肉が食べたいときの体調や心理とは?食べたくなる原因を調査!
みなさんは、ふとお肉が食べたいと思うことはありませんか?一度お肉が食べたいと思いだしたら、なかなかお肉が食べたい欲求が収まらないという経験をした方も少なくないでしょう。実は、お肉が食べたいときには食べたくなる原因や体調、心理的要因があります。今回はお肉が食べたいときの原因や体調、心理状態はどのようになっているのか、お肉が食べたいけどダイエット中の場合にはどのような食べ物がおすすめなのか紹介します。コンビニでも手軽に購入できるものもありますので最後までご覧ください。
目次
肉が食べたいと無性に思うことはある?
ふとお肉が無性に食べたくなることはありませんか?今回はお肉が食べたくなる原因を紹介していきます。お肉が食べたくなるときの体調や心理にはどのようなものがあるのか知っていきましょう。
肉が食べたいときは体調に原因が!
肉が食べたいと感じるときは鉄分が足りていない
お肉が食べたいと感じるときには鉄分が不足していることが原因でも挙げられます。お肉の赤身肉には鉄分が多く含まれています。私達現代人の中には慢性的な鉄分不足になっている方が多くいます。鉄分を積極的に取り入れている方は問題ないでしょう。ダイエットを意識してお肉料理を避けてしまっている方、体重が増えるのが嫌なので肉料理は食べないという方は鉄分を意識して摂取していないと鉄分不足になってしまいます。
お肉料理は美味しいですし、一度食べるとついつい食べすぎてしまいます。バランスを意識して食事をしていれば問題ないですが、美味しくて食べすぎてしまうので体重やダイエットを意識している方は避けている方もいるかもしれません。そういった食生活によってどんどんと鉄分不足に陥ってしまいます。
肉が食べたいと感じるときはたんぱく質を欲している
お肉が食べたいと感じる原因には、体がタンパク質を欲しているときでもあります。お肉には動物性のタンパク質が多く含まれています。タンパク質は、3大栄養素の一つでもあり、炭水化物と脂質と並ぶ大切な栄養素です。子供の時期にタンパク質が不足してしまうと発達が悪くなったりといった悪影響もあると言われています。それほどタンパク質は欠かすことのできない栄養素になります。
タンパク質は体を作る栄養成分でもあり、私達人類が現在まで発展してきた背景には肉食文化もありました。栄養を取るにはお肉を食べる、という認識は世界共通で持っているものになるので栄養を求めてお肉が食べたくなるということにもなります。タンパク質を効率的にとりたいのなら、鶏のささみの部分であったり、赤身の部分であるヒレ肉を食べるといいでしょう。
タンパク質の多い少ない、脂質が多いという違いはあるものの、牛肉・豚肉・鶏肉はどのようなお肉でもタンパク質を含んでいる栄養源です。鉄分不足の原因として女性は生理で鉄分が不足しているという原因があります。生理前後はホルモンのバランスも崩れてしまいちょっとしたことでもイライラします。生理中は大量の出血によって鉄分が不足している状態にもなっています。
生理前後は失った鉄分を回復させようとお肉が食べたくなるというのも原因です。生理が終わったあとならお肉を食べても太りにくいのでそのタイミングでお肉を食べて回復させるといいでしょう。
肉が食べたいと感じるときは疲れている
お肉が食べたいと感じるときの原因には疲れているからというのもあります。例えば、脳が疲れていて栄養不足になっているときにお肉が食べたいと感じる心理としては、脳がお肉を求めているということです。脳が栄養不足になっていると何も考えることができなくなります。脳は不足している栄養を求めますので、その欲求に従ってお肉が食べたいと思っている心理につながっていることもあります。
出典: http://umaai.net
無理な食事制限ダイエットは体に影響を与える
ダイエット中はお肉は悪と考えてお肉は食べないという方もいることでしょう。しかしお肉は悪いものではありません。お肉には人間の体に必要な栄養成分がたくさん含まれているのです。そのため無理な食事制限であったり、お肉を全く食べないなど極端なことをしてしまうと、反対にお肉が食べたいという欲求が増してしまいます。そしてお肉を少しでも食べてしまうと一気に食べてしまうという恐れもあります。
お肉から摂取することのできる大切な栄養素もあるということを知った上で、ダイエット中でもバランスのいい食事を心がけることが健康のためでもあります。無理にお肉はだめと決めつけてはいけません。
肉が食べたいと思うのは心理的原因もあった!
強いストレスによって肉が食べたいと思う
お肉が食べたいという原因には心理的な原因もあります。まず、強いストレスよってお肉が食べたいと思うこともあります。強いストレスがあるとお肉を食べてしまうと食べすぎてしまうことが多いです。ストレスが暴飲暴食につながってしまうように、食べるという行動はストレスを和らげる効果があるということは多くの方が知っていることでしょう。
食べるという行動にはストレスを和らげる効果があるのですが、ストレスがたまっている状態だと、副腎がストレスによって刺激され、副腎から出たコルチゾール・アドレナリンというホルモンによって食べすぎてしまうということが起こってしまいます。コルチゾールやアドレナリンには食欲を刺激する効果がありますので、食べすぎてしまうのです。
ストレスを抱え込みすぎるとこのホルモンは過剰に分泌されてしまいますので、どんどんと食べすぎてしまいます。食べたいときには食べるというのも悪くはないかもしれませんが、食べたい気持ちのまま食べすぎてしまうと確実に太ってしまいますので、ストレスの発散方法も見つけておくといいでしょう。
前に食べた肉料理を脳が思いだしている
美味しいお肉料理はたくさんあります。美味しいお肉料理を食べた後日に、ふとまた食べたいなと思うことはありませんか?それは以前食べた美味しいお肉料理を脳が思い出しているのです。食べたいなと思うのは急でテレビを見ていたり考え事をしているとふとお肉が食べたくなることがあります。このお肉が食べたいという心理は、ストレスがたまっていると食べたい欲求がさらに高まりおさえることができません。
肉の持つ依存性によって肉が食べたいと思う
お肉が食べたいという心理には、お肉が持っている依存性もあるようです。お肉自体に依存があるというよりも、お肉がもっている脂分に依存性があります。お肉が持っている脂分である油脂には脳を動かす報酬のようなものいなります。お肉を食べたときにでる油脂がドーパミンを出すことで、脳はお肉を食べたらもらえるいいものだと覚えこみます。
そして、お肉を食べていないにもかかわらず、お肉が焼けるジューといったいい音であったり、お肉が焼ける匂い、お肉を見ただけでドーパミンがでるようになります。ドーパミンは言わずとしれた脳の快楽物質です。お肉のいい匂いがしたり、ステーキや焼肉屋さんの近くでいい匂いがすると食べたくなってしまう心理は、この脳の仕組みにあります。
普段の生活からハムやウインナーといった加工品をよく食べるという方は、このお肉の脂肪に依存しているかもしれません。お肉の油脂は脳を働かせる原動力ともいえます。そのためダイエットでお肉料理を避けていると慢性的な栄養不足に脳は陥ってしまいます。お肉には何度も食べたくなるという依存性があります。お肉にはアナンダマイド、トリプトファンという成分があります。
アナンダマイドは脳を幸せにしてくれるような成分、トリプトファンは精神を落ち着かせるような効果があるとされています。そのためお肉が食べたいという心理には、お肉を食べることで強いストレスを和らげてくれる効果もあるので依存してしまうということにもなります。
エネルギーを補給したい気持ちが肉が食べたいと思わせる
お肉が食べたい心理として、エネルギーを補給したいという心理が、肉が食べたいと思わせていることもあります。例えばトレーニングやダイエットをしていると体力を使います。それと同時にストレスもある状態になっていまいます。トレーニングをしたあとに食べたいものを好きなだけ食べていてはせっかくのトレーニングも意味がありませんし反対に太ってしまうこともあります。
そのためダイエット中に食べるお肉は脂身が少ないお肉である、ささみや鶏の胸肉がいいでしょう。このようなお肉は脂肪分は少ないですが、タンパク質が多く含まれています。ダイエット中にはおすすめのお肉といえます。お肉にはエネルギーや活力をつけるといったイメージがありますので、お肉を食べてエネルギーを補給したいという心理が働き、お肉が食べたくなることがあります。
肉のもつイメージで肉が食べたいと思う
みなさんお肉にはどのようなイメージがありますか?お肉には食べれば元気になる、エネルギーがつく、お肉料理を食べると強くなるといったイメージがあります。肉食男子などと聞くと元気いっぱいでガッツに溢れて活力もあり、常に前向きに進んでいるというようなイメージがあります。対して草食男子などが特に活気もなく自己主張もあまりなくて地味というようなイメージを持たれます。
お肉がもつ強いイメージや活力がでるというようなイメージに憧れて、お肉を食べてお肉がもつイメージを見せたいという気持ちでお肉を食べる心理があることもあるようです。お肉料理は、料理の中では強いイメージがありますので、男性ではここぞというときにお肉料理を食べたくなる心理もあるかもしれません。
肉が食べたい気持ちは我慢しないで!
疲れが取れず集中力も低下する
お肉が食べたいという気持ちを我慢すると体調にも影響がでる場合があります。お肉が食べたいという気持ちを我慢して体調を崩してしまうのは嬉しいことではありません。お肉を食べないと体調にどのような影響があるのかというと、疲れがとれずに集中力が低下することが挙げられます。例えば牛肉には疲労回復効果が期待できるとされています。
朝起きられなかったり、夜眠れないと感じたり、なんとなく常に疲れているといった睡眠などにも関わっているセロトニンという物質があります。牛肉を食べることで起きられない眠れない、疲れといった問題を解決させることができる効果が期待されており、疲れてもすぐに疲れを回復させる効果があるということがわかっています。牛肉にはエネルギーの容量を増やすような働きがあるのです。
肉を食べることで気持ちが明るくなる
お肉を我慢すると体調にも変化がありますが、体調だけでなく気持ちの面でも体調と同じく見過ごせないことがあります。お肉を食べることは気持ちを明るくさせることでもあるのです。どういうことかというと、お肉には気持ちが明るくなる仕組みがあります。脳内のセロトニンという物質には嬉しい、楽しいといった明るい感情を活性化させてくれる物質です。鬱っぽい方にはこのホルモンが慢性的に少ない状態であるのが原因といわれています。
脳でセトロニンがつくられるには、トリプトファンが必要です。トリプトファンはセトロニンの元になる物質です。トリプトファンは多く含んでいる食品を摂取するといいのですが、トリプトファンを多く含むのが牛肉や豚肉です。牛肉や豚肉を食べることでトリプトファンが多く摂取してセロトニンをつくります。そして体調だけでなく気持ちも明るくしてくれるのです。
お肉を食べることは体調だけでなく気持ちの面でも大切ですので我慢することがいいことだとはいえません。美味しいお肉を食べて体調も気持ちも、ストレスも発散できるのならお肉を我慢する理由はないのではないでしょうか?
もちろん食べ過ぎがいいというわけではありませんので、適度にお肉も食べることが体調でも気持ちの面でも大切なのです。お肉が食べたいという気持ちや心理は脳からの信号ですので、体調や気持ちのためにも我慢せずに適量を守り食生活にとりいれることが大切です。
肉が食べたいときにダイエット中でもおすすめの食べ物
お肉が食べたいけどダイエットをしているという方でもおすすめの食べ物を見ていきましょう。コンビニでも手軽に手に入れるものもありますので、コンビニで手軽にお肉を食べたい気持ちを押さえる方法も見てみましょう。
ダイエット中でもおすすめなのは「厚揚げ」
ダイエットをしているけどお肉が食べたいという気持ちになったときに重宝できるのが厚揚げです。厚揚げの元になっているのは豆腐なのでヘルシーなのに食べごたえもあります。厚揚げは豆腐を揚げてありますので油脂もとれます。厚揚げ自体いろんな料理に使いやすいので、お肉が食べたいけどどうしても我慢したいというときにおすすめです。
お肉の変わりにいろんな料理に使える「車麩」
お麩にもいろんな種類がありますが、その中でも車麩は揚げても形が崩れずに食べごたえもほどよくあります。ダイエットをしているという方にもおすすめできます。車麩を揚げ物として天ぷらにしたり唐揚げにしたりという方も多くいます。揚げ物にすることで油脂をとることができますのでお肉の代わりにすることもできます。
手軽に気持ちを落ち着けるなら「ポテトチップス」
お肉を食べたいけどないというときにはコンビニでも手軽に手に入れることができるポテトチップスがおすすめです。お肉が食べたいというときには油脂を体が欲しがっているということでもあります。ポテトチップスには油脂を多く含むものがありますので、油脂を多く含んでいるポテトチップスだとお肉の代わりにすることができます。
ポテトチップスはコンビニでも手軽に購入することができますし、お肉を買えない金欠のときにでコンビニなどで手軽に買うことができますので、一度困ったときには試してみてください。
コンビニにもおすすめ商品がある
お肉が食べたいと思ったときにコンビニで手軽に購入できるものがあります。それはコンビニに売っているサラダチキンやビーフジャーキーです。コンビニで売っているサラダチキンは美味しいと人気になっているものもありますし、いろんな料理に使うことができるとレシピも多くあります。なによりコンビニで手軽に手に入れることができるのが嬉しいです。
コンビニで売っているものの中でも低カロリーで高タンパクな商品を探してみてください。コンビニで売っているサラダチキンなどを活用することで手軽にお肉を食べたい気持ちを落ち着かせることができるかもしれません。
肉が食べたいと思ったら体からの信号を受け止めてあげよう
今回はお肉が食べたくなる原因を紹介していきました。お肉を食べることは悪いことではありません。お肉が食べたいと思うのにも理由がありますので、お肉を食べることを我慢せずに適度に食生活にとりいれていきましょう。