築地場外市場で食べ歩き!安くて美味しいグルメとお店の営業時間を紹介

築地市場というと魚市場のイメージが強いですが、野菜、くだもの、乾物、いろんなものを取り扱っています。築地の場外市場は一般の人もお買い物や食べ歩きできる築地市場の周りになるお買い物スポットです。築地市場で取り扱われているものを仕入れて、お得で新鮮なものを売っている魅力的な街です。美味しいものがないはずありません。そんなグルメな場所、築地場外市場の安くて美味しいものを食べ歩きに行きましょう。

築地場外市場で食べ歩き!安くて美味しいグルメとお店の営業時間を紹介のイメージ

目次

  1. 1築地場外市場ってどんなところ?
  2. 2築地場外市場で食べ歩きの注意点
  3. 3築地場外市場で食べ歩きグルメ:まぐろのみやこ
  4. 4築地場外市場で食べ歩きグルメ: 斉藤水産
  5. 5築地場外市場で食べ歩きグルメ:築地うなぎ食堂(にっしん太郎)
  6. 6築地場外市場で食べ歩きグルメ:鯨の登美粋
  7. 7築地場外市場で食べ歩きグルメ:まぐろや黒銀築地本店
  8. 8築地場外市場で食べ歩きグルメ:カキ小屋 築地食堂
  9. 9築地場外市場で食べ歩きグルメ:紀文 総本店
  10. 10築地場外市場で食べ歩きグルメ:味の浜藤 築地本店
  11. 11築地場外市場で食べ歩きグルメ:丸玉水産加工
  12. 12築地場外市場で食べ歩きグルメ:丸武 本店
  13. 13築地場外市場で食べ歩きグルメ:築地山長
  14. 14築地場外市場で食べ歩きグルメ:大定
  15. 15築地場外市場で食べ歩きグルメ:吉澤商店築地加工センター
  16. 16築地場外市場で食べ歩きグルメ:菅商店
  17. 17築地場外市場で食べ歩きグルメ:幸軒
  18. 18築地場外市場で食べ歩きグルメ:まる一浜田商店
  19. 19築地場外市場で食べ歩きグルメ:おにぎり
  20. 20築地場外市場で食べ歩きグルメ:パン
  21. 21築地場外市場で食べ歩きグルメデザート編
  22. 22まとめ:築地場外市場で美味しいグルメを食べよう!

築地場外市場ってどんなところ?

築地市場は一般の人は買い物することはできませんが、築地場外市場は築地市場の周りに広がっている買い物スポットで一般客向けに小売しています。売っているものは多岐にわたっています。海鮮類はもちろん、乾物やお惣菜、バランや使い捨てのお皿、立ち食いのお店、喫茶店、食にまつわるものがたくさん売られています。そんな中で安くて美味しいグルメのお店を紹介したいと思います。

築地の歴史

江戸時代、日本橋は江戸の街の商業の中心地でしたので、魚市場もそこにありました。その頃の築地は埋め立て工事の真っ最中で江戸の人口増加と明暦の大火のために新たな土地が必要でした。埋め立てが完了すると、水辺には河岸がもうけられて、築地あたりは魚介類の荷揚げをされました。

1884年に築地魚鳥市場として認可を受けたのが、築地市場の始まりですが、本格的な魚市場になったのは1923年の関東大震災で日本橋魚市場が全焼してしまってからです。1935年に築地市場はようやく開場しました。築地場外市場は築地市場会場とほぼ同時に自然発生的に出来上がりました。その後、第二次世界大戦で一時統制を受けていましたが戦後は賑わいを取り戻し、東京オリンピックなどで築地の様子も様変わりしました。

築地は都民の台所といわれ、世界最大の水産物流通量を誇るようになり、だんだんと手狭になってきました。そして1970年代には移転について話し合いが持たれるようになり、ついに今年の10月に豊洲に移転することになりました。

今後の築地

今年10月に築地市場は移転しますが、場外市場は移転せず、今の場所で営業します。豊洲と連携しながら、さらに買物がしやすい環境を整えるそうです。その1つが築地魚河岸という新施設です。ここは小売り店が約60軒が入居する生鮮市場です。イベントスペースやスタジオ、食堂もあります。築地市場の跡地については東京ドーム約5個分の土地が現れますが、使用方法については未定のようです。

マンションやオフィスビルになるのか、サッカー場やショッピングセンター、遊園地、はたまたカジノという話もあったりしますが、東京に現れる巨大さら地がどうなるのか、期待して待ちたいです。

築地場外市場で食べ歩きの注意点

築地にはたくさんの観光客が来ています。今や日本人のみならず外国人からも大人気の観光スポットとなっています。そして築地には美味しそうなものがたくさん売られています。買ったらすぐに食べたい、それが人間のサガではありますが、歩きながらものを食べる「歩き食べ」をすると歩道の渋滞を引き起こし、人にぶつかり、人の服が汚れたり、ケンカになったり、迷惑をかけてしまいますので、絶対にしないようにしてください。

「食べ歩き」とは、その街の色々なお店に行って、様々なグルメを楽しむことです。食べるときは迷惑にならないところに止まって食べましょう。マナーを守って、食べ歩きを楽しんでください。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:まぐろのみやこ

魚などの海鮮品を扱うお店なのですが、ここの人気の名物は「海鮮焼き」です。お刺身でも食べることができる新鮮な魚介類(まぐろ、ホタテ、ウニ、カニなど)を帆立貝の殻にたくさん入れ、店頭で浜焼きにしてくれます。最後はバーナーで焦げ目をつけて、香ばしく仕上げます。香ばしい匂いに誘われ、見た目に美味しそうで、築地らしいグルメです。1つ900円前後とお得です。営業時間は6:30~16:00で定休日は日曜・祝日です。

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築地場外市場で食べ歩きグルメ: 斉藤水産

ここも魚などの海鮮品を扱うお店ですが、生牡蠣を買うと殻を向いてくれるので、その場で食べることができます。大きな牡蠣がプリプリでクリーミー。贅沢に一口で食べてしまいましょう。口の中に広がる旨味がたまりません。他にもウニやお刺身もその場で食べさせてくれます。醤油やわさび、小皿も用意してくれています。

大きさによって値段は違いますが、300円くらいからあります。美味しいからパクパク食べれてしまい、予算オーバーしないように気をつけてください。営業時間は6:00~17:00で年中無休で営業しています。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:築地うなぎ食堂(にっしん太郎)

うなぎやさんですが、店頭ではうなぎの他、海老やいか、げそ、うな肝、貝類の串焼きや魚の照焼きなども売っています。店内ではうな丼とはじめ、ひつまぶしなどもカウンター席で手軽に食べることもできます。好きな海鮮串2本と生ビールで700円という嬉しいセットもあります。うな丼もリーズナブルで、なんと695円からあります。暑気払いに食べて精をつけたいです。

海鮮串のタレの香りが素通りさせてくれません。営業時間は6:00~15:00で定休日は日曜・祝日と不定休です。

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築地場外市場で食べ歩きグルメ:鯨の登美粋


築地場外市場で唯一の鯨専門店です。店頭で売られているのは、鯨のカツ200円や立田揚げ380円で、赤外線を使用したフライヤーで揚げているので、サクッとしていてヘルシーです。甘じょっぱいソースの味がしっかりしていて、クセもなく食べやすい味わいです。

鯨ステーキ400円は生でも食べられるくらいの新鮮な鯨肉をひと口サイズにカットし、串に刺してレアに焼いたものです。こちらは、塩と胡椒のシンプルな味付けで、鯨肉本来の味を楽しめるさっぱりとした一品です。店内は味のある築地らしい居酒屋風でカウンターやテーブル席もあり鯨料理が味わえます。営業時間は10:00〜14:00、18:00〜21:00で定休日は木曜日です。

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築地場外市場で食べ歩きグルメ:まぐろや黒銀築地本店

こちらのお店は本まぐろ専門店です。専門店ならではの、まぐろの希少部位の頬肉やカマトロなどを食べることができるお店です。ダントツの人気メニューは大トロの握りです。こんな美味しいまぐろは早々巡り会えません。厚めにカットされた大トロは、噛むと脂が溢れてきてジューシーです。さすが築地、一貫500円とワンコインで食べられるのも嬉しいです。

大トロ以外にも様々な部位の握りが食べられます。午後になると品切れの部位も増えるので、お好みの握りを食べたいのならす開店直後の朝7:00~9:00頃がおすすめです。営業時間は6:00~15:00で定休日は水曜と隔週日曜です。

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築地場外市場で食べ歩きグルメ:カキ小屋 築地食堂


ここは築地場外市場で唯一のカキ専門店です。牡蠣などの新鮮な貝類を売っている「カキ小屋」です。店頭には殻付きの牡蠣を缶に入れて、豪快に蒸し上げたり、網の上で帆立貝やハマグリなどを焼いてくれます。それらをその場で自ら剥いて食べます。もちろん生牡蠣も売っています。店内には飲食スペースもあります。営業時間は9:00~16:00、17:00~22:00ですが、日曜のみ夜の営業はありません。年中無休で営業してます。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:紀文 総本店


紀文といえばおでん種などの練り物の老舗ですが、総本店が築地場外市場にあります。場外のど真ん中にあり、築地では有名なスポットになっています。紀文総本店では、ここでしか食べることができない、揚げたての練り物を食べることができるのです。食べ歩きにぴったりな様々な種類の練り物が串に刺さった状態で売っています。あったかいできたての味、ぜひおすすめです。

一番人気はまぐろボール250円。まぐろが原料の練り物でまぐろの味わいがしっかり残ったフワフワの食感が美味しいです。美味しいそうな練り物がたくさん、セットになっているものもあって、これとビールがあれば最高です。営業時間は5:00~12:00で定休日は日曜、祝日、市場休です。

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築地場外市場で食べ歩きグルメ:味の浜藤 築地本店

大正14年創業の老舗の水産加工品を扱うお店です。店舗は全国各地にありますが、築地本店では漬け魚や干物、練りもの、揚げものなどを売っていて、イートインスペースでは焼き魚定食なども食べれます。食べ歩きには練りもの串やメンチカツなどを店頭で売っています。ここの名物はもろこし揚げ320円です。老舗の練りものに甘みの強いコーンがたっぷり入っています。本店では揚げたていただけます。

 

築地らしい揚げたてサクサクのマグロメンチ310円も大人気です。どちらもビールにぴったりです。営業時間は7:00~16:00で定休日は日曜、祝日、市場休です。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:丸玉水産加工

おでん用の練り物を扱うお店で、築地で商売をして70年以上の老舗です。青いコンテナの中に、常時10種類以上練り物を入れて販売しています。ここの一番人気の商品はいかたこ150円のさつま揚げです。小ぶりなさつま揚げが割り箸に2つ刺さっていて食べやすくなっています。柔らかい練り物独特の食感の中に、いかとたこの歯ごたえのある食感を感じます。紅生姜がしっかりときいているので、なにもつけずに美味しく食べられます。

また、タマネギの甘さが広がるえびとたまねぎ200円もおすすめです。揚げたてではありませんが、購入時に串焼き機で温め直してくれるので、熱々を食べられます。そのほかにも、おでん盛り合わせ500円も人気の商品です。様々なおでんの具が大小合わせて10個前後入っています。お土産にして夕飯に家でおでんを楽しむのもいいでしょう。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:丸武 本店

テリー伊藤氏の実家の玉子焼き専門店。築地の中もっとも有名な玉子焼き屋さんです。もともとは、お寿司屋さんに玉子焼きを卸していました。玉子焼きは契約農家から毎日届けられる新鮮な卵を使用し、添加物などは一切使っていないこだわりです。そのため、卵そのものの味が楽しめます。企業秘密の出汁もしっかりと効いていてふっくらジューシーな玉子焼きです。

熟練した職人さんが一つ一つ手焼きしており、その様子は店頭で見ることができます。食べ歩き専用の店舗もあり、ここでは100円でカットした玉子焼きを売っています。営業時間は平日は4:00~14:30、日曜は8:30~14:00(1月・8月休)ですが、玉子焼きは6:00からになります。定休日は祝日と市場休になります。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:築地山長

昭和24年に創業し、3代に渡り伝統の味を守り続けて来た人気の玉子焼き専門店です。店頭では、職人さんが玉子焼きを作っている様子が見られます。ここの食べ歩きグルメは焼きたてフワフワの串玉100円です。できたてなので熱々でたまりません。鰹節から取っただしが香る江戸前らしい玉子焼きです。その日の朝に届いた新鮮な卵を使っているので、深いコクと濃厚な味がします。

玉子焼きには普通の味の他に甘さ控えめ味もあり、さっぱりとした後味が特徴です。2つの味を食べ比べてみるのもいいかもしれません。6時から9時までは比較的空いているので狙い目です。お土産には、築地らしい蟹肉や海老、穴子など海鮮入りの玉子焼きもあります。大きな玉子焼きに高級食材入りで1000円以下とは、さすが築地です。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:大定

大正13年から築地にお店を構え、今年で94年になる老舗の玉子焼専門店です。築地で100年近く愛され続けている人気店です。ここのイチオシ商品はほか玉120円で、焼きあがった玉子焼きをすぐに切って提供してくれるので、できたてほっかほかです。1つずつ手焼きした玉子焼きは、フワフワの柔らかさです。老舗のお寿司屋さんにも卸しており、優しい甘さと卵のコク、出汁の香りが口いっぱいに広がるそんな玉子焼きです。

オリジナルレシピで製造しているたまごたっぷりプリンも人気商品です。 クリームを使用せず、卵をたっぷり使って仕上げたというしっかりとした食感の昔懐かしいプリンです。スプーンを付けてくれるので、その場でもすぐに食べられます。数量限定商品なので、見つけた際はお早めに買うことをおすすめします。

ほか玉の販売は朝6時からになります。販売直後から9時までは比較的空いているので並ばずに買えるかもしれません。営業時間は平日4:00~14:30、土曜日4:00~15:00で定休日は日曜・祝日・市場休になります。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:吉澤商店築地加工センター

こちらは東京食肉市場の仲卸店の肉屋さんです。上質な肉を多く扱っています。ここでは黒毛和牛を使ったお惣菜がお手頃価格で売られています。一番人気なのが、黒毛和牛コロッケです。厳選した黒毛和牛と国産のじゃがいもを使用したコロッケは、外はサックサクで中はふっくらジューシーで味付けは塩コショウのみなので、お肉のうま味をしっかり感じることができます。シンプルな味なので、ぺろっと食べることができます。
 

松坂牛を使ったメンチカツやコロッケ、ハムカツなどもあります。メンチカツ350円は口に頬張るとジュワッと肉汁があふれ、ソースなしでも十分な旨味です。営業時間は6:00~13:00で定休日は日曜、祝日と市場休になります。

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築地場外市場で食べ歩きグルメ:菅商店

築地に店を構えて70年の老舗で、熱々のシューマイや肉まんなどの本格点心が味わえる人気店です。!店頭には点心を蒸す蒸し器からいい香りが漂ってきて、ついつい立ち寄ってしまいます。餃子や焼売、肉まんなどが売られていますが、1つから買うことができます。一番人気は焼売で、黒豚焼売と鶏焼売です。お肉の甘さがしっかり感じられるので、何もつけずに食べるのがおすすめです。 

こだわり抜いた素材がぎっしり詰まっています。鶏焼売は、中に軟骨が入っていてコリコリとした食感が楽しめます。こちらはかなりさっぱりしています。甘みのある生地にお肉がぎっしり詰まったプチ肉まんも人気があります。黒豚焼売と鶏焼売、プチ肉まんを1つずつ買ってもなんと、280円という安さです。営業時間は6:00~15:00で定休日は日曜、祝日、市場休です。

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築地場外市場で食べ歩きグルメ:幸軒

ボリューム満点のしゅうまいが食べられるお店です。ここは築地でラーメンなどを提供する中華料理屋さんなのですが、その店のすぐ近くで名物のしゅうまいを販売する売店を出店しています。ここのしゅうまいの特徴は、とにかくビッグサイズです。小さめのげんこつくらいあって1個150円。大きめにカットしたお肉がぎっしりで皮に包まれているので、食べごたえ満点です。なにもつけなくてもお肉の味がしっかりとして美味しいです。

 

何かつける場合はおすすめはなんとソースです。 醤油とはひと味違ったしゅうまいになります。ソースにからしをたっぷりつけて食べてみてください。冷凍販売もしているので、お土産として持ち帰るのもいいです。営業時間は6:00~15:00で、年中無休で営業しています。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:まる一浜田商店

まる一浜田商店は玉子焼き屋さんですが、関内うにまんが人気です。竹炭パウダーを使った真っ黒な皮にうにのペースト餡が包まれています。ノーマルと極(きわみ)の2種類があって、ノーマルは、うにペーストに乾燥うにや魚肉よ鳥軟骨が入った餡入りの肉まんで、320円です。極は、うにのクリームソースに生うにが贅沢にトッピングされていて860円です。

今までの築地プライスとは違い、高級路線の商品です。極の方はうにがふんだんに使われていてまさにうにを食べている感じです。皮をうに餡につけながら食べるのがおすすめです。営業時間は5:00~12:00で、定休日は日曜、祝日、市場休です。

築地場外市場で食べ歩きグルメ:おにぎり

やの家塩むすび

築地で要注目のグルメがおにぎりです。築地で働く人のお腹を満たしてきたおにぎりは、具材の種類も豊富で観光客にもじわじわ人気が出てきています。このお店のおにぎりは、午後には売り切れが多数出るほどの人気ぶりです。一番人気は、店名にもなっている塩むすびで、具材がなくても十分旨味が感じられる甘みの強い上質な米を使い、塩にもこだわっています。

具入りのものも買って食べ比べると、断然塩むすびがおいしいそう。同じ魚沼産の米でも違う米を使っているとのことです。おにぎりは全品220円です。営業時間は6:00~14:00ですが、売り切れ次第終了です。定休日は日曜と水曜です。

おにぎり屋 丸豊

早朝から大行列ができる人気のおにぎり屋さんです。ここのおにぎりの特徴はとにかく大きいことです。ふんわりと優しく握っているので、ギッシリではなく、フワフワな食感で食べやすいです。アツアツの出来立てはもちろん、冷えても美味しいので持ち帰って食べても良しです。具は、鮭、昆布などのスタンダードなものはもちろん、新鮮な塩辛、あさり、焼さば、鮭ハラス、たこの炊き込みなど築地らしい具材も人気です。

 

その他にも、ビビンバ風やドライカレー、焼チーズなど変わり種もあり、常時40種類以上のおにぎりが店頭に並んでいます。一番のおすすめは「ばくだん」。半熟卵が丸ごと1個入っていて、噛むとトロトロの黄身が溢れます。ちょっぴり塩気がきいたご飯との相性は抜群です。また、おかかと揚げ玉、ネギが入った「たぬき」も人気商品です。ネギのシャキシャキ感と揚げ玉のサクサクとした食感と甘じょっぱい味つけがご飯に合います。

値段は1つだいたい180円から250円の間です。営業時間は5:00~15:00で定休日は日曜、市場休です。

塩むすびと漬物:秋山商店

築地で営業する漬物屋さんです。店の一角では毎朝おにぎりを販売しています。山形県くぬぎ平のおいしいお米を使って作る塩むすびです。毎日80個ほどしか作れないので売り切れ必次第終了です。塩むすび2個と漬物の漬物セットは300円です。漬物は全国のものを幅広く取り揃えており、珍しいものもあります。旬のものは季節感を感じさせてくれ、お土産にもいいです。営業時間は7:00~15:00で定休日は日曜、祝日、市場休です。

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築地場外市場で食べ歩きグルメ:パン

サンドイッチ:築地気まぐれ屋

築地で人気のサンドイッチ屋さんです。築地市場内で朝早くから働く人たちが手軽に食べられる朝食として愛されてきた店です。ミミのついた食パンで作るサンドイッチは、様々な具材がはさまれていてボリューム満点です。一枚の食パンを折りたたんで具材をサンドしているので、中身がこぼれにくく片手で気軽に食べることができます。見た目は家で作ってきたサンドイッチのようです。

一番人気は、チキンかつサンドで、分厚いチキンかつとキャベツが入ったサンドイッチです。値段は170円から130円とリーズナブルです。営業時間は5:00~10:00で、定休日は日曜、祝日と市場休です。

クロワッサン:パン工房ル・パン

こちらのお店は焼きたてパンの香りが漂い、昼時には行列ができて、売り切れの種類が出てしまう人気のパン屋さんです。人気ナンバーワンがあんこクロワッサン230円で、外側はサクッとしていますが、中はもっちりしています。生地が少し塩気を感じますが、それが中のあんこの甘さを引き立てています。パンの表面にはあんぱんらしくケシの実がたくさんまぶしてあり、香ばしくて食感も楽しいです。

 

クロワッサンは、この他にバター、チョコ、バニラ、アンズなど様々な種類があり、どれも人気があります。昼時は混雑しますが、閉店間際の14時頃はゆっくり選ぶことができるので、築地散策の終盤に訪れてお土産にするのもいいかもしれません。ただし、お目当のパンがある場合は早めに行かないと売り切れてしまうかもしれません。営業時間は9:00~14:30で定休日は日曜、祝日と市場休です。

あんぱん:築地木村家ペストリーショップ場外市場店

明治43年創業の老舗パン屋さんです。あの銀座木村屋の暖簾分けのお店です。店頭には多くのパンが所狭しと並び、気軽に話しかけてくれたり、試食させてくれるのもうれしいです。人気商品は、罌粟(けし)あんぱん200円です。これは創業当時からある、人気商品です。生地はビールのホップで発酵させています。餡は優しい甘みでトッピングの罌粟(けし)の実の香ばしさと絶妙なバランスです。

現在、罌粟あんぱん4種、栗あんぱん2種、はちみつりんごあんぱんの計7種が、定番のあんぱんとして店頭に並んでいます。それに加えて2~3ヶ月ごとに変わる季節のパンが、年間で15~20種発売されています。あんぱん以外では、初代が作った牛すじカレーパン250円も大人気です。築地らしいメニューとしてはサンドイッチのまぐろステーキサンドがあります。

店の奥にはイートインスペースもあるので、買ったパンを店で食べることもできます。コーヒーは無料で飲めるのも嬉しいです。大正、昭和の味シベリア(カステラに羊羹をはさんだもの)はカステラがふかふかで密かな人気商品です。営業時間は7:00~16:00で定休日は日曜、祝日と市場休です。

築地場外市場で食べ歩きグルメデザート編

だんご:茂助だんご

明治31年創業の甘味屋さんです。こちらのお店は、いろいろな種類の和菓子が売られています。原料の小豆、砂糖、米はどれも最高級の素材を使用しているというこだわりです。あんこは甘さ控えめで、香り高く深い味わいに仕上げており、後味はさっぱりしています。中でもこしあんは、なめらかで絶品です。イチオシ商品は、お店の名前にもなっている茂助だんご。粒あん、こしあん共に170円、醤油焼き160円の3種類があります。

 

お団子の餅は餅は柔らかくモチモチしています。国産のうるち米を使用し、自家製粉で作られています。大きさは小ぶりで、3つの味を食べ比べられる3種類のセットもあります。人気店なので、開店から3時間ほどで売り切れてしまうこともあるそうです。築地土産におすすめです。営業時間は7:00~15:00で定休日は日曜、祝日と市場休です。

たい焼き:さのきや

こんな築地らしいスイーツ、あるもんだと関心させられるのがこちらのお店のイチオシ商品のまぐろ焼きです。まぐろといっても本物のまぐろを焼いたものではなく、たいやきのまぐろ版です。北海道十勝産の小豆「豊祝」と鬼ザラ糖、塩のみで作られたこだわりのあんこが、サクサクの生地とマッチしています。種類は2つあってあんこたっぷりの本マグロ200円と、あんこの中にあんずが入った中トロ220円です。

中トロは、あんずの酸味がきいているので少しさっぱりしています。他にもまぐろ最中アイスも販売していて、これからの暑い季節には大人気です。まぐろ最中をその場で食べて、まぐろ焼きを築地土産にしてもいいかもしれません。営業時間は7:00~15:00で、定休日は日曜、祝日と市場休です。

大福:築地そらつき

もともとは珍味屋として創業したお店ですが、数年前から和菓子を販売するようになりました。ここのおすすめ商品は、築地市場で仕入れている大粒のいちごを使ったいちご大福です。最高級のもち米を使い、独自の製法で作った餅はもちもちで柔らかです。みずみずしい苺の甘酸っぱさと上品な甘さのあんこ、そしてなめらかなお餅の三位一体です。粒あん、こしあん、抹茶あん、カスタード、いちごあんの5種の味があり、1つ300円です。

また、数量限定の白いちご大福500円もおすすめです。築地市場で仕入れた、大粒で選りすぐりの白いちごを使用した特別な商品。一口食べると白いちごの香りがふわっと口の中に広がり、とても贅沢な気分になること間違いなしです。こちらは5月末までの季節限定商品になります。そのほか、ゆず、胡麻、完熟マンゴー、白桃ホイップなど全12種類の味が揃う築地大福も大人気です。

これらの商品はお昼過ぎには売り切れになることが多いので、10時までに行くことをおすすめします。営業時間は8:00~15:00で、年中無休で営業しています。

まとめ:築地場外市場で美味しいグルメを食べよう!

築地場外の食べ歩きグルメ、いかがでしたか?水産物のイメージのある築地でしたが、海鮮はもちろんそれ以外にも練り物などの水産加工品、メンチカツなどの肉加工品、寿司に必須の玉子焼きなどがありました。また、築地で働く人たちのお腹を満たしてきたであろうおにぎりやパン、昨今の築地人気でやってくる観光客のお土産物にもなる和菓子もありました。

それぞれに共通するものは、食べ歩きできるように片手で食べられるもので、築地で仕入れた新鮮なものを使っているもの、そして何より安いということです。いろいろなお店を巡れるように少量販売してくれているのも嬉しいです。築地でしか食べられないものも多くありましたし、築地グルメすごかったです。ビールに合うものも多かったので、ちょこちょこ買い込んで、ビールと共に食べれば最高です。

これからは花火などアウトドアイベントも盛りだくさんの季節にもなりますし、築地に寄ってから花火会場に行くのもいいかもしれません。店によっては日曜や市場休に合わせてお休みの時もありますので、行く時は調べてから行ってください。

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