ケイパーとケッパーは同じ?レシピ・作り方や代用品についても解説!

ケイパーやケッパーと呼ばれる調味料が話題となっていますが、果たしてケッパーとケイパーは同じものなのでしょうか?ケイパーやケッパーと呼ばれる調味料があればかなり料理の楽しみ方の幅が広がるとして話題になっていますが、その作り方や代用品も知っておきたいものです。また、そんなケイパーやケッパーを使ったおすすめのレシピもチェックして、ぜひ色々な形で楽しんでいきましょう。

ケイパーとケッパーは同じ?レシピ・作り方や代用品についても解説!のイメージ

目次

  1. 1ケイパーやケッパーとは?作り方や代用品も調査!
  2. 2ケイパーとケッパーは同じもの?ピクルスが人気?
  3. 3ケイパー・ケッパーの活用の歴史をチェック!
  4. 4ケイパー・ケッパーの栄養や効能をチェック!
  5. 5ケイパー・ケッパーの味の特徴をチェック!
  6. 6ケイパー・ケッパーはどんな料理に使う?
  7. 7ケイパー・ケッパーはドレッシングとして活用できる?
  8. 8ケイパー・ケッパーの市販品はどこで買える?
  9. 9ケイパー・ケッパーの作り方や保存は簡単?
  10. 10ケイパー・ケッパーは他の調味料で代用も可能?
  11. 11ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:サーモンのマリネ
  12. 12ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:アクアパッツァ
  13. 13ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:おむすび
  14. 14ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:トマトサラダ
  15. 15ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:ポテトサラダ
  16. 16ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:牛肉煮込み
  17. 17ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:アンチョビパスタ
  18. 18ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:サーモンサンド
  19. 19ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:マグロのタルタル
  20. 20ケイパーやケッパーを使って料理を楽しもう!

ケイパーやケッパーとは?作り方や代用品も調査!

ケイパーまたはケッパーと呼ばれる食品がかなり話題になっていますが、果たしてどのようなものなのでしょうか?ケイパーやケッパーと呼ばれるものは、薬味として使われることが多くレストランでサーモン料理などと一緒に提供されるのをみたことがある人もいるでしょう。そんなケイパー・ケッパーは自分で作って楽しむこともできるようです。

今回は、そんなケイパーあるいはケッパーと呼ばれる食品について、どのような食品でありケッパーとケイパーに違いはあるのかをまず掘り下げます。その上でそんなケイパーまたはケッパーの作り方やその代用品、そしてそれらを活用したおすすめレシピもみていくので、ワンランク上の料理を家で楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ケイパーとケッパーは同じもの?ピクルスが人気?

ケイパーやケッパーと呼ばれるものがどのような食品であるのか気になっている人も多いと思いますが、日本語でケイパーやケッパーと呼ばれるのは英語名が「caper」となっている植物のことのようです。つまり基本的にケイパーとケッパーは同義だと言われていますが、レストランなどによって呼び名が微妙に変わることもあるので要注意でしょう。

そんなケイパーは常緑小低木の一種であり、その主な生息域は地中海やイラン高原、アフガニスタンなどとなっています。そしてケイパーまたはケッパーと呼ばれて食用として親しまれているのは主につぼみの部分であり、このつぼみの部分をピクルスにしたものがヨーロッパを中心に親しまれており、色々なタイプの料理に活用されています。

そんなケイパーは薬味として魚料理などに欠かせない場合もあり、ケイパーを使った料理はより独特の風味が出て個性的になるとして評価されています。その生物学的な特徴としては毎年多くの蔓を出し粘土質の岩場や壁面などに自生することが挙げられ、開花時期は3〜8月となっていますが、開花する前のつぼみを食用として使うのが一般的です。

日本人にとってケイパーはまだそこまで認知度が高い薬味だとは言えないかもしれませんが、特定の料理に対してその独特の風味は最高にマッチするとして話題になっています。そんなケイパーをうまく使うことで料理の幅が広がることは間違いないですから、その作り方や代用品などに関しても正しく理解を深めていきたいものです。

ケイパー・ケッパーの活用の歴史をチェック!

ケイパーがあれば料理によいアクセントを加えられるようですが、ケイパーは植物の中でもつぼみの部分をピクルスにして楽しむのが一般的となっています。そんなケイパーは地中海や中東が特産地として知られていますが、現在では人工栽培も一般化しています。ケイパーはフランスなどで15世紀頃にはすでに食用として活用されていたようです。

そして16世紀にはその効能が外科医によって記されて一般市民にもその存在が広く認知され、フランス料理にも欠かせない存在となっていきました。そしてこの頃から同時に人工栽培も盛んに行われるようになり、フランスはもちろんのことイタリアやスペインなどでも人工栽培によって収穫され、料理に活用されることが多くなっていきました。

そんなケイパーの活用法には地域差がかなりありますが、酢漬けや塩漬けにしてから料理に使うのが一般的となっています。もちろん作り方をマスターすれば自家製のケイパーを作ることも可能ですし、代用品で料理に風味づけすることも可能です。その味の特徴を踏まえて、ぜひケイパーを使った料理の作り方・レシピも覚えたいものです。

ケイパー・ケッパーの栄養や効能をチェック!

お伝えしたようにケイパーの歴史は案外古く、16世紀にはすでにかなり食用として定着していた上に人工栽培も行われていました。そしてその効能は外科医の目にもとまり外科医によるケイパーの効能に関する著述などもあるようですが、果たしてケイパーを食べることは具体的にどのような作用がありどのような効果効能が期待できるのでしょうか?

ケイパーは料理に程よい酸味や香りを付け加えることができるというメリットがありますが、その魅力はそれだけにとどまりません。そんなケイパーの作用の中でもまず特筆すべきは解毒作用であり、生の魚料理などにケイパーを使うことは理にかなっています。和食におけるわさびのような役割を洋風の魚料理ではケイパーが担うようです。

また、健胃作用をもケイパーには期待できますが、ケイパーを食べることは食欲を増進させることにつながるとも言われています。さらに解熱作用なども期待できるとされるケイパーですが、その芳香成分であるカプリン酸を肉料理や魚料理に使うことは嫌な臭いを消す効果が期待できるなど、ケイパーを使うメリットは案外多いかもしれません。

ケイパー・ケッパーの味の特徴をチェック!

ケイパーはその代用品も含めて作り方を覚えて、魚料理からパスタや煮込み料理までさまざまな場面で活用できるようにしたいものです。そしてケイパーを使った料理を楽しむ上ではケイパーの味がどのようなものであり、どのように料理に活かされるのかを知っておきたいものです。話題のケイパーとは、一体どのような味がするでしょうか?

ケイパーの味の特徴とは捉えにくい場合もありますが、まずどのような料理でもアクセントをつけられるというメリットがあります。ケイパーが入ることで、なんとなくぼんやりした味の料理であったものが、輪郭のはっきりした味わいに変化します。ケイパーの風味は個性的ですが、塩気もあるために料理の味も左右できます。

また、ケイパー・ケッパーというのはピクルスになっていることが多く、ほどよい酸味を料理に加えることができます。これによって味わいがマイルドになったり酸味の効いた引き締まった味わいになったりすることもありますが、魚介類やオリーブやアンチョビ、オリーブオイルなどとケイパーは特に相性がよい食材となっているようです。

ケイパー・ケッパーはどんな料理に使う?

ケイパーやその代用品を料理に使う際にはその作り方はもちろんケイパーの味の特徴を理解した上で適切な方法で料理に活用していきたいものです。ケイパーは料理におけるアクセントになる食材として知られていますが、ケイパーは特に魚料理に使われることが多いです。ケイパーの定番料理の代表格といえば、サーモンマリネが挙げられます。

サーモンマリネに入れるケイパーは刺身と一緒に食べるわさびのような役割を果たす薬味であり、消臭効果も発揮してくれるのが嬉しいものです。また、ケイパーは魚料理の中でもアクアパッツァなどの煮込み料理に使われることもありますが、イタリアンの食材の定番である白ワインやオリーブオイルとの相性も抜群になっているのです。

なんとなくケイパーはイタリアン向きだというイメージがついているかもしれませんが、もちろんさまざまな味わいのパスタに入れて楽しむこともできます。しかし、和食などその他の料理との相性が悪いわけではなく、案外和食のアクセントにも使えます。詳しく後述するレシピも参考に、ぜひケイパーやその代用品をうまく料理に使ってみましょう。

ケイパー・ケッパーはドレッシングとして活用できる?

お伝えしたようにピクルスにしたものを魚料理に散らしたりパスタや煮込み料理などで他の具材と一緒に加熱したりするのは、ケイパーの定番となる使い方だと言えます。そんなケイパーはドレッシングとして活用できるようですが、その作り方は案外簡単です。ケイパーのドレッシングを作れば、サラダにかけてシンプルに楽しめます。

ケイパーを使ったドレッシングの筆頭として挙げられるのはやはりイタリアンドレッシングであり、バジルソースをベースにオリーブオイルとケイパー、そしてレモン果汁を混ぜ合わせるだけの作り方で簡単に美味しいドレッシングが出来上がります。ケイパーは細かく刻んだり潰したりするような調理法によって、ドレッシングに溶かしこみましょう。

このようなドレッシングは、ケイパーの代用品としてオリーブを刻んだものや他のピクルスを刻んだものなどを使うこともできるかもしれません。ケイパーやケイパーの代用品を含めて作ったドレッシングは、ややオイリーでも引き締まった味になるのが魅力だと言えます。そんなケイパードレッシングは、蒸し野菜につけて食べても美味しいです。

ケイパー・ケッパーの市販品はどこで買える?

ここまでお伝えしてきたようにケイパーを含んだドレッシングの作り方は簡単ですし、ケイパーは実にさまざまな料理に活用できるのが嬉しいものです。そんなケイパーはヨーロッパなどでは自生しているものを採取して自家製ピクルスにする場合も多いですが、日本でケイパーを料理に活用したい場合は、市販品を買うのが手っ取り早いです。

とは言ってもあまりケイパーをスーパーで見かけることがないという人もいるかもしれませんが、ケイパーの存在を知った今改めてスーパーを探してみると、案外取り扱っているお店は多いものです。もちろん他の食材で代用することも可能ですが、よりケイパーらしい風味を楽しむためには手っ取り早く市販のケイパー塩漬けを購入しましょう。

海外の調味料などにフォーカスしているコーナーにケイパーは置いてあることが多いようですが、オリーブやオリーブオイル、アンチョビなどイタリアンによく使われる他の食材と並んでいることも少なくありません。そんなケイパーの市販品の値段はかなり商品ごとにばらつきがありますが、1000円出せば100g以上は買えるのが一般的です。

そして大抵のケイパーの市販品は酢漬けまたは塩漬けの表示があるものが多いですが、枝付きのまま塩漬けなどにしている商品もあれば、他の食材と一緒に漬けてあるものなどもあるようです。しかし、初めはさほどこだわらずにスタンダードなタイプのケイパーを購入し、ぜひサーモンマリネなどの定番料理から試してみてください。

ケイパー・ケッパーの作り方や保存は簡単?

お伝えしたように市販品も案外多く出回っているケイパーですが、そんなケイパーは塩漬けにされる前の状態を入手できた場合には自分でピクルスにつけるのもアリでしょう。また、塩漬けにされているものなどでも酸味が足りないものは自分で酢につけ直して酸味を増加させるという活用法もありますが、料理によって塩分は調整しましょう。

ケイパーの中でも塩分濃度が高くなっているものほど賞味期限が長いものですが、一般的なケイパーの賞味期限は一年以上あることが多いため、長期的にさまざまな料理に使えることでしょう。特に未開封の状態であれば常温でも質を長く保つことができそうですが、開封後でも冷蔵庫で十分に長い期間質を保つことができます。

このようにしてケイパーは適切な方法で扱いたいものですが、さまざまな料理に活用できるのはもちろんのこと、あらかじめ他の食材と組み合わせて混合調味料を作っておくのもアリです。ケイパー以外にキュウリなどのピクルや玉ねぎなどを刻んでオリーブオイルで合わせておけば、あとで後述するようなレシピにすぐに活用できるでしょう。

ケイパー・ケッパーは他の調味料で代用も可能?

さまざまな活用方法があるケイパーですが、ケイパーがない場合でもケイパーを入れたときのようなアクセントが欲しいという場合には、ぜひ他の食材をうまく使って代用品にしてみてはいかがでしょうか?ケイパーがないときでも他の野菜のピクルスや酢漬けなどを使えば、ケイパーに近い風味と酸味を料理に追加できそうです。

特に玉ねぎやオリーブ、らっきょうなどをみじん切りにしてオリーブオイルと混ぜたり酢漬けにしたりしたものであれば、本来ケイパーを入れるはずだった料理に入れることでケイパーが入っているような風味を楽しむことができそうです。

また、ケイパーよりもややパンチが強くなる傾向がありますが、酢と山椒を組み合わせてケイパーの代用品とするのもおすすめの方法となっています。また、魚料理であれば無理にケイパーを入れなくとも、レモンやライム果汁の酸味で美味しく食べられることも少なくありません。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:サーモンのマリネ

ケイパーまたはケッパーと呼ばれるのは和名でトゲフウチョウボクと呼ばれることもある植物のつぼみですが、その作り方や代用は案外簡単に行えるようです。そのためレストランのみが使用するというイメージは振り払ってぜひ家庭でも気軽にケイパーを取り入れたいですが、そんなケイパーのレシピとしてはまずサーモンマリネに挑戦しましょう。

ケイパーは消臭効果や解毒作用などがあり、生の魚を食べるのに適している薬味となっています。そんなケイパーを使った料理の定番として最も有名だと言えるのがスモークサーモンのマリネです。ケイパー添えのスモークサーモンの作り方としてはまず玉ねぎを薄切りにスライスして水にさらし、それから調味料を混ぜることから始めましょう。

スモークサーモンのマリネの味付けはオリーブオイル・酢をベースに、塩胡椒で塩味を調整します。そこにマスタードを入れる人もいればグレープフルーツまたはレモン果汁などを入れる人もいるようです。これらをよくかき混ぜて用意しておき、水気を切った玉ねぎをスモークサーモンを綺麗に皿に並べた上で、マリネソースをかけましょう。

そして最後にケイパーやバジルなどを適度に添えたら、完成となります。マリネのアクセントは酢の酸味やブラックペッパーのスパイス感でつける人が多いと思いますが、ケイパーを添えることでより全体の味に締まりが出ることでしょう。ワインを飲んでいるときのおつまみとして、ぜひケイパー入りのスモークサーモンマリネを作ってみてください。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:アクアパッツァ

ケイパーを使った魚料理としてはまずケイパーが挙げられますが、続いて紹介するのはアクアパッツァです。アクアパッツアは白身魚などをワインとオリーブオイルの風味で楽しめるイタリアの煮込み料理ですが、本場イタリアのアクアパッツァもケッパーが入ることが多いです。ケッパーを入れれば、専門店の味わいを簡単に出すことができます。

ケイパー入りの本格アクアパッツァを作るときには、鯛などの白身魚を用意しましょう。そして白身魚とともにアサリも用意します。まずは鯛などの魚をよく洗って下処理をした上で、塩胡椒で下味をつけます。この際腹の中にも下味をつけタイムなどを入れるのもおすすめです。そしてアサリはしっかり砂抜きをし、にんにくなども刻みましょう。

それからまずはフライパンにオリーブオイルを入れて刻みにんにくと刻みオリーブを炒めます。それから魚の両面をほどよい焼き色がつくまで加熱します。そしてトマト、アサリ、ケイパー、アンチョビなどと一緒に鍋に入れて白ワインを入れ蓋をします。こうして加熱してアルコールを飛ばしつつ、アサリの口が開くのをじっくり待ちましょう。

あとは皿に移してからパセリなどを振りかけて完成となります。普段はケイパーを入れないで作るという人も、ケイパーを入れて作ってみるとより風味豊かに楽しむことができそうです。また、鯛だけではなくさまざまな白身魚で試したり、エビなど他の海鮮を入れたりするなど自分好みのアレンジを加え、美味しいアクアパッツァに仕上げましょう。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:おむすび

ケイパーを活用したおすすめレシピとしては、おむすびも挙げられます。ケイパーは刻んでオイルにすることでおむすびの具として大活躍すること間違いなしですから、お弁当などのおむすびの具材がマンネリ化してきたというときには、ケイパーを使ってみてください。ケイパーを使ったエスニックなおむすびは、何個でもいけそうな美味しさです。

ケイパーは細かく刻んでおき、ボウルなどでご飯とよく混ぜましょう。はじめはあまり風味を強くしすぎないように注意して、やや少なめにケイパーを入れましょう。それから徐々に慣れてきたらケイパーの量を増やし、より風味の強いおむすびを楽しむのがよさそうです。そしておむすびを握るときに指にオリーブオイルをつけるのがポイントです。

こうすることで効率よくオリーブオイルを全体になじませることができ、手につけるほどの量であれば入れすぎることもなく適量となるので、油っぽすぎるおむすびを作るのを防ぐことができます。このようにして作ったケイパーのおむすびは、いつも食べ慣れているおむすびとはまた異なる味わいですが、さらにアレンジするのもおすすめです。

例えばケイパーと和風だしを合わせておむすびを作るのもアリですし、鮭などの定番のおむすびの具材とともにケッパーを活用するのもアリだと言えます。このようにおむすびのようなシンプルな料理に対して汎用性が高いのもケイパーの魅力となっていますから、塩味と適量のオイルを組み合わせただけの素朴な味わいを堪能してみましょう。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:トマトサラダ

ケイパー・ケッパーは魚料理に使われるほかに、おむすびに活用することができるのも非常に魅力的だと言えます。そんなケイパーの定番の活用方法としてはサラダ類も挙げられますが、地中海料理に使われる具材の定番の組み合わせとして、まずはトマトとケイパーのほどよい酸味のコンビネーションでサラダを味わってみましょう。

ケイパー入りのトマトサラダを作るときに他に用意する具材としては、オリーブやバジル、アンチョビなどがあると望ましいでしょう。そして味付けはオリーブオイルとガーリック、バルサミコ酢があれば間違いのない味のサラダを作れますが、このようなレシピからもわかる通りケイパーはイタリアン系の具材や味付けとの相性がよいのです。

トマトは適当な大きさにカットした上でオリーブを輪切りにしておきます。ブラックオリーブでもグリーンオリーブでもよいですし、両方入れるのもアリでしょう。さらにバジルやパセリなどの葉物はみじん切りにしておき、アンチョビも同じように細かく刻んでおきます。それから、ケイパーとオリーブオイル、チューブにんにくを混ぜます。

そしてまずは皿にトマトを綺麗に並べた上で刻んだ他の具材を盛り、その上からオリーブオイルソースをかけます。そして最後にバルサミコ酢をかけて完成となりますが、バルサミコ酢は軽く加熱してから冷ましたものを使うのもおすすめとなります。ケッパーはさまざまなサラダに使えますが、まずはぜひ定番のトマトサラダに使ってみてください。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:ポテトサラダ

ケイパーはサラダには特に活用しやすい食材となっており、既述のケイパー入りトマトサラダの作り方もかなり簡単なようです。そんなケイパーやケイパーの代用品を使って作りたいサラダのレシピとしては、ポテトサラダも挙げられます。ポテトサラダはおつまみとして重宝すること間違いなしですが、ケイパー入りだと風味が違います。

ポテトサラダは全体として粘性のある質感が特徴的となりますが、そんなポテトサラダにケイパーが加わることでプチプチとした食感とほどよい酸味を加えることができます。ポテトサラダにはマヨネーズを加えて酸味を足す人も多いですが、ケイパーが入って入ればマヨネーズなどの量は控えめにして、よりヘルシーに楽しむこともできます。

そんなケイパーのポテトサラダを作るときにはまず、じゃがいもを皮をつけた状態で電子レンジで蒸します。それから皮を剥いてからつぶします。それからレタスや水菜などの葉物はできるだけ細かく刻み、トマトも一口大にカットしましょう。ゆで卵もじゃがいも同様につぶし、これらの具材をボウルでよくかき混ぜつつ、調味料も作りましょう。

味付けはクレイジーソルトなどをベースとしつつ、ややマヨネーズを入れたりしながら具材と混ぜ合わせ、細かく刻んだケイパーもボウルに入れて混ぜます。あとはスプーンなどで綺麗に器に盛り付けて完成となります。このように具沢山なケイパー入りポテトサラダも美味しいですが、よりシンプルなツナとだけの組み合わせもおすすめとなります。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:牛肉煮込み

ここまでケイパーを活用したさまざまな料理をみてきました。ケイパーやその代用品を使えばいつも食べている料理をより風味豊かに楽しめますが、そんなケイパーは魚料理に使う薬味というイメージも強いものです。そんなケイパーは肉料理にもかなり相性のよい食材となりますが、特に牛肉煮込みに加えるとよいアクセントになることでしょう。

そんなケイパー入りの牛肉煮込みの作り方の手順としてはまず、牛肉を一口大にカットして塩胡椒で下味をつけます。それから鍋にオリーブオイルを流し入れてニンニクと赤唐辛子を炒めます。香りがたってから肉を入れて炒めます。火が通ってきたら刻み玉ねぎを入れてさらに加熱し、それから白ワインを入れてアルコール分を飛ばします。

それからトマト風味にするときにはトマト缶を、カレー風味にするときにはカレー粉や複数種のスパイスを入れて弱火で煮込んでいきます。水分がなくなるまで煮込みしっかりとお肉が柔らかくなったら、最後にケイパーを入れて風味をつけ完成となります。ケイパーが特におすすめですが、ケイパーの代用品となる他のピクルスなどもおすすめです。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:アンチョビパスタ

ケイパーを活用したご飯ものとしてはおむすびを紹介しましたが、ケイパーやその代用品を使った主食系のレシピとしては、パスタも挙げられます。さまざまな種類のパスタの中でも特にアンチョビパスタは間違いのない組み合わせで楽しむことができます。アンチョビの塩気とケイパーの酸味・風味で、シンプルながらも本場イタリアの味になります。

そんなアンチョビパスタを作るときにはまず、にんにくをスライスした上でオリーブオイルで炒めます。にんにくがきつね色になったらアンチョビも加えて潰しながら溶かすようにしましょう。その上でケイパーも加えてさらに加熱し、それから水を加えます。加えた水が煮立ったら火を止め、そこにアルデンテに茹で上げたパスタを加えます。

あとはしっかりとアンチョビ・にんにく・ケイパーの風味が効いたソースにパスタが絡むように混ぜて、皿に盛り付けて完成となります。このような作り方で作ったアンチョビパスタはそのまま食べても美味しいですが、タバスコでよりパンチを効かせるのもおすすめです。また、白ワインとのマリアージュも楽しめるので、ぜひ試してみてください。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:サーモンサンド

お伝えしたようにサーモンは魚介類の中でも特にケイパーやその代用品との相性が抜群によい食材となっています。そのため、マリネ以外でもサーモンとケイパーの組み合わせをぜひ楽しみたいものですが、ぜひベーグルを使ってサーモンチーズサンドを作ってみてください。チーズのコクとケイパーの酸味・風味で、美味しく食べることができます。

サーモンチーズサンドの作り方の手順としてはまず、ベーグルとスモークサーモン、玉ねぎやレタス、そしてケイパーを用意しましょう。まずは玉ねぎを薄くスライスした上で水にさらしておき、レタスも適当な大きさにちぎってから水気を切っておきます。そしてスモークサーモンも大きい場合には半分にカットして食べやすくしておきます。

常温で放置しておき柔らかくしておいたクリームチーズをベーグルに塗った上で、サーモン・玉ねぎ・レタスをのせていきます。そして最後にレタスの上にケイパーを散らし、ある場合にはレモンの薄切りを挟んだりレモン果汁を絞ったりして残り半分のベーグルものせ完成です。いつもとは違う美味しいベーグルサンドになること間違いなしです。

ケイパー・ケッパーを使った人気レシピ:マグロのタルタル

ケイパーを使ったレシピとして続いて紹介するのは、マグロのタルタルです。マグロのタルタルはトーストなどに乗せて気軽に楽しむことができますし、クラッカーなどに乗せて白ワインのお供として楽しむことができます。ねっとりと仕上げたマグロのタルタルはえも言われぬ味わいですが、ケイパーが入っているとより味が引き締まります。

そんなケイパー入りのマグロのタルタルを作るときにはまず、玉ねぎ、パセリ、アンチョビ、ケイパーをみじん切りにします。それからまな板の上でマグロも包丁で叩いてねっとりとした質感になるようにします。それからボールにマグロを移し、そこにオイスターソースとオリーブオイルを流し込みます。それからタバスコと塩胡椒も加えます。

そしてみじん切りにした他の具材も加え、レモン汁も絞りましょう。よく混ざってきたら卵黄も入れてさらにかき混ぜましょう。この状態になったら最後に好みで刻みネギなどを散らして、あとは好きな形で食べるだけです。バゲットを小さめにカットしてトーストし、そこにケイパー入りマグロのタルタルを乗せれば、完璧なアペタイザーとなります。

ケイパーやケッパーを使って料理を楽しもう!

今回はケイパーやケッパーと呼ばれる食材についてみてきました。ケイパーまたはケッパーとは地中海などではかなりポピュラーな低木であり、そのつぼみをピクルスにしたものが食品としてさまざまなタイプの料理に活用されています。そんなケイパーまたはケッパーがあれば、料理の味や食感のよいアクセントとなりかなり使い勝手がよさそうです。

そんなケイパーは今回紹介したピクルスやドレッシングの作り方、そしてそれらを活用して人気のレシピも参考に、ぜひ魚料理やサラダなどを作ってみてはいかがでしょうか?ケイパーはレストランなどでは当たり前のように使われているものの、家庭料理ではまだ珍しい食品などで、より本格派の味を出すためにもぜひ活用してみたいものです。

Thumb料理のさしすせその意味は?調味料の使い方と入れる順番を調査! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbワインビネガーとは?バルサミコ酢との違いや代用は?使い方レシピも紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbコーレーグースの作り方&使い方は?沖縄の調味料の魅力を紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ