おすすめの食用重曹(タンサン)を紹介!料理や掃除に使えて便利

食用重曹の使い道や、おすすめ商品をまとめました。食用重曹の身体に嬉しい効果や効能などの特徴、料理に使えるタンサンと掃除用の重曹との違いについても解説。また、食用重曹を選ぶ時のポイントや人気のおすすめ商品も紹介します。

おすすめの食用重曹(タンサン)を紹介!料理や掃除に使えて便利のイメージ

目次

  1. 1食用重曹(タンサン)のおすすめ商品を知りたい!
  2. 2食用重曹の特徴
  3. 3食用重曹を選ぶ時のポイント
  4. 4おすすめの食用重曹
  5. 5食用重曹(タンサン)を色々な料理に使ってみよう!

食用重曹(タンサン)のおすすめ商品を知りたい!

重曹といえば掃除に使われるイメージがありますが、タンサンとも呼ばれる、食用重曹も販売されています。タンサンは掃除だけでなく、料理やお菓子作り、材料の下ごしらえにも使えて、身体に嬉しい効能も多いです。また、そのほかにもさまざまな使い道があり、万能の食材として役立ちます。

食用重曹にはどのような特徴があり、どんな使い道があるか、また、選び方のポイントやおすすめ商品についても紹介します。

食用重曹の特徴

疲労回復に効果的

食用重曹は、疲労回復に良いと言いわれています。タンサンを水に溶かすと、疲労の原因となる水素イオンを取り除く重炭酸イオンが放出されるためです。重炭酸イオンはアルカリ性のマイナス性質を持つイオンであり、体内で水素イオンと結合して尿や汗とともに体外へ排出する働きがあります。そのため、疲労回復に良いとされているのです。

胃痛を和らげる

胃の調子が悪い時には、食用重曹を飲むと痛みが和らぐといわれています。胃が荒れたり調子が悪くなると、胃酸が分泌されて痛みが起きます。アルカリ性のタンサンが胃酸を中和し、痛みを和らげてくれるのです。ストレスや体調不良で胃が痛い時のほか、お酒の飲み過ぎで胃酸が過剰分泌されて痛い時にもおすすめです。

便秘解消にもおすすめ

便秘で悩んでいる人は、食用重曹を飲んでみるのもおすすめです。食用重曹は、タンサンと呼ばれるように水に溶かすと炭酸ガスが発生します。このガスが腸の蠕動運動を促し、便秘を解消してくれるのです。さらに、炭酸ガスによって胃が膨らむため、満腹感が出て食欲が抑えられ、ダイエットにも良いとされています。

ただし、飲み過ぎると逆に腸がゆるくなってしまうので、注意してください。また、タンサンは塩分が多く食前に飲むと食欲を増進してしまうので、ダイエット目的で飲む場合は、食中に飲みましょう。

色々な使い道がある

食用重曹は水に溶かして飲むだけでなく、さまざまな使い道があります。例えば、料理です。ベーキングパウダーの代わりにケーキやホットケーキ、パンに加えることで、生地を膨らませることができます。また、タンサンのアルカリ成分によって、繊維を柔らかくすることができるため、根菜や山菜のあく抜きにも使えます。

料理のほかには、掃除によく使われます。水垢や茶渋、油汚れにも使うことができるので、洗剤では落とせない食器の汚れを綺麗にしたり、水回り、キッチンの掃除などに最適です。さらに、水に溶かすと発生する炭酸ガスを利用して入浴剤にするのもおすすめです。肌を刺激して皮脂や角質を落とすので、美肌効果も期待できます。

このように、食用重曹はさまざまな使い道があります容量の多いものを買っても使い道に困らないので、一袋常備しておくのも良いでしょう。

掃除用重曹との違いは?

食用重曹と掃除用重曹の違いは、品質と製造方法に違いがあります。食用重曹は食品衛生法を基準にして作られており、口に入れても問題ないよう製造過程と品質が管理されています。粒子がさらさらときめ細やかです。対して掃除用重曹は、食用よりも厳しい品質管理ではないため、不純物が混ざっており、粒がざらざらとしています。

そのため、食用重曹の方がグレードが高く、掃除用重曹よりも価格が高いです。食用重曹は掃除用や消臭剤として使うこともできますが、掃除用重曹は体内に入れたり肌に触れたりする使い方は避けてください。幅広くさまざまなことに使いたい、口に入れても安心なものを使いたいという時は、食用重曹を使うのがおすすめです。

食用重曹を選ぶ時のポイント

ポイント①パッケージや容器で選ぶ

食用重曹はさまざまな種類があり、どれを選べば良いのか悩むことがあるかもしれません。まず、基準としてどのようなパッケージで売られているかによって選ぶこともおすすめです。料理や掃除など使い道の多い食用重曹は、容器を開けることも多いので、保存状態を良く保てるタイプを選ぶと良いでしょう。

瓶タイプ

瓶タイプのものは口が固く閉じられるので、湿気を防いでくれます。塩や胡椒などの調味料と一緒に置いて置けるので、置き場所にも困りません。使い終わったら容器はそのまま、中身だけ詰め替えればよいので、低コストで買い足すことができるのも便利です。

瓶の口の大きさによっては軽量スプーンが入らないこともありますが、小さじのスプーンを工夫して使うと良いでしょう。また、家にある瓶を煮沸消毒して重曹を入れて使うのも、保存状態良く保てるので、おすすめです。

チャック付きパックタイプ

チャック付きパックタイプは、使った後チャックで閉じられるので、湿気やホコリなどが入るのを防いでくれます。口が大きいのでスプーンが入りやすく、使いたい量だけ使って保存ができるので、料理などに使うのが便利です。また、自立できるタイプのものは立てて置くことができ、スペースを取らず隙間に収納できます。

小袋タイプ

小袋タイプは1袋に少量が入っているタイプで、中には袋の中でさらにパックに分かれているものもあります。あまり使わない人には、袋で小分けになっているパックタイプがおすすめです。小袋タイプはチャックがついていないので、余った時は湿気ないよう輪ゴムで留めるか、別の密閉できる容器に移し替えましょう

ボトルタイプ

ボトルタイプは口が特殊で、振ると少量の重曹が出てくるというものです。サッと振って使えるので、使う機会が多い人、特に掃除によく使う人におすすめです。瓶タイプと同じく密閉性が高い容器で湿気を防いでくれ、空になれば中身を詰め替えるだけでそのまま使えます。

ポイント②容量で選ぶ

食用重曹を使う量は、1回につき3~5gとかなりの少量です。ライフスタイルによって食用重曹を使う量も変わってきます。そこで、重曹を使う頻度や量を考えて、容量で選ぶのもおすすめです。長く保存できる食用重曹ですが、湿気てしまうと長くはもちません。使い道を考え、一定期間で中身を全て使いきれるような量を選ぶと良いでしょう。

使う機会が少ない場合

主に料理や食材の下ごしらえにしか使わない、使う機会が少なくなるべくコストを抑えたい人は、1袋15~20gの小パックがおすすめです。初めて使う時のお試し用としても良いでしょう。小パックは、スーパーのほか100均でも取り扱われており、手軽に購入できます。

使う機会が多い場合

料理や掃除に使ったり毎日健康ドリンクとし飲むなど、使い道が多く使う機会も多い場合は、容量の多い5kgなどの食用重曹がおすすめです。またスーパーやドラッグストアでは、容量が多くても5kgくらいまでしか取り扱っていませんが、ネット通販では25kgほどの業務用もあります。容量が多いほど費用は高いですがコスパが良いです。

ポイント③産地で選ぶ

食用重曹には、国産のものと海外産のものがあります。容量やパッケージの基準からさらにこだわりたい人は、産地で選ぶのも良いでしょう。国産のものは、食品衛生法によって基準がしっかりしており、メーカーで製造工程も公開しているものが多いので、安心感があります。

海外産は、主にモンゴル産やアメリカ産のものが多いです。海外産のものは鉱物から採れる天然ものが多く、粒子が細かいです。コスパも良く、天然ものならではの味や効能を試せます。

おすすめの食用重曹

共立食品「タンサン (重曹)」

25gのパックが2袋入った、小容量で使いやすい食用重曹です。価格も1箱60~70円と低価格で、手に入りやすい商品となっています。料理以外にあまり使わない人や、一人暮らしを始めたばかりで食用重曹を試しに使ってみたいという人などにおすすめです。袋にはチャックがないので、早めに使い切るか密閉できる容器に移し替えて使いましょう。

木曽路物産「シリンゴル重曹」

モンゴル産のシリンゴル高原のトロナ鉱石を100%使った、天然由来の食用重曹です。自然由来の物質で身体や自然に優しく、また食品規格での製造ですので、安全性もしっかりしています。390mlのボトルタイプから2kgの袋タイプまであり、使い道によって容量を選べます。袋タイプはチャックがついており、必要な分だけ使って保存ができます。

ボトルタイプはスリムな形状で、置くスペースにも困らず、収納性に優れています。ボトルタイプを最初に購入し、使い切ったら詰め替えとして1kgや2kgの袋タイプを購入するという使い方も良いでしょう。

旭硝子製「重曹」

ふくらし粉老舗企業の旭硝子製食用重曹です。茨城県を産地とし、国内で製造、加工している完全国産の食用重曹となっています。生産国が気になる人、国産のものが良い人はチェックしてみてください。5kgで1250円とコスパも良く、サラサラで使いやすいと評価も高い商品です。

料理や掃除などでよく重曹を使うようになり、使い道が増えてきた人におすすめの容量です。チャックがついているので、湿気を防いでしっかり保存できます。

日本ガーリック「天然重曹」

アメリカのコロラド州で発掘される、ナーコライトという鉱物から作られた、純度99%以上の天然食用重曹です。天然由来で泡立ちが良く、また1kg600円とコスパにも優れています。通販で1kg~5kgのものが購入でき、チャック付きのパックですので、湿気を防いで保存もできます。料理や掃除、入浴剤などにおすすめです。

旭硝子「業務用重曹」

こちらも旭硝子製の品質高い国産食用重曹で、25kgの大容量です。25kgでの価格は3675円であり、1kgあたりの価格が147円ほどですので、食用重曹の中では最もコスパに優れているといえます。入浴剤として毎日使う人や、掃除のほか食器洗い、洗濯など使い道が多く一度に大量に使う人におすすめです。

スーパーやドラッグストアなど、店頭では取り扱っておらず、通販でのみ購入が可能です。口にはチャックがついていますが、包装紙はクラフト紙ですので、水気や湿気には弱いです。使う量をあらかじめ瓶やボトルなど、別の容器に移し替えておくと良いでしょう。

コストコ「ベーキングソーダ」

さまざまな商品がお買い得な会員制スーパーのコストコでも、食用重曹が販売されています。6.12kgで1500程度とコスパも良く、容量も多いので、料理のほか掃除や消臭、入浴剤などさまざまな使い方ができます。アメリカ産の天然物質でできており、粒がさらさらと使いやすいという評判があります。

袋にはチャックがついていますが、チャック部分が弱く、口が開きやすいこともあるようです。使う量を早めに他の容器に移して使うのが良いでしょう。

太陽油脂 「パックス重曹F」

天然素材にこだわる石鹸メーカー、太陽油脂から販売されている食用重曹です。メーカーとしての認知度も高く、安全性や信頼性も高いとの口コミも見られます。国産の食用重曹ですので、生産国が気になる人にもおすすめです。たっぷり使える2kgで578円とコスパ良く、料理のふくらし粉としてやあく抜きなどの処理に、掃除にと広く使えます。

東ソー株式会社「国産重曹」

山口県を産地とし、国内で製造・加工された国産の食用重曹です。純度99.8%の細かい粒子でサラサラ感が良く、使い勝手が良いという評判もあります。容量は1kg、5kg、業務用の25kgがあり、使う頻度や使い方によって選ぶことができます。

口はチャック付きですので、湿気を防いで保存できますが、袋の中で固まることもあるようです。使う分を他の容器に移し替えて使うことをおすすめします。

セラケム「重曹」

国内で製造・加工されている、国内産の食用重曹です。純度99%以上の高品質で、きめ細かくさらさらした粒子です。容量には900g、3.5kg、5kgがあり、使い方に合わせて選ぶことができます。他メーカーの食用重曹と異なるのは、1cc、10cc、30ccいずれかの計量スプーンがつけられる点です。

計量スプーンは食用重曹専用のスプーンとして使うことができるので、便利なうえ衛生面でも嬉しいポイントです。スプーンがついていても5kgで1242円とコスパにも優れています。

玉三「重曹」

白玉粉やきなこなどの製造を手掛ける老舗メーカー、玉三の食用重曹です。150gの小容量パックで、料理や掃除、消臭剤などにも使えます。小容量だとすぐ使い切ってしまうけれど、1kgだと多いという人におすすめの容量です。150gで177円と、気軽に購入できる価格となっています。袋の口にはチャックがついており、保存も便利です。

容量の多いタイプよりスペースも取らないので、キッチンに立てて置いておくなど、収納性にも優れています。またパックの裏には、食用重曹の使い方や参考になるレシピも載っているので、使い道に迷っている人にもおすすめです。

食用重曹(タンサン)を色々な料理に使ってみよう!

食用重曹は、料理や掃除、健康ドリンクなど、さまざまな使い道がある万能食材です。身体に嬉しい効能や効果があるのはもちろん、素材を柔らかくしたり汚れを落としやすくする働きもあり、日常のあらゆる場面で役に立ちます。使いたい分だけ使える小容量からコスパ良い大容量まで、ラインナップも豊富です。ぜひ使ってみてください。

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