2022年01月24日公開
2024年11月17日更新
酢飯は冷凍保存ができるのか解説!詳しいやり方から解凍方法まで
酢飯は冷凍保存できるのか解説します。冷凍保存や解凍のやり方や、期限切れの酢飯を見分ける方法も紹介!冷蔵や常温で保存する場合の注意点や解凍したご飯のアレンジ方法なども載せているので、酢飯を作るときはぜひ参考にしてください。
酢飯は冷凍保存ができるのか調査!
酢飯は手巻き寿司やちらし寿司などに使う機会が多いため、一度に大量に作って余ってしまうこともあります。普通のご飯であれば冷凍保存しておくことができますが、酢飯の場合は冷凍保存することができるのでしょうか?
本記事では、酢飯が冷凍保存できるのか調べてまとめました。冷凍や解凍のやり方も紹介しているので、しっかりとチェックしておきましょう。
酢飯を冷凍保存は可能?
酢飯の冷凍保存はできる
余った白米を冷凍保存したことがある人は多いでしょうが、酢飯もそれと同じく冷凍保存することができます。
冷凍しておくと長期間の保存が可能となるので、しばらく食べる予定のない酢飯を保存しておきたいときにおすすめです。大量の酢飯が余ったときは、解凍しやすいように小分けにして凍らせるようにしましょう。
常温と冷蔵保存は注意が必要
白米は0〜3℃くらいになるとデンプンが劣化し、パサパサとした食感になってしまいます。しかし、これ以下の温度で保存するとデンプンの劣化が止まり、炊きたての美味しさをキープすることができるのです。
酢飯もそれと同じで、冷蔵庫で保存してしまうと美味しくなくなってしまいます。そのため、酢飯の冷蔵保存はあまりおすすめしません。また、冬の寒い時期であれば常温保存することも可能ですが、常温保存の場合は室温に注意が必要です。
室温が低ければ半日から1日は常温で置いておけますが、暖房などで部屋を温かくしてしまうと傷んでしまいます。常温保存する場合は直射日光が当たらず、気温が上がらない場所で保存するようにしましょう。
また、保存するときは通気性の良い寿司桶などに入れて、濡れ布巾や湿らせたキッチンペーパーをかけておくのがおすすめです。その上から数か所穴を開けたラップをかけておくと、さらに乾燥防止になります。
冷蔵保存も常温保存も賞味期限が冷凍より短くなるので、できるだけ早めに食べ切るようにしましょう。
生ものが入っている場合は取り除く
酢飯はちらし寿司や手巻き寿司などに使うことも多いですが、生ものが含まれているものを一緒に冷凍することはやめましょう。
生ものを冷凍してしまうと解凍したときにドリップを酢飯が吸い込んでしまい、生臭くて食べられなくなってしまいます。酢飯を冷凍するときはご飯単体で凍らせるようにして、生ものがある場合はあらかじめ取り除いておきましょう。
酢飯の冷凍保存のやり方と冷凍方法
冷凍保存方法
酢飯が余ったら、1食分ずつ小分けにしてラップに包みましょう。ラップで包んだ酢飯はジップロックなどの保存袋に入れて、できるだけ空気を抜いてしっかりと密閉します。
保存袋に入れたら、あとは冷凍庫で保存するだけです。金属トレイがある場合は、その上に乗せて急速冷凍させるのがおすすめです。
日持ち期間
冷凍保存した酢飯の日持ち期間は、だいたい1ヶ月くらいとなります。ただ、時間が経つにしたがって、酢飯から徐々に水分が抜けてしまいます。保存期間が長くなるとそれだけ味も食感も落ちてしまうので、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。
解凍方法
冷凍した酢飯は、自然解凍または電子レンジで解凍することができます。自然解凍するときは、冷蔵庫に移してゆっくりと解凍しましょう。
解凍したご飯は、チャーハンやチキンライスなど味がついたご飯に使用するのがおすすめです。ご飯を加熱することで酸味が飛ぶので、酢の味もそこまで気になりません。
解凍するときのポイント
冷凍した酢飯は解凍するときに酢の成分が飛び、酸味が減ってしまいます。ちらし寿司などに再利用したい場合は、レンジで温めてから酢を追加するのがおすすめです。一度温めて酢を加えてから、うちわなどであおいで温度を下げていきましょう。
期限切れの酢飯の見分け方
酢飯は冷凍すれば長期間日持ちしますが、常温や冷蔵で保存した場合は早く賞味期限が切れてしまうことがあります。期限切れの酢飯は、黄色がかった色に変色するのが特徴です。ご飯の色がおかしいと思ったら、食べずに処分するようにしましょう。
酢飯は冷凍保存ができる
酢飯は普通のご飯と同じように、冷凍保存することが可能です。何かと余りがちな酢飯ですが、冷凍保存しておけば他のメニューにアレンジして使うこともできます。
冷蔵するよりも良い状態で保存できるので、酢飯が余ったときは冷凍して最後まで美味しく食べきりましょう。