2021年04月16日公開
2024年11月09日更新
チーユ(鶏油)とは?作り方やおすすめの使い道もチェック!
チーユ(鶏油)の作り方について紹介していきます。チーユの使い道や保存方法についてまとめました。また、チーユを使ったチャーハンなどのおすすめレシピも掲載しているので、ランチや夜ご飯の献立を考える際の参考にしてください。
チーユ(鶏油)の作り方とおすすめレシピを紹介!
4/10 トイ・ボックス 三ノ輪
— ともぞう。 (@tomojapan2001) April 11, 2021
12:15着 待ち時間30分
特製醤油ラーメン
地鶏の旨味を醤油が引立て、提供直前のたっぷり鶏油がさらに美味さを引き上げる。ちゅるちゅる麺は絡み喉ごし抜群。具材は全て絶品で特に豚は悶絶級。吸い込み止まりません。
完飲完食 スープの余韻に泥酔中
ご馳走様でした pic.twitter.com/eHfKX4Eodr
どんな料理とも相性がいいチーユ(鶏油)は、家でも簡単に作ることができ、さまざまなレシピに活用できます。本記事では、チーユの基本的な作り方と作る際のポイント、保存方法などをまとめました。また、チーユを使ったチャーハンなど、おすすめのレシピも掲載しているので、献立を考える際の参考にしてください。
さらに、通販で購入できるチーユも紹介しているので、お取り寄せしたい時にお役立てください。
チーユ(鶏油)の作り方
まずは、家でも簡単に作ることができるチーユの作り方について紹介していきます。作る際のポイントやコツ、その後の保存方法をまとめました。さらに、調理に使った鶏皮の活用方法も掲載しています。
材料・作り方
【材料】
- 鶏皮…適量
- 青ネギ…適量
- 生姜…適量
【作り方】
- フライパンや鍋に油を引かずに、鶏皮を入れて炒めていきます。
- 鶏の油が出てきたら、生姜と青ネギを加えます。
- 鶏皮がこんがりと揚がり、青ネギもしんなりしてきたら、食材を取り出します。
- 油を漉して、余分なものを取り除いたら完成です。
チーユの作り方は非常に簡単で、鶏皮と青ネギ、生姜を油が出るまで炒め、漉すだけで完成します。そのため、家でも作ることができ、普段料理をしない人でも挑戦しやすいです。また、使い道も多く、ラーメンやチャーハンなどの、万能調味料として活躍できます。
作る時のコツ
鶏油を作るの巻 pic.twitter.com/JpRBZzXvhy
— ぜん (@zen4828417) February 7, 2020
チーユを作る際は、食材を焦がさないように注意しましょう。鶏皮や青ネギが焦げてしまうと、油に臭いが移り、香りが悪くなってしまいます。特に、青ネギはすぐに火が通りやすく焦げやすいので、しんなりとしてきたら、すぐに取り出しましょう。
また、鶏皮を返す際はカリカリした部分ではなく、油が出ていない柔らかい部分を下にしておくのも重要なポイントです。満遍なく油を出すことで、時間効率もよくなります。そして、鶏肉の臭いを消すために、青ネギや生姜を使いますが、ニンニクなどでも代用することが可能です。
鶏皮と青ネギを取り出した後は、チーユに残った不純物を取り除くために、網目の細かいザルで漉していきます。漉す際、油が熱くなっているので、火傷には注意しましょう。キッチンペーパーなどでも漉すことができますが、余分な油も吸ってしまうため、網目の細かいザルなどがおすすめです。
保存方法
今まで溜めに溜めた鶏皮から(茹でて)作った鶏油とその皮の唐揚げ。
— のかかっか (@noka_satuki) February 25, 2019
煮汁は冷えるとぷるんぷるんでこれまた別に分けて保管。 pic.twitter.com/Nu4ssGRNi3
チーユには、さまざまな使い道があり、チャーハンやラーメンなどの料理の調味料として活躍できます。そして、チーユは冷蔵庫で保存しておくと、長期間日持ちさせることが可能です。冷蔵庫で保存する際は、あらかじめ煮沸消毒した、空き瓶や密閉できる容器に入れて保管します。
冷蔵庫で保存した場合、約3週間~4週間ほど日持ちさせることが可能です。ただし、冷蔵庫で保存した場合、油が白く固まった状態になってしまうので、使いづらいと感じる人もいます。そのため、使い道が決まっている時は、常温保存もおすすめです。
常温で保存する場合は、約1週間ほど保存することができます。こちらも冷蔵庫で保存する時と同様に、清潔さを保つのが重要ですので、清潔な容器に入れたり、使用する場合は清潔なスプーンなどですくって使いましょう。
残った鶏皮も捨てずに活用
夫が鶏モモと胸を間違えて買って来ちゃったので皮をはがして、ンガのごはんの鶏皮と一緒に、2cm幅に切って、パリパリに焼きます。このとき出る油は容器に移して冷蔵庫で保管しましょう。
— Opossum (@Opossum_vino) April 25, 2020
鶏油(チーユー)と言って中華料理などでよくつかいます。
身の部分は梅煮にする予定です。#きょうなにたべよ pic.twitter.com/UT3foq7QvY
チーユを抽出するために、使用した鶏皮や青ネギは、そのまま他の料理に活用することもできるため、捨てないようにしましょう。こんがりと焼けた鶏皮肉と青ネギを細かく刻み、調味料と和えて丼ぶりにしたり、そのままラーメンやサラダなどのトッピングにするのもおすすめです。
チーユ(鶏油)を使ったおすすめのレシピ
次は、チーユを使ったおすすめの人気レシピを紹介していきます。チャーハンやラーメンなどの中華料理の他に、おつまみにピッタリのレシピも掲載しているので、献立を考える際の参考にしてください。
チャーハン
【材料】
- 鶏皮…400g
- 生姜…40g
- ネギ…2束分
- 卵…1個
- ご飯…250g
- 鶏がら粉末…小さじ1/2
- 醤油…小さじ1
- 塩コショウ…適量
【作り方】
- ネギは青い部分のみを使用します。
- 生姜はスライスしておきます。
- 鶏皮も適当にカットします。
- フライパンに油を引かずに、鶏皮を入れて炒めていきます。
- 10分ほど炒めて、油が出てきたら生姜、青ネギを加えます。
- さらに、10分ほど炒めて油を出していきます。
- 大きめの具材は、一旦取り出します。
- 残りの小さなものは、漉す際に取り除きます。
- 取り出した鶏油は煮沸した容器などに保存しておきましょう。
- 残りのネギは、みじん切りにします。
- こんがりと揚がった鶏皮も細かく刻みます。
- フライパンに油を引き、溶き卵を入れてます。
- 卵が固まらない状態でご飯を加えます。
- ご飯と卵を炒め合わせ、ネギ、鶏皮も加えていきます。
- 全体を炒めたら、鶏がら粉末を加えて、混ぜ合わせます。
- 鍋肌に醤油を垂らして、全体に絡ませます。
- 塩コショウで味を整えて、鶏油を回しかけたら完成です。
チーユを使った、簡単に作ることができるチャーハンの作り方です。余った鶏油は、煮沸した密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存しておくことで3週間ほど日持ちできます。そして、チャーハンを炒める際は、お玉などで押し付けるように炒めることで、ご飯がほぐれて、パラパラになるのでおすすめです。
さらに、仕上げに鶏油を回しかけることで、香りとコクがプラスされ、一気にお店のような本格的な一品に仕上がります。
鶏肉の柚子胡椒炒め
鶏油と柚子胡椒で炒めた、ご飯のお供にピッタリのおかずレシピです。鶏肉を使っているため、ボリューム満点の一品です。また、もやしやニラなどの野菜類を炒め合わせているため、シャキシャキ食感も楽しめる、おかずに仕上がっています。
もちろん、もやしやニラ以外にも、キャベツやキノコ類などを一緒に炒めても美味しいので、家に余っている食材を使ってアレンジするのもおすすめです。なお、柚子胡椒は味が濃いので、自分の好みに合わせて量を調節してみましょう。
美味鳥皮鶏油ラーメン
コラーゲンたっぷりの鶏皮と、旨味が染み出た鶏油を使った、シンプルで美味しいラーメンレシピです。ラーメンは市販の商品でもいいので、自分好みの味を選びましょう。また、鶏皮の調理は圧力鍋を使うので、油はねの心配もなく、簡単に調理できます。
さらに、調理の際に出た鶏油は、漉して保存しておくこともできるので、余った場合は冷蔵庫で保管しておきましょう。
鶏油で作る鴨汁風の蕎麦焼き
鴨肉の代わりに鶏皮を使った、旨味たっぷりの鴨汁風の蕎麦焼きレシピです。鶏もも肉で作っても、ボリュームが出て美味しいのでおすすめです。そして、フライパンで鶏皮を炒める際は、ヘラなどで押さえつけて、鶏油をしっかりと絞り出しましょう。なお、旨味たっぷりの鶏油が出るため、炒める際に使う油の量はお好みで調整しましょう。
鶏皮チップスと鶏油
鶏肉を使った料理で、余りがちな鶏皮を使った、おつまみにピッタリのレシピです。そして、鶏皮を焼く際に取ることができる鶏油は、さまざまな料理に活用できるので、捨てずに保管しておきましょう。カリカリに焼けた鶏皮は、お好みでお塩やカレー粉などを振りかけても美味しいので、ぜひ晩酌のお供に作ってみてください。
小松菜もやし炒め
シャキシャキのもやしと小松菜をチーユで炒めた、野菜が美味しい炒め物レシピです。旨味とコクがあるチーユを使って炒めて、素材の美味しさを最大限引き出しています。ご飯のお供にはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめの一品です。
また、味付けも塩コショウだけと、非常にシンプルな一品ですので、普段料理をしない人でも挑戦しやすい料理となっています。
チーユ(鶏油)は通販でも入手可能
次は、通販で購入することができる、おすすめのチーユについて紹介していきます。家でも簡単に注文することができるので、市販の商品を購入したい時の参考にしてください。
有明鳳凰 鶏油
アリアケジャパンから販売されているチーユです。クリアな旨味とコクがある商品となっており、中国料理に幅広く使われています。なお、煮込み料理には照りと旨味を加え、汁物に使えば味を引き締めてくれます。さらに、炒め物に使えば素材の旨味を上手に引き出すなど、さまざまな使い道がある調味料です。
富士食品工業 鶏油
富士食品工業の鶏油が届きました❗
— 輝@ラーメン屋を夢見るサラリーマン (@Teru67788455) February 21, 2020
ケンタッキーフライドチキンの再現を
今一度チャレンジします🎵 pic.twitter.com/Fxsy2nMWy7
富士食品工業から販売されているチーユです。ラーメンやチャーハンなどの定番中華料理をはじめ、煮物や炒め物、スープ、お粥など使い道が豊富な万能調味料です。また、生姜やネギも原材料として使っているので、豊かな風味もプラスされています。
チーユ(鶏油)を作ってみよう!
鶏皮せんべい作る時に出た鶏油を使って卵とネギのチャーハン作ってみた!
— け ん ぞ ー 〄 首 領 二 郎🎺😎🍜 (@Ken_trpcas) April 15, 2021
初めてにしては上出来では?www pic.twitter.com/FpA71GBHbp
チーユは、さまざまな使い道がある万能調味料です。チャーハンを作る際に使うことで、香りとコクがプラスされ、本格的な一品に仕上げることもできます。ぜひ、家でもお店のような本格派の料理が食べたい場合は、チーユを作って活用してみてください。