福岡の屋台の場所は？天神・中洲地区のおすすめ人気店も紹介！

福岡ではさまざまな場所で屋台が立ち並んでおり、屋台ならでは福岡ならではのおいしいグルメ堪能することができます。たくさんの屋台が出店しているため、当たりはずれも当然あります。せっかく旅行で福岡の屋台を楽しみに来たのなら、これから紹介する人気の高いおすすめの屋台に足を運んでみてください。そのために必要な屋台の場所や知っておきたい知識などをここで見ていきましょう。

福岡には屋台の有名な地区が2ヶ所あり、「中洲」と「天神」という地区の周辺にいくつかの屋台が密集して営業しています。ラーメンはもちろん、餃子やおでん、焼き鳥など、ビールやお酒にピッタリなおいしいグルメが食べられるので、全国各地からたくさんの人が訪れる福岡でも人気のスポットです。ここでは、中州と天神それぞれで人気の屋台の紹介や出店場所などについて紹介します。

まず、福岡の屋台について簡単に紹介します。福岡は、200軒以上にも及ぶ屋台が提燈を吊るして立ち並ぶ、日本一の屋台スポットとも言われている場所です。天神の街中や那珂川のそばなど、さまざまな場所で営業しており、夜の街を明るく照らす屋台は福岡の風物詩といっても過言ではありません。福岡市の中心的な街の天神地区はもちろん、夜の街といわれている中州地区に広がる屋台は魅力いっぱいの玉手箱のような場所です。

福岡の屋台で絶対に食べるべきおすすめの屋台グルメは、もちろん福岡・博多の名物である博多ラーメンや長浜ラーメンです。味はもちろん絶品で、同時に屋台の雰囲気も味わうことができるのでお店で食べるのとはまた違ったおいしさを楽しむことができます。その他、福岡ならではの「焼きラーメン」、「イワシの明太焼き」、「きくらげ天」、「枝豆天」、「どて焼き」、「餃子」など、他では食べられないグルメが盛り沢山です。

福岡で屋台と言えば、中州地区と天神地区が有名です。中洲地区は那珂川沿いを中心に歓楽街に広がる飲み屋の集まるところです。天神地区は比較的街中で人通りも多く、観光客や1人で屋台に行きたいという人にも行きやすいところです。出店している屋台もそれぞれ違うので、自分の行きたい屋台や食べたいもの、アクセスなどを考慮して場所と屋台を選び、そのためにしっかりと事前にリサーチしておくことが大切です。

福岡の屋台に行く前に気になることの1つとして、「ぼられる」ことがあるのかという不安です。全ての屋台がというわけではありませんが、いくつかの屋台では初めての屋台慣れしていないお客さんや観光客、酔っぱらっている人に対して高額な料金を請求したり、料理の金額を提示していなかったり、値の張るような食材を使った料理を出したり、許可なく営業しているといった良心的でない屋台もあるので、充分に気を付けましょう。

それではここから、天神地区に出店しているおすすめの屋台やそこで食べたいおすすめの屋台グルメを紹介します。比較的、初心者でも行きやすい天神地区に並ぶ屋台の中には、古くからの老舗はもちろん今風の屋台などたくさんのおいしい屋台グルメを振る舞ってくれる屋台が揃っています。始めての福岡旅行や初めての屋台で不安はあるけど屋台に行ってみたい人には、良心的な屋台の集まる天神地区がおすすめです。

まず、おすすめの屋台を紹介する前に、天神地区の屋台の場所を簡単に紹介します。天神地区の屋台は、西鉄天神駅を中心にT字のエリアに沿って出店されています。パルコや大丸、ビブレなどが立ち並ぶショッピング街にあるので、夜でも見つけやすく、買い物の帰りなど1人で行きやすい場所にあります。徒歩圏内にいくつか駅があるので、どの駅からもアクセスのいい場所に天神地区の屋台はあります。

天神地区の屋台はラーメンを始め、焼き鳥やどて焼き、天ぷら、おでん、鉄板焼きなど豊富なメニューが揃っており、屋台の中でもリーズナブルな価格で食事やお酒を楽しめるのが特徴です。衛生のことを考えて、生の食材の提供は禁止、提供する料理には必ず価格を表示することが義務付けられています。大通りに面して出店しているので、女性のお客さんも利用しやすくなっています。

天神地区の屋台の中でも、特に人気の屋台を5店舗紹介します。それぞれの屋台で人気のメニューやおすすめのメニューが存在します。屋台ごとの特徴や魅力、絶対に食べたいメニューなど、福岡に来たときに天神地区の屋台に行く際の参考にしてみてください。どの屋台もおでんや焼き鳥、博多ラーメンなどの定番メニューに加え、天ぷらや多国籍料理、創作料理といった変わったメニューもあるので食べる価値のある屋台ばかりです。

始めに、紹介する天神地区でおすすめの屋台は「屋台屋ぴょん吉」です。屋台屋ぴょん吉は大丸福岡天神の正面にあり、道を挟んだ反対側には天神三越のある広いエリアに出店している屋台です。おすすめのメニューは一口サイズの明太子やしそ、その両方が入った3種類の餃子や豚バラを甘辛ダレで野菜と炒めたバラポックン、そのタレを使ったチャーハンも人気があります。

その他、長崎の名産品である「雲仙ハム」を焼いた贅沢な串焼きメニューや厳選した牛肉のサガリのステーキなどもお酒のアテにおすすめです。もちろん、福岡といったら乳白色のスープに細麺の入った後味さっぱりで〆にもピッタリの博多ラーメンが人気です。ガッツリ系のメニュー以外にも、野菜のメニューも充実しているので、女性客にもおすすめの屋台です。

次に、紹介する天神地区でおすすめの屋台は「小金ちゃん」です。小金ちゃんは昭和通り沿いに出店している屋台で、焼きラーメンの元祖と言われています。屋台の定番メニューであるおでんや焼き鳥、餃子などを始め、福岡ならではのどて焼きやめんたい卵焼きといった他では食べられないメニューもおすすめです。中でも、焼きラーメンは毎日行列ができるほどの人気があるので、天神地区に来たらぜひ足を運んでみてください。

次に、紹介する天神地区でおすすめの屋台は「花山」です。花山は先ほど紹介した「小金ちゃん」と同じく、昭和通り沿いに出店している白い暖簾に達筆な黒い文字が印象的な屋台です。ここは焼き鳥が名物で、希少なしろホルモンの串焼きを食べることができます。その他にも、お店自慢のウインナーやチーズ、鶏むね肉の燻製もお酒のアテにピッタリなメニューです。もちろん、王道の博多ラーメンや焼きラーメンもおすすめです。

次に、紹介する天神地区でおすすめの屋台は「鬼多郎」です。鬼多郎は地下鉄天神南駅から徒歩ですぐのところにあるアクセス抜群の屋台です。メニューは焼き鳥とおでんを始め、オリジナルメニューのナスの明太子炒めやチーズオムレツ、一品料理の納豆の卵焼きやイカゲソバター焼きなど、お酒やビールにピッタリのメニューがたくさん揃っているおすすめの屋台です。

次に、紹介する天神地区でおすすめの屋台は「あほたれ～の」です。あほたれ～のは地下鉄天神南駅からすぐのところに出店しており、おでんや焼き鳥の他に炒め物やメキシコ料理を堪能することのできる屋台です。一品料理もたくさんあり、福岡名物の「明太子」を使用した明太イワシや明太卵焼き、明太焼き飯など、他では味わえない料理を食べることができます。その他、土曜限定の自家製ジャンボコロッケもおすすめです。

続いて、街中のショッピングビルの立ち並ぶエリアにある天神に対して、中洲地区の屋台にはどんなおすすめの屋台があるのか、その魅力について紹介します。那珂川沿いなどのそばにある屋台で冬の寒さをおでんで温めたり、暑い夏にキンキンに冷えたビールと博多ラーメンをすすったりと福岡の風物詩ならではの季節を楽しむことのできる中洲のおすすめ屋台を紹介します。

まず、おすすめの屋台を紹介する前に、中洲地区の屋台の場所を簡単に紹介します。中洲地区の屋台は、那珂川沿いや清流公園の中など、キャナルシティの裏側に位置するエリアにずらりと屋台が並んでいます。春吉橋のそばの屋台が立ち並ぶ中心部分の1ヶ所と清流公園内の2ヶ所にトイレがあるので、屋台で食べていてもお店に借りに入ったりする心配のない場所です。

中洲地区の屋台はラーメンの有名店や老舗などが立ち並んでおり、その中に屋台を進化させた洋食や多国籍料理を楽しめる屋台もたくさんあります。ネオンの輝く夜の繁華街のそばにあり、福岡の夜を楽しむことのできる雰囲気を醸し出しています。福岡に来たなら絶対に感じてもらいたいのが、この雰囲気です。

次に、中洲地区の中でも人気の高いおすすめの屋台を5店舗紹介します。天神地区とは違い、名の知れた老舗屋台やワインやカクテルなどを楽しめるおしゃれな屋台がたくさんあります。屋台ではあまり見られない料理や定番のおすすめの料理など、中洲の屋台ならではの魅力を紹介するので、中洲の屋台選びの参考にしてみてください。

始めに、紹介する中洲地区でおすすめの屋台は「屋台バーえびちゃん」です。屋台バーえびちゃんは那珂川のそばで出店しており、昔から居酒屋や中華料理テイストの屋台が多いのに対して、おしゃれな雰囲気と振る舞われる洋酒やオリジナルのカクテルが女性からも高い人気のあるおすすめの屋台です。こちらの屋台は夫婦2人で切り盛りしていて、工夫の施されたおいしい料理はお酒の進むものが取り揃えています。

こちらでは洋風の創作料理が多く、牛テールスープのおでんやくじら・まぐろのステーキ、ピザなど、肉料理から魚料理までさまざまなジャンルの料理があります。驚きなのは、先ほど紹介した洋酒やカクテルの種類もとても多く、その他のドリンクメニューも豊富なので、別の屋台やお店では飲むことのできないお酒をおいしい創作料理と一緒に堪能することができるおすすめの屋台です。

次に、紹介する中洲地区でおすすめの屋台は「博多長浜ラーメンやまちゃん」です。博多長浜ラーメンやまちゃんは那珂川沿いの遊歩道に古くから出店している屋台です。いつも満席で込み合っているのですが、そこはベテラン屋台なので並んでいても割と早く座ることのできる回転率がいいのもおすすめのポイントです。

次に、紹介する中洲地区でおすすめの屋台は「山幸」です。山幸はやまちゃんと同じく、那珂川沿いの遊歩道に出店する屋台のレベルを超えたおいしい料理が楽しめる屋台です。特に人気なのは「なすの明太チーズ焼き」でハーフサイズにすることができ、1人や女性にも優しい配慮がされています。お店を切り盛りしている夫婦も気さくなので、会話やちょっとした気遣いを感じられる温かみのあるおすすめの屋台です。

次に、紹介する中洲地区でおすすめの屋台は「須崎屋台かじしか」です。須崎屋台かじしかは中洲川端駅からすぐのところに出店している屋台です。こちらでは旬の新鮮な魚を使った串焼きや和牛を贅沢に使った料理、熊本名物の辛子れんこん、唐津名物の魚ロッケといった他では食べられないおいしい屋台グルメを堪能することができます。もちろん、ラーメンや焼きラーメンもあり、福岡でも伝説と言われるほど人気の屋台です。

最後に、紹介する中洲地区でおすすめの屋台は「武ちゃん」です。武ちゃんは那珂川沿いの清流公園にあり、40年以上もの間餃子を作り続けてきた店主のこだわりの餃子を堪能することのできるおすすめの屋台です。どて鍋やニラ、豚ニラ、レバニラを卵でとじたメニューが多く、大手羽唐揚げなどお酒のアテにピッタリなメニューが揃っています。人気の屋台なので、いつでも行列ができているため、早めの来店がおすすめです。

屋台にはカウンター席が8席と2人掛けの椅子が4脚用意されているので、広めではありますが手荷物を少なめにして、トイレも済ませておくと短時間でもしっかりと屋台の雰囲気とおいしい一口餃子をたのしむことができます。こちらは、有名人やスポーツ選手なども多く足を運ぶ人気の高い老舗の屋台なので、福岡の風物詩を堪能したいという人はぜひ一口餃子が絶品の「武ちゃん」へ立ち寄ってみてください。

ここでは、福岡の風物詩である「天神地区」と「中洲地区」の屋台について紹介しました。どちらの地区も明太子や牛サガリ、餃子など、それぞれこだわりのあるメニューと屋台ならではの暖簾や提燈であしらった店構えで雰囲気を味わいながら食事ができることで人気があります。地元の人たちはもちろん、観光や仕事で福岡に来た際には、ぜひ福岡の屋台に足を運んでみてください。