2021年02月12日公開
2024年11月06日更新
しなちくの原料や作り方をリサーチ!メンマとの違いはある?
しなちくの原料や作り方についてまとめました。しなちくとメンマの違いや、栄養素について解説。しなちくの基本的な作り方や、自宅で簡単に作れるアレンジレシピも紹介します。本記事を参考にしなちくを作ってみてください。
しなちくの特徴やレシピを紹介!
昨日作ったおつまみメンマが美味い!一晩たったからか?ご飯にめっちゃあう🎵#おつまみメンマ #手作り pic.twitter.com/d8rYZ4HDnl
— bunya (@atobe02) February 9, 2021
ラーメンのトッピングやおつまみの定番であるしなちくは、別名メンマとも呼ばれています。メンマとしなちくは呼び名が違いますが、他にも何か違いがあるのでしょうか?本記事では、しなちくの原料や作り方の他に、しなちくの栄養素やメンマとの違いを紹介します。
さらに、自宅で作れるしなちくのレシピもまとめました。簡単にしなちくを作れますので、レシピを参考に作ってみてください。
しなちくの特徴と作り方
しなちくとメンマに違いはある?
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— 爽健美茶🍚 (@44lxGW8OITk4bom) October 22, 2020
メンマとめっちゃ似てる…原料が違うのかな? pic.twitter.com/TBgGCUqOYi
ラーメンのトッピングや、ご飯やお酒のお供としておなじみのしなちくですが、メンマとどのような違いがあるのでしょう。味や見た目を比べてみても、違いは全くありません。それもそのはずで、しなちくとメンマは全く同じものです。ではなぜ、呼び方が違うのでしょうか?
しなちくは「支那そばの竹」が語源とされています。支那そばとはラーメンを指しますが、支那という言葉が戦前戦中に中国を悪くいう言葉だとして中国から抗議を受けました。それに伴って、しなちくもメンマ(麺に乗せる麻竹)と呼ばれるようになったのです。このような経緯から、今現在ではしなちくよりもメンマと呼ばれることが多いようです。
原料と作り方
先日ご来店されたお客様の投稿で、【当店のメンマが既製品である】という旨の記述を目にしました。このままでは誤解されてしまいますので、説明させていただきます。当店のメンマは、糸島のめんま専門メーカー【タケマン】さんの添加物無添加、完全発酵原料の熟成塩漬けメンマを使用しています。 pic.twitter.com/2q4CbAxz8x
— 湖麺屋 Reel Cafe (@Komenyareelcafe) September 30, 2020
しなちくの原料は麻竹という、南アジア原産の竹を使用しています。そのため、しなちくの原料である麻竹は、乾燥状態で輸入されることがほとんどです。日本では麻竹は採れないので、国産のしなちくはほとんど流通していません。
収穫した麻竹は皮を剥き、輪切りにした後、60分から90分ほどかけてじっくりボイルします。麻竹には乳酸菌が多く含まれているので、ボイルした後一ヶ月以上かけて発酵させます。さらに発酵した麻竹は塩漬けにし、さらに乾燥させるのです。
通常はこの状態で日本へ輸入後、塩抜きし、味付けしてしなちくへと加工されます。最近では孟宗竹という、日本に自生している竹を使った国産のしなちくも出回っているようです。
しなちくの栄養素
あわじ里山プロジェクトさんの国産メンマを購入。
— 矢山隆広/竹は超サスティナブルな資源 (@TARAGIyayama) October 10, 2020
販売されてもすぐ売り切れる人気商品。
メンマの原料はタケノコが竹へと成長する過程の幼竹(ようちく)。
手で押すだけでボキっと折れ、タケノコを掘るよりも簡単に採取できます。
さて、今日は塩抜きだ~(塩抜きに8時間かかるらしい) pic.twitter.com/Uw8V1LmF0A
しなちくはカロリーが低く、食物繊維が豊富な食材です。たけのこにはカリウムが豊富に含まれていますが、しなちくに加工したものにはほとんど含まれていません。さらに、味付けによっては塩分や糖分が高くなるので、少量を楽しむ程度にしましょう。
しなちくのおすすめレシピ
おつまみにおすすめの自家製しなちく
【材料】
- 水煮たけのこ…400g
- ごま油…大さじ1
- ラー油…適量
- 水…200cc
- 醤油…大さじ2
- 酒…大さじ1
- 砂糖…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 中華味の素…大さじ1
【作り方】
- たけのこを食べやすい大きさにカットします。
- フライパンにごま油を熱し、(1)をさっと炒めます。
- Aの調味料を加えたら、煮汁がなくなるまで中火で煮ます。
- 煮汁がなくなったらラー油をお好みでかけて完成です。
自宅でしなちくを作るときは、たけのこの水煮を使うと便利です。材料を加えたら、水分がなくなるまでじっくり中火で煮込みましょう。お好みでラー油を加えると、ピリッとした辛さがアクセントになります。
国産原料で作れるしなちく
ラーメンやご飯にぴったりな、本格的なしなちくの作り方です。風味が引き立つよう、ごま油は最後に加えましょう。美味しくてすぐになくなるので、まとめて多めに作るのがおすすめです。全て国産の原料で作れますので、輸入品に抵抗がある人にぴったりなしなちくです。
モッツァレラとしなちくのおつまみ
しなちくを使った、おつまみにぴったりなレシピを紹介します。作り方はとても簡単で、モッツァレラチーズを手で裂いて、しなちくと合わせるだけです。ごま油をかけるだけで、味付けは特に必要ありません。
チーズは包丁を使わずに、手でちぎった方が味なじみがよくなります。しなちくの塩気と、モッツァレラのミルク感がやみつきになる一品です。
しなちくの特徴やレシピまとめ
まずは手作りメンマ
— イケズな京男(ポンポンしちゃうぞ〜) (@ikezuna_kyouoto) February 3, 2021
ほんのり温かい#中華ファミリーレストラン太陽 #練馬高野台 pic.twitter.com/aFjZ7rDsK3
メンマとしなちくは、呼び名は違いますが全く同じ食べ物です。麻竹を手に入れることは難しいので、自宅で作る際はたけのこの水煮を使うと良いでしょう。食感は若干変わりますが、美味しいしなちくが作れます。冷蔵庫で保存もききますので、多めに作ると重宝します。
ラーメンのトッピングやおつまみに、ご飯のお供やお弁当に、しなちくを活用してみてください。