ヘチマたわしの作り方や効果は?簡単な失敗しない方法や上手な使い方も

夏の暑さや日光をしのぐためにグリーンカーテンとして使われるヘチマには、様々な使い方があります。今回はヘチマを使って簡単に手作りできる、ヘチマたわしの簡単な作り方を4通り紹介します。どの方法も簡単ですが、メリットデメリットがあります。自分に合った作り方を見つけてください。そして、ヘチマたわしには身体を洗う以外にもキッチンやお風呂場、ペットの健康にも役立ちます。ヘチマたわしが持つ効果や使い方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ヘチマたわしの作り方や効果は?簡単な失敗しない方法や上手な使い方ものイメージ

目次

  1. 1ヘチマってどんな植物?
  2. 2ヘチマは料理や化粧品にも使われる
  3. 3ヘチマたわしの作り方:失敗しないヘチマの選び方
  4. 4ヘチマたわしの作り方:収穫せず枯らす方法
  5. 5ヘチマたわしの作り方:水に漬けおく方法
  6. 6ヘチマたわしの作り方:鍋で煮る方法
  7. 7ヘチマたわしの作り方:電子レンジで加熱する
  8. 8ヘチマたわしの作り方:乾燥させる時間
  9. 9ヘチマたわしの作り方:漂白する
  10. 10ヘチマたわしの使い方
  11. 11ヘチマたわしの使い方:使用時の注意点
  12. 12ヘチマたわしの効果
  13. 13ヘチマたわしの作り方と使い方のまとめ

ヘチマってどんな植物?

ヘチマはウリ科の植物です。大きな緑色の葉っぱを蔓のように茂らせ、夏の暑さや日差しににも強く、日陰を作る日よけとしても利用されています。丈夫で栽培も比較的簡単なので、ゴーヤのように「グリーンカーテン」として育てられることもあります。

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ヘチマは、4~5月に種をまき、5~6月上旬ごろに定植します。その後花が咲き、ぶらーんと長い緑色の実がなります。ヘチマは化粧水にしたり、食用として食べられます。食用として食べる場合は、7~9月までに収穫した30cmまでの大きさのヘチマを使います。それ以上に成長したヘチマは食中毒を起こすので、食べるのは控えましょう。

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ヘチマが大きく育ちすぎた場合は、簡単に手作りできる「たわし」を作ってみましょう。ヘチマには美肌効果、家事の効率を上げてくれる嬉しい効果が数多くあります。手作りなので、安心して使えるのも魅力です。今回は、そんなヘチマたわしを簡単に手作りする作り方や使い方、ヘチマたわしが持つ様々な効果を紹介します。

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ヘチマは料理や化粧品にも使われる

ヘチマといえば、先程紹介したように沖縄ではゴーヤと同じく暑い夏を乗り切るために一般的な家庭料理の食材として食べられています。味噌汁や炒め物、パスタにも使われています。ヘチマから採れるヘチマ水には保湿・美肌効果があります。水分を蓄える働きがあるので乾燥肌の人や、肌の新陳代謝を促す働きもあるのでシミに悩む人にもおすすめの化粧水です。

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ヘチマたわしの作り方:失敗しないヘチマの選び方

ヘチマたわしを作る時は、水分量が少なくゴツゴツ固いヘチマを選びましょう。フニャフニャした水分量の多いヘチマは作っている途中にドロドロに溶けてしまうことがあります。触ってみても分からない場合は、つると色を見てみましょう。つるの先端が黒っぽく、全体的に黄色みがかっているヘチマがたわし作りにおすすめのヘチマです。

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逆にヘチマを収穫する時期が遅くなりすぎると、繊維が茶色くなってしまい、たわしを作った時に見栄えが悪くなってしまいます。もう一つの見分け方は、ヘチマの重さを見ます。大きくなったヘチマを持ち、ズッシリと重みがあれば、まだ水分が多い状態です。数日後にもう一度持ってみて、ナスくらいの重さになったら収穫しましょう。ヘチマたわしを手作りする場合は、大体9月初旬ごろに収穫するのがおすすめです。

ヘチマたわしの作り方:収穫せず枯らす方法

ヘチマたわしの作り方は、全部で4通りあります。その中で一番簡単なのが、収穫せずそのまま放っておいて枯らす方法です。ヘチマは収穫せずそのままにしておくと茶色く干からびます。干からびてきたら皮をむき、中に入っている種を取り出します。水で洗って乾燥させれば、手作りたわしの出来上がりです。

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一番簡単な作り方ですが、デメリットもあります。一つは、そのまま収穫せずに枯らすので途中で虫に食われる可能性があります。もう一つは、出来上がった時に真っ白のたわしではなく、茶色いたわしになってしまうことです。

ヘチマたわしの作り方:水に漬けおく方法

茶色いたわしは見た目が良くないので、白いたわしを作りたいという人には、ヘチマを水につけおく作り方もあります。水につけおきして作る場合は、ヘチマを収穫し、たっぷりの水につけ、落とし蓋をしてヘチマが浮いてこないようにつけておきます。そのまま水に数週間つけておくと、ヘチマが腐ってくるので、それまで放置します。

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臭いが気になる場合は、途中で水を換えましょう。手に臭いがつくので、ゴム手袋等をしてヘチマを取り出し、種や実を取り出し繊維だけにします。乾燥させたら手作りたわしの出来上がりです。

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水につけおきして作る場合のデメリットは、何日も水に漬けておくので腐敗臭がすることです。水につけておくだけの簡単な作り方ですが、ヘチマの腐敗臭はかなり強烈で、たわし作りを断念する原因になってしまうこともあります。

ヘチマたわしの作り方:鍋で煮る方法

出来れば、真っ白で臭いもなく簡単にたわしが手作りできるのが理想です。少し手間はかかりますが、お店に売っているようなたわしが手作りできる作り方を紹介します。用意するものは、ヘチマが入る大きさの鍋・包丁です。料理に使う鍋をたわし作りに使うのに抵抗がある人は、たわし作り専用に鍋を用意するのもおすすめです。

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鍋で煮る方法は、煮ている間は目が離せないこと、ヘチマたわしを作る専用の鍋を用意したり、使わない時に保管する場所をとるのがデメリットです。

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作り方は、鍋に入るくらいの大きさにヘチマを切ります。サイズに決まりはないので、自分が使いやすいサイズを考えて切るのもおすすめです。切ったヘチマと、たっぷりの水を入れ火にかけ沸騰させます。茹でているとヘチマが浮いてくるので箸で沈めるか、落し蓋をして途中裏返しながら30分ほど煮ていきます。30分煮たら鍋から出し、やけどに注意しながら皮をむきましょう。

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皮をむく時に、水に漬けると簡単に皮がむけます。皮がむけたらヘチマを振り、中に残っている種を取りだします。振っても出てこない種は菜箸を使って取り出すか、そのまま乾燥させ、乾燥させた後に取り出しましょう。種を取りだし乾燥させると、手作りたわしの出来上がりです。

ヘチマたわしの作り方:電子レンジで加熱する

短時間で簡単に、ヘチマたわしを作った後の後片付けの手間も省きたいという人には電子レンジで加熱する方法がおすすめです。作り方は、ヘチマたわしを好みの大きさに切り、お皿かタッパーに入れます。洗い物を出したくない場合は、ヘチマに直接ラップをかけて加熱しても大丈夫です。

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500wの電子レンジで約10分加熱すると、果肉がなくなり皮も綺麗にむけます。10分加熱してもまだ果肉が残っているようであれば、様子を見ながら追加で加熱してください。皮がむけたらヘチマを振って種を取りだします。取りきれない種は、乾燥した後で簡単に取れるので放っておいて構いません。あとは乾燥させたら手作りたわしの出来上がりです。

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柔らかいヘチマたわしを作りたい人は、あらかじめ皿やタッパーに水を少し入れ、一緒に加熱すると柔らかいヘチマたわしが出来ます。デメリットは、水を入れずに加熱しても柔らかいヘチマたわしになってしまうことがあります。

ヘチマたわしの作り方:乾燥させる時間

ヘチマたわしを乾燥させる時間に特に決まりはありません。ヘチマがからからになって、水分が完全に抜けていれば出来上がりです。目安としては大体2~3日になります。雨の日や、何日も雨が続く場合は乾燥せず、ドロドロになってしまうことがあります。ヘチマたわしを手作りする場合は天気がいい、よく乾燥する日を選びましょう。

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乾燥したヘチマたわしは、とても固く、ハサミで簡単に切ることが出来ません。乾燥させた後で切る場合はノコギリで切ると綺麗に切れます。ノコギリを使って切るのは大変なので、出来れば先に使いやすい大きさに切っておくのがおすすめです。切るのを忘れて、乾燥させてしまったという場合は、水に濡らして柔らかくしてからハサミで切る方法もあります。

ヘチマたわしの作り方:漂白する

収穫せずに枯らす作り方や、収穫が遅くなり出来上がった「たわし」が茶色い場合は、台所用漂白剤で軽く漂白するのがおすすめです。台所用の漂白剤を既定の量で薄め、数時間つけおきしておくと市販のたわしのように綺麗になります。

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手作りの場合、茶色くはないけれど、使い込んだような色合いが気になることもありますが、そんな時にもおすすめです。漂白すると、皮や果肉、取り除けずに中に残った種も綺麗に取り除くことができます。

ヘチマたわしの使い方

ヘチマたわしには、通気性、吸水性、吸湿性、透湿性、防カビ性、防虫性、防臭効果があります。身体を洗う使い方がよく知られていますが、上記の効果を利用して、身体を洗う以外にも様々な用途に使うことができます。

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ヘチマたわしはとても固いので、使用する場合は水に漬け柔らかくしてから使いましょう。そして使用後はカビが生えやすいので、しっかり乾燥させることが大切です。 ヘチマたわしの使い方を紹介しますので、参考にしてみてください。

ヘチマたわしで身体を洗う

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ヘチマたわしの使い方でもっとも知られているのは、身体を洗うボディブラシとして使う方法です。使い方は、そのままでは固く皮膚を傷つけてしまうので、水につけ柔らかくしてから石鹸やボディソープをつけて泡立てます。よく泡立ったら、優しくマッサージするように洗います。ヘチマたわしには皮膚を丈夫にする効果があります。

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ナイロンたわしより肌に優しく、血行促進効果もあるので、使い続けることで健康で綺麗な肌になります。使い込んで柔らかくなってきた時は、シンク洗いやお風呂掃除に使うと最後まで無駄なく使えます。

ヘチマたわしで野菜を洗う

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ヘチマたわしは、泥のついたごぼう・れんこん・じゃがいもなどの野菜の泥落とし、カボチャ・にんじん・大根などの野菜を洗う時にも使えます。ヘチマたわしで野菜を洗うと、泥だけが落ち、皮は程よく残るので、皮に含まれる栄養素を無駄なく食べることができます。

ヘチマたわしで靴を洗う

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ヘチマたわしは固く汚れを落としやすいので、靴の汚れ落としに使えます。運動靴はヘチマたわしでゴシゴシこすると簡単に綺麗になります。また、通気性や吸湿性、防臭効果があり靴の中敷きとしてヘチマが使われることもあります。

ヘチマたわしで食器を洗う

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中性洗剤を使って食器を洗うと手が荒れるという人には、ヘチマたわしがおすすめです。ヘチマたわしは繊維が細かく詰まっているので、油のついた食器やフライパンを洗ってもベタベタになりません。軽い汚れの食器やコップなどは洗剤なしで汚れを落とすことができます。

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市販のものは、製造方法や、製造時にどんな物が使われているか不安がありますが、手作りしたヘチマたわしなら安心して使えます。ヘチマたわしは通気性、吸収性、防カビ性があり、衛生面が気になるキッチンでも安心して使えるのも魅力です。

ヘチマたわしでペットの歯磨き

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ペットを飼っている人には、ペット用の歯磨きとしてヘチマたわしがおすすめです。ヘチマたわしは固く、繊維が絡まっているので遊びながら歯磨き効果を得られます。噛みごたえがあるので、ストレス解消の遊び道具としても、おすすめです。

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ペットがヘチマたわしを食べてしまうことが心配な人は、手作りするか、100%天然素材の物を選びましょう。ヘチマは食べてしまっても便として排せつされるため少しくらいなら食べてしまっても大丈夫です。しかし、食べ過ぎてしまったり、喉や腸に詰まらせることもあります。与える時は飼い主の目が届く時に与えるようにしましょう。

ヘチマで夏休みの自由研究

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ヘチマは7~9月に収穫できるので、夏休みの自由研究に使えます。小学校によっては、1学期に種を植え、夏休みに自宅へ持ち帰り、種から実が出来るまでの成長日記を自由研究のテーマにする学校もあります。自分で育てたヘチマを使って、ヘチマたわしを作るのも楽しいです。

ヘチマたわしの使い方:使用時の注意点

ヘチマたわしを使っている途中に臭ったり、カビが生えて黒ずんでいる時は漂白剤で綺麗に洗うか、廃棄して新しいものに換えるか、土に埋めましょう。ヘチマは埋めておくと土にかえり、ゴミが減らせます。水や洗剤で洗っただけではカビは取り切れません。1:9で漂白剤と水を混ぜ、10分ほどつけ置きし、その後は綺麗にすすいで乾燥させましょう。

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ヘチマたわしの効果

ピーリング効果でつるつる美肌

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ヘチマたわしは繊維が細かく詰まっています。ボディソープをよく泡立てて身体を洗うことで垢を落としたり、足やひざの角質を、肌を傷つけず優しく取り除くことができます。顔を洗う時にも優しくマッサージするように使うとビーリング効果でつるつる、すべすべの肌を手に入れることができます。

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ヘチマたわしは固いので、顔や体に使う時は必ず水につけて柔らかくしてから使いましょう。ゴシゴシこすると逆に肌を傷めてしまいます。使い方をしっかり守り、美肌を手に入れましょう。

油汚れや焦げ付きを落とす

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ヘチマたわしは固く、繊維が絡まっているので油のついたフライパンや鍋を洗っても油でベトベトになりません。その固さを活かして焦げつきを簡単に落とすこともできます。ゴシゴシこすりすぎるとフライパンのテフロン加工など加工が取れたり、傷が付いてしまいます。強くこすりすぎないように注意しましょう。

ヘチマたわしの作り方と使い方のまとめ

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夏に緑のカーテンとして見かけるヘチマは、暑さをしのいだり日陰を作るのに利用されています。ヘチマは他にも食用として食べられたり、化粧品としても使われています。今回はそんなヘチマを使ったたわしの作り方や使い方・効果を紹介してきました。ヘチマたわしは、身体を洗う以外にも様々な用途に使えます。簡単に手作りすることもできます。ヘチマたわしを使って、エコな生活を楽しんでください。

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