2021年10月21日公開
2024年11月16日更新
沖縄の野菜「ハンダマ」とは?美味しい食べ方も知っておこう
沖縄の野菜であるハンダマについて、詳しくまとめました。味の特徴や美味しい食べ方、含まれている栄養分と効能などを解説します。また、ハンダマを使った人気レシピも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ハンダマの特徴やおすすめ活用レシピを紹介!
ぐっもーにん🙋
— あさなる@渓流釣り師 (@asanaru2) October 5, 2021
沖縄の友人が仕事で東京に。急遽み
んなで食事をすることに!そして沖
縄料理の新規オープンした店で、旧
友と近況報告。料理も美味しく、店
員さんの対応も素晴らしい!かわい
い女性店員がすすめてくれた一品が
『ハンダマ』でした。
めっちゃうまい😋
今日もおもいきり楽しんで👍 pic.twitter.com/WnyozSXtet
ハンダマは古くから沖縄で食べられている野菜です。薬草になるほど栄養価が高く、健康志向の方からも注目されています。本記事では、どのような味がするのか?特徴や栄養効果、美味しい食べ方などを詳しく解説します。また、初体験の方でも食べやすいハンダマを使ったアレンジレシピも、厳選して紹介しましょう。
沖縄の野菜「ハンダマ」の特徴と美味しい食べ方
ハンダマの特徴
これも昨日撮りました。。。
— 𝓩𝓪𝓾𝓫𝓮𝓻 (@zauberkraft1208) June 20, 2021
葉の裏が紫色になり、食べるとぬめりを持つ特徴的な野菜で、ハンダマ(沖縄)・スイゼンジナ(熊本)・キンジソウ(石川)といろんな名前があります…(^_^;)
何となく花の色合いがベニバナと似ています。。。#野菜の花#flowers_of_vegetables pic.twitter.com/WOziJMkGPg
沖縄をはじめ、鹿児島などの南九州で多く栽培されている野菜です。キク科に属した多年草で、50~60cmほどまで伸びます。寒さに弱く水場を好むのが特徴で、熱帯アジアから中国を渡って日本へ来たといわれています。特に手入れをしなくても簡単に育ち、1年を通して栽培できるのも魅力です。
沖縄地方ではハンダマと呼ばれていますが、和名は九州の水前寺に由来するスイセンジナといいます。また、スイセンジナはハルタマという別称もあり、ハンダマはハルタマから来た名前であるという説もあるそうです。
ハンダマの栄養と効果
ハンダマ(金時草)の酸っぱ味噌和え。
— ボルサリーノ関 (@borsaseki) August 24, 2020
我が家に沖縄野菜がやってきまして、まずはハンダマを麦味噌とシークヮーサーと鰹だしで和えて。
「血の葉」「不老長寿の葉」と呼ばれるハンダマは若返り&仕事運upの食材です。
沖縄ではお味噌汁に入れたりするそうですよ。
この味付けはモロヘイヤでもあいそう。 pic.twitter.com/dnof8wxFPm
ハンダマは薬草としても使用されるほど、栄養価が高くさまざまな効能があります。沖縄では「血の薬」や「不老長寿の薬」と呼ばれており、民間療法にも活用されているそうです。
主にビタミンB2、ビタミンA、鉄分、アントシアニンの栄養成分が含まれています。葉や茎に見られる紫色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンという栄養素で、強い抗酸化作用があります。他にも疲労回復や貧血予防、美容効果などの効果を発揮する、栄養満点の野菜です。
美味しい食べ方
ハンダマでボロボロジューシー😊
— メシ部のカン子 (@meshibu_kanko88) September 19, 2020
染みるぅ〜、うみゃい。出汁と塩だけ。呑み助には最高の雑炊👍紫がキレイ💕#ハンダマ #ボロボロジューシー #沖縄 #自炊 pic.twitter.com/Hi1nz7ymaq
ハンダマは、葉の部分のみを食べる野菜です。クセのない味ですが、噛むとほのかな苦味を感じます。また、加熱調理すると粘り気が出るのが特徴です。生のままサラダにしたり、茹でて和え物にする食べ方があります。他にも、味噌汁の具や天ぷらにして食べても美味しいです。
沖縄では雑炊に入れる食べ方もあり、ほんのり紫色になって見た目もきれいに仕上がります。ちなみに茎の部分は加熱すれば食べることはできるのですが、硬くて口当たりが良くないので、省いて使う人が多いようです。
ハンダマのおすすめ活用レシピ
ハンダマ餃子
【材料】
- 餃子の皮(大判):30枚
- 豚ミンチ:200g
- ハンダマ:1/2袋
- 醤油:大さじ1
- 黒砂糖:大さじ1
【作り方】
- ボウルにミンチ肉と醤油、黒砂糖を入れて、肉の粘り気が出るまで捏ねます。
- ハンダマの葉は水洗いして、細かくみじん切りにします。
- ボウルに1と2を入れて、混ぜ合わせます。
- 餃子の皮で2のタネを包みます。
- フライパンに油をひいて、餃子を焼き上げて完成です。
ハンダマの苦味を気にせず食べれるように、肉々しさを加えて餃子にアレンジした作り方です。ハンダマから出る粘り気と肉から出る粘り気を、上手に活かして融合させました。ポイントはハンダマを刻む時に、包丁で叩いて粘り気を出すことです。島感を出すたに黒砂糖を使用しましたが、なければ普通の砂糖でも構いません。
ハンダマのツナマヨサラダ
ツナマヨやコーンと組み合わせることで、子供も食べやすくなるおすすめのレシピです。葉の部分だけを使用し、軽く茹でましょう。茹で過ぎると食感が劣るので、注意してください。味が薄まらないように、水気をよく絞っておくことがポイントです。お酒のおつまみにしてもよく合います。
ハンダマのおひたし
ハンダマを使った定番人気料理のおひたしです。マロニーも入れてボリュームアップしました。ハンダマの紫色がマロニーに移って、見た目もきれいです。食べる直前に酢をかけると、爽やかな風味になります。作り置き副菜としても活用できる、おすすめの一品です。
ハンダマで色々な料理を作ろう!
昨日に引き続き沖縄の伝統野菜です。 沖縄では「ハンダマ」と呼ばれているそうです。
— エコっち君(古着からのリサイクル軽量土壌)菜園 (@RoofVegetable) June 6, 2021
1年を通して収穫出来る手軽な薬膳野菜として利用されているようです。 pic.twitter.com/YLShPaUDKq
沖縄野菜のハンダマについて詳しく解説しました。疲労回復や免疫力アップにも効果があるスーパーフードです。少し苦味はあるものの、食べ方を工夫すればとても美味しく食べれます。まだ食べたことのない方は、機会のある時に紹介したレシピを参考にして、ぜひ味わってみてください。