2021年08月07日公開
2024年11月14日更新
「落葉きのこ」とは?旬の時期や見分け方・おすすめレシピも!
落葉きのこの気になる味や特徴、旬の時期、見分け方などをまとめました。下処理や、虫出しのやり方についても解説します。落葉きのこを使ったおすすめ料理レシピも紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
落葉きのこの特徴やおすすめレシピを紹介!
ガチ北海道民はこの時期になると山に入って落葉きのこを採ってきます…
— さだはる☆fx,株 (@fx27692646) September 30, 2020
たまに変なキノコ食べて夕方のニュースに流れる人がいるまでがセット
ちなみにわたしはきのこの見分けつかないので採れません( ꒪⌓꒪) pic.twitter.com/t7igL23XEJ
落葉(らくよう)きのこという珍しいきのこについてまとめました。北海道の雄大なカラマツ林で収穫される落葉きのこは、秋しか収穫できない貴重な天然きのこです。本記事では落葉きのこについて、旬の時期や見分け方、下処理方法などを詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
落葉きのことは?
落葉松の地面に生息しているきのこのこと
Googleフォトにて2年前の今日
— 𝘉𝘭𝘢𝘤𝘬𝘈𝘯𝘨𝘭𝘦𝘳 (@KuroTsuribito) September 10, 2020
落葉きのこ採りに行っていたんだな…。
去年はいつも捕りに行っていた場所にクマが多くて行かなかった。今年も北海道各地でクマが多いから行けないかな…。
今日雨が降ってるから明日あたりニョキニョキ…!?
落葉きのこ採りに行きたいなー。 pic.twitter.com/PE2iwOigsT
落葉きのこは、落葉松(カラマツ)の地面に群生しているきのこです。別名をハナイグチといい、北海道では代表的なきのこのひとつとして親しまれています。表面に強い粘り気があるのが特徴で、なめこに似た食感をしています。
風味が良く、かさが肉厚で食べごたえがあるため、松茸に匹敵する美味しさといわれています。少し甘みのある香りと、コリっとした歯ごたえで、食べるとハマる方が多いです。
さまざまな食べ方がありますが、茹でて塩やしょうゆをかけたシンプルな料理がおすすめです。他にも味噌汁の具材にしたり、しょうゆ漬け、おろし和えなどの料理に用いることができます。
旬の時期と見分け方
おはようございます!今日は落葉きのこ🍄です!名前のとおり落葉松(カラマツ)の地面に生息しているきのこのことです。北海道などでは代表的なきのこの1つです😊数に限りがありますのでよろしくお願い致します😋#阿部商店 #落葉きのこ #北海道 pic.twitter.com/RDmKdUFs4q
— towa【旭川工廠】阿部商店模型部 (@towa51832350) August 26, 2019
落葉きのこは、9月中旬から10月中旬にかけて旬の時期を迎えます。他のきのこが出回り始める少し前の時期が最盛期で、早いものだとお盆頃に収穫されることもあります。
見分け方は、きのこのかさが赤みを帯びていて、表面に独特のぬめりがあるもので判断します。かさの裏側は鮮やかな黄色で、触るとふかふかとしています。かさは全体に丸みを帯びていますが、少し成長すると平らになって、楕円形になります。
落葉きのこの下処理方法
落葉きのこ🍄頂きました☺️北海道も本格的な秋を迎えましたね😆 pic.twitter.com/Ie0nham192
— かみふらの第一食堂 (@dai1shokudou) September 11, 2017
落葉きのこを食べる時は、必ず下処理が必要です。まず、くっついている土や泥、落ち葉などをきれいに落としてください。汚れがひどい場合は、水で洗っても良いですが、風味が飛ばないようにさっと洗い流しましょう。
かさの裏側や、柄の部分に虫が隠れている場合があるため、虫出しという作業も行いましょう。大きめのボウルに塩水を張り、きのこを浮かべて30分程度おいてください。沸騰した湯の中に入れて1分ほど茹でれば、下処理の完了です。
落葉きのこのおすすめレシピ
落葉きのこの味噌汁
【材料】
- 落葉きのこ 適量
- 豆腐 1丁
- 大根 5cm
- だし汁 350ml
- 味噌 大さじ2
- 三つ葉 適量
【作り方】
- きのこは泥や土を洗い流し、熱湯で1分程度茹でます。
- 粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切ります。
- 大根は半月切り、三つ葉はざく切りにします。
- 鍋にだし汁を煮立て、大根を入れてやわらかくなるまで煮ます。
- きのこ、三つ葉を入れてさっと煮ます。
- 豆腐をさいの目切りにして入れ、軽く温めます。
- 味噌を溶き入れたら完成です。
きのこの美味しいだしが味わえる、具だくさんな味噌汁レシピです。きのこをきちんと下処理することで、より風味が引き立ちます。こちらのレシピでは、大根や豆腐を入れていますが、お好みの具材でアレンジしてもOKです。
落葉きのこのおろし甘酢和え
北海道では一般的な、おろし和えのレシピです。作り方は、食べやすい大きさに切ったきのこ、人参、なす、ピーマン、玉ねぎをさっと茹でます。大根おろし、酢、砂糖で作った調味料で和えたら出来上がりです。さっぱりとした味わいで、箸休めにもぴったりです。作り置きもできるので、まとめて作っておくと良いでしょう。
落葉きのこの旨つゆ漬け
落葉きのこの大量消費にもおすすめのレシピが、こちらの旨つゆ漬けです。下処理したきのこを食べやすい大きさに切り、めんつゆに1時間程度漬け込んだら完成です。仕上げに、大根おろしを添えて食べましょう。きのこの独特な歯ごたえと、風味豊かなつゆの味わいが、クセになる美味しさです。
落葉きのこで色々な料理を作ってみよう!
初入荷!
— 旭川の八百屋さん アミューズマーケット (@amusemarket) August 31, 2020
落葉きのこ
山から採りたてが届きます!
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落葉きのこの特徴や、味わい、下処理方法について解説しました。一般的なスーパーで出回ることは少ないですが、見かけたら手に取ってみてください。近くで見つけられない場合は、通販などを利用すると良いでしょう。本記事で紹介したおすすめレシピを参考に、独特の味わいを堪能してみてください。