安い肉が極旨ステーキになる焼き方とは!輸入品も美味しく柔らかく!
ステーキと言えば高い肉を使った美味しい料理というイメージが強いですが、安い肉でも焼き方次第で美味しく柔らかい極旨のステーキにする事が出来るんです。今回はお財布に優しい、安い肉でも簡単に極旨のステーキにする焼き方を紹介していきます。
目次
安い肉を美味しくするステーキの焼き方!
美味しいステーキと言えばお店で高いお金を出して食べるものというイメージが強いです。家で焼くにしてもさしがしっかり入った高い肉じゃないと美味しくステーキを焼くのは難しいと考えている人は多いと思います。
輸入牛のような安い肉を使うとどうしてもどうしてもゴムのような硬い食感になり、お店で味わうようなジューシーさを再現するのは難しいです。そこで、今回は安い輸入の肉を用いて美味しくステーキを焼く方法を紹介していきます!
ステーキに使う安い肉
まずはステーキに使う肉選びです。スーパー等で売っている輸入(アメリカ産やオーストラリア産)のステーキ用の牛肉を用意しましょう。輸入の外国産の牛肉はさしが少なく赤みが多くて柔らかくなりにくい分、ステーキに必要な歯ごたえはあります!
父さんがステーキ用の牛肉を買ってきてくれましたので、今宵の晩餐に決定(*・ω・) pic.twitter.com/hWUqmQHAgN
— 松風俊一@アイマスP&殿 (@matsukaze20) February 16, 2018
ステーキですので出来るだけ分厚くかっとされている肉を用意して下さい。出来れば1センチ以上の厚みは欲しいです。この後の準備や焼き方でどれだけ手を尽くしても、厚みがない肉だと美味しく仕上げる事が出来ません。
ステーキを焼くのに使う道具
フライパン
道具といって、大それたモノが必要な訳では無いですが美味しく焼く為には必要不可欠なモノもあります。それはフライパンです。フライパンは素材で具材に与える熱の量が変わってきます。
一般的にステーキを焼くのに適している言われているのが鉄製のフライパンです。テフロンやステンレス加工のフライパンは熱の通りが遅いです。対して鉄製のフライパンは劣化が早いというデメリットこそあるものの、食材に火力を伝えやすいです。
テフロンでもステンレスでも肉を焼く事は可能なので絶対に鉄製にしなければいけないという訳ではないですが、安い肉をより美味しく柔らかく仕上げる事にこだわるならば。ステーキ用にフライパンを別途で用意するのも一つの手だと考えられます。
安い肉を美味しいステーキにする焼き方【準備編】
肉を常温で置いておく
安い肉を美味しくするには鉄製のフライパンで焼き方に気をつけるだけでは当然無理です。輸入の安い肉をさしがしっかり入ったサーロインに近づけるのですから当然準備と工夫は多くなってきますし、その工程そのものが焼き方と同じくらい大事になってきます。
#アンガス といえば #西友! ということで、アメリカ産牛肉「アンガスビーフ」の新商品を本日より一挙6品目発売開始。写真は #ステーキ 好きに大人気の「 #リブロース ステーキ用」。この高級部位を何と497円/100gの圧倒的低価格で提供します!※店舗により品揃えが異なります。 pic.twitter.com/I91rKz9Ef3
— 西友 Seiyu (@Seiyu_Japan) October 4, 2017
まず肉を焼く前にある程度常温に放置し、肉の温度を上げます。冷蔵庫から出してすぐに肉の繊維が冷気で固まってしまっているので柔らかくならない原因となります。温度を上げる事によって肉の繊維がある程度ほぐれ、温度が上がる事により中まで火が通りやすくなります。
ここでやって欲しいのが電子レンジ等を使って強制的に温度を上げることです。そうしてしまうと肉の旨味である水分やたんぱく質がドリップとなって外に排出されてしまいます。そうなってしまったら本末転倒なので、常温で10分程待ちましょう。
安い肉を美味しいステーキにする焼き方【下ごしらえ編】
肉の下ごしらえ
肉の解凍が終わったら早速下ごしらえをしていきます。包丁で脂身の筋に切れ目を入れましょう。これをしないと焼いた時にフライパンの上で肉が丸まってしまいます。続けてフォークで肉の表面を突き刺していき繊維を更にほぐしていきます。こうする事で焼き上がりの食感より柔らかくなります。意外と忘れがちな工程なのでここはしっかり行っていきましょう。
今日のお昼はステーキを食べるために今から下処理をしておこう。まず筋を切る。 pic.twitter.com/rxycsbRXRE
— れるりり (@rerulili) March 8, 2014
上記の準備の中頃(フォークを肉に突き刺す前ぐらい)にフライパンを火に掛け充分に熱しておきます。肉にフォークを突き刺し終わったら、フライパンに油を敷いて焼く準備をしていきます。ここで使う油は出来れば牛脂が望ましいです。あるなら一欠片入れましょう。無ければサラダ油で構いません。
帰りにスーパーで拾ってきた激安ステーキ焼くよ! pic.twitter.com/YqydN4iKXT
— べー (@GZ20_GERAIROW) February 21, 2018
肉を直前に塩と胡椒を振って表面に下味をつけていきます。これを下ごしらえの始めの段階で行ってしまうと塩が肉の水分を吸い出して肉がパサパサになってしまいます。下ごしらえの順番を守るのも安い肉を美味しくするコツです。
安い肉を美味しいステーキにする焼き方
焼き方①
ステーキは安い肉、高い肉に限らず強火で焼いていきます。じっくり弱火で焼いていると中の肉汁が少しづつ漏れてしまい、食べた時に旨味が少なくなってしまいます。肉をフライパンに落としたら強火で一分程焼き片面に焼き目が付いたらひっくり返します。
肉好きのワイ、帰宅後400gのステーキ肉を焼く pic.twitter.com/3RE4D3LMI7
— 旦那(pana)@肉 (@pinkram_yd) February 21, 2018
ここで肉は不用意に掴んで焼き目を何度も見たり、焼き目をつけようと上から肉の上からターナー等で押し付けるのはNGの焼き方です。動けば動くほど中の肉汁が出やすくなってしまいます。押し付ければ当然動かすよりも激しく中の肉汁が旨みと一緒に逃げていきます。
焼き方②
裏返してから1分程焼いたら火を弱火にして更に1分焼いて肉の中に火を入れていきます。それと同時にスライスしたにんにくを入れて香りをつけていきましょう。レアに仕上げたい場合はここで弱火で焼く時間を好みで短くして下さい。ウェルダンならば逆に弱火で焼く時間を長くしていきます。
というわけで、自分の金で買った肉を野外にてスキレットで焼く炭火焼ステーキが最高なわけです。味付けは塩とコショウだけだけど、ほかの味付けはいらん。 pic.twitter.com/buNobmquzH
— Yamamaya (@yamamaya3) February 21, 2018
好みの焼き方に仕上げたら更に盛り付けて好みのソースとトッピングを盛り付けて完成です。ここまでが基本のステーキの焼き方です。下ごしらえを怠る事なくフライパンでだらだらと焼くことなくスムーズに仕上げれば安い肉が飛躍的に柔らかく味わい深いステーキとなっているハズです。
安い肉を美味しいステーキにする焼き方【さらに一手間】
輸入の赤みの多い安い肉を更に高級な和牛に近づける方法があります。上記の焼き方はそのままに更に肉の準備の段階で手間を加えていく方法です。ここから紹介する方法を使う事で輸入の安い肉が飛躍的に美味しく柔らかくなっていきます!
安い肉を柔らかくする為に共通して行うのは肉を漬け込むという事です。一般の家庭の冷蔵庫の中にあるようなモノで安い肉を柔らかくする事が出来ます。効果の程はいずれも大きな差はないので、この工程の為に改めて何かを買わなければいけないという事はないと思います。
安い肉を美味しいステーキにする焼き方【付け足す材料】
コーラ
意外と有名ですが、安い肉をコーラに漬け込む事で肉が柔らかくなるんです。コーラに含まれる酵素が肉のタンパク質を分解してくれるからです。代用品としてはビールや炭酸水があります。どれか1つならば置いている家庭も多いのではないでしょうか?
タッパー等にはった液体の中に安い肉を投入します。漬ける時間は10分程で十分で、それ以上やると味を損ねて逆効果になるので気をつけましょう。漬け終わったら肉を水道水で洗い流しキッチンペーパーで包みこむようにして優しく肉の水分をとっていきます。
今夜はステーキです(*´ч`*)
— Roku@中の人らいと (@roku_urokoinko) November 25, 2016
安いお肉でもとっても柔らかくジューシーに仕上げるコツは
①フォークや包丁で筋を切る
②炭酸水に漬ける
③冷蔵庫から出して常温に戻しておく
④50度程のお湯で少しずつ湯煎(この時ジップロックにお肉を入れて空気を抜いた状態で鍋へ)
⑤焼く直前に塩胡椒 pic.twitter.com/FD5VjCiYI0
後は同じように下ごしらえして焼き上げるだけです。安い肉がさらに柔らかく美味しくなっているはずです!ちなみに炭酸水は肉の味に影響が出にくいのですし、水で洗い流す必要がないのでコーラやビールよりも漬け込む液体としてはおすすめです。
牛乳
牛乳も常備している家庭は多いと思います。牛乳に含まれている乳化剤が肉を柔らかくしてくれます。タッパやボールに牛乳をはり、安い肉を入れて1時間程漬けます。ポイントはの表面が見える程度の量だけ牛乳を注ぐ事です。全面どっぷり肉が浸かると肉の芯まで牛乳が入ってしまうからです。
片面30分つけたら、肉をひっくり返してもう30分漬けます。付け終わったらキッチンペーパーで周りの水分を拭いて、同じように下ごしらえして焼いたら完成です。こちらのやり方も炭酸系飲料と同じように安い肉が格段に柔らかくなります。冷蔵庫の中の在庫を確認して使ってしまいたいものを使うのが好ましいでしょう!
ヨーグルト
ヨーグルトも牛乳と同じような作用が働いて安い肉が柔らかくなります。ヨーグルトは肉の表面にむらなく塗り、30分程置いておきましょう。室温がそれほど高くないのであれば冷蔵庫ではなく常温で放置して構いません。
時間が経過したら表面のヨーグルトをキッチンペーパーでしっかり全て拭いて取っていきます。ここで拭き残すと焦げ付いてしまうので気をつけて下さい。後は同じように下ごしらえして焼くだけです。牛乳もヨーグルトも肉の表面をコーティングしてくれる作用があるので、肉汁を中に閉じ込める効果も期待できます。
安い肉を美味しいステーキにする焼き方のまとめ
安い肉を美味しいステーキにする為の道具は火力をストレートに伝える為の鉄のフライパンが必要です。材料は炭酸系の飲料か牛乳、あるいはヨーグルトがあれば、安い肉をより柔らかく出来ます。安い肉のステーキの仕上がりをより良くする為には牛脂や香り付けのスライスしたにんにくがあると尚良いでしょう!
という事で今回は安い肉を美味しいステーキにする焼き方と方法について紹介させて頂きました。ちょっとの手間と工夫で安い肉が飛躍的に美味しいステーキになります。スーパー等で特売のステーキ肉を見かけた時には購入して、ぜひ試してみて下さい!