ナガノパープルとは?特徴・味・旬の時期から食べ方まで紹介!

秋が旬の定番フルーツで、今人気のブドウの品種・ナガノパープルを紹介します。大粒で食べ応えのあるブドウ・ナガノパープルは種がなく、皮まで美味しく食べることができます。長野で収穫されるナガノパープルの特徴や値段、おすすめの選び方や食べ方などを徹底解説します!テレビでも紹介されて大人気のナガノパープルをぶどう好きの方も、フルーツ全般が好きな方も是非味わってみてください。

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目次

  1. 1ナガノパープルとは?特徴や味について
  2. 2ナガノパープルの選び方と食べ方
  3. 3ナガノパープルの値段と購入場所
  4. 4ナガノパープルを食べてみよう!

ナガノパープルとは?特徴や味について

皆さんの好きな秋が旬のフルーツはなんですか?味覚の秋には沢山のフルーツが収穫されますが、好きなフルーツとして名前が上がることが多いのがブドウです。今回はその中でも、国内産の人気の品種・ナガノパープルを紹介します!「マツコの知らない世界」でも紹介されたナガノパープルは一体どんなフルーツなのか、大解剖していきます。

ナガノパープルは長野県のオリジナル品種

ナガノパープルは、その名の通り長野県で収穫されるフルーツです。巨峰とリザマートという品種を交配させて作られた黒ブドウで、2004年に品種登録された新しいフルーツです。今はまだ長野でしか栽培・収穫が許可されていないので、ナガノパープルは全て長野県産です。

地元では「ナガノパープルの歌」も作られるほど、長野県内で愛される存在のナガノパープルは、寒い時期に剪定作業を行ったり、実がついてきたころに摘粒作業をして形を整えたり、収穫作業前に一房ごとに袋掛けを行ったりと作業に手間暇かけて栽培されています。

ナガノパープルは種がなく皮も食べられるのが特徴

ナガノパープルの一番の特徴は、種がなく皮まで食べられることです。ナガノパープルは黒系のブドウの皮まで食べられる品種の代表格ともいえる品種で、皮にはポリフェノールの一種・レスベラトロールがたっぷりと入っています。お肌のターンオーバーにも効果があると言われています。

ナガノパープルを1房食べると赤ワイン一本分のレスベラトロールが摂れるともいわれているので、お肌のシミ・しわ予防やメタボリックシンドローム防止にも効果が期待されます。収穫から1週間は皮も美味しく食べられます。収穫から時間が経ったものは皮の触感が強くなるので、皮が苦手な方は剥いて食べることも出来ます。

ナガノパープルの旬

ナガノパープルの旬は9月中旬から下旬にかけてです。大粒のブドウの仲間の巨峰やピオーネなどの品種は夏場から出回るイメージですが、ナガノパープルはほかの品種が出回った後に店頭に並び始めます。

収穫は9月上旬から10月下旬にかけてです。いち早くナガノパープルを味わいたい方は9月上旬の旬の始まりの時期からブドウ狩りを行っている長野県内の農園に行ってもぎたてを味わうのもおすすめです。ナガノパープルの旬で収穫の行われている時期は開催しています。

ナガノパープルの産地

ナガノパープルの栽培に力を入れているナガノパープルが生まれた町・長野県須坂市をはじめ、上高井郡小布施町や高山村などでも栽培されています。特に須坂市周辺は雨が少なく、1日の気温の高低差が大きいのでブドウ栽培に適した気候です。また、土壌の水はけもよく果実栽培に適しています。

ナガノパープルの栽培・収穫はとても手間暇がかかり繊細といわれています。ブドウ栽培が盛んな長野県で培ってきたブドウ栽培の技術が、ナガノパープルの産地に根付いているので安定した品質を保っています。

ナガノパープルの味の特徴

ナガノパープルの味の特徴は、巨峰に負けない糖度を誇っているので甘く、そこに皮の渋みが加わるので爽やかな甘さです。香りはピオーネと比べるとほんのり優しい香りで上品な風味です。果肉もほぐれやすくて味・食感・風味のバランスの取れた黒ブドウです。

一粒あたりが大粒なので、しっかりとした食べ応えがありますが、飽きない爽やかな味でたくさん食べられるナガノパープルはぜひ新鮮なうちに皮ごと食べることをお勧めします。

ナガノパープルの選び方と食べ方

ナガノパープルの特徴を紹介してきました。さっそく食べてみたくなった方のために、ナガノパープルの選び方やおすすめの食べ方を紹介していきます。ぜひ店頭で選ぶときやお家で味わう時の参考にしてください。

ナガノパープルの選び方

ナガノパープルをはじめ、美味しいブドウを見分ける上で重要なのは「ブルーム」と呼ばれる白い粉がついているかです。ブルームは果紛と言われていて、果実から水蒸気の蒸発を防ぐ役割があります。ブルームがまんべんなくついているものは新鮮なのでおすすめです。

ブルームを農薬を勘違いしてしまう方もいますが、ナガノパープルは無農薬で栽培している農家もあります。また、農薬使用の農家も収穫前の農薬をかける前に一房ごとに袋掛けをしているので、農薬が実にかかることはありません。

選ぶうえで見てほしいポイントの二つ目は、です。枝の色が緑で切り口が新しい物を選んでください。時間がたつと枝の色が変わってきます。また、枝が太めのものを選ぶのもおすすめです。茶色になってきている枝や時間が経って貧弱になってきている枝の物はおすすめは出来ません。

皮に張りがあって、実がびっしりついているものもおすすめです。実がぽろぽろを落ちているものがある場合、鮮度が落ちている証拠です。枝をもって少し振ってみて実が落ちないものはおすすめです。また、皮の色が濃い物を選ぶようにしてください。

ナガノパープルの食べ方

ナガノパープルの最大の特徴でもある種無しで皮ごと食べられるのを最大限に味わうおすすめの食べ方は、やはり流水で洗い、生食でそのまま食べることです。一粒が大きいので、お子さんが食べるときは、半分に切ってあげると食べやすいです。なるべく新鮮なうちに味わってください。

なるべく食べ頃を長く保つ方法は、一房ずつ袋に入れて野菜室で保存することです。房のまま保存しなくていいのなら一粒ごと枝から離して、密閉袋に入れて野菜室に保存してください。1粒ごとに分ける際、枝からもぎ取ると枝についていた部分が穴が開いて腐りやすくなるので、枝がついている部分は残してハサミなどで切り離してください。

また冷凍保存するのも長く味わえる食べ方です。枝から1粒ごと保存する方法と同じように冷凍庫にいれます。食べ方は、食べる分だけ取り出して水洗いして食べます。半解凍だとシャリシャリしたシャーベットのような食感が味わえます。完全に解凍した場合も、枝の付け根が蓋となって果汁を閉じ込めてくれるので美味しさはそのまま食べることが出来ます。

時間が経ってしまったナガノパープルは、皮ごとジュースやジャムにするのもおすすめの食べ方です。果実をそのまま入れたゼリーなども人気の食べ方です。ケーキなどのトッピングにも見た目も味もアクセントになっておすすめです。

ナガノパープルの値段と購入場所

ナガノパープルの美味しさを最大限に味わう情報を紹介しました。ここからは実際に店頭・産地直送などでナガノパープルを購入するため、一般的な値段や購入方法を紹介します。ぜひ実際にナガノパープルを手にいれて味わってください。

ナガノパープルの値段は?

ナガノパープルの値段は小ぶりのもので1房1000円前後、大きい物であれば1500円~2000円ほどです。同じ大粒のブドウである巨峰は1房500円ほどが平均的な値段なのでナガノパープルは少々高額なフルーツです。

今は栽培地が長野に限定されていることと栽培・収穫に手間暇がかかることがあり、ほかの品種より若干値段が高くなってしまいます。希少価値が高いので贈答品にもおすすめです。

ナガノパープルはどこで買える?

長野でしか栽培されていないナガノパープルは、いつでも売っているわけではありません。旬の時期の9月~10月になるとスーパーなどに並ぶ機会も増えますが、希少価値が高いのでほかの品種よりは見かける機会は少ないです。産地以外の方は通販で購入することをお勧めします。

ナガノパープルの生まれた町・長野県須坂市のふるさと納税の返礼品としても人気です。お得にナガノパープルを味わうことが出来るのでおすすめです。楽天などのふるさと納税の通販サイトでも注文できます。ただし、お届けはナガノパープルの収穫時期に限られますので注意してください。

最高レベルの旬のナガノパープルを食べたい方は「豊洲市場ドットコム」での購入もおすすめです。全国から選りすぐった最高級品が集まる豊洲市場で取り扱うナガノパープルは品質も高く、贈答品にもおすすめです。

旬の時期にはJAが提携している通販サイトなどでも購入が可能です。また、ハウス栽培している農家もあるので、時期を選ばず食べられることもあります。ハウス栽培のナガノパープルの販売店についてはJAながの須高営農センターに問い合わせてみてください。

ナガノパープルを食べてみよう!

いかがでしたか?長野県でしか栽培されていないナガノパープルは、ほかの品種より希少価値が高く、値段も高額ですが食べる価値ありの絶品フルーツです。ぜひ旬の時期に味わってみてください!

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