ベーキングパウダーの代用に重曹が使える!違いと使い方レシピは?
ベーキングパウダーの代用になるとされる重曹、その使い方とは?ベーキングパウダー、重曹、そしてドライイースト、各々を代用し合う事も出来る訳ですが、それぞれの違いや注意すべき点、使い方レシピ等を解説します。何れか一つしか家に無かった時の代用対処法にお役立て下さい。
目次
ベーキングパウダーと重曹の使い方と代用方法
よく耳にする「ベーキングパウダー」と「重曹」は元々、共通する成分があるので全てとは言い難いですが、一部ではお互いに代用が可能です。お菓子作り等の料理用や掃除用に使うのが主な使用用途ですが、ベーキングパウダーと重曹、それぞれの特徴を生かして活用したいものです。その向き不向きを知って、ベーキングパウダーと重曹の特徴や使い方、その代用方法について、賢く学んで実生活に役立てみて下さい。
ベーキングパウダーとは
そもそもベーキングパウダーとは、パンや焼き菓子に使われる「膨張剤」の一種で、その名の通り「膨らし粉」とも呼ばれています。その方が馴染みのある方も多いかもしれません。炭酸ガスを発生させる「重曹」が基となり、ベーキングパウダーに含まれる「酸性剤」が重曹の分解を助けてくれます。ちなみに業務用のベーキングパウダーは、焼き物や蒸し物等の料理別によって、その用途別に数百種類も存在すると言われています。
ベーキングパウダーの特徴
ベーキングパウダーの特徴として、生地を縦に伸ばしてくれる、ふんわりとした仕上がりになる、ほとんど無味無臭なので料理の邪魔をしない、そして加熱しても色付かず白く仕上がる、といった様な点が挙げられます。これらの特性を生かして考えると、白い蒸しパンはベーキングパウダーで作るのが良さそうです。また、縦方向に伸ばしてくれる特徴を持つので、シフォンケーキにもこのベーキングパウダーは欠かせません。
ベーキングパウダー使い方の注意点
ベーキングパウダーは重曹をベースに、臭いや色を抑えたりするコーンスターチ等の助剤を加えて味を調えたものです。ベーキングパウダーは水と混ぜ始めた時点で、すぐに生地が膨らみ出します。その点ではパン作りでよく使用するドライイーストと違って、生地を休ませずにすぐ焼き上げなければいけません。
ベーキングパウダーを使ったクッキーレシピ
室温に戻した無塩バター70gを、ボールに入れて練って溶かし、砂糖を入れて更によく混ぜます。そこに玉子1/2個を2~3回に分けて入れ、よく混ぜて最後にバニラオイルで香りをつけます。薄力粉170gを振るい入れて、木べらで、切る様に混ぜます。それをまとめてラップに包んで、冷蔵庫に30分程度寝かせます。生地を伸ばして、予め熱しておいた180℃のオーブンで15分程焼いて完成です。
ベーキングパウダーの代用として重曹を使ったレシピ
マーガリン110gを軽く電子レンジに入れて溶かし、砂糖40gを入れて混ぜます。そこに小麦粉170g、重曹3gを入れて切るように混ぜます。一口大に丸めて平らにし、クッキングシートの上に間隔をあけて並べます。170度に予熱したオーブンで15分程度焼いて完成です。焼き上がりが柔らかい場合、冷ますと良いです。重曹を使うことで、生地が横に広がり、バリバリ食感に仕上がります。
ベーキングパウダー代用で発酵無しのパンレシピ
薄力粉150g、砂糖18g、ベーキングパウダー4g、塩少々をボールに入れて全体を均一に混ぜます。そこへ牛乳30㏄、無糖ヨーグルト30g、砂糖18g、サラダ油15㏄を加えて、全体がまとまる迄よくこねます。手に生地が付かなくなったら、麺棒で(無ければラップの芯で代用可)伸ばします。お好みのサイズにカットして、オーブントレーに並べます。予め熱しておいた180℃のオーブンで15分程度焼いたら完成です。
代用として重曹を使ったパンレシピ
ベーキングパウダーの代わりに重曹を使ってパンを作ることも可能です。薄力粉210g、砂糖大さじ1、重曹小さじ1と1/2、レーズンお好みの分量、ヨーグルト(プレーン)150gを一緒に混ぜ合わせます。丸く整形して、オーブンのトレーに並べます。薄力粉をこし器を使ってふりかけ、包丁で生地へ深めに切り込みを入れます。180℃に予熱したオーブンで20分程度焼いたら完成です。ふわふわモチモチで美味しい仕上がりになります。
ベーキングパウダーとドライイーストの代用や使い方とは?
ベーキングパウダーとドライイーストの特徴1
ベーキングパウダーは既述した通り、重曹等を原料にする「膨らし粉」です。水と熱とを加えることで炭酸ガスを発生させ、その気泡の効果で生地を膨らませます。なので、ベーキングパウダーは熱せられている時に膨らむ点がポイントです。ドライイーストに比べて、膨らませる力が少し弱いので、弾力のある固めの生地は、あまり膨らませることはできません。
ベーキングパウダーとドライイーストの特徴2
一方、ドライイーストはその名の通りイースト菌を乾燥させたものです。じっくり時間をかけて、イースト菌が発酵する過程で炭酸ガスを発生させ、生地を膨らませます。ベーキングパウダーと異なり、熱は関係なく、生地を寝かせることによってじんわり膨らみます。膨らむ力はベーキングパウダーよりも強いので、弾力のあるパン等の生地でも膨らませることが出来るのです。
ベーキングパウダーの具体的な使い方
ベーキングパウダーは具体的に言えば、ケーキなどを作る時に混ぜて使うと、ふっくら膨らみます。ベーキングパウダーは、ドライイーストの様に発酵させる時間が不要で、ただ単に生地に混ぜるだけなので時短で簡単にふんわり膨らませることができます。簡単で時間がかからない点が利点です。他にも、ベーキングパウダーはホットケーキやドーナッツなどのお菓子類、肉まんの皮などにも使用されます。
ドライイーストの具体的な使い方
ドライイーストは、主にパン作りに使います。ドライイーストは生地に混ぜた後で、イースト菌が発酵しないと膨らまないので、寝かせる為の時間がかかります。パンの他、ピザやドーナッツ、ナン、肉まんの皮などにも使用されます。ドーナッツや肉まんの皮はベーキングパウダーで簡単に作ることも出来ますが、ドライイーストを使うと、ベーキングパウダーとは一味違って、ふんわりした食感で美味しく仕上がります。
ドライイーストレシピ
ドライイーストの使い方パンレシピ1
ここでは、ドライイーストを使った王道の手作りパン2人分のレシピを紹介します。まずは材料ですが、バター20g、強力粉250g、牛乳130g(*1)、砂糖30g(*1)、塩3g(*1)、ドライイースト3g、砂糖3g、お湯40℃を50cc、使う調理器具は計り、計量カップ、ボール、そしてオーブンです。作り方の手順については次の項目で説明していきます。
ドライイーストの使い方パンレシピ2
砂糖3gとドライイースト3gをボールに入れ、そこに40℃のお湯50㏄を加えてよく混ぜ、5分待ちます。40度の温度がポイントで、ドライイーストを活発にしてくれます。(*1)を追加で入れてよく混ぜ、更に強力粉を投入します。よくコネて、まとまってきたらバタ―を加えて更にコネます。少し力のいる作業ですが、頑張ってコネて下さい。生地をまとめて耐熱容器に入れたら、40℃で30分間、オーブンで発酵させます。
ドライイーストの使い方パンレシピ3
生地は2倍程度の大きさまで膨らみますので、空気を抜くようにコネて、(ここでお好みでドライトマトやバジル等を混ぜても美味しくなります)それを6等分にします。トレーに並べ、ラップをふんわりして、15分置きます。生地の表面を軽く濡らしてから、40℃で25分間オーブンで2次発酵です。最後に焼き上げですが、事前に200℃に温めて置いたオーブンに15分間入れたら完成です。
代用としての重曹の使い方とは?
ベーキングパウダーの成分でもある重曹
重曹は英語で「ベーキングソーダ」と呼ばれています。その名から想像する通り、ベーキングパウダーの主な成分は重曹です。重曹は水を加えて加熱すると炭酸ガスを発生します。この炭酸ガスが生地を膨らませる働きをするのです。重曹もベーキングパウダーも、水を加えることで生地が膨らみます。
重曹の使い方の特徴
重曹は、生地が横に伸びる傾向にあり、独特な匂いと苦みがあります。そして生地が黄色っぽく色付くのが特徴ですので、白く仕上げたいお菓子には向きません。重曹の使用量には注意が必要です。重曹の特徴である色付きを利用したのが、「どら焼き」や「甘食」です。
お菓子作りの重曹レシピ
重曹を使った「どら焼き」レシピ1
ボールに卵1個と砂糖60gを入れて、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜます。(電動のホイッパーがあれば楽チンです。)そこにはちみつ小さじ1と、みりん小さじ1を加えて混ぜます。別で重曹大さじ1に、水大さじ1を入れて溶いたものをボールに加えます。最後に薄力粉60gをふるい入れて混ぜて下準備は完了です。予熱したフライパン(ホットプレートでもOK)に油を引きます。温度を高くし過ぎない様に注意して下さい。
重曹を使った「どら焼き」レシピ2
生地をフライパンインに流し入れて、蓋をして両面焼きます。くれぐれも焦げない様に注意して下さいね。生地にあんこを挟んで完成です。お好みで、マーガリンを足したり、生クリームを挟んだり、チーズを挟んだり、フルーツを挟んだり、色々とアレンジが効くのでそれも面白いですね。パーティ用にも役立ちそうです。
重曹を使った「白菜スープ」レシピ
重曹には、食品の繊維を壊して柔らかくする働きもあります。それを活用したのがこちらの白菜スープレシピです。まずは白菜適量と水500㏄、エノキ適量、重曹小さじ1を鍋に入れ火にかけます。沸騰し始めたらそこから2、3分で白菜は重曹効果でトロトロになります。仕上げに、鶏ガラ出汁、醤油、胡椒で味付けして完成です。特に寒い冬におすすめの一杯です。
重曹を使った「湯豆腐」レシピ
ダシ用の昆布はハサミで切り込みを入れ、よく旨味が溶け出すように細工しておきます。絹豆腐と昆布を鍋に入れ、水500ccに対し重曹を5gを入れます。弱火~中火でコトコト煮て、沸騰する前に昆布は取り出して下さい。重曹を入れることで、豆腐の角が溶けて、トロトロになります。油揚げも入れると同じくトロけて湯葉みたいになって美味しいです。重曹を入れるだけでいつもの湯豆腐が美味しく変身するので、ぜひ試してみて下さい。
その他調理に代用が効く重曹
素朴な仕上がりのクッキーにも重曹を使って作ることが出来ます。歴史から見ると重曹は、使い勝手の良い、便利なベーキングパウダーの登場で、取って代わられ以前よりその出番が減りました。ただ、今でもお菓子作りや、わらび等の山菜とたけのこのアク抜きには活躍します。購入する時は、食用のモノを選びましょう。重曹の粒子が揃っているものでなければ、色と焼き上がりに差が出てしまいます。
肉質を柔らかくする為の重曹で代用レシピ
安くて堅い牛肉や豚肉を柔らかくする方法は、幾つかありますがそのうちの一つに重曹を使ったものがあります。ここではその肉質を柔らかくする魔法の重曹水のレシピを紹介します。とても簡単です。重曹小さじ1、塩小さじ1、水400ccを混ぜ合わせて、漬け込むだけ。目安として2時間程度で十分です。漬け込んだ後、肉を一度水洗いして、キッチンペーパーで水分を拭き取ることを忘れないで下さい。
重曹を使った栗の渋皮煮レシピ
栗を一晩水に漬けておき、丁寧に鬼皮を剥きます。鍋に栗と水、重曹大さじ1を加え中火にかけます。沸騰したら弱火にし10分程煮て、その後アクを水で洗い流します。この作業を3回繰り返したら重曹無しの水だけで同じ様に2回茹でます。鍋に水1Lと砂糖300gを加えて火にかけ、沸騰したら弱火で煮ます。お好みで更に砂糖を加え好みの固さになるまでじっくり煮ます。仕上げにブランデーを加えて火を止め、味を馴染ませたら完成です。
重曹を野菜や果物に使うメリット
野菜を茹でる際にお湯へ重曹を一緒に居れると、野菜の色味が綺麗に仕上がります。緑黄色野菜等、その色味を生かしたい時にはぜひ活用してみて下さい。また、果物を洗う際に重曹水を使うと、そのアルカリ性の性質によって、表面に付着した農薬やワックスを除去することができます。(水500ccに対して、小さじ1〜2杯の重曹で十分効果を発揮します)
健康の為の重曹水の使い方
コップ一杯の重曹水を飲むことで健康になる?重曹は元々胃薬として使われていたこともあり、その成分は元から身体の中にあるので体調を整えてくれるものです。重曹水を飲むことで健康的な体になります。重曹の正しい飲み方を知って、上手に摂取することで非常に手軽に健康維持に役立ちますので是非お役立てください。
健康を整える重曹の使い方
私たちの身体は、体内が弱アルカリ性で、皮膚は弱酸性になっています。健康的な身体は、いつもこの状態を保つように働いているのです。そして、体内を弱アルカリ性に保つ為のモノの1つが重曹(炭酸水素ナトリウム)なんです。無意識の内に、体内で重曹は身体のPHバランスを保つ役割を果たしています。だから少し不健康を感じる時に、重曹を摂取することで、身体は正しいバランスを取り戻します。
健康ドリンクの代用重曹レシピ
重曹には、疲労回復、胃腸改善、便秘解消と主に3つの健康効果があります。そんな重曹を美味しく摂取するお勧めドリンクですが、作り方は非常に簡単です。お湯を沸かして、ティースプーン1杯の重曹を投入、大さじ1杯のはちみつ、おろし生姜、レモン果汁を加えたらよく混ぜて完成です。はちみつには疲労回復や、腸内細菌の働きを助ける胃腸改善の成分もありますので一石二鳥のドリンクです。
重曹水で虫歯予防
アルカリ性の性質を利用して、重曹水でうがいをすれば、虫歯や口臭を予防することもできます。これは、食べカス等で酸性になった口内を、中和する効果です。虫歯予防と言えばフッ素が有名ですが、実は殺鼠剤の主原料でもあります。そのことから抵抗を感じている人も多いかもしれません。そんな方は余計に重曹うがいがおすすめです。重曹は虫歯の予防だけでなく、虫歯の進行を遅らせ、虫歯の治癒の助けにもなるという話もあります。
ベーキングパウダーの代用としての重曹
ベーキングパウダーと重曹の代用方法1
重曹をベーキングパウダーの代用として使う場合、分量には注意が必要です。カップケーキ等のお菓子作りに、重曹を代用するなら、ベーキングパウダーの半分程度の量を使う様にしましょう。逆に、重曹の代用としてベーキングパウダーを使うなら、重曹の2倍の量を目安にして下さい。但し、生地をよく膨らませたい場合や、焼き上がりの色味を濃く出したい場合は、重曹の量を増やす等、分量を調節しながら使ってみて下さい。
ベーキングパウダーと重曹の代用方法2
ベーキングパウダーと重曹の違いですが、重曹は純粋な炭酸水素ナトリウム(ガス発生剤)であるのに対して、ベーキングパウダーは重曹に加えて助剤(酸性剤)や分散剤(遮断剤)等の成分も含む点にあります。その二つは料理によって使い分けられ、酸性の材料を多く含む場合や、焼く時間が比較的短い場合は重曹が使われます。一方、酸性の材料が少なかったり焼く時間が十分長い場合等は、ベーキングパウダーが用いられます。
ベーキングパウダーと重曹の代用方法3
ちなみに業務用のベーキングパウダーは焼き物用や蒸し物用等、料理の用途別に数百種類あると言われています。重曹が用いられる料理には、クッキー、パンケーキ、利休饅頭、どらやき等が代表的で、ベーキングパウダーが用いられる料理には、ケーキ、マフィン、ビスケット、バターケーキ、まんじゅうの皮、パン等が代表的です。
掃除用重曹の代用としてベーキングパウダーは使えるのか?
最近は重曹と言うと、料理より掃除に使うイメージがある方も多いのではないでしょうか?環境にやさしく、エコで人体にも無害なイメージのお掃除アイテムです。ここで一つの疑問が浮上するのは、「掃除の場合も、重曹の代用としてベーキングパウダーを使うことは可能なのか?」ということです。大掃除の季節に重曹が無くて、ベーキングパウダーがキッチンにあった場合、それを使いたい発想はあり得る事です。
掃除用重曹の代用としてのベーキングパウダー1
ベーキングパウダーを掃除用に使う重曹の代わりに使いたい。結論から言うと、ずばり「使えなくはありません。」例えば、洗面台の水垢汚れにベーキングパウダ―を使って磨いてみる。その後水で洗い流すと、とりあえずの汚れは落ちています。ただ、当然ですが純粋な重曹に比べると、さほど綺麗にはなりません。やはり、掃除用には、重曹を使いましょう。
掃除用重曹の代用としてのベーキングパウダー2
水回りのお掃除だけではなく、人の身体にも無害で使用可能な重曹は、非常にお役立ちアイテムです。入浴剤や洗口液などを、重曹を使って手作りする方法も簡単です。こちらは重曹の化学的な性質を利用しているので、基本的にはベーキングパウダーは使わない方が良いでしょう。色々な成分が含まれたベーキングパウダーは、あくまで料理に使う目的のものです。
アクセサリーのお手入れにも重曹がおすすめ
シルバーアクセサリーはすぐに黒ずんでしまうので、お手入れが必要です。そんな時重曹は、シルバーの表面に出来た硫黄の膜を取り除いてくれます。 方法は、金属以外の容器に、くしゃくしゃにしたアルミホイルをいて、重曹を入れ、そこに60℃位のお湯を注ぎます。軽く掻き混ぜた後、シルバーアクセサリーを沈めます。暫く放置して綺麗になったら、布でよく拭いて完成です。ピカピカに見違えること間違いなしです。
ペットのドライシャンプーにも重曹
犬や猫など人気のペットですが、どうしても気になるのがニオイです。お風呂に入れて、人間と同じ様にシャワーで丸洗いしたいところですが、ペットによっては水を嫌い言う事を聞かない子も多いです。そんな時は、重曹を使ったドライシャンプーがおすすめです。ペットの身体に重曹を振り掛け、ブラッシングをするだけなので、お風呂が嫌いな子でも大人しくしてくれます。ただし、ペットの肌質が合わない場合もあるので注意して下さい。
重曹を使う際の注意点
重曹は弱アルカリ性なので肌にそれほど刺激はありませんが、使い続けると肌荒れの可能性があります。敏感肌の方や、赤ちゃんの肌に接するような場合は、濃い重曹水を使わない様に注意しましょう。継続的に掃除に利用する場合は、ゴム手袋を着用して下さい。食用の重曹は、塩分の摂取と同じ様に考え過剰摂取には気をつけて下さい。目安として1日5gまでを上限と考え気をつけて下さい。
ベーキングパウダーと重曹は似て非なるもの
ベーキングパウダーと重曹の主な違いは、「使用目的」「苦味の有無」「色味」です。ベーキングパウダーは料理のみに使用し、重曹は料理にも掃除用にも使います。上記に掲げた様な、掃除から食用までの汎用性を考えるなら、食用の重曹がおすすめです。重曹を料理に用いる際には、独特の苦みが強く出てしまう点に注意が必要です。ベーキングパウダーの代用として重曹を使う時は、その分量に注意して使用する様に心がけましょう。