【2023年版】熱海駅のおすすめ駅弁15選|買える場所も紹介
熱海駅では、どこでどのような駅弁を買えるのでしょうか。この記事では、熱海駅で駅弁を販売している店舗や購入できるおすすめのお弁当について紹介しています。熱海への旅行を計画中の方、熱海で食べられる美味しい駅弁の種類が知りたい方は、ぜひご覧ください。
「駅弁売り場は熱海駅のどこにある?」
「熱海駅ではどのような駅弁が買えるの?」
「熱海でおすすめの駅弁は?」
このように、旅行に向けて、熱海駅で売っている駅弁や売り場について情報を集めている方はいらっしゃいませんか。熱海旅行へ出かけるなら、現地のおいしいお弁当や買える場所は押さえておきたいものです。
本記事では、熱海駅で買える人気の駅弁15種類をピックアップし紹介するとともに、熱海駅の駅弁売り場についてもまとめています。
記事を読んでおくと、熱海駅で人気のある駅弁がわかり、好みに合うお弁当の購入場所や価格も知れるでしょう。
熱海駅で買えるお弁当を詳しく知りたい方、旅行の思い出になるお弁当を探したい方は参考にしてみてください。
熱海駅で買える駅弁の特徴とは?
熱海駅では、魚や肉をメインにした駅弁、いろいろな料理を少しずつ楽しめる幕の内タイプの駅弁、釜めしをはじめ、様々な駅弁が売られています。
また、伊豆諸島や伊豆半島周辺で多くとれる金目鯛、西伊豆名物の小鯵寿司、わさび漬けなど、伊豆や周辺地域の名物を取り入れたお弁当も数多く販売されています。
そのため、熱海駅ではその日の気分や好みに合わせて食べたい駅弁を探せるでしょう。
熱海駅で販売されている主な駅弁は、小田原の東華軒や鎌倉市にある大船軒で作られています。どちらも明治時代から続く老舗のお弁当屋さんです。
熱海駅で駅弁を買える場所は?
熱海駅には駅弁売り場が3カ所あり、店舗によって販売されている駅弁の種類が違います。
たとえば、自宅で楽しむために買って帰る場合には、駐車場が近いところにあるラスカ熱海の駅弁売り場がおすすめです。電車内で駅弁を楽しみたい場合は、ラスカ熱海に寄ってから購入することも可能ですが、時間がないときなどは改札内にある駅弁屋熱海中央売店で購入することもできます。
また、新幹線を利用する場合にも購入できるように、新幹線の改札内にも駅弁売り場があります。そのときの状況によって、近い場所を利用してみましょう。
熱海駅で駅弁が買える3つの売り場について、以下でさらに詳しく紹介していきます。
ラスカ熱海
熱海駅の改札を出て右側にあるラスカ熱海内には、駅弁売り場があります。ラスカ熱海は1階にショッピングフロア、2階にレストラン&カフェ、屋上に広場が設けられている熱海駅に隣接したステーションビルです。
駅弁は1Fの駐車場側、土産店の隣にある駅弁屋で購入できます。駅弁屋では、長く愛されている昔ながらの駅弁から新作の駅弁まで幅広く扱っています。
通常は午前9時から午後7時まで営業していますが、時短営業になる場合もあるため、確認しておくと安心です。人数が多いときは、事前に予約を入れておくと欲しい駅弁を確実に入手できます。
出典・参照:ラスカ熱海|駅弁屋
駅弁屋熱海中央売店
駅弁屋熱海中央売店は熱海駅構内の改札を抜けた1番線ホーム下にある駅弁売り場です。こちらでは、伊豆の名産品を使った駅弁や季節に合ったお弁当などを購入できます。
上部にお弁当の看板があり、ショーケースには、子どもから大人まで楽しめる様々なタイプの駅弁が中味のわかる写真と一緒に並べられているため、内容を確かめて選ぶことが可能です。
ちょっとしたおつまみやお土産も置いてあり、買い忘れや時間がなく買えなかったときに役立ちます。2022年10月現在の営業時間は午前9時から午後6時までですが、変更になる場合があります。
出典・参照:駅弁屋 熱海中央売店|JR-Cross
新幹線改札内
熱海駅の構内にはもう1つ駅弁売り場があり、新幹線の改札内でも駅弁が買えます。発車まであまり間がなくても、購入してすぐにホームへ上がれるので便利です。
コンコースの売店は、駅弁を製造している東華軒が手掛けています。営業は午前7時から午後8時までで、ほかのお店に比べ営業時間が長めです。
ショーケース内には、代表的な駅弁などのお弁当の見本がずらりと並んでいます。地域の方々に愛されているものを選ぶ小田原市の事業「小田原セレクション」に選出された駅弁も、こちらの店舗で取り扱っています。
出典・参照:売店案内|東華軒
熱海駅で買えるおすすめ駅弁15選
おしゃれなスポットが増え、再注目されている熱海では昔から続く人気の駅弁から、工夫を凝らした新しいお弁当まで、いろいろな駅弁に出会えます。
熱海駅の売り場で販売されている駅弁は、名物を使ったお弁当を手ごろな価格で食べたいという願いもかなえてくれるでしょう。
ここからは、熱海駅で買えるおすすめのお弁当15種類について、値段や特徴などを紹介していきます。
なお、売り場や価格、駅弁の内容に関しては変動する可能性があるため、確認の上ご購入ください。
商品名 | 値段(税込) | 主な売り場 | 内容 |
---|---|---|---|
鯛めし | 880円 | 駅弁屋熱海中央売店、新幹線改札内 | 鯛おぼろ、茶飯、わさび漬け、蒲鉾、漬物 ほか |
うなぎ、金目鯛と銀鮭のあいのせ弁当 | 1,230円 | 新幹線改札内、駅弁屋熱海中央売店 | うなぎ、金目鯛煮つけ、銀鮭西京焼き、金目鯛フレーク ほか |
牛肉とシラスの二色盛弁当 | 820円 | 駅弁屋熱海中央売店 | 牛肉煮、シラス、煮物、かまぼこ、卵焼き ほか |
おたのしみ弁当 | 930円 | ラスカ熱海、駅弁屋熱海中央売店、新幹線改札内 | 白飯、煮物、シュウマイ、鮭塩焼、鯵フライ、鶏そぼろ ほか |
銀タラと金目鯛と穴子の合いのせ膳 | 1,300円 | 新幹線改札内 | 煮穴子、銀ダラの西京焼き、金目鯛照焼、白飯、茶飯 ほか |
こゆるぎ茶飯 | 880円 | 新幹線改札内 | 茶飯、鯛おぼろ、エビフライ、煮物、玉子焼き、アサリ佃煮 ほか |
あじさいちらし 鯵の押寿司入り | 1,080円 | 駅弁屋熱海中央売店 | 10種類以上の具を使用したちらし寿司、鯵の押寿司 |
デラックスこゆるぎ弁当 | 980円 | 駅弁屋熱海中央売店、新幹線改札内 | 茶飯、鶏そぼろ、炒り玉子、エビ天ぷら、鮭塩焼 ほか |
サンドウヰッチ | 530円 | ラスカ熱海、駅弁屋熱海中央売店 | ハムサンド、チーズサンド |
天城峠の釜飯 | 1,100円 | 新幹線改札内 | 鶏ごはん、鶏肉のうま煮、自家製わさび味噌、ウズラの卵、栗 ほか |
伝承鯵の押し寿司 | 1,380円 | ラスカ熱海 | 鯵の押寿司8貫入り |
金目鯛西京焼き弁当 | 1,050円 | 駅弁屋熱海中央売店 | 金目鯛西京焼、味付けご飯、桜エビ唐揚げ、煮物、漬物 ほか |
炙り金目鯛と小鯵押寿司 | 1,450円 | 新幹線改札内 | 鯵寿押寿司、金目鯛炙り寿司、梅ちり千枚寿司、梅ちり広島菜寿司 |
三色鳥めし | 750円 | 駅弁屋熱海中央売店 | 鶏そぼろ、鶏照焼き、玉子そぼろ、煮物、漬物 ほか |
箱根山麓豚弁当 カルビ&ロース | 1,180円 | 駅弁屋熱海中央売店 | 甘だれカルビ、甘だれロース、豚しぐれ煮、ご飯、わさび三昧 ほか |
1:鯛めし
小田原市民から親しまれ、2016年に小田原セレクションに選ばれている鯛めしは、熱海駅でも購入できます。
鯛めしは、8角形の容器と、青い海と真っ赤な鯛の描かれたパッケージが印象的な、相模湾の鯛を使った人気の駅弁です。明治時代の後期に誕生して以降、現在まで愛され続けてきました。
味付けご飯に良く合う鯛のおぼろの味付けには、伝統的な調味料が使われていて、噛めば噛むほど独特な旨味を堪能できます。横には山葵漬け、練り製品、佃煮、漬物が添えられていて、合間に少しずつ違う味を挟みながら、鯛めしのおいしさを楽しめます。
2:うなぎ、金目鯛と銀鮭のあいのせ弁当
うなぎ、金目鯛の煮つけ、銀鮭の西京焼きを1つの駅弁で食べられる贅沢な一品です。真っ赤なパッケーの写真に思わず目を引かれます。
フタを開けると中は、味が混ざらないようにきちんと分かれています。いろいろな魚を使った料理を満喫できるのに、カロリーは低めです。
また、全国各地から選りすぐった弁当や総菜に対して贈られる、ファベックス賞の優秀賞を受賞しています。魚三昧の駅弁は、いろいろな種類の魚料理を一度に食べたい方にぴったりです。
3:牛肉とシラス二色盛弁当
魚も肉も両方食べたい、少しずついろいろな料理を味わいたいときにおすすめの駅弁です。中は4つに分かれていて、おかずもバラエティに富んでいます。品目の多さの割に価格控えめなうれしいお弁当です。
シラスののったご飯と野菜と煮た牛肉がのったご飯のほか煮物、肉団子、かまぼこ、卵焼き、サラダ、漬物などのおかずが2カ所に入っています。ニンジンやインゲン、かまぼこ、卵を使い彩りよく仕上げてあり、見た目は華やかでバランスもよく上品な感じです。
4:おたのしみ弁当
おたのしみ弁当は、小田原セレクション2017に選定された人気のあるお弁当で、熱海駅でも購入できます。パッケージに、かるたの取り札風をモチーフにしたアーティスティックなイラストが描かれていて、名前のとおりわくわく感のある駅弁です。
梅干しをのせてゴマをふった白ご飯とおかずを組み合わせた、一見シンプルな幕の内弁当に見えますが、ところどころにメーカーのこだわりが詰まっています。
自家製のシュウマイや秘伝の味付けの筍鶏そぼろ、2種類の調理法で仕上げた魚のほか、定番とも言える煮物、卵焼き、かまぼこ、煮豆、漬物も入っています。
5:銀ダラと金目鯛と穴子の合いのせ膳
銀ダラと金目鯛、穴子を一度に味わえる魚好きにおすすめの駅弁です。外側のパッケージを外すと、写真と同じ魚三昧のお弁当が姿を現します。
3種の魚はそれぞれのおいしさを引き出す調理法を取り入れていて、銀ダラは西京焼き、金目鯛は照り焼き、穴子は煮つけで食べられます。
3つに仕切られた容器には、各魚料理に合わせて白ご飯または茶飯が入っています。添えられている酢蓮、わらび、紅色の美しいはじかみ、梅干しが味のアクセントとなり、最後までおいしく食べられます。
6:こゆるぎ茶飯
曲げわっぱに入ったこゆるぎ茶めしは、直径15cmほどの丸い形をしています。パッケージ表面に小田原城や富士山の風情のあるイラストが描かれている、レトロな雰囲気が漂う駅弁です。
茶めしの上には、鯛のおぼろが敷かれ、ほかのおかずがバランスよく並んでいます。真ん中付近に卵焼き、エビフライが入っており、筍、にんじん、しいたけの煮付け、かまぼこ、つぼ漬けなどものっています。
ご飯のお供にぴったりのあさりの佃煮やわさび漬けも入っていて、海の幸と山の幸の両方を楽しめます。
7:あじさいちらし 鯵の押寿司入り
昭和50年代に発売され、食べ続けられてきた人気のあじさいちらしをリニューアルしたものです。パッケージに描かれた紫色の美しいあじさいの絵が目印になります。
中は2つに分かれていて、片側にちらし寿司、もう片方に湘南名物の鯵の押寿司が入っています。押寿司とちらし寿司のどちらも好きな方におすすめです。
ちらしにはエビ、サーモン、ホタテ、イクラ、など海の幸をはじめ、10種類以上の具材が使われています。見た目が華やかで、目でも舌でも味わえる駅弁です。
8:デラックスこゆるぎ
こゆるぎ茶めしより、少し大きめの丸い容器に入っています。デラックスこゆるぎの名のとおり、おかずのボリュームが多めで、肉、魚、野菜でしっかりお腹を満たせます。たくさんのおかずを食べられるのに、価格は1,000円以下と良心的です。
おかずは鮭の塩焼き、エビの天ぷら、鶏の照り焼きなど食べ応えのあるものが入っていて、茶めしに合う炒り卵や人気のある筍鶏そぼろも使われています。具材をふんだんに盛り込んでいるため、釜飯好きの方におすすめできるお弁当です。
9:大船軒 サンドウヰッチ
明治時代に売り出された大船軒のサンドウィッチです。レトロ感のnあふれる商品名やイラストからも、歴史が感じられます。明治、大正、昭和、平成と愛され続け、今でも人気の高い駅弁の1つです。
中味はいたってシンプルで、箱の中にハムとチーズのサンドウィッチがきれいに並んでいます。軽く何か食べておきたいときに、ちょっとつまむのに適した昔ながらのサンドウィッチです。
ハムサンドは、古くからハムの製造を手掛けている老舗メーカーのボンレスハムを使用しています。
10:天城峠の釜飯
木々の生い茂った、天城峠の美しい風景を思い浮かべながら食べたくなるような、小説伊豆の踊子で知られる駅弁です。釜飯はお釜型の容器に入っていて、釜で炊いた雰囲気を味わえます。
上信越自動車道のサービスエリアなどで販売されている峠の釜飯は、だしで炊いた茶めしを使用していますが、天城峠の釜飯に使用しているのは鶏のスープで炊き込んだご飯です。
上には炊き込みごはんと相性の良い鶏肉、キノコ類、筍、栗などたくさんの具材がのっています。カップに入れて添えられた、自家製のわさび味噌がポイントです。
11:伝承鯵の押寿し
大正時代初期から販売されている、鯵を使った人気の押寿司です。
同じメーカーから販売されている鯵の押寿しは中鯵を使いますが、伝承鯵の押寿しでは鮮度の高い小鯵を使用しています。発売販売当初と作り方を変えず、半身を伝統の合わせ酢でしめてから押寿司にしているのが特徴です。
昔ながらの製法で丁寧に作られた伝承鯵の押寿しは、一列に4貫ずつ合計8貫入っています。昔と今の鯵の押寿しを食べ比べてみたい方、伝統ある押寿司をじっくり味わいたい方におすすめです。
12:金目鯛西京焼き弁当
古くから煮つけなどの調理法で親しまれてきた金目鯛ですが、近海でとれたものは近年、高級魚として扱われるようになりました。
金目鯛西京焼き弁当は、味付けご飯の上に高級と言われる金目鯛の西京焼き2切れや桜えびのから揚げがのっている、焼き魚好きの方におすすめのお弁当です。パッケージの真ん中に、大きくプリントされ、こんがり焼けた金目鯛の写真が食欲をそそります。
煮物や酢蓮などの野菜やひじき、大根のつぼ漬けも添えられていて、メイン以外のおかずも充実しています。
13:炙り金目鯛と小鯵押寿司
熱海駅では、炙り金目鯛と小鯵押寿司をメインにした、2種類の魚を楽しめる駅弁も買えます。お寿司が数種類入ったお弁当を探しているときや、人気の魚を食べ比べてみたいときにぴったりです。
皮をあぶって香ばしさを出した炙り金目鯛の押寿司、明治時代から長きにわたり食べられてきた風味豊かな小鯵の押寿司が5貫ずつと、端に漬物を使った梅ちり千枚寿司と梅ちり広島菜漬寿司が1貫ずつ入っています。4つの味を堪能できる食べ応えのある人気の駅弁です。
14:三色鳥めし
熱海駅では、肉を主なおかずに使った駅弁も販売されています。三色鳥めしは茶めしの上に鶏そぼろ、鶏の照り焼き、玉子そぼろがのった鶏肉たっぷりのお弁当です。
端にはがんもどきや野菜の煮物、ひじき煮がおかずとして添えられていて、いろいろな食材を食べられるよう工夫されています。グリーンピース、玉子、にんじん入りで彩も良く、思わず食欲をそそられます。
ほかの駅弁に比べ低価格ですが、中味は充実しています。魚を使ったお弁当が苦手な方、さっぱりとした肉系の駅弁を食べたい方におすすめです。
15:箱根山麓豚弁当 カルビ&ロース
魚がメインのお弁当が多い熱海駅で入手できる、豚肉を使ったガッツリ系の駅弁です。肉はお隣神奈川県の箱根山麓で育てられた、きめ細かい繊維と脂身の甘さを持つ豚肉を使っています。
ご飯の上にのっているのは、豚肉のしぐれ煮とスライスし甘ダレで仕上げた豚肉です。仕切りの横に添えられた漬物も箱根山麓で育った野菜を使用し、すべて国産食材で作っています。
以前はカルビだけを使っていましたが、現在はロースとカルビに変更され、部位の違いを食べ比べられるようになりました。
旅のお供に熱海駅で美味しい駅弁を買おう
お弁当売っている場所は熱海駅に3カ所あり、駅構内や新幹線ホームの下でも購入可能です。
長年にわたり数多くの方のお腹や心を満たしてきた駅弁と、目新しいお弁当のどちらにするか迷いつながら選ぶのも旅の楽しみと言えます。
おいしかった駅弁は、旅の思い出としていつまでも記憶に残ります。次に熱海駅を訪れたとき、以前食べたお弁当があるかどうか探してみるのも楽しいでしょう。
ぜひ熱海駅で駅弁を買える場所をチェックし、美味しいお弁当を買って、ステキな思い出を作りましょう。