鯛味噌の美味しい使い方アレンジ集!通販でも買えるおすすめ商品も紹介
日本人なら出来立てのご飯に絶対に合う鯛味噌ですが、以外と鯛味噌を知らない方が多い商品です。鯛味噌はごはんですよ!などの海苔の佃煮を販売している桃屋なども販売している人気商品です。そんな鯛味噌の使い方や美味しく食べれるアレンジ料理などをご紹介しています。また鯛味噌は日本では数社から販売されていて通販購入も可能です。どういったメーカーの鯛味噌商品が通販で購入できるかも確認してみてください。
目次
鯛味噌といえば、「桃屋」の隠れた名品
「桃屋」と言えば三木のり平を主人公としたテレビCMで「ごはんですよ!」などが人気商品ですが、鯛味噌というロングセラー商品も販売しています。鯛味噌と聞いてピンとこない方もいますが、数社のメーカーから鯛味噌は販売されており通販購入も可能です。この記事では鯛味噌の味や使い方、美味しい鯛味噌のアレンジ方法、鯛味噌の作り方について詳しく解説しています。
鯛味噌は加工なめ味噌の一種
なめ味噌とは肉やそぼろ、野菜を加工して混ぜた味噌のことを言います。鯛味噌は蟹味噌連想しがちですが、鯛のそぼろと味噌を加工して作ったご飯のお供です。桃屋のように老舗メーカーも販売していますが、一度も食べた事が無いという人もいるので鯛味噌の味について記載しておきます。
鯛味噌はどんな味?
一度も食べた事が無い人は鯛味噌の味のイメージが付きにくかも知れません。鯛味噌の基本原料は、米みそ、砂糖、鯛そぼろ、水あめで構成されています。ご飯やおにぎりに、非常に合うみそと考えると実感がわきやすいと思います。味は甘めの味噌で水あめも材料として利用されているので、ねっとりとして粘り気があります。
桃屋の鯛味噌はシーチキンのような缶詰になっているので、開封後に冷蔵庫で保存する場合はラップをかけたりする必要がありますが、ごはんやおにぎりの他に、おでん、パスタの調味料、なすびやピーマンなどとの味噌の炒めものなどの使い方やアレンジ方法がありそうです。
鯛味噌を食べた味の感想を一言でいうと、桃屋さんの「ごはんですよ!」に粘土は近く味は甘めの味噌という感じです。ただし「ごはんですよ!」に比べると、いろんな料理の下味調味料としての使い方が出来そうです。アレンジ手法もたくさんありそうです。
鯛味噌の美味しい使い方アレンジ
白いご飯に合う鯛味噌ですが、毎回ご飯に乗せて食べるというシンプルな使い方以外に、より美味しく鯛味噌を利用できる使い方やアレンジ方法についてまとめてみました。徹夜で夜ちょっと小腹が減った場合に、短時間で劇的に美味しい料理の調味料となる鯛味噌は、1本あると非常に便利です。そんな鯛味噌をうまく活用してみてください。
簡単夜食にも鯛味噌入り焼きおにぎり
まずはボウルにご飯と鯛味噌を入れて、手早く合わせます。鯛味噌は粘土があるので混ざりにくいかもしれませんが、しっかり均等に鯛味噌がご飯とまざるようにしましょう。鯛味噌とご飯が混ざったら、おにぎりを作ります。最後にフライパンにごま油を引いて、おにぎりの両面を焼くと完成です。
鯛味噌入りの焼きおにぎりは、梅干しのように中に入れたり、おにぎりの表面に鯛味噌を塗るのではなく、しっかりとご飯と混ぜ合わせる事と、鯛味噌を贅沢に多めに使う事がコツになります。鯛味噌アレンジの中でも、簡単に1個から2個ほど作れるので、夜にお腹が減った場合の夜食としても鯛味噌おにぎりは重宝されます。
じゃがいも鯛味噌バター焼き
下処理としてじゃがいもを茹でておきます。茹でたじゃがいもを半分にカットして、鯛味噌とバターに、パセリを載せます。パセリの変わりに青ネギでも良いです。じゃがいもをアルミホイルに包み、トースターでしっかりと焼くと鯛味噌アレンジの簡単クッキング完了です。じゃがいもとバターは相性抜群ですが、鯛味噌はコクと甘味を与えて何個も食べたくなる料理です。
鯛味噌で簡単ごはんが進むごぼう鉄火味噌
ごぼう鉄火味噌という料理はあまり聞きなれませんが、鯛味噌の使い方やアレンジ料理としては非常に相性が良い料理の一つです。材料はごぼう、ニンジン、粗びきウインナーにお酒少々と鯛味噌です。ごぼうは、下処理として皮を落としてささが状態で水につけ灰汁とりをします。ニンジンは千切りにしウィンナーは一口大にカットします。
それぞれの材料をフライパンで炒めて、よく火がとおったらお酒と鯛味噌を混ぜて出来上がりです。パパっと出来る鯛味噌アレンジ料理ですが、ご飯が何杯も進むの料理です。ちなみに鉄火味噌とは、赤みそにごぼうや野菜を混ぜて練って味噌のことを言いますが、ごぼう味噌鉄火は鯛味噌を加えますので、なんとも間際らしいネーミングですが、味は非常に美味しくハマる確率が高いです。
濃厚とろ~り鯛味噌のクリームパスタ
鯛味噌の甘い味とクリームの濃厚さが子供にも人気の鯛味噌アレンジ料理になります。鯛味噌の使い方も簡単で、ベーコンとキャベツを炒めて。小麦粉を馴染ませる。そこに牛乳をいれとろみを出したら、鯛味噌と塩コショウに隠し味として、白だしをいれて完成です。パスタなのになにか懐かしい日本風の味です。
茄子のトースター焼きに鯛みそ
鯛味噌の使い方として、鯛味噌はなすびとの相性が非常によいです。なすび一本を縦に半分にきります。切口を上にして鯛味噌を十分になすびにぬります。そのままオーブントースターで20分程度焼いたら完成です。鯛味噌の使い方として、なすびを焼いて塗る方法もありますが、塗って焼く使い方の方が風味が出て美味しいです。最後にごまをふるとより風味がでます。
ごはんのお供に最適ながんもどきの鯛味噌がけ
がんもどきの上手な使い方のひとつと言えるレシピです。用意するのはがんもどき、鯛味噌、ネギを少しです。がんもどきは色んな使い方がりますが、まずは油抜きのため湯切りします。しっかりと湯切りとがんもが温まったら、鯛味噌とネギをあえた味噌をがんもどきに乗せて完了です。がんもどきと鯛味噌が混ざり合って、簡単ですがご飯が進むレシピの一つです。
王道の使い方!鯛味噌のお茶漬け
夜の小腹が減った時に、時間がないときに、素早くつくれて非常に美味しい鯛味噌のお茶漬けは、鯛味噌の使い方としてはまさに王道なレシピと言えるでしょう。調理方法は、あったかいご飯に鯛味噌を適量載せてお茶をそそぐだけです。あのであれば刻みのりや、魚のほぐした身を載せておくとより美味しいです。お茶漬けスタイルは鯛味噌の使い方で一番人気の食べ方なので試してみてください。
鯛味噌は通販でも買える!
そのまま食べても、アレンジ方法を利用した料理でも使い方多数の鯛味噌ですが近くのスーパーで売っていない!という方は通販で購入することが可能です。定番の桃屋の鯛味噌や、老舗メーカーの三島食品、徳島県物産館の赤味噌の鯛味噌など定番商品から高級鯛味噌まで、600円から800円程度で通販購入可能なので、どういった商品があるのか確認してみましょう。
タイプいろいろ使いやすい
鯛味噌はメーカーにもよりますが、おおよそ蓋がついた瓶の鯛味噌商品が多いです。そのほか業務用として小分けのチューブタイプのものや、大容量で使い勝手が非常によりマヨネーズのチューブタイプ、桃屋の缶詰タイプのものなどがあり、用途に合わせて鯛味噌を選ぶことが可能です。業務用はアレンジ料理に使いやすですがスーパーにはあまり、置いていませんので通販購入が一般的です。
通販購入する場合は、おおむねAmazonや楽天、ヤフーショッピングで通販購入が可能のようですが、鯛味噌の公式メーカーホームページでも通販購入することが出来るようです。賞味期限や鯛味噌の管理状況がしっかりしたところが良いのであれば、公式メーカーでの通販購入が望ましいでしょう。
千葉産鯛とごまの風味「やますの房州産鯛みそ」
千葉の房州産の鯛味噌になります。勝浦には鯛の浦という場所があるくらい鯛の名産の地域になります。ちなみにここの鯛は天然記念物に指定されているので、少し特殊な鯛のようです。そんな房州産の鯛を利用した鯛味噌の大きな特徴は、細かい鯛の身とゴマが使われている事が特徴です。通販でも可能で、桃屋の鯛味噌に比べると蓋が付いているので使い勝手は良いと思います。
千葉産鯛とごまの風味「やますの房州産鯛味噌」の現在は、砂糖、味噌、鯛の身、ごま、増粘多糖類が利用されています。一ビン600円程度なので、千葉の房州に行った際にお土産に贈っても喜ばれる商品です。桃屋の鯛味噌に比べると、ごまの風味がありコクと甘味があるように感じます。
甘味が強め「三島食品のたいみそ」
メーカーの公式サイトから通販でも購入できる三島食品の鯛味噌は、チューブタイプや一回使い切りスティックタイプの商品も通販購入可能で、病院や施設などでも取り扱われている事が多い鯛味噌商品になります。材料としてみそ、鯛、馬鈴薯でんぷん、塩、甘味料が利用されているので、鯛味噌の中でも甘く、おでんや田楽により合う鯛味噌になります。
三島食品の鯛味噌は、鯛味噌の中でもペースト感が強いので料理へのアレンジ方法が多く、使い方も幅が広い鯛味噌です。ごはんなどに混ぜる場合は、他社メーカーの鯛味噌に比べると馴染んだり、混ざるのが早いです。商品もマヨネーズやケチャップのようなチューブタイプの形状も販売されえいるので、使い勝手が良い商品と言えるでしょう。
ちなみに三島食品の鯛味噌は、蓋付きのビンのタイプ、一回使い切りのスティックタイプ、チューブタイプの商品が通販購入可能です。瓶タイプのものが487円、スティックタイプが8g×40袋入りで432円、業務用のチューブタイプが1本680円となっています。鯛味噌の商品では、三島食品の商品は桃屋の鯛味噌と並び、通販でも購入率が高い商品となっています。
伝統の会津味噌仕上げ「会津天宝の鯛みそ」
鯛味噌を販売している会社では非常に歴史が古く、創業138年で明治4年から福島で事業展開している会津天宝の鯛味噌は、鯛の身がしっかりと感じることが出来る、鯛味噌です。伝統の会津味噌とほぐした鯛の身が利用されているので、鯛味噌の中でも食べ応えをも求める方にはおすすめです。
会津天宝の鯛味噌は1瓶408円となっています。大手の百貨店や通販でも購入することが可能です。会津天宝からは鯛味噌の他に、肉みそやねぎみそ、にんにくみそ、大葉みそ、ゆずみそなど、ご飯のお供になる「おかずみそ」が通販販売されています。おかずみそは時短アレンジが多く出来る点が良いです。
明石鯛と六甲味噌を使った「六甲みそ 鯛味噌」
兵庫県の芦屋市発祥の味噌製造所が、六甲みそを使って商品化した鯛味噌です。会社は1世紀を以上の歴史を持つ味噌専門の会社なので、本格的な鯛味噌です。赤味噌と白味噌がブレンドされています。原料に利用されている鯛は、天然の明石鯛になりお酒のアテにも良いのが六甲の鯛味噌と言えます。
六甲味噌の鯛味噌の原料は、天然明石鯛、赤みそ、白みそ、みりん、砂糖、酒、昆布となっています。ほかの鯛味噌より旨味がつよく、味噌の風味や味がより濃厚です。パッケージも瓶タイプで保存しやすいです。1瓶800円程度で少し高いですが、美味しい味噌の鯛味噌をお探しの方にはおすすめです。通販はAmazonや楽天などで購入可能です。
桜鯛を贅沢に使った「天然鳴門鯛味噌」
徳島県物産館の赤味噌と脂が乗った桜鯛をふんだんに利用した、 「天然鳴門鯛味噌」は徳島のお土産としても非常に喜ばれる商品です。鯛味噌に利用されている鯛は漁獲後にすぐに加工しているため、鯛の味がしっかりとしています。御前味噌のコクと濃厚さに、鯛の重厚な風味が感じられます。また卵の黄身が利用されているので、他の鯛味噌に比べると滑らかな口当たりです。
徳島県物産館の「天然鳴門鯛味噌」の原料は、味噌、砂糖、鯛、卵黄、みりん、昆布の瓶タイプです。容量が125gで864円なので、鯛味噌の価格からすると少し高いように感じますが、使っている材料などを考えると、質が良いので打倒な価格ではないでしょうか。また甘味料など添加物も利用していないため、子供も安心して食べることが可能です。料理へのアレンジもできますが、ご飯味噌としての使い方がベストです。
鯛味噌を自分で作ってみよう!
通販やスーパーで気軽に買える、ご飯のお供の鯛味噌ですが、実は自宅で簡単に作ることが可能です。用意する材料は、焼いた鯛1匹、日本酒、みりん、みそ、砂糖が基本です。販売されている鯛味噌のように粘りを出したい場合は、透明の水あめもいれるとより、粘土があがります。好みによっては青ネギを入れるのも良いです。
鯛味噌の作り方ですが、焼いた鯛を温めるためレンジで温めます。焼いていないのであれば、一度鯛を焼きましょう。焼いた場合はレンジでの温めは必要ないです。温めた鯛の中骨と皮を綺麗にはぎ取り、小骨もしっかりと取りましょう。鯛の骨はとくに喉に刺さった場合痛いので、ここは丹念に骨とりを実施した方が良いです。鯛の身をほぐし終わったら、日本酒とみりんとほぐした鯛を鍋に入れてかき混ぜます。
十分に鯛の身がほぐれて酒やみりんと馴染んだら、火を止めます。次に違う鍋に味噌と砂糖を同量入れて、弱火でヘラでゆっくりとかき混ぜます。火が強すぎると砂糖や味噌がすぐに焦げてしまいますので注意しましょう。混ざりにくい場合は、少量の酒かミネラルウォーターを入れると、粘土が下がり混ざりやすいです。より粘土を高めたい場合は、ここで水あめも投入しましょう。
味噌と砂糖もじゅうぶんに混ざったら、味を確認します。甘すぎるのであれば味噌を足しますし、甘いのが苦手な方は砂糖の分量を減らしましょう。また味噌も甘いもから辛めのものがあるので、ご自身が好きな味噌を使うとご飯味噌として重宝できます。味噌と砂糖がなじんだら、別鍋のほぐした鯛を味噌と合わせて完成です。保存はタッパーや瓶などに入れて保存しましょう。
自作の鯛味噌は、保存料などはいっていないので安全安心して利用する事が可能ですが、日持ちも商品のようにしないので冷蔵庫保存で1週間程度で食べましょう。ご飯に合うし料理へのアレンジも多い鯛味噌ですが、お祝いやお正月に鯛が余ってしまった!!なんて時に鯛味噌作りに一度チャレンジしてみるのも良いかもしれません。自作の鯛味噌は、自分ごのみの味が作れるので、非常に美味しいものが作れます。
鯛味噌以外にも美味しいなめ味噌がある!
なめ味噌には、醤みそ、径山寺みそ、ゆずみそ、鯛味噌(赤みそ)、鯛味噌(白みそ)、牡蠣みそ、鉄火みそなどが各社味噌メーカーから商品化されています。そもそも「なめ味噌」と普通の味噌の違いって何なのか?という疑問を持たれる過多もいると思いますが、そのままオカズとして食べれる味噌のことを「なめ味噌」と言います。
なめ味噌は大きくわけて「醸造なめみそ」と「加工なめみそ」の2タイプのなめ味噌があります。醸造なめみそとは、そもそもなめ味噌用にはじめから醸造した味噌のことです。味噌でいうと径山寺(きんざんじ)味噌、もろみ、醤(ひしお)などが醸造味噌にあたります。居酒屋などで出されたりするので、食べたことがある事が多いと思います。
鯛味噌は後者の加工みそのタイプになります。加工味噌は料理用に醸造後に加工したものをいいます。ゆず味噌や鉄火味噌なども加工味噌になります。加工味噌は普通の味噌に野菜やお肉、魚をメインに砂糖や水あめ、酒、みりんで作るので自宅でもオリジナルのなめ味噌を作ることが可能です。また醸造なめ味噌も加工なめ味噌も、ともに味は甘みそです。醸造なめ味噌は赤味噌ので、加工なめ味噌は赤味噌と白味噌どちらも商品化されています。
大根や田楽にピッタリゆず味噌
ご飯や料理のアレンジが多い鯛味噌と並び人気がるのあるのが、ゆず味噌です。ゆずみそは、鯛の変わりにすりおろしたゆずの皮が入っています。またゆずの果汁も絞って入っているのでさっぱりして、田楽やダイコン、和え物にあうなめ味噌といえます。ゆず味噌の味噌は一般的には白味噌が利用されている事が多いです。
ゆず味噌も鯛味噌同様に通販で購入することが可能です。スーパーではある程度地域や置いてある商品が限られてきますが買えるところもあるようです。ゆず味噌を発売しているメーカーとして、祇園藤村屋、佐野みそ亀屋、桃屋などが有名です。さっぱりしているので、暑い季節に重宝されてるなめ味噌と言えるでしょう。
ゆず味噌は自宅でも簡単に作ることが可能です。自宅で作った場合は市販や通販で購入するゆず味噌に比べると、甘さを抑えることが可能です。ゆず味噌の作り方はゆずの皮をみじん切りにします。ゆずの果肉の部分はほとんど使わないので、ジュースやゆず酒にしたり、お酒に入れて使ってください。熱したフライパンに味噌と砂糖、みりんとはじめに刻んだゆずの皮を入れます。
焦がさないように弱火から中火程度で、しっかりと煮詰めていくと出来上がりです。ゆずの皮の部分が必要になるのでゆずは大きさにもよりますが、一般的な市販のゆず味噌の瓶程度のもの1本作るのであれば、ゆず2個から3個程度必要になります。自宅でゆず味噌を作る際のポイントは、甘めの味噌を使うことです。
塩辛いタイプの味噌が好きな方もいると思いますが、ゆずの風味が消えてしまう可能性があるので、甘さは砂糖の量で調整するようにしましょう。また味噌のタイプは赤味噌と白味噌どちらでも良いです。砂糖を抑えめに水あめを入れると粘土がでてより子供に人気のゆず味噌になるでしょう。
上記が基本的なゆず味噌の作り方ですが、ゆずの果汁と果肉を共に使うゆず味噌レシピもあります。先ほどの工程の中で最後にしぼった果汁と果肉とプラスすることで、より酸味が効いたゆず味噌を作ることが可能です。この作り方は市販のゆず味噌に比べるとよりフルーティでゆずが全面にでるので夏などによいでしょう。
お菓子にもなるピーナッツ味噌
なめ味噌の中でも珍しい部類にはいるのがピーナッツ味噌です。ピーナッツ味噌は別名「みそピー」とも呼ばれています。丹念に炒ったピーナッツと味噌が利用さているなめ味噌で、ご飯やお弁当のおかずはもとより、お酒のアテ、子供のおやつとしても重宝されています。ピーナッツ味噌は知らない人も多いですが、商品化されて半世紀立つほどロングセラーです。
ピイーナッツ味噌は主に日本で落花生の産地である茨城地方や北関東では、一般的にスーパーに並んでいますが、西日本ではほとんど一般的な店舗ではみかけることはありません。西日本地方でピーナッツ味噌を食べてみたい方は、通hさんサイトでも買えるのでチェックしてみてましょう。
自家製ピーナッツ味噌の作り方
ご飯のお供にこれが無いと始まらないというピーナッツ味噌ですが、自宅で作る場合も簡単なのでおすすめです。刻んだピーナッツを熱したフライパンで丹念に炒ります。ピーナッツの大きさですが、粗目に刻むとピーナッツの食感が楽しめますし、すり鉢で細かくすっておいても良いです。そのままの形状は大きすぎて味噌と分離した味になるので、できるだけ細かいサイズに刻みましょう。
炒ったピーナッツに味噌と砂糖、みりんを混ぜてしっかりと馴染ませます。すべての材料がしっかりと馴染んだら完成となります。自宅でピーナッツ味噌を作る際のコツは火力の強さです。弱い火でゆっくりじっくりとピーナッツを炒めた方が、カリカリとした食感が楽します。そのままの使い方でもお酒のつまみにもなりますので是非一度試しに作ってみて下さい。
紀州若山金山寺の名物!金山寺みそ
発行のおかず味噌として日本では、800年ほど前からあったなめ味噌になります。もとは中国が発祥の醸造方法のようですが、その作り方が紀州由良の興国寺についたわり、紀州の名物となっています。もろみ味噌に似ていますが、コクと味噌の風味があり熟成期間が長いものになると3か月ほど寝かしてつくる場合もあります。
この金山寺味噌は、江戸時代に徳川吉宗将軍に献上されて以来、江戸で爆発的に人気になった事があるようですが、現在では和歌山を中心に関東方面では食卓に上がることは多いようですが、西日本ではあまりみかけない事もあります。金山寺みそは通販でも購入可能なので確認してみましょう。
刻みごぼう入りで食欲が進む鉄火味噌
鉄火味噌とは、一般的に赤味噌ベースでごぼうと唐辛子を入れた加工味噌になります。鉄火味噌はアレンジ料理も多いですが、そのままでご飯何倍も食べれるほど美味しいオカズになるなめ味噌ですが、身体を温め効果が高く、健康改善の食事療法に取り入れられることが多くあります。
そもそも鉄火味噌の「鉄火」とはどう意味なのか?鉄火鍋や鉄火巻きや鉄火丼と、「鉄火」とつく料理や調味料、鍋があります。鉄火とは赤い熱した状態を意味します。赤い色を持ったものや辛い料理につけられるのが鉄火という名称になります。鉄火味噌は唐辛子が入っているので、なめ味噌の中のでも辛いので鉄火とついているのだと思います。
ちなみに鉄火味噌は、ごぼうと唐辛子と健康に良い味噌が使われているため、繊維質がとれたり体温を温める唐辛子が入っているため、マクロビオティックなどの食事療法に使われます。基礎体温を上げることで免疫力が強化されたり、味噌は発行食品なので消化酵素を取り入れることが出来るので、日々の生活習慣病の予防になりえる食品といえます。
鉄火味噌の作り方は、まず鉄火味噌に入れる野菜をみじん切りにします。やさいは一般的にはごぼう、ニンジン、れんこん、しょうがを使います。主に食感が良い根野菜を利用します。それらの野菜を細かく刻んでフライパンで炒めます。野菜を炒める順番は火がとおりにくい、ごぼう、ニンジン、レンコンの順で弱火で炒めましょう。十分に火がとおったら味噌と唐辛子を入れて馴染むまで弱火で炒めます。
ここでは弱火でしっかりとコツコツと炒めるのがコツです。十分に野菜と味噌がなじんだら火を止めて出来上がりです。鉄火味噌はしっとりとしたふりかけ状まで炒める方もいますが、水分を残すタイプが好きな方はそこまで炒め必要はありません。鉄火味噌を毎日食べることで、虚弱体質の改善にもおすすめで冷え性の改善にもおすすめです。
醸造なめ味噌で人気のもろみ味噌
つぶつぶの食感がきゅうりにつけて食べると非常に美味しいもろみ味噌。居酒屋でも出されることも多いですし、きゅうりのほかにウリやダイコンなどの水分が多いあっさりとした野菜と非常に相性が良いなめ味噌です。なめ味噌の中でももろみ味噌の歴史はかなり古く、味噌の長い歴史の中で作られて現在までも多くの人に愛されている商品です。
もろみ味噌は、醤油やお酒を造る際に醸造したものの中に含まれている、発酵したものになります。もろみは発酵食品を作る過程でできる食品なので、味噌のほかに醤油や日本酒の醸造工程で作られるもろみも人気です。もろみ味噌同様にごはんのお供に利用されていることが多いのが特徴です。
もろみ味噌は醸造味噌なので、発酵食品となり栄養素がふんだんに保有されています。良質のアミノ酸、ナトリウムのほかにビタミン類からイソフラボンなどサプリメント並の栄養素です。繊維質も多い食品なので、日々の健康維持から美容に適した食品と言えるでしょう。
醸造味噌であるもろみ味噌は、加工するなめ味噌に比べると自宅でつくるのは少し手間がかかりますが、作ることも可能です。市販で売られているもろみ味噌は一般家庭で作るのは、難しいのでここでは家庭でも作ることが可能な、しょうゆの実こうじを使った方法を記載します。
用意するのはしょうゆの実こうじ、濃い口しょうゆ、かつおだしを用意します。好みにもよりますが、しょうがや昆布をいれると旨味がましますし砂糖やみりん、水あめや蜂蜜を入れることもあります。もろみ味噌の作り方の下準備として、まずはかつおだしを作ります。
しょうゆの実こうじを手軽なパットなどに入れます。しょうゆの実こうじは、200円程度でもスーパーに売っていますが、小さいスーパーでは入手できない場合は通販購入しましょう。広げたしょうゆの実こうじに準備した醤油を混ぜます。そのままかつおだしも一緒に混ぜて全体を馴染ませます。そこから発酵させる必要があるので、容器は密閉しない事がポイントとなります。
また1日に1回はしっかり混ぜてカビの生成を抑制します。この作業をおこなっていないとカビが増幅してしまい、食べることができなくなります。ここまでの作業の中で注意することは、しょうゆの実こうじは開封後にすぐに使わないとダメになるので注意しましょう。醤油とかつおだしを入れる順番は前後しない、一緒に入れないことが重要。発酵が終わるまで余計な材料を加えない事!!
自宅でもろみ味噌をつくる場合は、冬で10日から14日程度発酵が必要です。夏だと7日程度です。とくに夏の場合は雑菌が増えてしまい失敗することが多いので、冬場に作るのがおすすめです。上記でも記載しましたが、1日1回は最低まぜないと雑菌とカビで使い物になりません。また発酵中は常温保存が必要ですが、あまりにも気温が低いと発酵しないです。適温は25度から27度程度です。
外観が茶色の味噌になったら完成です。最後にアレンジ調味料であるしょうがや昆布、砂糖やみりん、みずあめなどを入れても良いです。アレンジする前に味がどういったものか確認してみましょう。一般的な酒造メーカーがつくる工程より短期間で作ることが出来るので、もろみ味噌が好き方は一度作ってみる価値はあります。
鎌倉時代につくられた伝統の五斗味噌
五斗味噌は、大豆・糠・米麹・酒粕・塩をまぜてしっかりと熟成させたなめ味噌になります。五斗味噌は醸造味噌になるので発酵食品になります。なめ味噌でも醸造味噌は健康に最適です。そのままご飯に乗せて食べても良いですし、お酒のアテにしても味噌風味を愉しむことが可能です。
鯛味噌はそのままでも、料理に使っても美味しい!
ねり味噌の一種である鯛味噌は、ご飯のお供に抜群の味噌になります。魚の臭みなおも無いので、そのままご飯やおにぎりの具として使っても非常に美味しいです。また、鯛味噌の風味や甘さは相性が良い食材がたくさんあるので、料理好きな方是非一度鯛味噌を使ってみてください。