プロテインでコスパがいいのは?おすすめのメーカー厳選9選!
プロテインは筋肉増強だけに限らず、ダイエットや足りないタンパク質の摂取に欠かせない栄養補助食品です。近年では健康食ブームの影響もあり、プロテインはスーパーやドラッグストア、コンビニなどで手軽に購入できます。ただ、プロテインは製造メーカーや種類が豊富なので何を選べば良いのかわからなくなります。そして、できればコスパに優れたプロテインを手に入れたいものです。そこで今回は、「プロテインでコスパがいいのは?おすすめのメーカー厳選9選!」と題しまして、コスパに優れたプロテインを紹介したいと思います。
プロテインでコスパがいいものはどれ?
プロテインは、近年の健康ブームの影響もあり、スーパーやドラッグストア、コンビニで簡単に手に入るようになりました。ただ、プロテインはメーカーや種類が豊富なので、初めて購入する方にとっては、何を選べば良いのかわからなくなります。また、プロテインは同じような内容のものでも、値段が高い商品もあるので、なかなか手が出せない方も多いことだと思います。しかし、色々調べてみると、安くて大容量のプロテインもあります。
値段が安くて大容量のプロテインは、大手メーカーのプロテインと何がどのように違うのでしょうか?また、プロテインと言っても、スポーツ用やダイエット用、子供用のものまで数多くの種類があり、それぞれの目的に合ったものを選ぶのも大変です。そこで今回は、プロテインの内容や種類について詳しくお伝えしていくと同時に、プロテインの選び方、コスパに優れたおすすめのプロテインを紹介していきたいと思います。
プロテインとは?
では、先ず最初にプロテインとは何か?についてお伝えしていきます。ご存知の方もいるかと思いますが、プロテインとはタンパク質のことです。ただ、日本で目にするプロテインは、筋肉増強やダイエットに使うイメージが強いので、誤解が多いのも事実です。プロテインは、基本的にタンパク質が主成分の栄養補助食品です。現代人はタンパク質が不足しがちだと言われていますが、足りないタンパク質はプロテインで補給できます。
プロテインは必要?
プロテインとは、足りないタンパク質を簡単に補うことができる栄養補助食品です。決してスポーツ選手の筋肉増強やダイエットだけを目的とした食品ではありません。勿論、スポーツ選手やダイエット用に開発されたプロテインはあります。それらは目的に合わせて、タンパク質にビタミンやカルシウムなどの栄養素を加えたものです。また、飲みやすいように味付けされているものもありますが、プロテインの基本はタンパク質です。
では、プロテインは日常生活において本当に必要なものなのでしょうか?結論から言いますと、プロテインは私たちの生活に必要です。お伝えしているように、プロテインはタンパク質を主成分とした栄養補助食品です。タンパク質は、脂質と炭水化物とを合わせて三大栄養素と呼ばれていて、私たち人の健康維持や身体活動に欠かすことのできない栄養素です。プロテインは、現代人に不足しがちなタンパク質を補給できる優れた食品なのです。
プロテインの役割や効果
プロテインはお伝えしている通り主成分がタンパク質です。では、タンパク質の役割と効果はどのようなものなのでしょうか?タンパク質は、人の臓器や筋肉、体内のバランスを整えるホルモンの材料になります。また、体全体のエネルギー源として極めて重要な栄養素です。私たちの髪の毛や爪、皮膚などはタンパク質から作られています。タンパク質を摂取すると、体内でアミノ酸が複雑に絡み合って必要なタンパク質へと合成されます。
人の体を作るアミノ酸は20種類あり、その中には人の体で合成できない必須アミノ酸が9種類あります。プロテインには、この必須アミノ酸が全て含まれているものもあり、簡単に摂取できます。タンパク質が不足すると、筋肉量が落ちるだけでなく、肌荒れや抜け毛、爪が割れたり口内炎になったりします。また、直ぐに疲れたり、やる気が出なくなったりもします。忙しい現代人にとって、プロテインの役割や効果は重要だと言えます。
プロテインの種類
プロテインの種類は、初めてプロテインを購入する方にとって知っておきたい情報だと言えます。プロテインの種類は、大きく分けるとホエイ・ソイ・ガセインの三種類があります。一般的に最もよく利用されているのはホエイとソイなので、初心者の方はこの二種類だけは覚えておきましょう。ホエイは牛乳に含まれるタンパク質で、筋肉に必要なアミノ酸が多く含まれています。プロテインの基本はホエイと覚えておいても良いでしょう。
ソイプロテインは大豆のタンパク質だけを粉末にしたものです。ソイプロテインは、タンパク質の比率を高め、糖質や水分、脂肪を減らし、植物性タンパク質を効果的に摂れるようになっています。また、体内への吸収が緩やかなため、腹持ちも良く、ダイエット向きだと言われています。ただ、植物性タンパク質であるソイプロテインは動物性タンパク質であるホエイやガセインと比較した場合、必須アミノ酸を全て補うことはできません。
1日のタンパク質摂取量目安
1日に必要なタンパク質の摂取量は、厚生労働省の日本人の食事摂取基準で確認することができます。日本人の食事摂取基準では、年齢や性別に応じて、エネルギーやビタミン、ミネラル、タンパク質などの必要量、推奨量が定められています。例えば、15~17歳の男性の場合、タンパク質の推奨量は1日65gとなっています。成人の男性の場合では60g、女性の場合は50gとなっているので、この数字を覚えておくようにしましょう。
1日のタンパク質の推奨量が65gの場合、どのような食事でタンパク質が補えるのでしょうか?これはあくまでも例ですが、ご飯300g(およそ丼1杯分)、牛もも肉脂身なし100g、紅鮭70g(一切)、納豆1パック、牛乳コップ2杯で68.4gのタンパク質が摂取することができます。この例を見ると、タンパク質は私たちが普段食べているものから摂取できます。ただ、忙しくて食事が摂れない場合は、プロテインでタンパク質を補うようにしましょう。
プロテインの選び方
ここまでプロテインとは何か?についてお伝えしてきましたが、ここからはプロテインの選び方についてお伝えしていきたいと思います。プロテインの選び方のポイントは、プロテインのコスパ、プロテインに含まれているタンパク質の量、プロテインの味の3つになります。そして、なによりも重要なのが食生活の見直しです。タンパク質はできれば食事から摂取するのが理想です。補えないタンパク質はプロテインで摂取しましょう。
プロテインのコスパを見る
プロテインは様々な種類があります。お伝えしている通り、プロテインは大きく分けてホエイ、ソイ、ガセインの三種類があります。ホエイとガセインは動物性タンパク質で必須アミノ酸が含まれていて、水溶性であるホエイが消化吸収率が高く、プロテイン初心者にはおすすめできます。ガセインはホエイと同じく動物性タンパク質ですが、消化吸収が緩やかなのが特徴です。ソイは植物性タンパク質で必須アミノ酸が全て含まれていません。
プロテインを購入する場合は、タンパク質の種類を確認して、含有量と値段を見ていきます。ここでのポイントは、1kg当たりに含まれているタンパク質の含有量と値段になります。タンパク質の含有量は、プロテインに占める栄養素の中で、タンパク質がどれくらいの割合で含まれているか数字で表したものです。簡単に言えば、タンパク質の含有量が高く、それでいて値段が安いプロテインがコスパに優れたものだということです。
タンパク質の量をチェック
プロテインの値段の傾向として、ホエイとガセインは高く、ソイは安いのが特徴です。ただ、値段が安いというだけでプロテインを選ぶのはあまりおすすめしません。今の食生活や生活スタイルに合ったものプロテインを選ぶようにしましょう。お伝えしている通り、タンパク質には動物性と植物性があり、必須アミノ酸の割合に違いもあります。また、消化吸収率もそれぞれ異なるので、ここは必ず押さえておきたいところだと言えます。
また、タンパク質の種類だけでなく、プロテインは他の栄養素を加えているものもあります。カルシウムやビタミンB群などの栄養素です。これらの栄養素が必要ない場合は、単純にタンパク質の含有量だけを見て、値段が安いものを選ぶと良いです。また、ソイやガセインは水に溶け難いので、メーカーによる味付けなどの工夫が施されている場合が殆どです。プロテインは、メーカーの特徴を見て、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
味は口コミなどでチェック
コスパに優れたプロテインの中には、味付けなどの工夫が一切施されていないものもあります。これは、メーカーが手を抜いているわけではなく、純粋にタンパク質の補給だけを目的に製造されているからです。ソイやガセインなどは水に溶け難いので、飲み始めは不味く感じる場合もあります。ただ、殆どのメーカーのプロテインは、飲み易くするための工夫が施されています。味付けはココアやイチゴ、ヨーグルト、コーヒーなど種類も様々です。
プロテインの味は実際に飲んでみないと分かりませんが、ネット上の口コミを参考にするのはおすすめの方法だと言えます。味覚は十人十色なので、口コミで評価が低いものは美味しい味ではない可能性があります。プロテインは、いくらコスパに優れたものがあったとしても、大容量のものが殆どなので、味に関しては口コミを参考にして、損をしない買い物をしましょう。また、味は専門店で店員さんに教えてもらうのも良いですね。
プロテインでコスパがいいおすすめメーカー9選!
では、ここからはコスパに優れたプロテインを紹介していきたいと思います。紹介するプロテインのメーカーは国産だけでなく海外のメーカーも含まれていますが、商品はどれも品質で劣るものはありません。各メーカーのプロテインは分かりやすいように1kg当たりのタンパク質の含有量と値段も紹介しています。また、それぞれの商品の特徴も簡単ではありますがまとめましたので、購入する際の参考にしていただけたら嬉しいです。
ヨーロッパ発で低価格高品質が人気の「マイプロテイン」
まず最初に紹介するプロテインはマイプロテインのホエイプロテインです。このプロテインはその名の通り原料にホエイのタンパク質が使用されています。タンパク質の含有率は80%で1kg当たりの値段は2,800円となっています。マイプロテインは、このホエイプロテインが主力のメーカーで、プロテインは純度の高い100%濃縮乳清タンパク質から作られています。1食分当たりのタンパク質含有量は20gもある高品質のプロテインです。
ホエイプロテインは、同価格帯の商品からするとタンパク質の含有量は僅かですが少ないので、日々摂取する栄養補助食品としてはあまり向かないかもしれません。とはいえ、タンパク質の吸収に欠かせない必須アミノ酸が含まれているので、その辺りを考慮すればコスパは良いと言えます。味に関しては、フレーバーの数も50種類以上あるので、必ず好みの味を選ぶことができることでしょう。初めてのプロテインとしてもおすすめです。
文句なしのコスパが魅力の「オプティマムニュートリション」
次に紹介するのはオプティマムニュートリションのゴールドスタンダードダブルリッチチョコレートです。オプティマムニュートリションはアメリカのメーカーで、プロテインのシェア率は全世界でトップクラスです。このゴールドスタンダードダブルリッチチョコレートは、原料がホエイのタンパク質を使用していて、タンパク質の含有率は79%、値段は3,518円となっています。このプロテインの最大の特徴はWPIが主成分であることです。
一般的なホエイプロテインの多くはWPCが主成分として使用されていますが、WPIは乳糖と脂肪を徹底的に取り除いているので、純度の高いホエイプロテインを求めている方にはおすすめします。そして、このプロテインの特徴はビタミンやミネラルといった栄養素は含まれていません。よって、本格的にトレーニングされたい方にもおすすめです。世界で最も人気のあるプロテインですが、アマゾンでは値段が倍以上するので注意しましょう。
誰にでもおすすめできる「ウイダーのマッスルフィットプロテイン」
コスパ抜群でおすすめのプロテインを紹介していますが、次はウイダーのマッスルフィットプロテインココアです。タンパク質の含有量は71%で1kg当たりの値段は3,600円となっています。ウイダーは国産のメーカーで様々な栄養補助食品を販売していて名前を知っている方も多いと思います。このプロテインの特徴は、何といっても、吸収しやすいホエイと吸収が緩やかなガセインの二種類のタンパク質が使用されている点です。
この二種類のタンパク質を採用しているメリットは、長時間栄養補給ができない就寝時などに適しているところです。日常的にプロテインを摂取したい方、忙しくてタンパク質の補給が難しい方、偏食気味の方におすすめできるプロテインだと言えます。その反面、スポーツ選手には向いていないプロテインでもあります。ただ、このプロテインは口コミで味が美味しいと評判なので、一般向けとしては誰にでもおすすめできる商品です。
プロテインと言えばこれ「明治サバス ホエイプロテイン」
続いてのコスパ抜群のプロテインは、明治サバスホエイプロテインココアです。タンパク質含有率は71%で値段は1kg当たり3,900円となっています。明治サバスのプロテインは国産メーカーとして最も人気のあるブランドだと言えます。その理由として、コスパが優れている点が挙げられます。このホエイプロテインは必須アミノ酸の他に、7種類のビタミンB群、ビタミンCも同時に摂取できるのが最大の特徴だと言えます。
このホエイプロテインは栄養のバランスが非常に優れていて、尚且つ1食当たりのエネルギーは81kcalとなっています。味も美味しいと評判で、牛乳に混ぜて飲むとさらに美味しくいただけます。また、このプロテインは吸収が速やかなので、スポーツや運動後のタンパク質補給、ダイエット中のタンパク質補給にもおすすめできます。このプロテインはスーパーなどで気軽に購入できる点を含め、様々な面でコスパに優れていると言えます。
高品質で信頼度抜群の「ファインラボ」
続いてのコスパ抜群のプロテインは、ファインラボのホエイプロテインピュアアイソレートミルクココアです。タンパク質含有率は82%で1kg当たりの値段は4,975円となっています。ファインラボのプロテインは国産のメーカーとして、多くのプロから支持されています。特徴としては100%乳清タンパク質を使用していて、糖質や乳糖を極限までカットしている点です。つまり、牛乳が苦手な方でも安心して利用することができます。
また、このプロテインは、原材料や製造面での安全面でも信頼できます。このプロテインは、ただ単にタンパク質だけを補給したい方からすると、値段的な面でのコスパは決して優れているとは言えません。しかし、プロテインとしては非常に優れた内容だと言えます。この辺りが、このプロテインが多くのプロから支持されている理由なのでしょう。スポーツされていて、純度の高いプロテインを探されている方にはおすすめだと言えます。
お手頃で安心の「エクスプロージョン ホエイプロテイン」
続いてのコスパ抜群のプロテインは、エクスプロージョンのホエイプロテインミルクチョコレートです。タンパク質の含有率は72%で1kg当たりの値段は2,106円となっています。エクスプロージョンは国産のメーカーですが、プロテインの原材料であるホエイはドイツの乳製品会社のものを使用しています。このプロテインはプロのアスリートからも支持されている製品なので、ドーピングの心配は全くありません。
このプロテインは3kgの大容量となっているのもポイントで、1食分のコスパは約21円と驚きの安さです。あと、今回紹介しているホエイプロテインの味はミルクチョコレートのフレーバーですが、他にも10種類以上の味が選べるのも嬉しいですね。タンパク質の吸収が早いホエイプロテインは、スポーツをされている方に適していますが、日常のタンパク質補給としても活用できるので、初心者の方にも充分おすすめできます。
値段は安いが高品質の「540プロジェクト ソイプロテイン」
続いてのコスパ抜群のプロテインは、540プロジェクトのソイプロテイン10kgです。タンパク質の含有率は84%で1kg当たりの値段は1,117円となっています。540プロジェクトのプロテインは、大手企業が販売している高品質のプロテインと何ら変わらなく、それでいて値段が安いのが特徴です。このソイプロテインは、1食分20gのコスパが約22円なので、内容量10kgとはいえ、普段からプロテインを摂取されている方にはお買い得です。
540プロジェクトのソイプロテインは、非遺伝子組み換え大豆を使用していて、日本国内で精製されているのも安心できます。また、合成甘味料や着色料は一切使用されていないのも嬉しいですね。このソイプロテインはカロリー管理をされている方にもおすすめできます。ただ、合成甘味料無添加ということは、甘みが殆どないので、初めて利用する方は不味いと感じるかもしれません。しかし、このコスパは素晴らしいの一言です。
完全無添加の「ボディウィング ホエイプロテイン」
続いてのコスパ抜群のプロテインは、ボディウィングのホエイプロテイン1kgです。タンパク質の含有率は78%で1kg当たりの値段は2,290円となっています。ボディウィングのプロテインは完全無添加のアメリカ産のWPCホエイプロテインを100%使用しています。完全無添加ということは、甘みは一切ありません。しかし、タンパク質の含有率はとても高く、それでいて値段も安いので、機能性重視の方にはおすすめだと言えます。
味の方は、お伝えしている通り完全無添加なので甘みはありません。ただ、余計な味がないのはメリットとも言えます。例えば、このプロテインをコーヒーやココアなどに加えて飲むのも悪くはありません。また、好みのジュースに加えて飲んでも大丈夫です。味に慣れてきたら、水に加えただけでも飲めるようになりますよ。このように、完全無添加のプロテインは、自分好みの味付けができるので、そのメリットを活用してみましょう。
ユーザーの声に応えた「ビーレジェンド ホエイプロテイン」
続いてのコスパ抜群のプロテインは、ビーレジェンドのホエイプロテインナチュラル1kgです。タンパク質の含有率は74%で1kg当たりの値段は2,600円となっています。このビーレジェンドのプロテインは、インパクトのあるパッケージなので、ご存知の方も多いと思います。このプロテインの特徴はアミノ酸スコア100のホエイプロテインを使用している点とタンパク質の吸収に役立つビタミンCが配合されている点です。
アミノ酸スコアとは、タンパク質の量と必須アミノ酸がバランスよく含まれているかを数字で表したもので、100に達しているものが質の良いタンパク質だと言えます。つまり、このホエイプロテインは良質のタンパク質が使用されているということです。ビーレジェンドのプロテインは、タンパク質だけに拘らず、ユーザーが摂取しやすい配慮が味にも反映されています。それでいて値段も安いのですから文句のつけようがありません。
プロテインはコスパも考えて選んでみよう!
「プロテインでコスパがいいのは?おすすめのメーカー厳選9選!」と題しましてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?プロテインは、使用されているタンパク質の種類と特徴を知ることが大切です。特に初心者の方は、タンパク質の種類と特徴を知った上で、タンパク質の含有量率が高く、値段がリーズナブルなものを選ぶようにしましょう。皆さんの参考になれば嬉しいです。