中落ちカルビとはどこの部位?下処理の仕方や切り方・焼き方も解説!

中落ちカルビは焼肉の時にお馴染みの部位です。いつも美味しく食べている中落ちカルビについて意外に知らないことがいっぱいです。中落ちカルビの下処理から焼き方まで詳しく解説します。自分で下処理ができるようになれば、焼肉屋の味をご家庭でも味わえると思います!中落ちカルビに目がない方、食べ盛りのお子様がいる方などは、是非参考にしてボリュームたっぷりの中落ちカルビをご家庭で楽しんでください。

中落ちカルビとはどこの部位?下処理の仕方や切り方・焼き方も解説!のイメージ

目次

  1. 1中落ちカルビを美味しく食べよう!
  2. 2中落ちカルビとはどこの部位?
  3. 3中落ちカルビの上手な選び方
  4. 4中落ちカルビの下処理の仕方
  5. 5中落ちカルビの切り方
  6. 6中落ちカルビを下処理したら冷凍保存もできる
  7. 7中落ちカルビの下味の付け方
  8. 8中落ちカルビの焼き方
  9. 9中落ちカルビを使った料理レシピ
  10. 10中落ちカルビを堪能しよう!

中落ちカルビを美味しく食べよう!

中落ちカルビは焼肉でも大人気の肉の部位です。中落ちカルビは牛のどの部位になるのか、よく知らない方も多いと思います。また、中落ちカルビを買ってみたいけど下処理の仕方が分からず敬遠している方もいるでしょう。今回は中落ちカルビについて徹底的に調査しました。中落ちカルビの部位について、下処理、切り方、焼き方まで詳しく紹介します。是非参考にしてご家庭でも美味しく中落ちカルビを食べて頂けたら嬉しいです。

中落ちカルビとはどこの部位?

いつも美味しく食べている中落ちカルビは、いったいどこの部位なのでしょうか?中落ちカルビは、牛の除骨と助骨の間にある良質のお肉と脂肪が重なり合った部分です。ゲタカルビとも呼ばれ、脂身が多い部位としても知られています。お肉の旨みも濃厚で焼肉には欠かせない部位でもあります。こってりしたお肉が好みの方にとっては、中落ちカルビは最高の部位です。

中落ちカルビは約500kgの牛からたった50gしか取れない貴重な部位です。その割には値段がそんなに高くないのも魅力的です。中落ちカルビは骨からの旨みもたっぷり含んでいます。こってり感を楽しみたい方は、中落ちカルビが最適です。ビールや白ご飯にも良く合う部位です。同じ中落ちカルビでも、肉の質によって味の違いがよく分かる部位でもあります。

中落ちカルビとカルビの違いは?

では、中落ちカルビと普通のカルビはどう違うのでしょうか?上図のように牛の助骨の周りのお肉の部位を総称してカルビといいます。カルビは部位によってお肉の色も味も食感も様々です。カルビの中では、中落ちカルビの脂身が最上級です。各部位を食べ比べてみるのも楽しいと思います。

中落ちカルビの上手な選び方

中落ちカルビは、スーパーやお肉屋さんで簡単に手に入ります。コストコのリブフィンガーは安くてボリュームがあることで有名ですよね。リブフィンガーとは中落ちカルビのことです。高い中落ちカルビは、脂身とお肉のバランスが良く上質なのが特徴です。安めの中落ちカルビは、脂身が多く食べごたえがあります。若い層の方たちは脂身が多くがっつり食べる方を好み、年配の方は少量でも脂身が少ない方を選ぶ傾向にあります。

中落ちカルビは上質になると、焼肉店によっては特上カルビ、上カルビと呼ばれることもあります。近所に購入できるお店がない方は、ネットショッピングでいろいろな種類の中落ちカルビを購入可能です。下処理をするのが面倒な方は、すでに味付けしてカットされた状態の中落ちカルビもおすすめです。焼くだけなので簡単で、お弁当のおかずにもなります。

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中落ちカルビの下処理の仕方

それでは、中落ちカルビの下処理の仕方を説明します。一般的には、骨付きカルビの骨がない状態で販売されていることが多いです。購入した骨付きカルビを下処理をせずにそのまま食べるとお肉は固めの食感になります。噛みごたえがあり過ぎて結構食べにくいです。美味しく食べるにはしっかりと下処理をしましょう。

下処理を始める前にまずはキッチンペーパーなどで余分なドリップを取ります。中落ちカルビには白い筋のような部分があります。スジは柔らかめでコリコリした食感ですが、お子様や年配の方にとっては食べにくいと思います。柔らかく食べたい方は、このスジをしっかり取り除く下処理が必要です。下処理で除去したスジは、スジの煮物などにしてつまみとして楽しめます。

下処理でスジを取る時は包丁の刀は上向きに、スジは引っ張る感じで下向きにしてやると簡単です。スジを剥がすようなイメージでやると良いと思います。お肉が厚めの場合は包丁を横に入れて開くように広げるとカットしやすくなります。これで下処理の第一段階が完了です。次の下処理はお肉を食べやすいように切っていきます。

中落ちカルビの切り方

下処理が終わった後の切り方を説明していきましょう!切り方は好みによって多少違いますが、特に食べやすい切り方を説明します。まず、お肉の真ん中に切り込みを入れて両側に開きます。切り方は自由ですが、あまり肉が分厚いと噛みにくいので適度に薄くする方がおすすめです。

続いて斜めに包丁で切り込みを入れていく切り方です。一方が終わったら反対側からも切り込みを入れます。肉がちぎれないようにギリギリのところまで切り込みを入れた方が、焼いた時に柔らかい状態で食べれます。購入した中落ちカルビが薄い肉であれば切り込みを入れなくてOKですが、ぶ厚めの時はこの切り方をおすすめします。

切り込みを入れたら、食べやすい大きさにカットしていきます。切り方はお好みの大きさで構いません。一口サイズくらいの切り方のほうが食べやすいと思います。焼肉に使っても良し、お弁当のおかずやいろいろな肉料理に使っても良しで中落ちカルビは大活躍してくれます。切り方も至って簡単なので是非チャレンジしてみてください。

中落ちカルビを下処理したら冷凍保存もできる

中落ちカルビの量が多くて一度に使いきれない時は、冷凍保存することができます。その都度使えるようにラップしたりジップロックに入れたりと小分けにしておくと便利です。少し手はかかりますが、中落ちカルビはお肉の状態で購入して自分で下処理をした方が割安で大量に買えるのでおすすめです。特に食べ盛りのお子様がいる家庭は経済的でおすすめです!

中落ちカルビの下味の付け方

下味は塩こしょうだけでシンプルなのもいいですが、中落ちカルビはやはりつけダレ味でこってり感を楽しむのがおすすめです。市販のタレに漬け込んでも良いし、オリジナルレシピを利用するのもおすすめです。あまり長い時間タレに漬け込むと、味が濃すぎるので30分から1時間程度が妥当です。

中落ちカルビの漬け込みダレの人気レシピを紹介します。中落ちカルビ約400gに対し、コチュジャン大さじ2、砂糖・醤油・酒大さじ1、ごま油大さじ1、こしょう少々を混ぜて漬け込みます。お好みによって擦りおろしリンゴや玉ねぎ、ニンニクやショウガを加えると、より本格的な味わいになります。

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中落ちカルビの焼き方

美味しい焼肉カルビを食べるには、上手な焼き方ができるかがポイントです。焼き方次第では焼肉屋さんのような美味しい中落ちカルビがご家庭で食べれます。焼く前につけダレにしても、そのままで焼いて食べてもどちらでも美味しいです。焼き方は、何を使って焼くかにもよります。ここではホットプレート、フライパン、網を使う焼き方を紹介していきます。

ホットプレートを使った中落ちカルビの焼き方

ホットプレートでの焼き方の一番のポイントは、中落ちカルビは凍った状態で焼かないようにして下さい。冷凍の水分を多く含んでいる状態だと美味しく焼けません。またホットプレートがしっかり高温になった状態で焼くと火が通りやすくなります。焼くときは水分の多い野菜と一緒にのせずに、中落ちカルビのみを焼いた方が野菜の水分が混ざらず美味しく焼けます。

焼いているうちにタレが焦げてホットプレートが汚れてきます。その都度濡れたキッチンペーパーなどでキレイに拭き取って下さい。もし海鮮なども焼きたい場合は、まずは中落ちカルビを焼きそれから海鮮類にする焼き方がおすすめです。そうすれば海鮮の味がお肉に付かないので、中落ちカルビそのものの味を堪能できます。

フライパンを使った中落ちカルビの焼き方

中落ちカルビをフライパンで焼く場合も同じく冷凍状態のままで焼かないようにしましょう。できればフライパンは油なしでも使えるようなものがおすすめです。フライパンを充分に熱し、油を引く場合はサラダ脂よりゴマ油の方が風味が出ておすすめです!味付けは塩コショウをたっぷり振るだけでも充分美味しいですが、ステーキソースなどを絡めながら焼くのも美味しいです。

焼き方のポイントは、肉どうしが重ならないようにフライパンの上にのせます。強火で肉を頻繁に動かさないで焼いて下さい。片面が焼けたら、1枚ずつ丁寧に裏返します。結構肉から脂が出るのでキッチンペーパーで余分な脂を拭き取りながら焼くと、焼き上がりが脂っぽくなりません。焼き加減はお好みで調節して下さい。

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バーベキュー網を使った中落ちカルビの焼き方

やはり中落ちカルビは炭火の上で網焼きする焼き方が一番美味しいです!自然の中で野外BBQができたら最高です。網焼きの場合は網がしっかり熱くなるまで待ちましょう。充分熱っしていない状態で中落ちカルビをのせると網にお肉が引っ付いて非常に焼きにくい状態になります。余分な脂が網の下に落ちるのも網焼きの特徴です。

網焼きの焼き方のポイントは、中落ちカルビを頻繁に裏返さないことです。あまり頻繁にすると甘みや旨みとなる脂が落ちすぎて、中落ちカルビならではの美味しさが半減してしまいます。片面8割で裏面2割くらいの焼き方で丁度良いくらいです。網焼きの場合は水分も脂も網の下に落ちるので、いろいろな素材のものを一緒に焼いても構いません。

中落ちカルビを使った料理レシピ

下処理が終わったら、中落ちカルビを使って料理をしてみましょう!焼肉に使うのが中落ちカルビの食べ方の定番ですが、ここでは簡単なアレンジ料理のレシピを紹介します。

中落ちカルビのとろとろ煮込み

中落ちカルビのトロトロ煮込みは、材料は中落ちカルビ500gに対してジャガイモ3個、玉ねぎ2個、市販のプルコギのたれ、絹さや少々です。下処理した中落ちカルビの脂部分を削ぎ一口大に切ります。沸騰したお湯でお肉を茹ででザルにあげます。ザルにあげたらぬるま湯でさらに洗います。これを2、3回続けます。そうすることによって灰汁と臭みが抜けていきます。

お肉を15分ほど圧力鍋にかけます。圧力鍋がない場合は、普通の鍋でじっくり煮込みましょう。食べやすい大きさに切ったジャガイモと玉葱を加えて野菜に火が通ったら煮汁を3分の1量くらいに減らし調節します。プルコギのタレを加えてさらに10分ほど煮込みます。プルコギのタレがなければ、砂糖、醤油、味噌各大さじ2を加えましょう。

煮物は冷める時に味が染み込んでいくので、火を止めたらしばらくそのまま放置しておきましょう。お皿に盛った後に、茹でた絹さやなどを加えると彩りも綺麗です。白ご飯にも良く合います。焼肉用のお肉が余った時などに是非お試しください。

野菜たっぷりの中落ちカルビクッパ

野菜たっぷり中落ちカルビクッパは、とにかくどんな野菜を入れても美味しく食べれます。例えばニンジン、玉ねぎ、干し椎茸、青梗菜、もやし、ニラなどが良く合います。野菜の他には、にんにく、キムチ、卵です。にんにくは多めの方がパンチがありおすすめです。調味料は中落ちカルビ400gに対し1500cc、鶏ガラスープの素、料理酒、ごま油、塩が各大さじ1、醤油が大さし2です。

中落ちカルビや野菜は食べやすい大きさに切っておきます。干し椎茸の戻し汁も捨てないで取っておきましょう。良い出汁になります。にんにくは細かくみじん切にします。水と干し椎茸の戻し汁を鍋に入れて沸騰させます。にんにく、干し椎茸、ニンジン、玉ねぎを加えさらに一煮立したら中落ちカルビを入れます。弱火にしてアクを取ながらじっくり煮込みます。

 

葉もの系の野菜は、すぐに火が通るので最後の方に鍋に入れて下さい。キムチを入れた後に調味料を加え味を整えます。仕上げに溶き卵を入れて鍋の蓋を閉めて蒸らします。卵はかき混ぜない方が良いです。最後にごま油を入れて完成です。白ご飯にも良く合うし、白ご飯をスープに入れて食べても最高です!

ダイエット中に中落ちカルビが食べたくなったら

ダイエット中だけどどうしても中落ちカルビが食べたい、できるだけ太らない食べ方のポイントを紹介します。

中落ちカルビは焼けば焼くほど脂が落ちる部位です。30gの脂でご飯一杯分なので、できるだけ脂を落とした方がいいです。ただ焼きすぎて脂が落ちすぎるとお肉がカスカスになってしまって美味しくないので、加減を見ながら焼いてください。ダイエット中の方は、お肉は食べても白ご飯やビールを控えると体重も増えにくいです。また、サンチュなどの食物繊維の多い野菜と一緒に食べると、脂肪の吸収を抑えてくれるのでおすすめです。

中落ちカルビを堪能しよう!

いかがでしたでしょうか?中落ちカルビは脂身の多めなこってり系の部位だというのがお分かり頂けたと思います。中落ちカルビ独特の脂のうまみやコクを上手に利用すれば、かなり上レベルな味のお肉が頂けます。中落ちカルビを美味しく食べるために下処理や切り方、焼き方を参考にして頂けたら嬉しいです!

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