2022年05月10日公開
2024年11月23日更新
スイートポテトの冷凍保存方法を紹介!美味しく食べるための解凍方法も
スイートポテトの冷凍保存方法を紹介します。さつまいもの美味しさが保てる、スイートポテトの上手な冷凍保存方法を解説します。日持ち期間や、解凍方法も詳しく説明!冷凍保存をしたスイートポテトが活用できる、簡単なおすすめレシピも紹介します。
目次
スイートポテトは冷凍保存できるのか調査
さつまいもの甘味が楽しめるスイートポテトは、子供から大人にまで人気があるスイーツです。比較的簡単に作れるため、家で手作りする人も少なくありません。しかし、家で手作りした場合、作りすぎて余ってしまうこともあります。
余ったスイートポテトは、冷凍保存することができるのでしょうか?本記事では、スイートポテトの冷凍保存方法やコツ、日持ち期間についてまとめています。スイートポテトを作る前に、保存の仕方もしっかりチェックしておきましょう。
スイートポテトの冷凍保存方法とコツ
スイートポテトを冷凍したときの日持ち期間
スイートポテトは焼き菓子であるため、生菓子よりは日持ちします。しかし、クッキーなどの焼き菓子よりは水分が多く、それほど長い間は保存できません。長期間保存したいのであれば、冷凍保存がおすすめです。
冷凍することで常温や冷蔵よりは日持ちしますが、種類によって日持ち期間が変わります。市販の防腐剤が入った商品であれば、1ヶ月程度は保存が可能です。しかし、手作りのスイートポテトは、傷むのも早くなります。
手作りのものを冷凍した場合は、1週間を目安に食べるようにしましょう。ただ、手作りでも、焼く前の生地の状態であれば、1ヶ月は冷凍保存できます。
冷凍保存方法とコツ①市販の商品
市販の商品は、個包装されていることが多いです。個包装のままだと冷凍できないため、まずはひとつずつ取り出す必要があります。取り出したスイートポテトはひとつずつラップに包み、タッパーや保存袋に入れて密閉します。
空気が入らないように、ぴったりとラップで包むのがコツです。保存袋に入れる場合も、できるだけ空気を抜きましょう。あとは、そのまま冷凍庫に入れればOKです。凍らせるときは急速冷凍すると、それだけ美味しさも長持ちします。
冷凍保存方法とコツ②焼いたもの
焼いたスイートポテトは、しっかりと冷めてから保存しましょう。保存のやり方は、市販の商品と同じです。ひとつひとつラップで包み、タッパーや保存袋に入れて冷凍します。ラップがシワシワになっていると、形が悪くなることがあります。
型崩れを防ぐためにも、ラップはしっかり伸ばして包みましょう。また、市販の商品を保存するときと同じように、空気をできるだけ抜くことも大事です。
冷凍保存方法とコツ③生地
スイートポテトは、生地のまま冷凍保存することも可能です。まずは、成型前の生地をラップで包み、平らに伸ばします。伸ばした生地には、使いやすいように切り目を入れましょう。
切り目を入れたら小分けにして、ラップで包んで凍らせます。凍ったあと保存袋に入れて密閉すると、さらに日持ちさせられます。冷凍した日を忘れないように、袋に日付を書いておくのがおすすめです。
冷凍したスイートポテトの解凍方法
解凍方法①自然解凍
冷凍したスイートポテトは、自然解凍で食べることができます。冷蔵庫に移すか、常温で解凍しましょう。真夏などの暑い日は、冷蔵庫で解凍したほうが安心です。暑すぎない時期であれば、常温で解凍してもOKです。
凍ったままのスイートポテトは、お弁当にそのまま詰めることもできます。朝詰めておけば、食べる頃にはちょうど解凍されています。わざと半解凍にして、シャーベット感覚で食べるのもおすすめです。
解凍方法②トースターやオーブン
スイートポテトの表面をカリカリにしたいときは、トースターやオーブンで解凍しましょう。しっとりとしたスイートポテトとは違う、新しい食感を楽しめます。
凍ったままのスイートポテトを天板などに乗せ、軽く焼けばOKです。加熱する際は、表面が焦げないように気をつけましょう。表面だけ焼けて中が冷たくなる場合は、軽く自然解凍してから焼くのがおすすめです。
解凍方法③電子レンジ
とにかく早く解凍しいたいときは、電子レンジの使用が最適です。ラップに包んだまま加熱することで、しっとり感を保ったまま解凍できます。
冷蔵保存したスイートポテトも、ラップをかけてレンジで軽く加熱するのがおすすめです。ふんわりとした食感が戻り、焼き立ての美味しさを味わえます。
スイートポテトのその他の保存方法と腐ったときの見分け方
保存方法①常温
寒い時期であれば、スイートポテトを常温で保存することもできます。丸1日くらいは日持ちしますが、室温によっても保存状態は異なります。できるだけ、作ったその日のうちに食べ切りましょう。
寒い時期でも、室温が高い場合は注意が必要です。暖房などで部屋が温かいときは、冷蔵保存したほうが安心です。
常温保存するときは、特に保存袋などに入れる必要はありません。ただ、乾燥しないように、ラップはかけたほうが良いでしょう。また、直射日光を避け、できるだけ涼しい場所で保存するようにしてください。
保存方法②冷蔵
スイートポテトをその日のうちに食べ切れない場合は、冷蔵保存しておきましょう。焼いたスイートポテトが完全に冷めたら、ラップに包んで冷蔵庫に入れます。タッパーや保存袋に入れると、さらに保存状態が良くなります。
冷蔵保存した場合の日持ち期間は、2〜3日程度です。しかし、生クリームを使った場合は、日持ち期間が短くなります。
生クリーム入りのスイートポテトは、その日のうちに食べ切ったほうが良いでしょう。また、冬よりも、夏のほうが日持ちしなくなります。暑い時期は冷蔵保存でも油断せず、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。
腐ったときの見分け方
スイートポテトが腐ると、見た目や味などにさまざまな変化が起こります。まずは見た目ですが、表面に白いカビが生えることがあります。カビは見てすぐにわかるため、まずは表面をしっかりと観察しましょう。
見た目に何も問題がなければ、次ににおいをかいでみてください。スイートポテトが腐ると、酸っぱいにおいがすることがあります。また、腐敗が進んでいると、明らかな腐敗臭がすることもあります。
少しでもにおいに異変を感じたら、食べるのはやめておきましょう。見た目やにおいで判断できなかったときは、触ったときの感触を確認してみてください。表面にぬめりがあったり、粘りがあるときは要注意です。
腐るとスイートポテトが糸を引くこともあるため、半分に切って断面を見てみるのも良いでしょう。これらすべてを確認しても異常がなければ、最終的には味で判断します。少しだけ口に入れてみて、変な味がしないか確認してください。
酸っぱいような味がしたときは、飲み込まずに吐き出しましょう。また、ネバネバした食感がするときも、そのまま食べることは危険です。すぐに口から出して、残りのスイートポテトも処分してください。
冷凍したスイートポテトの活用レシピ
スイートポテトのベイクドオーツ
【材料】
- A オートミール(粉剤済) 40g
- A ベーキングパウダー 4g
- A メープルシロップ 10g
- A 無調整豆乳 80ml
- ピーナッツクリーム 大さじ1
- 冷凍スイートポテト 3個
- 黒ごま 適量
【作り方】
- ボウルにAを入れて、よく混ぜます。
- 耐熱皿に、1の半量を入れます。
- 2にピーナッツクリームを乗せたら、残りの1を流し入れます。
- スイートポテトを乗せて、180℃に余熱したオーブンで20分焼きます。
- 黒ごまを振ったら完成です。
材料を混ぜて焼くだけで作れる、スイートポテトのベイクドオーツを紹介します。ベーキングパウダーのおかげでふんわりと仕上がり、まるでケーキのように楽しめます。
オートミールはそのままだと味がないため、メープルシロップで甘味をつけましょう。さつまいもの味との相性が良く、お互いの味を引き立ててくれます。
甘味が多い分、オートミールが苦手な人でも美味しく食べられます。使い切れずに余ったオートミールの、消費レシピとして利用しても良いでしょう。
さつまいも団子
さつまいも団子は、台湾スイーツとして人気のメニューです。冷凍のスイートポテトを使うことで、さつまいも団子が簡単に作ることができます。作り方も簡単で、潰したスイートポテトに、タピオカ粉と片栗粉を混ぜてこねるだけです。
あとはお湯で茹でれば、モチモチのさつまいも団子が出来上がります。上手に作るポイントは、こねるときの水分量です。柔らかい粘土くらいの生地になるように、水分量を調節しましょう。
スイートポテトのクッキー
冷凍のスイートポテトは、潰してクッキーに利用することもできます。すでにスイートポテトの甘味があるため、砂糖の量はお好みで調整しましょう。薄力粉とスイートポテトの量を同じくらいにすると、固めのクッキーに仕上がります。
ソフトな食感が好みの場合は、スイートポテトの量を増やしましょう。こちらのレシピではピスタチオを乗せていますが、黒ごまをトッピングするのもおすすめです。トッピングをアレンジして、いろいろな味を楽しんでみてください。
スイートポテトは冷凍保存で日持ちさせよう
スイートポテトは、冷凍することで長期間の保存が可能です。しかし、長期間保存できるとはいっても、手作りの場合は1週間が限度です。冷凍期間が伸びるほど味も落ちるため、できるだけ早めに消費したほうが良いでしょう。
また、空気が入らないようにするなど、保存するときのポイントを抑えることも大事です。正しい冷凍保存の方法を覚えて、スイートポテトを最後まで美味しく食べ切りましょう。