2018年12月06日公開
2024年08月22日更新
北海道限定コンビニ・スーパー商品17選!お土産にもおすすめ!
北海道は美味しい食材が豊富にあり、北海道の食べ物や飲み物には魅力がいっぱいです。その北海道の味をお土産にするなら、北海道限定のお菓子や飲み物はいかがでしょう。土産物店に行けば、北海道らしいおしゃれなお菓子や飲み物もありますが、北海道ならではのコンビニやスーパーで手軽に買うことのできるお菓子や飲み物もたくさんあって、まだまだ全国的には知られていない、北海道限定の味もあります。お土産にもおすすめな商品を紹介します!
目次
北海道限定品はお土産できっと喜ばれる!
北海道への旅行や出張のお土産には、有名なお菓子をお土産にする人も多いですが、北海道にはまだまだ全国的には知られていない、個性的な食品や飲み物がいろいろあります。本州とは海を隔てていることもあり、北海道独自の食文化が根付きやすいという土地柄もあって、北海道民には当たり前のソウルフードでも、道外の人には珍しいものというものです。
北海道へ行った時のお土産にすれば、話題にもなり、その味わいが喜ばれるおすすめの食品や飲み物の北海道限定17商品を、選出しています。
北海道限定のコンビニ・スーパー商品「お菓子編」
ツンと鼻にぬける辛さはおつまみにも「かっぱえびせん山わさび味」
カルビーの定番お菓子「かっぱえびせん」の中で、北海道限定のものが「かっぱえびせん山わさび味」です。北海道では、山わさびの栽培が盛んで、すりおろすと白いわさびのような、ホースラディッシュといわれるものです。この山わさびをパウダーにしたもので味付けしているので、山わさびの香りと辛みが、えび風味を引き立てています。
袋を開けた瞬間に、わさびの香りがして、一般的なかっぱえびせんのえび塩風味に加えて、山わさびの辛味が加わり、おつまみにもおすすめのスナック菓子です。食べた瞬間にはピリッとして、後味にも山わさびらしい、ツーンとするような風味が残ると、大人向けに好評です。
昔から変わらぬ懐かしいお菓子「日本一きびだんご」
岡山県の名物でもあるもち粉ときび粉を使った、小さな丸いお餅のイメージがある「きびだんご」ですが、北海道ならではのきびだんごがあります。北海道亀田郡にある天狗堂宝船というお菓子メーカーが製造半アビしている「日本一きびだんご」です。もち粉、砂糖、水あめなどを原料に使った、平たい棒状の餅でオブラートに包まれています。
もともとは、北海道開拓時代の屯田兵の携帯食からヒントを得て造られたもお菓子で、持ち歩きしやすくするために、平らな棒状になり、団結して助け合うという意味もこめて「起備団合」と名付けられたものです。携帯食から始まっているので、日持ちがよく、やわらかさは変わらないというのも特徴です。5本入って200円という駄菓子屋価格も魅力で、今では一口サイズのきびだんごもあります。非常食にもお土産にもおすすめです。
札幌の銘菓として人気の和スイーツ「月寒あんぱん」
北海道限定というよりも、札幌の銘菓として有名なのが「月寒(つきさむ)あんぱん」です。月寒あんぱん本舗が製造販売している、パンの中に餡を入れているというよりは、北海道産小豆100%のあんこを薄い生地で包んだ和菓子です。定番のこしあんに加え、黒糖あん、南瓜あん、黒胡麻あん、抹茶あんと種類があります。1個125円で販売され、スティック状になった月寒あんぱんもあります。
明治時代に、月寒に新道を開設するために、歩兵と地元民が働き、その時に町が間食として配ったのが「月寒あんぱん」の始まりといわれ、その時に造られた道路は今でも「アンパン道路」と呼ばれているという、歴史のあるお菓子です。パンとは違って、しっとりとした歯ごたえがあって、賞味期限も1カ月以上あるので、お土産にもおすすめです。
おつまみにもなる「札幌おかきOh! 焼きとうきび」
菓子製造や飲食店を運営する、札幌市のYOSHIMIから発売されている「札幌おかきOh! 焼きとうきび」は、北海道限定のお土産にもしやすいお菓子です。札幌の大通公園名物の、焼きとうもろこしを売る「とうきびワゴン」の味をおかきにしています。もち米ととうもろこしをあわせて練り込んで、焼きとうきびの風味のあるサクッとしたおかきになっています。ドライコーンも入っていて、サクサクっとした食感も楽しめます。
小分けのフレッシュパックが6袋入ったもの1箱が648円と、手頃な値段で、お土産として配りやすく、食べきりサイズなので、ビールのおつまみとしてもおすすめです。
かりんとう一筋のメーカーがつくる「うずまき」
パッケージに「道産子ド定番」と大きく書かれた「うずまきかりんとう」も北海道限定のお菓子です。札幌市にあるかりんとう一筋のメーカー浜塚製菓が製造販売していて、黒糖を使った生地とプレーンな生地でうずまき模様にしたかりんとうです。
通常のかりんとうは、棒状になっていて、カリッとかじって割るようにして食べますが、このうずまきかりんとうは、一口サイズで、サクサクと食べられ、1袋150円~200円ほどで販売されていて、値段も手軽なおやつ価格と評判です。
北海道限定のコンビニ・スーパー商品「飲み物編」
優しい甘みと酸味で大人気「北海道日高ヨーグルッペ」
北海道限定の飲み物の代表といえるのが、北海道日高乳業の「北海道日高ヨーグルッペ」です。北海道の新鮮な生乳に3種類もの乳酸菌を調合して、優しい酸味とほどよい甘さの発酵飲料です。コンビニではロングライフパックに入った200ml入りが130円ほどで販売されていますが、スーパーなどでは1000ml入りが360円くらいで大きなサイズで、家族みんなで味わえる飲み物となっています。
「ヨーグルッペ」というと宮崎県でも同じ名前の乳酸菌飲料が販売されています。実は、元々の母体が同じ宮崎の会社と、北海道日高乳業が、それぞれに作って販売しているという背景があります。味は微妙に違って、日高乳業のヨーグルッペは、生乳とビートグラニュー糖を使っていて、少し甘く感じられます。北海道限定のヨーグルッペをお土産にして、味と全国的に販売されているヨーグルッペとの飲み比べもおすすめです。
活力の給源からネーミング「カツゲン」
北海道限定のご当地飲み物としてよく知られているのが、「カツゲン」です。生乳が新鮮な状態で工場に運べる北海道には、乳酸菌飲料がいくつかありますが、他の商品と比べ、濃い味わいの乳酸菌飲料です。生きた乳酸菌が入っているので、ヨーグルトのような酸味があり、その中にも甘味がある飲み物です。今はカタカナで「カツゲン」と表記されていますが、以前は「活源」とされていて、エナジードリンクのように広まりました。
雪印メグミルクが1956年から製造していて、長く北海道民に愛されている飲み物です。朝食ブッフェで、カツゲンを置いてある北海道のホテルもあります。180ml75円から、300ml、500ml、1,000ml215円と容量のバリエーションだけでなく、レモンやピーチといった味のバリエーションもあり、受験シーズンに登場する特製パッケージといったものもあります。飲み物以外にも、アイスやキャンディまでカツゲン味があるほどです。
子ども向きな炭酸ジュース「リボンナポリン」
1909年(明治42年)に、ヨーロッパで体によいと飲まれていたレモン水をヒントにして、発売を開始された飲み物が「リボンシトロン」で、その2年後にブラッドオレンジ果汁を使った「ナポリン」が発売されました。それから100年以上、キャラクターのリボンちゃんとともに愛されている、北海道限定のロングセラーの炭酸飲料が「リボンナポリン」です。
サッポロポッカから発売されていて、現在はパプリカ色素を使った植物由来の優しいオレンジ色をした、子どもでも飲みやすい炭酸の飲み物で、340ml缶は、コンビニだけでなく北海道の自動販売機でも見ることができるところもあります。コンビニでは455mlのペットボトル140円もあり、レモンの香りの透明なリボンシトロンは北海道外でも販売されていますが、リボンナポリンは北海道限定なので、お土産にもおすすめです。
富良野のホップでつくる「サッポロ黒ラベルThe北海道」
大手ビールメーカーサッポロが北海道限定で販売しているのが「サッポロ黒ラベルThe北海道」です。北海道の原料にこだわっていて、麦芽はオホーツク産、富良野産、富良野のホップ100%使い、北海道産米ゆめぴりか、馬鈴薯でんぷん、コーンといったものも使われています。通常の黒ラベルと飲み比べると、ホップの苦みが特徴的で、クラフトビールのような味わいです。
サッポロ黒ラベルの星のマークは、北海道開拓使のシンボルであった北極星に由来するもので、北海道とサッポロビールのつながりには歴史があります。The北海道は、北海道限定でもあり、通年商品ではなく、夏頃になると販売がされる限定の商品なので、北海道のコンビニなどで見かけたら、大人向けの飲み物お土産としても購入をおすすめします。
北海道のコーラといえば「ガラナ」
1960年代に、日本にコーラが上陸した頃、まだ北海道にはコーラは入っていず、似たような飲み物を定着させようと開発されたのが「ガラナ」です。ブラジル原産のガラナの実を使った炭酸飲料で、日本人好みの味に改良され、コーラよりも、北海道ではガラナという人も多いです。焼酎をこのガラナで割って飲む人もいたり、ホッピー用のガラナも販売されています。自動販売機では、ガラナが入っているのも北海道ならではです。
北海道限定のガラナですが、後味に甘みがのこる「コアップガラナ」、あっさりとした味わいの「キリンガラナ」、北海道限定コンビニのセイコーマートオリジナルの「ガラナ」の3種が有名です。3種類のガラナを買って、飲み比べてみるという楽しみ方もできます。
北海道限定のコンビニ・スーパー商品「お土産編」
北海道民のカップ麺の定番「やきそば弁当」
カップ焼きそばは、日本全国のコンビニで販売されていますが、「やきそば弁当」は北海道限定販売のカップ麺です。北海道小樽にある、マルちゃんでお馴染みの東洋水産の北海道工場でつくられていて、1976年から北海道で40年以上販売され続けています。北海道の人がこのむやや甘めの味付けと、厳しい寒さの中でも温かく食べられるようにということで、粉末の中華スープが添えられています。1個180円から200円ほどです。
カップの焼きそばに、かやくを入れ熱湯を注ぎ、3分待ったら湯切りをして、ソースをかければ焼きそばは完成です。この湯切りする時のお湯を、マグカップなどに粉末スープをいれて、そこに注ぎいれて中華スープも一緒に味わえるようになっています。現在は、タラコ味バター風味、ちょい辛、旨塩といったシリーズも販売されているので、いくつか揃えてお土産にして、みんなで味わってみるという楽しみ方もできます。
お土産にもおすすめ可愛いパッケージ「札幌円山動物園ラーメン」
パッケージの見た目のかわいらしさから、お土産としても人気なものが「札幌円山動物園ラーメン」です。シロクマの顔がかわいいというだけでなく、袋麺としても十分に美味しいと評判のラーメンです。白い袋は塩味で、生ラーメンを2日かけて乾燥させた本格麺に、あっさりしつつも深みのある塩味、幻ともいわれるピンクはしょうゆ味で、塩よりもややコクのあるスープになっています。
出典: https://ymall.jp
製造しているのは、北海道旭川にある藤原製麺で、コシのある面に仕上げて、玉ねぎなどの香味野菜の旨味たっぷりのスープをあわせています。通信販売では、10食入り1,800円で販売されていて、一部が札幌円山動物園のホッキョクグマの繁殖のための寄付にもなるというものもあります。
牛乳とあわせて食べたい「ビタミンカステーラ」
北海道民なら1度は食べたことがあると言われるソウルフードなおやつが「ビタミンカステーラ」です。北海道旭川で創業した高橋製菓が、第一次世界大戦が終わり、食べ物が不足し栄養失調になる子どもが多く、その中で安くて、栄養価の高いものとして作られたものがビタミンンカステーラです。高価な卵と砂糖を減らし、小麦粉を増やしたために水分量が減り、日持ちがするようになり、ビタミンBを加えて学校給食にも使われました。
カステラに近づけるようにフワッとした感じもありますが、水分量が少ないために、パサつくので牛乳とあわせて味わうというのが北海道の定番おやつです。1本100円以下と、安い値段を今でも維持していて、北海道限定のおやつとして、大人には懐かしいものとなっています。パサつくけれどフワッとした食感のため、3カ月間の日持ちもするので、お土産にもおすすめです。
謎のインスタント麺「ホンコンやきそば」
北海道限定の袋麺なのに、ネーミングが「ホンコン」とついて、コンビニやスーパーで売られているのが、北海道民のソウルフード「ホンコンやきそば」です。1964年にエスビー食品が販売を開始し、50年以上続く味で、やきそば弁当よりも古く、カップではなく袋に入ったインスタント焼きそばです。特徴的なのは、揚げ麺の表面にソースの味がつけられていて、チキンラーメンのように手軽に食べることができます。
フライパンに水をいれて沸騰させたら、麺をいれて水分が亡くなるまで炒めたら、添えられているふりかけをかけるだけで、辛口の焼きそばができあがります。麺はコシが強く、ソースはスパイスが効いています。ホンコンの名前は、様々な中華料理を味わえる香港、中華料理の調理法に習ったということからつけられたそうです。1袋100円以下と安い価格で、意外と知られていないお土産になります。
見た目もかわいい「まりもようかん」
北海道観光スポットの阿寒湖のお菓子として有名なのが、緑色の球体をした「まりもようかん」です。表面は薄いゴムで包んでいて、これを楊枝で刺すと、ゴムがつるんとむけて、丸い形のようかんが出てきます。白あんに、着色料をつけて、マリモのような色にして、形もマリモのように丸くした、見た目にもかわいいお土産お菓子になります。阿寒湖近くの北海もりも製菓が、まりもようかんの発祥のお店です。
10個入り540円、20個入り1,080円とリーズナブルで、製造日から2か月の賞味期限があるので、お土産用のお菓子にもおすすめです。
北海道限定のコンビニ・スーパー商品のその他おすすめ
帯広名物の豚丼が簡単に作れる「豚丼のたれ」
北海道のご当地グルメの「豚丼」は、帯広が発祥の地といわれています。豚肉を炒めて、タレを絡めて、タレがカラメルのようになったら、丼のご飯にのせるだけという簡単な料理ですが、味の決め手はタレにあります。北海道限定販売の「豚丼のタレ」がいくつか売られているので、これも珍しいお土産としておすすめです。
特におすすめは、ジンギスカンのタレを作っているソラチの「十勝豚丼のたれ」です。1本300円ほどで、しょうゆ、砂糖を主として、バランスの良い味になっているので、肉じゃがや焼いたお餅につけても美味しいと評判です。また帯広で人気のある豚丼店とん田の「ぶた丼のたれ」は、1本500円ほどで、甘みが強く人気店の味をお土産でも味わうことができます。
老舗かまぼこ店がつくるおやつ「パンロール」
北海道の豊富な海産物を使って作る練り物メーカーかま栄が作っているのが、パンとかまぼこを合わせたような「パンロール」です。1つ216円で、北海道のスーパーやデパ地下で売られていますが、賞味期限が翌々日なので、お土産にするなら、帰路での購入がおすすめで、他にはない味と食感のお菓子のような、おかずのようでもある、商品です。
かまぼこをスナック感覚で食べられるようにと考案されたもので、すり身に豚肉と玉ねぎを加えて、薄いパンで包んで揚げたものです。サクッとした歯触りの後に、ふわっとしたすり身の食感がきて、北海道民に好まれています。北海道に行ったら、作り立てを食べたいものでもあります。
北海道のコンビニといえば「セイコーマート」!
北海道で一番多いコンビには「セイコーマート」という、北海道限定のコンビニです。セブンイレブンよりも古くから北海道でコンビニをはじめ、今では1,000店を超え、埼玉と茨木にだけ店舗があります。大手コンビにも北海道に進出する中、北海道限定コンビニとして不動の地位を守っています。
セイコーマートの限定商品がある
セイコーマートは北海道限定のコンビニだからこそ、北海道の事情をよく知り、北海道ならではのお店としての商品をそろえています。プライベートブランド商品にも力を入れていて、牛乳、チーズ、メロンといった道産のものを使ったお菓子や飲料、北海道の野菜を使った総菜なども豊富に販売しています。惣菜も、小さめの容器に詰め、種類を豊富にして、お弁当に盛り合わせでなく、好みのおかずが選べるようになっています。
お弁当売り場も、北海道限定のコンビニ、セイコーマートだからこその工夫があります。「ホットシェフ」と名付けられている、店内調理のブランドで、雪が降ったりすると、流通が滞ることもあるので、そうした状況でもお弁当などを提供できるように、店内調理するようにしているのが、セイコーマートの特徴です。温かいものは保温庫で保存されているので、寒い日にはここからすぐに温かいものを買って食べることができます。
セイコーマートはお酒もたくさん販売している
セイコーマートは元は酒の卸売り業をしていたということと、酒店をまわって、コンビニへの転換を営業していったという経歴があるので、酒類が豊富に販売されているという特徴があります。
道民が愛するセイコーマートは観光客にもおすすめ!
セイコーマートは、北海道にこだわったコンビニなので、道民には当たり前の商品でも、北海道外の人からみると、珍しいお菓子や飲料なども、手頃な価格で並んでいます。北海道限定のお土産を求めるなら、北海道限定コンビニのセイコーマートに入ってみるのもおすすめです。セイコーマートのプライベートブランド品は、北海道以外ではほとんど手に入らないお菓子や飲み物もあって、珍しいお土産になります。
北海道限定の特別で個性的なお土産を選ぼう!
北海道のお土産として、全国的に知られている銘菓もよいですが、親しい仲間や家族へのお土産に、北海道限定の個性的な食品や飲み物をお土産にしてみてください。みんなで味わいながら、会話も楽しめ、北海道ならではの味も試すことができます。北海道限定のセイコーマートはもちろん、大手コンビニやスーパーにも、そうした珍しいお土産がありますので、ぜひ北海道に行ったら、立ち寄ってみてください。