2019年03月03日公開
2024年09月06日更新
オーストラリアのおすすめ食べ物/料理27選!旅行先で人気のグルメ!
オーストラリアのおすすめの食べ物を紹介します。オーストラリアは移民大国なので、伝統の料理などはあまり存在しません。しかしオーストラリアで独自の食文化として発展を遂げている食べ物も数多くあります。イギリスからきたフィッシュアンドチップスもその一つです。肉だけでなく、魚やお菓子などバラエティ豊かなのも特徴です。そんなオーストラリアのおすすめの食べ物や旅行先で人気のグルメ、有名なフード、食文化などを紹介します。
目次
オーストラリアは多国籍で食べ物のバラエティが豊か
オーストラリアは移民大国であり、いろいろな国から集まって構成された国です。そのためオーストラリアに昔からある伝統的な郷土料理はあまり存在しないのですが、名物料理はたくさんあります。
食べ物の種類も豊富で、オーストラリアには観光客にも喜ばれる美味しい料理がたくさん存在しています。そんなオーストラリアのバラエティ豊かな美味しい食べ物や食文化を紹介します。
オーストラリアのおすすめ食べ物【有名な料理】
オーストラリアには独自の美味しい食べ物がたくさんあります。日本でもお馴染みのシリアルやドーナツ、オーストラリア伝統の食べ物バーベキューなどどれも食べたいものばかりです。
ミートパイ
オーストラリアの有名な料理の一つにミートパイがあります。日本の家庭料理の肉じゃがのように地域や家庭によって味付けが変わるのが特徴です。ミートパイはパイ生地をベースにミンチの肉と、グレービーソースを包んで、オーブンで焼きあげた料理です。
肉の種類や中に包む材料は様々です。野菜を豊富にしたりマッシュルームなどキノコ類を入れたりすることもあります。オーストラリアでは焼くだけで完成するパイを販売している店をよく見かけます。パイ専門店もあるほど人気の食べ物です。
ミートパイは焼いた熱々の状態にケチャップをかけて食べます。オーストラリアではミートパイが主食になることがほとんどです。ボリュームたっぷりで盛りだくさんなのでお腹いっぱい食べられます。
マッシュポテト
マッシュポテトはじゃがいもを潰しただけの簡単な料理ですが、オーストラリアで有名な食べ物として有名です。茹でたじゃがいもをすりつぶし、牛乳とバターを使って味付けをして完成するとても手軽な料理です。家庭によってはクリームチーズやクレイビーソースをかける場合もあります。
マッシュポテトはそのまま食べることもありますが、サラダなどに添えてポテトサラダのようにすることもあります。様々なレシピにアレンジすることができるとしてオーストラリアの家庭では重宝されています。マッシュポテトを作るためのポテトマッシャーと呼ばれる道具もどの家庭にもあります。
バーベキュー
日本ではイベントやキャンプの時などに登場するのがバーベキューですが、オーストラリアでは日常的にバーベキューを楽しみます。敷地面積が広い自宅の庭や公園などでも気軽にバーベキューをしています。週末には集ってバーベキューをしている姿をあちこちで見かけます。
バーベキューは伝統的な家庭料理の一つといっても過言ではありません。バーベキューグリルは家庭での必需品ともいえるグッズでどの家庭にも一台は完備されています。
肉は、牛肉を始め豚肉や鶏肉など様々な肉を使用します。オーストラリアならではの肉としてラム肉やカンガルーの肉を使用するのも特徴です。
ラップ
オーストラリアの定番ランチとして有名なのがラップです。薄い生地の中に様々な具材を挟み込んで食べる食べ物です。低カロリーでヘルシーな料理であるとともにお腹いっぱいになるためランチにおすすめです。オーストラリのランチタイムにはラップを公園などで食べている姿をよく見かけます。
挟みこむ具材はチキン、ハム、ターキーなどの肉や、レタス、ニンジン、トマトなどの野菜がメインです。フラットブレッドと呼ばれる薄い生地に巻いて、お好みのドレッシングをかけて食べます。シーフードなどを巻いて食べるなどアレンジも豊富です。
シリアル
シリアルは有名な朝食の食べ物としてオーストラリアのみならず世界中で最近では日本でも主流になっています。オーストラリアではWeet bixというシリアルが有名です。Weet bixは1920年にシドニーで登場した伝統的なシリアルで、根強い人気があります。
ビスケットバーのように四角い固形のシリアルが一般的なシリアルとは異なる点です。一般的なシリアルと同じように牛乳をかけて食べるほか、フルーツと一緒に食べたり、温めて食べる方法もあります。
Weet bixは穀物で構成されているシリアルであるため、とても栄養価値が高いと人気です。食物繊維やビタミン、マグネシウムなどが多く含まれています。糖質も低く、ダイエットにも最適です。
ドーナツ
出典: http://jdunz.com
ここ最近、オーストラリアで有名になっている食べ物がドーナツです。オーストラリアではドーナツブームになっており、ドーナツ専門店なども次々に登場しています。日本のお菓子であるドーナツと比較すると、少し小ぶりでカラフルで華やかなのが特徴です。そしてオーストラリアらしく甘い味です。
シドニーやメルボルンには、Doughnut Timeというドーナツ専門店があります。連日行列する人気ぶりで、地元の人だけでなく観光客にも人気があります。
見た目が可愛いオーストラリアのドーナツはインスタ映えします。写真を撮影してSNSにアップする人もたくさんいます。お菓子好きでなくても興味をそそるかわいらしさです。
ハンバーガー
ハンバーガーの本場はアメリカですが、オーストラリアのハンバーガーも有名です。オーストラリアのハンバーガーは美味しさでは世界一と言われています。その理由はつなぎ無しのオージービーフ100%使用しているためです。ジューシーな肉がハンバーガーの味を引き立てています。
ハンバーガーショップやパブ、レストランなどハンバーガーを食べることができる店はたくさんあります。その店舗毎に独自のハンバーガーを提供している為、いろいろなハンバーガーを食べ比べできるのも魅力です。
オーストラリアならではのラム肉やカンガルーの肉を使用したハンバーガーもあります。オーストラリアでしか食べることができないと観光客に人気です。
チコロール
チコロールはオーストラリアの伝統的な有名な料理です。日本の春巻きのような食べ物です。野菜と牛肉を具材として巻いて油で揚げるだけの料理です。
片手で持ちながら気軽に食べることができることができるため、オーストラリアのランチにもぴったりです。手軽ですが、ボリュームもあるため、お腹もいっぱいになります。
オーストラリアのおすすめ食べ物【人気の肉料理】
オーストラリアでは肉料理が有名です。オージービーフやラム肉は日本でもお馴染みです。オーストラリアならではの肉がカンガルーミートです。
ラムチョップ
日本でもラム肉をジンギスカンなどで食べますが、オーストラリアでは、牛肉と同じくらいの消費量を誇るのがラム肉です。スーパーの肉売り場でもラム肉の占める割合は多く、塊肉からミンチ肉まで様々なスタイルで販売されています。
ラムチョップとは子羊の肉を使った食べ物です。あばら骨がついた状態で焼いた料理です。味付けをしてオーブンやフライパンで焼くだけの手軽にできる料理です。オーストラリアの家庭での定番料理の一つです。庭先やキャンプのバーベキューでもラムチョップはよく登場します。
芯まで火を通さず、中心部がミディアムレアの状態で食べるのが一番美味しい食べ方です。ラムチョップは街のレストランでも提供されており、観光客にも人気がある食べ物です。
カンガルーミート
オーストラリアならではの肉料理として有名な食べ物がカンガルーミートです。オーストラリアでは略してルーミートとも呼ばれています。日本で鹿肉が食べ物として提供されると同じようにオーストラリアではカンガルーが食用になっています。
カンガルーミートは牛肉や豚肉と変わらない程度の値段で手に入れることができます。低脂肪で低カロリー、高たんぱく質とダイエットにも効果的な肉として話題になっています。牛肉のような食感ですが、独特の匂いがあるのが特徴です。
カンガルーは異常繁殖する場合があります。異常に繁殖すると農作物への被害などが生じます。そのため意図的にカンガルーを駆除して食用として販売しています。どこのスーパーの肉売り場でも販売されています。
チキンシュニッツェル
もともとドイツ料理であるチキンシュニッツェルはオーストラリアで人気の肉料理の一つです。日本のチキンカツをイメージするのがわかりやすい料理です。肉を叩き柔らかくして伸ばしたものにパン粉を付けて油で揚げるだけの料理です。家庭でも簡単に作れます。
オーストラリアの街中にあるパブのつまみ料理としても人気です。チキンシュニッツェルにチップスと野菜が添えられた状態で提供されるのが定番です。
食べ方はお好みのソースをかけて食べます。グレービーソースをかけて食べるのがおすすめです。スーパーでは冷凍食品としても販売されており、家庭では油で揚げるだけの状態になっています。
オージービーフ
日本のスーパーでも店頭に並ぶことが多い牛肉がオージービーフです。オーストラリア産のオージービーフは、栄養価値が高い牧草を食べて育ったことから赤みが多くて美味しいと評判です。
赤身が多い為、低カロリーで低コレステロールととてもヘルシーであるにも関わらず、コク深い味と旨味が特徴です。オーストラリアのレストランではオージービーフを使ったメニューが豊富です。ステーキやローストビーフなどが人気メニューです。
オーストラリアでは日本のスーパーでは考えられないほどの安い金額でオージービーフが販売されています。家庭でも大きな肉塊を購入してダイナミックに料理する光景はオーストラリアならではです。
オーストラリアのおすすめ食べ物【シーフード料理】
四方を海で囲まれているのは日本と同じでオーストラリアでも漁業が盛んです。オーストラリアならではのシーフードも充実しているのが魅力です。
オイスターキルパトリック
オーストラリアのシーフードレストランで定番の食べ物がオイスターキルパトリックです。牡蠣をオーブンでカリっと焼き上げた料理です。お酒がすすむおつまみとして人気です。
ベーコンとパン粉を牡蠣にまぶしてオーブンで焼き上げますが、焼きたての状態で食べるのがおすすめです。ガーリック風味の熱々の牡蠣は絶品です。牡蠣の生臭さはほとんど感じません。
フィッシュアンドチップス
白身魚を使った手軽な料理がフィッシュアンドチップスです。イギリスが本場の伝統的な食べ物です。
イギリスと異なりオーストラリアではフィッシュアンドチップスをビーチで食べる食文化があります。ビーチでフィッシュアンドチップスを注文してその場で食べるのがオーストラリアスタイルです。イギリスでは高級料理として提供されています。
イギリスのフィッシュアンドチップスは格式ある食べ物ですが、オーストラリアではラフなスタイルで食べることが多いのが特徴です。イギリスでも最近ではテイクアウトする食べ方が主流になりつつあります。
バラマンディ
オーストラリアならではの魚といえばバラマンディです。スズキの仲間の白身魚で、体長2m、体重60kgまで成長します。オーストラリアではバラマンディ釣りを目的にする人も少なくありません。
白身魚で味や風味にも癖がありません。日本人の舌にも合う白身魚です。さっぱりして食べやすいのが特徴です。フィッシュアンドチップスの材料にもされています。オーストラリアのレストランや家庭では、揚げたてのバラマンディのフィッシュアンドチップスにレモンやチキンソルトをかけて食べます。
バラマンディをフライパンでソテーしてタルタルソースをかけて食べるのもおすすめです。スーパーでは捌いた状態でパック販売されています。
オーシャントラウト
サーモンに似たマスがオーシャントラウトです。日本のスーパーでもオーストラリア産のオーシャントラウトが鮭売り場に陳列しているのをよく見かけます。脂が多くしっかりとした食感が魅力です。
日本は焼き魚として食べることが多いのですが、オーストラリアではサラダやサンドイッチに生で入れて食べることが多くなっています。スモークして食べることもあります。パブのつまみとしても提供されており、オリーブオイルとレモンをかけたメニューが人気です。
スーパーでも簡単に手に入ります。捌いた状態を購入するができます。真空パックになっているものもあります。日持ちするためまとめ買いする人も少なくありません。
サーモン
オーストラリアのさらに南にある島であるタスマニア付近で捕獲されるのがサーモンです。サーモンはオーストラリアでもシーフード料理として定番です。タスマニアではサーモンの養殖も盛んです。
日本と同じように焼き魚として食べるのが一般的です。塩コショウをかけてグリルして食べます。バーベキューの食材としても登場します。脂が乗っていて美味しいシーフードです。
オーストラリアのおすすめ食べ物【お菓子&スイーツ】
お菓子やスイーツもオーストラリアにはあります。特徴はボリューム満点で甘いお菓子が多いことです。旅行のお土産にも重宝されているのがオーストラリアのお菓子です。リーズナブルな価格なのも嬉しいポイントです。
ラミントン
オーストラリアの古くから伝わる伝統的なお菓子がラミントンです。日本の饅頭のようなお菓子です。スーパーやカフェで簡単に手に入ります。日本の饅頭と比較するととにかく甘いのがラミントンの特徴です。
スポンジケーキをチョコレートでコーティングして乾燥ココナッツをまぶして作っています。スポンジの間にクリームやジャムを挟めたアレンジもあります。甘党の人にはおすすめのお菓子です。
オーストラリアでは、カフェでコーヒーや紅茶と一緒にラミントンを食べるのが伝統です。オーストラリアの家庭でのお菓子作りにも人気の食べ物です。
ティムタム
ティムタムはオーストラリアの有名なチョコレート菓子です。最近では日本でも販売されています。外側はチョコレートでコーティングされており、中はサクサクなお菓子です。
一口サイズに個包装されて販売されているお菓子で、オーストラリアのお菓子のお土産としても人気の商品です。オーストラリアでは、庶民のお菓子として親しまれているため、近所のスーパーなどでも簡単に手に入れることができます。
味の種類も豊富で、特定の店や地域でしか販売されていない限定品や、特定の期間のみに販売されるフレーバーもあります。1つの価格も3ドル程度とリーズナブルであるため、買いやすいお菓子です。
パブロバ
パブロバは日本で誕生日などに食べるケーキのようなデザートです。オーストラリアの伝統的なデザートです。ケーキというよりマカロンに近く、巨大なマカロンのようです。オーストラリアのお菓子らしくとても甘いのが特徴です。
レストランなどでも提供されており、有名レストラン監修のパブロバも人気を集めています。甘さを控えめにした上品なパブロバもあります。
パブロバはメレンゲを焼いて、生地の間や生地の上に生クリームを敷いてフルーツを盛り合わせて作られます。フルーツはイチゴやグランベリーなどが使用されます。お好みで様々なフルーツを使い見た目も華やかな印象にすることができます。
外側はカリっとして、中はふんわりしています。生クリームは甘いのですが、フルーツの酸味と相まって思わず笑みがこぼれてしまうような味わいが特徴のお菓子です。
パンケーキ
カフェなので人気なお菓子がパンケーキです。オーストラリアのパンケーキはボリュームも満点でクオリティも高いと人気です。Billsなど日本に支店がある有名パンケーキの店もあります。
オーストラリアではお酒を飲んだ後の締めとしてパンケーキを食べます。日本でラーメンを食べるのと同じような感覚です。繁華街にもパンケーキ屋が遅くまで営業しているのはオーストラリアならではです。
オーストラリアのおすすめ食べ物【その他】
オーストラリア独自の調味料もあります。調味料もリーズナブルな価格で買えるため、観光のお土産には最適です。またコーヒー先進国のオーストラリアではカフェで美味しいコーヒーを楽しむこともできます。
ベジマイト
オーストラリアの納豆とも呼ばれるのがベジマイトです。オーストラリアのどの家庭の冷蔵庫にも必ず常備されています。茶色いペースト状の食べ物でパンやクラッカーに塗って食べます。オーストラリアのスーパーではどこでも販売しており手に入れるのはとても簡単です。
ベジマイトの味はとてもしょっぱい味がします。そしてとても匂いも強烈です。初めてベジマイトを食べる人のほとんどが拒絶してしまうようなものです。なかなか日本人には馴染めない味や匂いですが、オーストラリアの人は毎日のように食べる日常食です。
チキンソルト
オーストラリアの定番の調味料として有名なのがチキンソルトです。フィッシュアンドチップスなどにかけて食べるととても美味しい調味料です。黄色い色をしており、さっぱりとした味が魅力です。しつこさもありません。
オーストラリアのスーパーの調味料売り場には必ずあります。レストランに備え付けの調味料の中にもチキンソルトは必ずあります。そしてどの家庭にも常備されています。様々な食べ物に一味加える時に使える便利な調味料がチキンソルトです。
プラスチックの容器に入って販売されているため、オーストラリアの土産としても喜ばれます。2ドル前後とリーズナブルな価格です。
ヌテラ
オーストラリアでは欠かせない食事のアイテムがヌテラです。どの家庭にも常備されています。イタリア産の食材ですが、オーストラリアに強く根付いています。ヌテラはペースト状のチョコレートです。
オーストラリアの朝食には欠かせないアイテムです。パンに塗って食べるだけでなく、フルーツにかけて食べる方法も人気です。濃厚なチョコレートは子供から大人まで人気です。
ビートルート
オーストラリア独特の野菜なのがビートルートです。カブのような姿をしていますが、色は赤色の野菜です。甘さがある野菜としてオーストラリアの食卓でも人気です。
缶詰として販売されており、ビートルートをスライスして煮たものです。サラダのトッピングやハンバーガーに挟めて食べます。ビタミンCも豊富に含まれており健康維持にも最適な食べ物です。
エスプレッソコーヒー
コーヒーの先進国のオーストラリアでは他の国とは比べ物にならないほどコーヒーのレベルが高いのが特徴です。本格的なエスプレッソはどこでも味わうことができます。カフェの数はコンビニよりも多いほどです。
特にメルボルンでは美味しいコーヒーが飲めると人気です。観光時にはお土産としてコーヒーを買っていく人も少なくありません。
スムージー
健康志向の人が多いオーストラリアではスムージーも充実しておりハイレベルです。街角にはスムージーバーも数多く見かけます。
フルーツや野菜などの定番のスムージーはもちろんの事、低脂肪やプロテインを配合したオリジナルのスムージーを注文する事もできます。そして味も抜群に美味しいと評判です。
オーストラリアの多文化が生んだ伝統料理
オーストラリアの食べ物の多くは他の国から一緒に移民してきたものが多く、オーストラリアで独自の食文化を形成しています。オーストラリアの先住民による伝統的な料理も存在します。
イギリスのフィッシュアンドチップス
フィッシュアンドチップスはオーストラリアで人気ですが、本場はイギリスです。オーストラリアではバラマンディを使用しますが、イギリスではタラとサメが定番です。イギリスも島国のため漁業が盛んです。ヒラメやエイもイギリスで漁獲できます。
イギリスでもリーズナブルで庶民の味として人気です。タラを使ったのがコードアンドチップスやハドックアンドチップスです。コードやハドックはイギリスで獲れるタラの名称です。
イギリスではカレイをプレイス、ひらめをドーバーソール、サメをロックと呼んでおり、それぞれのチップスも存在します。
イギリスではテイクアウトできる気軽なものから高級料理店で提供されるものまでバラエティ豊かです。イギリスのどこでも登場するメニューとして本場ならではの存在感です。
フランスのミルフィーユ
オーストラリアのバニラスライスはフランスのミルフィーユのオーストラリア版です。フランスのミルフィーユは3層以上のパイ生地に挟まれているのが特徴ですが、バニラスライスは多くても2層です。
層は薄いのですが、挟まれているカスタードクリームはミルフィーユと比べて多いのが特徴です。ミルフィーユが上品な味なのに対して、バニラスライスはお腹いっぱい食べたいときにおすすめの食べ物です。
アボリジニの伝統料理
オーストラリアにも数少ないですが先住民がいます。アボリジニ人です。アボリジニの伝統料理もあります。ブッシューフードと呼ばれるアボリジニの伝統料理には、カンガルーやクロコダイル、野菜、天然ハーブ、魚貝などを使った料理があります。
アボリジニの伝統料理の調理方法はいずれも焼くだけの簡単なものです。様々な食材を混ぜ合わせるスタイルがアボリジニの伝統料理として親しまれてきました。
オーストラリアの食文化は?
オーストラリアの食文化について紹介します。オーストラリアの旅行を楽しむには現地の食文化を知っておくことが大事です。
外食ではチップが習慣
オーストラリアの旅行雑誌では原則チップが不要とのことですが、シドニー五輪以来、オーストラリアにも都市部を中心にチップの習慣が出始めています。チップが食文化へ変化を与えつつあります。レストランでは、10%程度のチップを支払うことが主流になりつつあります。
都市と田舎では食生活が違う
オーストラリアは広大な土地を有しています。都市部は沿岸部に集中しており、都市部と田舎では食文化も異なります。都市部では、観光客も数多く訪れるためあらゆる国の食文化を取り入れています。日本食を提供する店も少なくありません。
しかし田舎の食文化は昔ながらの食文化が継続しています。店が異なるだけでなく、家庭料理も昔ながらの料理です。これはオーストラリアに限らず日本でも同じ食文化になっています。
オーストラリア料理はバーベキュー?
オーストラリアの国民食ともいわれるのがバーベキューです。オーストラリアの食文化はバーベキューであると言っても過言ではありません。各家庭にはバーベキューグリルが庭に備わっており、いつでもバーベキューを楽しむスタイルがオーストラリアの食文化です。
家にはバーベキューグリルが備わっていることが当然であることに加えて、スーパーではバーベキュー用の食材が陳列しているのもオーストラリアの食文化を象徴しています。
オーストラリアの食べ物はシンプルな豪快グルメ!
オーストラリアには独自の食文化があります。移民大国であるため伝統的な料理は数少ないですが、オーストラリならではの料理に進化した食べ物もあります。オーストラリアの食べ物は比較的シンプルです。そして量も多く、ボリューム満点なのが特徴です。
豪快に食べるのがオーストラリアの食文化です。オーストラリアに旅行した際には、現地の食文化に触れて、オーストラリアの食べ物を堪能してみてはいかがですか?