓子作りなどの風味づけに使うのかが選び方のポイントとなります。さらにミントリキュールをソーダで割るのかカクテルとして使用するのかでも選び方が変わってきます。その中でも人気のある定番のミントリキュールのおすすめを紹介します。
少しパンチのある「メーカーズマークミントジュレップ」
ケンタッキーダービーで飲まれており世界でも認知度の高いミントリキュールがメーカーズマークのミントジュレップです。バーボンがベースになっているリキュールなのでアルコール度数は33度と高めですが、ソーダ割りするだけで美味しく飲めるミントリキュールです。普段からお酒をよく飲む人からは定番のミントリキュールの一つで、1000mlと大容量なのでパーティーなどでも大活躍します。
甘みがお菓子にあう「ドーバー クレームドミント グリーン」
お菓子作りに使うミントリキュールの定番といえばドーバーのクレームドミントグリーンです。クレームドの名前がついているミントリキュールは甘みが強いのが特徴で、甘いお菓子を作りたいときに重宝します。アルコール度数が25度と高いので子供向けのお菓子には使えませんが、隠し味にミントの風味を効かせたいときには大活躍します。さらにミントリキュールの風味が失われる前に使いきれる100mlのサイズです。
ケンタッキーダービーの定番「アーリータイムス ミントジュレップ」
アーリータイムズのミントジュレップもケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクになっています。こちらはウィスキーがベースになっているのでバーボンがベースのミントリキュールとはまた違った風味です。ミントジュレップはウィスキーの有名なカクテルの名前で、ウィスキーに砂糖とソーダを入れてミントの葉を浮かべます。それをミントリキュールに仕上げたものなので人気と知名度ともに高いです。
定番の商品がリニューアルした「ペパーミント ジェット31」
手軽に飲めるミントリキュールがペパーミントジェット31です。強めの度数ですが爽やかな味にすっきりな後味が人気でソーダ割りにするのが一般的です。世界中で一番飲まれているペパーミントジェット27の新しいバージョンですがミントの風味はそのままにボトルが新しくデザインされています。ペパーミントジェット27のアルコール度数が21度なので少しアルコール度数が高くなった24度です。
世界中で一番飲まれている「バカルディ ペパーミント ジェット27」
世界で一番親しまれているのが、バカルディのペパーミントジェット27です。程よい甘みと風味で世界中で人気です。アルコール度数が27度で700mlというちょうどいい内容量が使い勝手がよくミントリキュールを愛する人たちに人気です。原材料となるミントは様々な国のミントが使われており7種類の個性豊かなミントが使われているので他のミントリキュールよりミントの風味を味わえるのでおすすめです。
ミントリキュールのおすすめ【こだわり編】
ミントには花粉症などのアレルギーを抑えるミントポリフェノールやルテオリン、ロズマリン酸と呼ばれる成分が含まれます。こだわりのミントリキュールにはこういったミント本来の栄養も多分に含まれます。さらにミント特有の香りであるメントールには安眠やリラックス効果に加えて口臭予防もあるので食後酒としてもおすすめです。海外では肉や魚料理の後にミントティーを飲んだりミントリキュールを飲むのが一般的です。
薬剤師が作った「ジファール マント・パスティーユ」
ミントリキュールの老舗ブランドであるジファール社が作ったミントリキュールがマントパスティーユです。もともとは薬剤師がミントの爽やかな香りが自律神経を整える効能に目をつけて作ったのが始まりで、とにかく原料にこだわっています。ミント以外のバニラやジンジャー、バナナなどにもこだわり糖分も控えめで健康にもこだわっています。カクテルにも向いていて外国では食後酒として親しまれています。
ミントには健胃作用も期待できるので、食べ過ぎや飲みすぎのあとに仕上げとして飲むのも人気です。さらにミントにはうつ症状の改善効果もあるので質の良いミントの濃度の高いマントパスティーユは食後酒として人気です。ミント自体は薬効の高さも知られているので、昔から薬としても重宝されていました。マントパスティーユが作られたのもミントの薬効を存分に取り入れるために作られたお酒です。
プロフェッショナル向けに作られた「アルザス ミント」
最も本来のミントの風味を味わえるのがアルザスミントです。プロフェッショナル向けに作られた香りの強さが自慢のミントリキュールです。フランス産の香りの強いペパーミントにこだわって自然の状態に近い香りを実現したミントリキュールです。特に本格的なカクテルを作りたい人におすすめのミントリキュールで、アルコール度数が低いこともあって女性にも飲みやすいミントリキュールです。
ミントの香りに含まれるメントールにイライラを鎮めてリラックスさせる効果が高いので、香りの強いアルザスミントは特にリラックスしたいときに人気です。アルザスミントはアルコール度数は高くないものの香りの強さはカクテルにしても失われないのでミントリキュールを使ったカクテルが好きな人から支持されています。世界中でミントリキュールを使ったカクテルには最も使われています。
ミント好きにおすすめな度数高めの「バーディネー クレームドミント グリーン」
ミント好きの人から特に人気が高いミントリキュールがバーディネー社のクレームドミントグリーンです。25度のアルコール度数はソーダ割りにぴったりで、強めの香りと濃いグリーンはソーダで割ってもかなり濃厚です。そのため、カクテルでなくミントリキュールそのものを楽しみたい人から人気です。ミントリキュールの特徴である鮮やかなグリーンもかなり濃いので見た目の美しさも特徴です。
ミントリキュールはお菓子作りからカクテルと幅広く使われますが、ソーダ割りにしてミント特有のメントールの香りを楽しみたい人にはクレームドミントグリーンが一押しです。こだわりのミントリキュールの中でも特にミントの香りが強いので食事とあわせるというより、リラックスタイムの一杯や午後のゆっくりとした時間を過ごすときなどにおすすめです。
ミントリキュールの人気カクテル5選!
ミントリキュールを使ったカクテルは鮮やかなグリーンが特徴なものが多いですが、透明なミントリキュールを使ったカクテルもあります。基本的には鮮やかなグリーンを活かしたカクテルが多くミントの香りを楽しめるものが人気です。バーでも自宅でもミントリキュールを使ったカクテルでほっと一息をつきたい人から人気のカクテル5選を紹介します。
バブリーな時代を思い起こさせる「青い珊瑚礁」
松田聖子さんの歌でも有名な名前のカクテルが青い珊瑚礁です。ジンとミントリキュールを2:1の割合で混ぜるので、歌とは違って強めのカクテルです。ですが、バーなどのメニューとしては鉄板のカクテルの一つで見た目の美しさから男女ともに人気のカクテルです。バブルの時代にはアルコール度数が強めのカクテルが人気で男女ともに見た目にもきれいでアルコール度数が強い青い珊瑚礁を好んで飲んでいました。
チョコミント好きに大人の味の「グラスホッパー」
出典: https://belcy.jp
ミントリキュールとカカオリキュールに生クリームを同量ずつ加えたカクテルがグラスホッパーです。味のイメージとしてはチョコミントです。生クリームのクリーミーさとカカオリキュールの風味でチョコを食べているような感じなので女性から特に人気です。バーなどでは男性から女性を誘うときにもよく使われるカクテルです。ミントの花言葉が燃え上がる恋やかけがえのない時間なので、女性を口説く時にも使われます。
爽快感が癖になる「スティンガー」
ブランデーとホワイトペパーミントリキュールを3:1の割合でシェイクしたのがスティンガーです。ブランデーとのカクテルなのでかなりアルコール度数は強めです。バーなどでは一般的に飲まれていますが、お酒に弱い人にはおすすめではありません。ですが、少し強めのアルコール度数でミントリキュールの風味を存分に楽しみたいときにはおすすめです。見た目の美しさを楽しみながらゆっくりと飲むときに人気です。
見た目の美しさも癖になる「ミントビア」
グリーンのペパーミントリキュールにビールを注いだだけのカクテルがミントビアです。お手軽なカクテルですが、見た目の美しさと爽やかなフレーバーが夏に人気のカクテルです。最近ではビールを使ったカクテルも人気でパナシェやレッドアイなども人気ですが、ミントリキュールで作ったミントビアはビールが苦手な女性にもおすすめのビールカクテルです。甘めのカクテルなので食前酒としてもおすすめです。
ミントリキュールの人気カクテルと意外な組み合わせ
ミントリキュールに馴染みのない人も多いと思いますが、海外では普段の生活にミントを多用しています。お酒が飲めない人はミントシロップやミントティーを楽しみますが、お酒が飲める人にはミントリキュールを使った意外なカクテルも人気です。牛乳などとあわせればミントの安眠効果をさらに高めます。ミントの香りであるメントールが自律神経を整えて牛乳のアミノ酸が安眠ホルモンの原料になります。
ミントリキュールと牛乳が合う
日本では馴染みが薄いですが、ミントリキュールと牛乳はよくあいます。子供やお酒が飲めない人はミントシロップを牛乳で割って飲みますが、ミントリキュールを牛乳で割るのもおすすめです。海外ではミントミルクの名前で親しまれておりミルクティーやチャイにミントの葉を浮かべるのも一般的です。ミントリキュールとミルクのカクテルを寝る前に飲む人も多く質の高い睡眠が得られます。
ミントの代わりにミントリキュールでモヒート
モヒートと言えば夏に人気のスッキリとしたカクテルです。本来の作り方はラムにライムと砂糖を入れてソーダで割ってミントの葉を浮かべます。このモヒートをミントリキュールなら簡単に作れます。ミントリキュールはすでに甘いのでソーダで割って、ライムを絞れば完成です。ミントは家庭菜園でも簡単に作れるので、自家栽培のミントを作って自宅でモヒートを作るのも人気です。
お菓子作りにも大活躍
ミントリキュールはお菓子作りにも大活躍します。ミントを使ったお菓子と言えばチョコミントが有名ですが、スコーンやクッキーに入れるのも人気です。ミントの爽やかな風味がお菓子の甘さとよくあいます。チョコミントが好きな人は甘味とミントのベストマッチを気に入ることは間違いありません。チョコミントのアイスは好き嫌いも分かれますが、軽くミントを効かせたスコーンやクッキーは割と人気です。
ミントリキュールで色々なカクテルを作ろう!
ミントを使ったカクテルはかなりの数があります。ですが、ミントの風味をより楽しもうと思えばミントリキュールを使ったカクテルもおすすめです。ミントリキュールは人気のリキュールなので各社ともに個性のあるミントリキュールを出しています。選び方としては風味や甘み、色、アルコール度数を参考にして自分の作りたいカクテルに相性がぴったりのミントリキュールを選ぶのがおすすめです。