海苔は低カロリー・低糖質!ダイエットに効果的な栄養と食べ方を紹介!
海苔は栄養成分が豊富で低カロリー・低糖質、ダイエット中にもおすすめの食品です。海苔には焼き海苔や味付け海苔、韓国海苔など様々な種類がありますが、種類によってカロリーの違いや塩分の違いがあるのを知っていますか?今回は海苔に含まれる豊富な栄養成分やその効果、種類別カロリーの違い、1日の摂取量など、海苔について詳しく紹介します。食べ方に注意点もありますので、その注意点に気を付けて海苔をダイエットや健康管理に役立てて下さい。
海苔のカロリーと糖質
「海苔」は食物繊維やビタミン、ミネラルなどをたっぷり含む栄養成分豊富な食品です。低カロリーで低糖質な海苔は、ダイエット中や健康管理にもおすすめの食品です。現代人には不足しているカルシウムも含まれ、疲労回復効果や免疫力を高めてくれるスーパー食材でもあるのです。
今回は海苔の豊富や栄養成分を始め、食べ方や注意点、味付け海苔や韓国海苔のカロリーなど、海苔のカロリーと栄養について詳しく紹介します。ダイエット中の方は特に参考にして下さい。
海苔のカロリー
海苔とは、食用とする海藻を紙状に乾燥させた食品のことです。海藻から製造されるので、もちろん低カロリー・低糖質な食品でもあります。基本的な海苔のカロリーは、巻き寿司やおにぎりなどに使う焼き海苔1枚(3g)で約6kcalなので、かなりの低カロリーだということが言えます。
とてもカロリーが低いので、ダイエット中の方でもカロリーを気にせず食べることが出来ます。栄養成分も豊富なので、ダイエット中に積極的に摂取して欲しい食品でもあるのです。
味付け海苔のカロリー
海苔と言えば、スーパーなどでは「焼き海苔」や「味付け海苔」が売られていますが、この2種類の海苔の違いを知っていますか?基本的にどちらも板状に加工された「乾海苔」から出来ているのですが、製造過程に違いがあります。
基本の乾海苔を高温で焼いたものが「焼き海苔」で、「味付け海苔」は焼く過程で醤油や砂糖で味付けが施されています。調味料のカロリーが加わるので、焼き海苔より味付け海苔の方が高カロリーになると思いがちですが、わずかな調味料が加わるだけなので、実はほとんどカロリーは変わらないのです。カロリーは変わらないですが、塩分は少し変わってくるので頭に入れておきましょう。
韓国海苔のカロリー
香ばしく日本でも大人気の韓国海苔ですが、日本の海苔と比べると韓国海苔は一食分当たり12kcalと、カロリーが高いのが特徴です。理由はごま油を塗ってパリッと焼き上げているものが多いので、油を使っている分カロリーは高くなってしまいます。海苔を食べ過ぎることは少ないかもしれませんが、ダイエット中の方は韓国海苔よりカロリーが低い焼き海苔や味付け海苔がおすすめです。
海苔の糖質
海苔は低カロリーなうえに低糖質な食品でもあるので、ダイエット中でも気にすることなく食べることが出来ます。海苔には水溶性食物繊維が豊富に含まれているので、便秘で悩む女性にもおすすめです。さらにビタミンやミネラルなどの栄養成分も含まれるので、むしろダイエットには特におすすめの食品と言えます。
海苔の栄養成分とダイエット効果
低カロリーで低糖質、けれど豊富な栄養が含まれる海苔は、ダイエット中に積極的に摂取したい成分です。ここでは海苔の栄養成分について詳しく紹介します。
食物繊維による便秘解消やダイエット効果
海苔は海藻から製造されるので、食物繊維がとても豊富に含まれています。食物繊維は腸内環境を改善してくれる効果があるので、便秘で悩む方は積極的に摂取しましょう。便秘は身体の中に不要なものが溜まっている状態なので、便秘が解消されるだけで体重が2~3キロ変わることもあるのです。ダイエット中の方は、体重を落とすことよりまず便秘を解消させることを意識して下さい。
良質なタンパク質が豊富
海苔の40%はタンパク質で出来ており、これは大豆より多い含有量に当たります。タンパク質は身体をつくるためには欠かせない栄養素ですので、ダイエット中の方はもちろん、トレーニング中の方にもおすすめの成分です。海苔は高タンパク・低カロリー・低糖質な、栄養価の高い食品なのです。
骨や歯の健康に欠かせないカルシウム
海苔には、現代人に不足しがちなカルシウムなどのミネラルが豊富です。なんと、海苔2枚で卵1/2個分と同量のカルシウムが含まれているのです。骨を強くしてくれるカルシウムは骨粗しょう症の予防にもなりますし、イライラを解消する効果も期待出来ます。
貧血に効果的な鉄分やミネラル
海苔には鉄分も豊富に含まれています。特に女性は貧血になりやすいので、鉄分などのミネラルは積極的に摂る必要があります。貧血になると身体の冷え、動機や息切れ、集中力が続かない、疲れが取れにくいなどの悪症状が出ます。貧血を改善する1番の近道はやはり日々の「食事」です。海苔の栄養をしっかり摂取して貧血を防ぎましょう。
免疫を高めるビタミンA
ビタミンAは、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、免疫力をアップさせる効果があります。免疫力が高いと風邪やインフルエンザにかかりにくくなります。海苔は体調管理に欠かせない成分が豊富な健康食品なのです。ビタミンAは子供からお年寄りまで欠かせない成分と言えます。
疲労回復効果のビタミンB1
海苔約3枚でなんと、成人女性が1日に必要なビタミンB1、ビタミンB2が摂れるのです。ビタミンB1、ビタミンB2は糖質を効率よくエネルギーに変換してくれるので、食欲がない時や疲れやすい時に摂ると疲労回復に役立ちます。海苔を食べる習慣があまりなく最近疲れやすさが気になる方は、いつもの食事に海苔パックを加えてみてはいかがでしょう?
海苔のダイエットに効果的な食べ方と注意点
豊富な栄養成分とカロリーの低さでダイエットにも健康管理にもおすすめの海苔ですが、食べ方に注意点があります。ここで注意点をはじめ、気を付けるべき点を紹介します。
海苔の1日の摂取量は?
海苔は1日2枚(19cm×21cm)食べれば十分な栄養が摂れると言われています。味付け海苔などのパックは、1パック約3gですので、1日1パック食べる習慣を身につけましょう。塩分などを考えると1番おすすめなのは「焼き海苔」ですが、苦手な方はカロリーがほぼ変わらない味付け海苔でもさほど問題ありません。
間食の代わりに食べる
今ダイエッターたちで話題となっている海苔の食べ方は、「間食に海苔を食べる」という食べ方です。ダイエット中はカロリーや糖質など、食事も気にする必要があるので、栄養バランスの優れた低カロリーの海苔は間食代わりにもピッタリです。味付け海苔でしたらそのまま食べても十分美味しいので、手軽に食べれる間食にはもってこいの食品なのです。
ゆっくり食べると満足感が増す
海苔の食べ方として、特にダイエット中の方や間食として海苔を摂取したい方におすすめなのは、「ゆっくり食べる」ということです。手軽に食べれる海苔を、あえてゆっくり食すと満足感が増します。海苔自体は低カロリーですが、うまみ成分が豊富で食欲を増す食品でもあるので、ゆっくりを意識しなければ逆に暴食に繋がってしまいます。
海苔はカロリーが低いから大丈夫と思っても、他の食事を食べ過ぎてしまってはカロリー過多になってしまい、ダイエットの意味がありません。ダイエット中の方は特に『ゆっくり食べる』ことを意識しましょう。
塩分の取りすぎに注意
海苔の食べ方での1番の注意点が「塩分の取りすぎ」です。味付け海苔、韓国海苔は通常の焼き海苔より塩分が高く、特に韓国海苔は塩分・油分共に多いのが特徴です。カロリーが低くて美味しいからと言って、食べ過ぎてしまうと塩分過多に繋がるので注意しましょう。ダイエットや健康管理には、カロリーや糖質だけでなく塩分も意識する必要があるのです。
アレンジするとカロリーが高くなりがち
海苔の食べ方でもう一つの注意点として挙げられるのは、アレンジによる高カロリー料理になりやすいということです。特に味付け海苔や韓国海苔はそのまま食べても美味しいので、逆に食欲を増進させてしまって、結果食べ過ぎてカロリー過多になってしまったという失敗談をよく耳にします。
食べ方を意識し「食べ過ぎ」による塩分過多などには注意しましょう。カロリーばかりに気をとられてはいけませんが、ダイエット目的の方は常にカロリーを意識しておく必要があります。上手にカロリーコントロールして海苔をダイエットに役立てましょう。
下痢になる場合も
カロリーや糖質が低いからと言って、海苔ばかりを偏って食べるのも問題です。海苔には豊富な食物繊維が含まれますが、水溶性食物繊維のため食べ過ぎてしまうと逆に下痢を引き起こす可能性があるのです。カロリーも低くダイエットにもおすすめの海苔ですが、必要以上の摂取は控えるべきと言えます。
海苔は低カロリーでダイエットにおすすめ!
海苔は栄養価が高く低カロリー・低糖質でダイエット中にもおすすめの食品ですが、様々な注意点などもあることがお分かり頂けたと思います。食べるとお腹の中で膨らむので満足感があり、様々な健康効果も期待出来ます。海苔を日々の食卓に取り入れ、健康的な生活を送る役に立てて下さい。