わんこそばの値段の相場を調査!料金設定や1杯の量なども紹介!

わんこそばといえば盛岡名物です。よくタレントがわんこそばの大食い対決などしていますよね?大量に食べるわんこそばの値段など気になりませんか?おわんに入っている一口大ほどのわんこそばを1杯1杯「ハイ、どっこい。じゃんじゃん」という掛け声を出しながら給仕さんが客のおわんにどんどんそばを入れていき、お客が食べ続け、満腹になるまでをれは続きます。さて、わんこそばは盛岡が発祥とも言われています。果たしてその値段設定はいかほどなのか?値段設定は高いのか安いのかなど調査していきます。

わんこそばの値段の相場を調査!料金設定や1杯の量なども紹介!のイメージ

目次

  1. 1わんこそばの値段の相場はどれくらい?
  2. 2わんこそばについて知っておこう
  3. 3わんこそばの値段について盛岡での相場を解説
  4. 4わんこそばの1杯の量はどれくらい?
  5. 5わんこそばをたくさん食べるコツはある?
  6. 6わんこそばの値段や1杯あたりの量を知っておこう!

わんこそばの値段の相場はどれくらい?

次から次へと給仕さんがそばをついでくれるわんこそばですが、わんこそばの、値段の相場はいくらぐらいになっているのでしょうか?盛岡には多くの、わんこそばの店があり、なかなか単品で出す店よりもコースで出している店が多いのが特徴です。新鮮な刺身とのセットになったわんこそばの御膳や、天ぷらなどと一緒になった御膳、漬物がセットになったわんこそばもあります。こういったコースは価格もバラバラです。

もちろん店によってわんこそばの値段もばらばらです。刺身などがついてくるわんこそばのコースも魅力的なのですが、せっかくわんこそばを味わいにきたのならわんこそば単体を楽しみたいと思う人も多いようです。そこで今回はわんこそばの相場や値段がいったいいくらになるのかや、値段設定、1杯1杯のわんこそばの値段など調査して、ご紹介します。大量に食べるわんこそばだからこそ値段設定、値段の相場が気になる所です。

Thumbわんこそばは男性・女性で平均何杯?100杯食べるコツも調査! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

わんこそばについて知っておこう

盛岡3大麺の一つであるわんこそば

盛岡は岩手県の県庁所在地です。そんな盛岡三大麺を知っていますか?それは「わんこそば」「冷麺」「じゃじゃ麺」の3つです。盛岡冷麺は北朝鮮から日本に移住してきた食道園の青木輝人氏が考案して盛岡に生まれました。盛岡のじゃじゃ麺は元の名前が炒めみそうどんと呼ばれているものだそうです。中国北東部麺を模倣して、白龍の高階貫勝氏が地道に屋台からスタートした麺になります。特製味噌が特徴です。

盛岡は近年中華麺の購入が全国にある県庁所在地の中でTOPになるなど麺が市民に根付いています。その三大麺の中でもわんこそばは岩手県の盛岡市のソウルフードといっても言いでしょう。わんこそばは岩手県盛岡の祖先から現代に伝わっている伝統工芸のような麺がわんこそばです。まさに伝統食文化と言えます。岩手県盛岡が発祥とされるわんこそばは1杯食べてはすぐお給仕さんが手際よく注いでくれるアトラクション性も人気です。

わんこそばとは?

わんこそばの「わんこ」とは「椀」という意味です。岩手県独特の方言で「☓☓☓っこ」というように名詞の語尾に「こ」をつけます。親しみのあるものなどにつける傾向があります。食し方としては給仕さんが椀にどんどんそばを投げ込んでくるのでひたすらそれを食べるだけです。これ以上食べられないと思ったら椀に蓋をしてください、それが終了の合図です。椀にちょっとでもそばが残っていたら駄目です。残さず食べて蓋をしましょう。

盛岡市内にはわんこそばを専門で出す店が数十件あり、人気のほどが伺えます。100人を超す大宴会になると全員分の麺を一度に茹でる大きな釜もないので難しいです。そこで必然的に少しずつ客全員に食べてもらうために小さな椀に小分けして出せるわんこそばが生まれました。「ハイ、どっこい。じゃんじゃん」と給仕さんのかけ声と共に1杯ずつ噛むというより飲み込むように、時には仲間と競争しながら食べるのがわんこそばです。

なお、大勢の人達が集まる客席などではいっぺんに多くの客に茹でたてのそばを出す事ができないため、ちょっとずつ椀にもって出すようになったのが始まりとも言われています。わんこそばの食し方としては給仕さんが椀に投げ込むそばを喉越しで味わうようにツルッと食べるだけです。

わんこそばの由来とは?

わんこそばは岩手県盛岡の伝統食文化であり名物です。その起源は諸説あります。盛岡南部地方の「そば振る舞い」がルーツの一つとも言われています。客人をもてなす心から生まれた食文化です。前述でも述べましたが大宴会になると温かいそばを例えば100人など大勢に温かいまま振る舞うなどできません。そんな大きな鍋が存在しなかったからです。そこで一口大の小分けにしたそばを出すようにしたのです。

宴会の席で大勢に人達に温かいそばを食べていただくというおもてなしの心からわんこそばという食文化は始まったと言えるでしょう。また、わんこそばには盛岡発祥説と花巻発祥説があります。遡る事400年前、南部利直という武将が花巻城に寄った時、そこで食事をとることになりました。殿様に庶民と同じ食事を出す事は失礼だと、海や山の幸と一緒に椀に一口だけそばを入れたものを出したところ好評だったそうです。

そして明治に入り、岩手県の花巻に蕎麦屋大畠家が民衆にもわんこそばを振る舞うようになり、「殿様のわんこそば」という事で人気を博し、昭和になると一般家庭の食卓にも出回るにようになりました。

さらに戦後になると斎藤そば屋が何か人気になるメニューはないかと試行錯誤しているところ大畠家のそばを知り、器、給仕、そばの作り方を勉強し、それを自分のメニューに取り入れ盛岡でわんこそばとして評判を呼び、やがて斎藤そば屋がわんこ屋になりわんこそばを商標登録したという説もあります。

わんこそばは平均何杯くらいたべられる?

岩手県で盛岡などに行くと、わんこそばを食べる機会があると思います。そこでよくわんこそば食い競争が仲間内でよくあります。テレビの企画とかでもみかけます。かけそば1杯分がわんこそば10杯から15杯だそうです。わんこそばが平均でどれくらい食べられているかですが、男女別に差異はありますが、だいたい大人なら50杯前後だそうです。

もちろんこれは店によって多少の違いもありますが、つまり普通のそばに換算すると1杯のかけそばを平均6~8人前の食べられる事になります。しかし、一人でそば屋に出かけてそばを三人前以上も食べる事はほとんどないとはずです。しかし不思議とわんこそばだと食べる事ができたりします。わんこそばが一口サイズで食べられる事に関係しているとも言われています。

わんこそばの値段について盛岡での相場を解説

コースやセットがあり値段設定にはばらつきがある

わんこそばには小鉢などがついてくるちょっと豪華なコースがあり、小鉢や天ぷら、お刺身などがついてくるコースやセットがあり料金にはばらつきがあります。多くの店舗では、わんこそばはそれ単品ではなく御膳とセットになっているわんこそばのケースが多々あります。こういう御膳は小鉢に漬物が入っていたり、刺身、天ぷらなどがついてきたりする場合があり、価格がセットの内容によって値段設定がまちまちなのが現状です。

これらコースやセットになっているわんこそばの値段設定は豪華なものになると3000円から4000円になるそうです。なかなか盛岡以外でわんこそばを食べられるお店はないのですが、神奈川県にわんこそばたち花という店があります。盛岡まで足が伸ばせないという方にはちょうど良いかもしれません。ちなみにこのお店で薬味や天ぷらなどがついているわんこそばが大人2750円という値段設定になっています。

わんこそば1杯の値段設定の相場は?

わんこそば10~15杯がかけそば1杯と言われています。かけそば1杯の値段相場は500円ほどと言われています。つまりわんこそば1杯の値段相場は30円から50円あたりという事です。この値段相場を1つの目安になります。

わんこそばだけを楽しみたいなら食べ放題がおすすめ

純粋にわんこそばだけを楽しみたい方にはわんこそばの食べ放題がおすすめです。わんこそば食べ放題の値段設定はだいたい2500円から3500円という値段設定が多いようです。どれくらい食べると元がとれるのか考えてみると3000円の値段設定だとしたら60杯食べれば十分元が取れた事になります。それにこれはあくまで大人の値段設定ですので子供の値段設定ですともっと安く値段設定してあったりします。

また、わんこそばの食べ放題は薬味「なめこおろし・まぐろ・白ごま・ねぎ・青しそ・のり・旬のもの」もついているので味変になり食欲を活性化させます。給仕さんの「ハイ、どっこい。じゃんじゃん」の掛け声でリズムカルにお椀へ温かいわんこそばが放り込まれ、純粋にわんこそばの味が堪能できます。ひたすらわんこそばの味を飽きるまで楽しめるのがわんこそばの食べ放題と言えます。わんこそばを堪能するならおすすめです。

体験だけなら10杯セットなどがおすすめ

わんこそばを食べてみたいが、自分がどれくらい食べられるか分からないという人も多いでしょう。そんな方には体験コースがおすすめです。1000円ほどの安い値段設定で提供している店があるようです。いきなり食べ放題コースに挑戦せず、まず10杯セット体験コースなどあるお店を選んでみてはどうでしょうか?例えば盛岡にある「やぶ屋フェザン店」ではわんこそば10杯コースが1050円の値段設定で楽しめます。

10杯はちょっと少ないという方には20杯コース(1575円)があり、わんこそばをガッツリじゃなく体験してみるには良いお店といえるかもしれません。実際わんこそばを食べてみてまだ物足りないと感じたならこのお店のケースですと、525円で10杯が追加できるようです。また給仕なしのタイプもお願いできます。給仕なしというのはお椀に給仕さんからそばをどんどん注がれるのではなく、自分のペースで食べる事ができるサービスです。

わんこそばの1杯の量はどれくらい?

わんこそば1杯あたりは何g?

もしわんこそばの大食いなどにチャレンジしてみたいと思っている人ならわんこそば1杯が何gほどあるのか気になるはずです。では、わんこそば1杯が何gになるかですが、10杯分がおよそかけそば1杯に相当する事からだいたいわんこそば1杯は15gだそうです。もちろん店によって一杯の量はまちまちですし、大会によっては1杯10gという事になっていいる場合もあります。なお、同じ店でもわんこそば1杯の量が違う時があるのです。

わんこそばがなぜ1杯1杯のgに差異が出るのかというと、わんこそばを茹でる時のイメージを思い浮かべていただけると分かると思います。数gのわんこそばをいちいち1杯1杯茹でているわけじゃありません。わんこそばを茹でる時は、店はかけそば1杯分を茹でるようにしているのです。

そしてかけそば1人前がわんこそば10~15杯になり、それをイメージしてお店側はわんこそばを小分けにします。機械じゃなく人間がやるので1杯の量がバラバラになるのはしたかありません。

お店によって多少の差がある!

他の項目でも述べましたが、わんこそば1杯の量は15g程度ですがあくまで平均です。もちろん店によって差異があります。それはわんこそばを作る時にかけそば1杯分を茹でてそれを小分けにするので、店のかけそばの量によっても変わるからです。かけそば1杯の量が多い店がわんこそばを提供するなら1杯の分量は多くなり、少ない店ならわんこそば1杯の分量も少なくなります。人間の手で小分けにするという点でも影響があります。

店によって給仕さんのそばを小分けにする分量も違ってくるのですから、もっといえば店内でも同じ給仕さんでない限り、違う分量でそばを小分けにしているわけで、店が違えばわんこそば1杯の分量に差異がでるのは当然でしょう。しかしこれは機械ではなく人の手で行われている、わんこそば1杯1杯丹精を込めて各店の給仕さんが客に接客してくれている証拠です。わんこそば1杯の分量が店によって違うのも個性の一つでしょう。

男性の平均杯数は?

大食いの男性で「わんこそばは100杯が平均だ!」という人もいるそうですが、実際男性は平均どのくらいのわんこそばを食べるのでしょうか?調査した結果ですと、男性は60杯から80杯が平均杯数という事だそうです。10杯のわんこそばがだいたい1杯のかけそばだとすると、男性は平均6杯から8杯ぐらい、100杯わんこそばを平均して食べられる男性がいるとするとかけそば10杯分は食べている事になります。

しかしかけそばにすると6~8杯なんてなかなか食べられないと思います。おそらく、小分けにされて出されるわんこそばがつるっと一口で食べやすいのと、リズミカルに食べられる、最初からたくさん食べてやるという気持ちで挑むのがわんこそばですのでそういう要因が重なって多くのわんこそばを食べられる結果となっているのでしょう。いくら男性でも平均してかけそばを6~8杯も食べるのは難儀です。

女性の平均杯数は?

前述で男性が食べるわんこそばの平均杯数を紹介しました。では女性のわんこそば平均杯数を紹介します。一般的に男性より食が細いとされる女性ですが、どのくらい平均だと食べられているのでしょうか?調査の結果女性は30杯から60杯が平均杯数だそうです。かけそば1杯に換算すると女性でも3杯から6杯は食べている計算になります。わんこそばとはいえ、女性がかけそば換算で多くて6杯も食べているという結果は衝撃です。

男性の平均杯数の項でも書きましたが、女性ならなおさらわんこそば30杯がかけそば3杯ぐらいに相当するのですから、かなりのそばを食べている事になります。給仕さんはかなり積極的に「まだ食べられる」と言った感じにどんどんお椀にお腹いっぱいでも注いでくるので、食が細い女性は早めに椀に蓋をする事をおすすめします。そうしないと給仕さんの積極的な接客でお腹がはち切れるぐらい食べるはめになってしまいます。

わんこそばの最高記録は500杯以上!

わんこそばは大食い・早食いの代表としてよく選ばれます。数が分かりやすいですし、大食いに適しているからかもしれません。現在日本でわんこそばの大会は大きく分けて2つあり、一つは花巻市の嘉司屋で「わんこ相撲冬場所」というものが開催され、それが後にわんこそば全日本大会という名前で50年以上の歴史を持つ大会になっています。ルールは制限時間5分、1杯あたり10g、判定は食べたそばの杯数で決められます。

記録保持者は不明ですが、記録:258杯いうのが最高記録のようです。毎年2月11日のわんこそばの日の日に開催されています。もう一つの大会は1986年からある岩手県盛岡市の全日本わんこそば選手権です。こちらは花巻市の大会が早食いに重きを置いているのなら、こちらの大会は大食いに重きをおいている感じです。制限時間も長くとんでもない記録が生まれています。

全日本わんこそば選手権のルールは制限時間15分(ルール変更により過去には時間無制限もあり)1杯あたり15g、判定:食べたそばの杯数で決めます。その中の歴代記録で無制限(上限60分)1996年に中嶋博文さんが559杯という500杯以上を超える記録を叩き出しています。なんとこの中嶋博文さんはニューヨークで有名なホットドッグの早く食い大会で3連覇を成し遂げた強者です。

そしてタレントのもえあずさんがわんこそばの大食いにチャレンジして700杯を達成したそうです。さらに2018年の10月28日に更新したブログによると上の動画でも紹介していますが、大阪の北新地にあるそば屋で800杯を完食し、さらに記録を更新したようです。ちょうど800杯を食べた2年前に700杯を食べたそうですから正式な大会ではないですが記録更新です。今度は900杯にチャレンジしたいそうです。

わんこそばのカロリーについても知っておこう!

わんこそばは大量に食べるだけあってカロリーが気になるところです。いったいどれくらいのカロリーがあるのでしょうか?調査したところ、1杯10gとして10キロカロリーあり、つまり、わんこそば100杯食べると1000カロリーになります。しかも噛まずに飲み込むように食べるので食べすぎてしまいがちなので、おそばはヘルシーだといってもかなりの高カロリーになりますので食べ過ぎには注意が必要です。

そばがヘルシー食だとしてもわんこそばは別です。食べやすさもあいまってどんどん食べてしまうので体重が気になっている女性などはどうしてもわんこそばが食べたければ、体験10杯コース、お膳とセットになっているコースなど食べ放題を選ばない方が無難です。食べ放題はお椀にそばを残す事はタブーとされていますし、給仕さんが明るい笑顔で鬼のようにどんどん椀にそばを注いでくるので、嫌でも食べすぎてしまうでしょう。

わんこそばをたくさん食べるコツはある?

麺つゆは飲まないようにする

給仕さんの掛け声と共に椀にどんどんそばを注いでくれるのがわんこそばですが、1杯でも多く食べたいなら汁は余った汁を入れる容器がありますのでそちらの方に1杯食べるごとに入れましょう。わんこそばは1杯が少ないので軽くいっぱい食べられると勘違いしがちですが、そばを注いでくれる給仕さんの目分量なので椀1杯にどうみても1杯以上注がれるケースもあり、汁も一緒に飲んでいたらたちまちお腹いっぱいになってしまいます。

テンポ良く早食いする

テンポ良く早食いするというのはどういう事かというと、ダイエットしている時によくガムを噛んで脳の満腹中枢を刺激してお腹いっぱいだと脳を騙す方法があります。逆を言えば、テンポよくあまり噛まずに早食いすれば脳はまだお腹が空いていると錯覚して満腹になりにくく、より多くのわんこそばが食べれるという事になります。わんこそばは咀嚼するというより飲み込むという感覚の方がより多く早食いできます。

飽きないように薬味で変化を付ける

どうしてもわんこそばを50杯ぐらい食べ続けていれば味に飽きてしまいます。そんな時は味変をしましょう。薬味を入れる事によって味変できます。味が変わるだけでも食べやすさが大きく変わります。または軽く漬物などをつまむ程度にしておくべきです。天ぷらやセットになった刺身などはお腹が余計に膨れてしまい肝心のわんこそばが入らなくなってしまうので手をつけないのがいいです。

わんこそばの値段や1杯あたりの量を知っておこう!

わんこそばの値段や相場、1杯が何gか?歴史など紹介してきました。わんこそばは大食いや早食いチャレンジとしてTV番組でも取り上げられる事が多い、今や一つのアトラクション的グルメの要素もあります。もちろん伝統食文化として岩手県の盛岡を中心に振る舞われている歴史ある食べ物です。今回紹介したわんこそばの値段などを目安にして盛岡やわんこそばのお店に行く機会があるならぜひ食べていただければ幸いです。

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