ピーマンの賞味期限・保存方法は?日持ちや痛んだものの見分け方も調査

子どもの頃は苦手だけれど、大人になったら不思議と好きになっているピーマン。そんなピーマンの賞味期限をご存知でしょうか?何となく保存しているとシワシワになって、もしかしたら賞味期限切れかな?と思ってしまうピーマンですが、保存方法によって日持ちは大きく異なってきます。そこで今回は、そんなピーマンの保存方法と賞味期限から、傷んだものの見分け方までをご紹介したいと思います。栄養素の豊かなピーマンを無駄にすることなく有効活用していきましょう!

ピーマンの賞味期限・保存方法は?日持ちや痛んだものの見分け方も調査のイメージ

目次

  1. 1ピーマンとはどんな野菜?
  2. 2ピーマンの賞味期限は?
  3. 3ピーマンの賞味期限を長くする方法
  4. 4ピーマンの賞味期限を伸ばす究極の保存方法!
  5. 5賞味期限切れ?傷んだピーマンの見分け方
  6. 6ピーマンの保存方法
  7. 7切ったピーマンの保存について
  8. 8オススメ!ピーマンを使ったレシピ
  9. 9ピーマンの賞味期限と保存方法のまとめ

ピーマンとはどんな野菜?

夏野菜の定番の一つであるピーマン。ハウス栽培の発達した現在では、一年を通して見かけることが出来るようになりました。本記事ではそんなピーマンの日持ち期間について紹介していきます。ピーマンを長持ちさせるための保存方法や、腐ったピーマンの見分け方も解説するので、ぜひ参考にしてください。

ピーマンの賞味期限は?

そもそも賞味期限とは?

「賞味期限」とは、「美味しく食べることができる期限」です。一方「消費期限」はその期間を過ぎると食べない方が良い期限を表します。賞味期限を過ぎても「消費期限」を超えていないタイミングもありますので、この違いについてはよく注意して下さい。

一般的なピーマンの賞味期限

食感も栄養素も損なわれないピーマンの賞味期限は3〜5日です。ただしこれは、湿度が低く、最適保存温度(5〜10℃)で保存できる環境の場合です。湿度や温度が高い場合には、賞味期限は短くなります。

ピーマンの賞味期限を長くする方法

常温で保存した場合の賞味期限

常温で保存する場合の賞味期限は、夏場だと3日、冬場ですと1週間です。この賞味期限内であれば、食感も栄養素も損なうことなく美味しく食べることが出来ます。ただしこれ以降経過しても、食感や栄養素は落ちてしまうものの、上記の期間にプラス1〜2日程の内であれば、食べることは可能です。

冷蔵庫で保存した場合の賞味期限

冷蔵庫で保存した場合のピーマンを美味しく食べられる賞味期限は、約1週間程です。しかし、最大で2週間は賞味期限が持つので、火を通すなどして調理すれば食べることは可能です。

冷凍保存した場合の賞味期限

冷凍庫で保存した場合のピーマンを美味しく食べることのできる賞味期限はおよそ1ヶ月です。食感や栄養素はやや落ちますが、最大で2ヶ月ほど日持ちし、調理して食べることが出来ます。しかし、なるべく1ヵ月の賞味期限の内に食べることをおすすめします。

ピーマンの賞味期限を伸ばす究極の保存方法!

賞味期限は1ヶ月!ピーマンを干して保存する!

ピーマンの賞味期限を最大限伸ばす保存方法は、乾燥させて保存するという方法です。冷蔵庫がなかった時代には、多くの家庭で様々な食材を干すことで賞味期限を伸ばして保存していました。干して保存する事で、ピーマンの水分が抜けて旨みが凝縮されるというメリットもあります。

ピーマンの干し方は、半分に切って種とワタを取ってざるの上などに広げ、天日で2日ほど干します。夏場は日差しが強過ぎてピーマンが傷んでしまう場合もあるので、日中の高温時は陰干しをするようにしてください。

干して乾燥させた後は、保存袋やビンなどの密閉容器に入れて冷蔵庫や冷暗所で保存すれば、1ヶ月は日持ちします。使う時は干し椎茸と同じように、15〜30分ほど水で戻し、戻し汁ごと煮物や炒め物に使いましょう。

賞味期限切れ?傷んだピーマンの見分け方

「変色したもの」は賞味期限切れ!

ピーマンを使った料理を作ろうとスーパーで買ってきたものの、なかなか使う機会がなくシワシワに萎びて柔らかくなっていた、という経験はないでしょうか?実はこの状態でもピーマン本来の食感や栄養素は落ちているものの、賞味期限内であり食べることはできます。

ここからさらに放置すると徐々に茶色く変色していきます。この状態まで来てしまうと、完全に賞味期限切れとなり、もう食べられません。ピーマンは比較的に日持ちのする野菜ではありますが、あまり使いそうにないな、と思ったら早めに冷蔵庫か冷凍庫で保存するようにしましょう。

新鮮なピーマンの見分け方

新鮮なピーマンは、色ムラがなく濃い緑色をしています。ピーマンを実際に手に取って見て、表面にハリとツヤがあるものを選んでみてください。新鮮なピーマンを選ぶことが、賞味期限を伸ばす最大のポイントです。

全体的に緑色が均一で、ハリとツヤがあるものを選びましょう。
肌がなめらかで、肉厚があるもの、ヘタの緑が鮮やかなものを選びます。

ピーマンの保存方法

大前提!水気はきちんと切りましょう!

ピーマンは意外と強い野菜で、賞味期限の短い野菜ではありません。しかし水分には弱く、湿度が高い状態での保存には適していません。大前提として「水気や湿気は避ける」ということを覚えておきましょう。

常温での保存

室内で常温保存する場合はの最適な温度は5~10℃です。気温の低い冬場は湿度も低く、常温での保存が十分可能です。ただし、夏場は温度・湿度ともに高くなるため、常温での保存は避けましょう。

冷蔵庫での保存

ピーマンを冷蔵庫で保存する時には、湿気から守るためしっかりと水気を取り、キッチンペーパーや新聞紙などで包むことが大切です。その上でビニール袋やジップ付きの袋に入れて密閉し、野菜室で保存してください。

ここで注意したいのが、温度が下がり過ぎないようにするということです。保存方法の専門用語として低温障害という現象があります。これは、野菜の保存に適した温度より低い状態で保存した場合に起きる障害で、品質の劣化や栄養素の損失を招くことになります。そのため冷蔵庫でピーマンを保存する際は、必ず野菜室を使用しましょう。

低温障害(ていおんしょうがい)とは、冷蔵保存に不向きな青果物を冷蔵保存した場合に発生する障害のこと。

冷凍庫での保存

ピーマンを冷凍するときは、種とワタを取り出し、30秒ほど下茹でして水気をしっかり取ります。作る料理に合わせて適当な大きさに切り、ジップ付きのフリーザーバッグに入れてしっかりと密封しましょう。

冷凍したものを食べるときは解凍せずにそのまま使ってください。冷凍保存したピーマンは長く日持ちするので、炒め物や汁物の具材に使えます。また常温で半解凍して肉詰めに使うとピーマンにしっかりと旨みが染み込んだ美味しい料理が作れるので、試してみてください。

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切ったピーマンの保存について

基本的にピーマンを保存する際は切らずに丸ごと保存した方が良いです。切ってしまうことでピーマンの内部が空気中に触れてしまい、栄養価も落ちやすくなってしまうからです。

カットしたピーマンを冷蔵する場合は、水気をしっかり切り、ジップ付きの袋に入れて保存してください。ただし賞味期限は短くなるので、なるべく3〜4日中には使い切るようにしましょう。

人参やピーマンは料理別に色んな大きさに切ってラップと保存袋で冷凍保存してます。

オススメ!ピーマンを使ったレシピ

無限ピーマン

作り方はピーマンは種とワタを取り、細切りにします。耐熱容器にピーマンとシーチキンを入れ、ラップをして電子レンジで2分加熱します。最後に顆粒の鶏ガラスープの素とごま油を適量加えて混ぜ合わせ、ブラックペッパーを振ったら完成です。

ピーマンの肉詰め

ピーマン料理の王道としては、やはり「ピーマンの肉詰め」が挙げられるでしょう。挽き肉と卵、薄力粉をこねる点は多少手間がかかりますが、意外と簡単に作ることが出来ます。また野菜とお肉を同時に食べることができ、栄養価も高いレシピです。小さなお子様でも、これなら好んでピーマンを食べてくれるでしょう。

賞味期限切れが近いピーマンを使ったレシピ

いつの間にか賞味期限が切れそうになってしまった、萎びたピーマン。でもまだ食べられるので、捨てるのはもったいない。そんな時は、そのピーマンを丸ごと素揚げしてしまいましょう。

素揚げにすることで、落ちてしまったピーマンの食感をカバーすることが出来るので、炒め物とはまた違った柔らかでジューシーな食感を楽しむことができます。サッと挙げたピーマンは、天つゆや生醤油につけて食べるのがおすすめです。

ピーマンの賞味期限と保存方法のまとめ

今回はピーマンの持つ栄養素と、その保存方法・賞味期限について紹介しました。ピーマンはメインとなる料理から副菜まで幅広く活躍する野菜です。出来ればこの栄養素を損なうことなく、食感も楽しみながら美味しくいただきたいものです。そんな時はこの記事にある保存方法と賞味期限を参考にしてみてください。

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