泡盛は太る?カロリーや糖質・ダイエット中に飲んでも大丈夫?

泡盛は太るのかを解説していきます。泡盛に含まれているカロリーや糖質をまとめました。また、ビールなど他のお酒とのカロリー・糖質の比較も掲載しています。さらに、毎日飲む際に太るのを防ぐための方法やダイエット中の飲み方についても紹介しています。

泡盛は太る?カロリーや糖質・ダイエット中に飲んでも大丈夫?のイメージ

目次

  1. 1泡盛で太る原因やダイエット向きの飲み方を紹介!
  2. 2泡盛のカロリーと糖質
  3. 3泡盛は太る?
  4. 4泡盛の健康・ダイエット効果
  5. 5泡盛で太る原因
  6. 6泡盛で太るのを防ぐダイエット向きの飲み方
  7. 7泡盛で太るのは飲み過ぎやおつまみのせい

泡盛で太る原因やダイエット向きの飲み方を紹介!

米を原料として造られている泡盛は太るのでしょうか?本記事では、そんな泡盛に含まれているカロリーや糖質について紹介していきます。また、ダイエットにおすすめの飲み方や毎日飲む際の注意点についても掲載しています。

さらに、ビールや焼酎など、他のお酒との比較についてもまとめているので、毎日の晩酌をする際の参考にしてください。

泡盛のカロリーと糖質

まずは、泡盛に含まれているカロリーや糖質について紹介していきます。カロリーや糖質が高い食品は必然的に太る要因となってしまうため、しっかりと把握して毎日のカロリー計算に役立てましょう。

泡盛のカロリーと糖質

泡盛(アルコール度数30度)のカロリーは100mlあたり約168kcalです。そして、泡盛の糖質は0gとなっています。度数が高いお酒となっているため、カロリーはお酒類の中でも高めとなっていますが、糖質がないので、糖質制限ダイエット中などにはおすすめです。

他のお酒との比較

泡盛と他の酒とのカロリー・糖質比較(100mlあたり)
  カロリー 糖質
泡盛 168kcal 0g
ビール 39kcal 2.8g
日本酒 103kcal 4g
ウィスキー 237kcal 0g
梅酒 156kcal 18.3g

泡盛とビールなどの酒類と比較した場合は、カロリーはやや高めとなっています。そして、酒類の中でもビールはカロリーがもっとも低いお酒です。しかし、ビールや日本酒、梅酒には糖質が含まれているので、糖質制限ダイエット中には避けたいお酒となっています。

対して、泡盛やウィスキーはカロリーこそありますが、糖質は0gとなっています。そのため、糖質制限ダイエット中でも毎日晩酌をする人にはおすすめのお酒です。

泡盛は太る?

次は、泡盛の特徴や成分について紹介していきます。また、泡盛がダイエットに向いている点についても掲載しているので、ダイエット中に毎日お酒を飲む場合の参考にしてください。

泡盛の特徴

泡盛は、沖縄や琉球諸島で作られている蒸留酒です。米を原料として、黒麹菌を用いた黒麹によってデンプンを糖化し、酵母でアルコール発酵させたら、一度だけ蒸留して製造されます。また、泡盛で使われる米は、ほとんどがタイ米となっています。

タイ米はインディカ種で硬質な米のため、さらさらとして米麹を作る工程がしやすいです。さらに、その後の酵母を加えてアルコール発酵させる際の温度管理もしやすいことも、タイ米を使う理由の1つです。

そして、泡盛は一般的に焼酎よりも濃厚で芳醇な香りがあり、甘みが強いのが特徴的です。甘みが強い理由は、黒麹菌とタイ米から出てくる物質が合わさり、甘い香りを出すバニリンが生成されているからです。

泡盛は糖質とプリン体がゼロ

泡盛は糖質が0gとなっていますが、実は痛風の原因にもなるプリン体の含有量も0となっています。糖質やプリン体がゼロの理由は、泡盛が蒸留酒だからです。蒸留酒は、製造される過程の蒸留の際に糖質とプリン体が取り除かれます。

アルコールはエンプティカロリー

お酒に含まれているアルコールはエンプティカロリーと呼ばれています。エンプティカロリーを英語表記にすると、empty(空の)calorieとなり、カロリーがないものと思われがちですが、実は違います。アルコール自体にはカロリーが含まれており、1gあたりのカロリーは約7kcalと高めです。

では、なぜアルコールはエンプティカロリーと呼ばれているのでしょうか?理由は2つあり、1つ目の理由はアルコールには栄養素がほとんど含まれていないからです。2つ目の理由は、アルコールに含まれているカロリーは熱として分解されやすく、蓄積されにくいといわれているからです。

泡盛の健康・ダイエット効果

次は、泡盛に期待できる健康・ダイエット効果について紹介していきます。カロリーが高く、太る心配もありますが、実はさまざまな健康・ダイエット効果もあるので覚えておきましょう。

泡盛の健康・ダイエット効果①黒麹菌

泡盛を製造する際には、黒麹菌を利用します。なお、黒麹菌は気温の高い環境で雑菌の繁殖を抑えて、良質な麹を生成するので、気温が高い沖縄や琉球諸島で製造される泡盛には欠かせない菌です。そして、黒麴菌は発酵の過程でクエン酸を主体とした有機酸やアミノ酸を作り出します。

これらの成分は身体の新陳代謝を高めて、脂肪燃焼効果、疲労感や肩こり、筋肉痛の原因となる乳酸を排出する働きがあるといわれています。

泡盛の健康・ダイエット効果②血液がサラサラになる

アルコールは太る心配もありますが、血行の促進やストレス発散などの効果もあります。さらに、泡盛にはこれに加えて、血栓溶解効果(血栓予防効果)があります。血栓溶解効果とは、血栓を溶解する効果のことを指します。血栓は大きくなると動脈硬化や心筋梗塞を引き起こす恐れがあります。

そんな、血栓を融解してくれる酵素がt-PA(組織プラスミノーゲン活性化因子)やウロキナーゼと呼ばれる成分です。そして、泡盛にはこれらの酵素を活性化させる作用が期待できます。この作用は日本酒や赤ワインなどにもありますが、泡盛の血栓融解度は赤ワインの1.5倍もあります。

泡盛の健康・ダイエット効果③美肌効果

ビールや日本酒などのお酒は基本的に肌には良くないとされています。その理由は、アルコールで肝臓や膵臓にダメージを受け、体内で脱水症状が引き起こされます。その際に、肌の潤いやハリを維持するコラーゲンが失われるからです。

しかし、泡盛には美肌を維持する効果が期待できます。血栓を溶かすことができるウロキナーゼを活性化させる働きが高いため、サラサラ血液を維持することができ、血の巡りがよくなり、肌を健やかに保てます。

泡盛で太る原因

次は、泡盛で太る理由について紹介していきます。泡盛で太る要因をしっかりと把握して、太らない飲み方を心掛けましょう。

泡盛で太る原因①カロリーは高い

泡盛で太る原因の1つはカロリーの高さです。泡盛はビールや日本酒、梅酒と比べてカロリーが高いお酒となっています。カロリーとは、生活して行く上で人間に必要となるエネルギーのことです。そして、摂取したカロリーから消費したカロリーを引いて、マイナスになればその分は痩せますが、プラスになってしまうと太る原因となってしまいます。

さらに、カロリーの過剰摂取は肥満や生活習慣病などのリスクが高まり、少なすぎると栄養障害などのリスクがあります。そのため、カロリーは1日の摂取目安を守り、適度な量を摂るようにしましょう。

泡盛で太る原因②食欲を増進する

泡盛だけでなく、ビールや日本酒、ウィスキーなどのお酒は食欲を促進する効果があります。お酒を飲むと食欲が増すのはアペリティフ効果が関係しています。アペリティフとは食前酒という意味で、食前にお酒を飲むことを指します。そして、アペリティフには食欲を高めて食事を美味しくする効果があります。

そのため、お酒の中でもカロリーが高い泡盛を食前に飲むと、食欲が促進され、どんどんとおつまみを食べてしまいます。また、泡盛と一緒に食べるおつまみの種類によっても太る要因となってしまうので注意しましょう。

お酒との相性もよく、箸がどんどんと進んでしまうから揚げやフライドポテト、チーズなどはカロリーが高く、一緒に食べてしまうと太る原因となってしまいます。

泡盛で太る原因③中性脂肪が増える

アルコールの飲み過ぎは中性脂肪が増える原因にもなります。中性脂肪には肝臓で合成されてしまうものと、飲食によって体の外から取り入れるものがあります。そして、アルコールは飲むと、肝臓でアルコールが代謝されます。しかし、大量のアルコールを取り入れた際には、代謝に伴って肝臓での中性脂肪の合成も進みます。

そのため、必要以上に中性脂肪が作られてしまいます。また、アルコール単体を適度な量で摂取した場合は、そこまで中性脂肪は上昇しません。しかし、アルコールと一緒に食べるおつまみによって増えてしまう場合もあるので一緒に食べる料理にも注意しましょう。

なお、中性脂肪は糖質によって増えてしまうため、お酒を飲んだ〆に食べることが多い、白米や麺類などの炭水化物の食べ過ぎは太る原因となってしまいます。

泡盛で太る原因④低血糖になりやすい

アルコールは、アルコール自体の作用やアルコールの代謝に伴って、身体の血糖値に影響を及ぼす場合もあります。多量の飲酒は糖尿病の危険性を高めます。また、肝障害や膵障害も加わると、コントロールが難しい糖尿病となることがあるので、糖尿病患者は多量飲酒は避けるようにしましょう。

さらに、アルコールには低血糖を引き起こすこともあります。特に、食事を十分に摂らずに飲酒をすると低血糖を引き起こしやすいです。その理由は、食事量の低下により肝臓のグリコーゲンが減少し、アルコールの代謝に伴い糖新生(糖質以外からグルコースを生産する作用)が抑制されるからです。

泡盛で太る原因⑤糖質の高い飲み物と混ぜている

泡盛を飲む際に割る場合は、糖質の高い飲み物と混ぜないようにしましょう。泡盛は糖質・プリン体がゼロのお酒ですが、混ぜる飲み物によっては糖質が上がってしまい、太る要因となってしまいます。特に、毎日お酒を飲む人は、糖質のコントロールが非常に重要となるので、混ぜる飲み物のカロリー・糖質もしっかり把握しておきましょう。

そして、糖質を大幅に上昇させてしまう飲み方は、泡盛モヒートや泡盛トニックといったカクテルにした場合です。モヒートの場合は、ミントの葉やガムシロップ、レモン汁を加えています。泡盛トニックはライムの果汁とトニックウォーターを加えているので、糖質が上がってしまい、太る要因に繋がります。

そのため、毎日の晩酌で泡盛を飲む際はストレートやロックのように糖質を上昇させない飲み方を心掛けましょう。

泡盛で太るのを防ぐダイエット向きの飲み方

次は、泡盛で太るのを防ぎつつ、ダイエットに向いている飲み方について紹介していきます。ビールや日本酒などのお酒よりも糖質が低い泡盛ですが、注意点を守らなければ逆に太る可能性があります。

太るのを防ぐ飲み方①水で割る

泡盛をストレートやロックで飲まずに、他の飲み物と割る場合は水やお湯、炭酸水などで割るのがおすすめです。水や炭酸水はカロリーも糖質もありません。そのため、泡盛と割ることで1杯分のカロリーを下げることができます。特に、毎日お酒を飲む場合は、カロリー管理が難しいのでおすすめの割り方です。

また、お湯を使って割る場合は、お湯の温度や入れる順番で泡盛の香りや味わいが変わるので、自分好みに調節しながら楽しみましょう。さらに、水や炭酸水、お湯割りにレモンやシークワーサーなどの柑橘類を加えると爽やかな風味も同時に楽しめます。

太るのを防ぐ飲み方②飲み過ぎない

ビールや泡盛などのアルコールに含まれているカロリーは熱として分解されやすいものですが、飲み過ぎるとやはり身体に残ってしまう分もあります。そのため、糖質がないからと毎日大量に飲んでしまうと、カロリーが分解されずに身体に蓄積されてしまいます。

また、身体の代謝機能が落ちている場合は、カロリーが身体に溜まりやすくなっているので、身体の調子が良くない時は、より一層飲み過ぎには注意しましょう。

太るのを防ぐ飲み方③低カロリーなおつまみを選ぶ

泡盛だけでなく、ビールなどの酒類を飲む際にはどうしてもおつまみが食べたくなってしまいます。しかし、おつまみによってはカロリーが高いものもあり、太る原因に繋がるので注意しましょう。

特に、から揚げやポテトフライなどの揚げ物はお酒との相性がよく、ついつい食べてしまいますが、カロリーも高く太りやすいため、ダイエット中には向いていません。対して、冷奴や枝豆などはカロリー・糖質ともに低い食品となっているので、おつまみを食べる際にはヘルシーな料理を選ぶようにしましょう。

太るのを防ぐ飲み方④休肝日を作る

泡盛などの酒類をダイエット中に飲む場合は、しっかりと休肝日を作る必要があります。肝臓はアルコールが体内に入ると、アルコールを分解(解毒)させる作業に集中します。そのため、身体のエネルギーを作り出す代謝の活動を止めてしまうので、余った糖分や脂肪は体脂肪として身体に蓄積されてしまいます。

特に、毎日お酒を飲む人の肝臓は、常に解毒作用のプライオリティが高い状態が続きます。そして、休肝日を設けることで肝臓のプライオリティを解毒から、代謝に切り替えることが可能です。そうすることで、体内のエネルギーを消費しやすくなり、ダイエット効果を高められます。

太るのを防ぐ飲み方⑤水分補給しながら飲む

お酒を飲んだ次の日は、顔がむくみ、顔がくすんで見えることはありませんか?実は、顔のむくみの原因は体内の水分不足によって起こる症状です。体内に溜まった老廃物を排出するためには、水分が必要ですが、アルコールを飲みすぎると利尿作用が高まり、体内が水分不足に陥ります。

そのため、本来は排出されるべき老廃物が体内に残ってしまい、顔や手足のむくみへと繋がってしまいます。また、脱水症状予防や二日酔い防止のためにも、お酒を飲む際には水分をしっかりと補給するようにしましょう。

泡盛で太るのは飲み過ぎやおつまみのせい

泡盛はカロリーこそ高いものの、糖質・プリン体がゼロのため、ダイエット向きのお酒です。また、泡盛には脂肪燃焼効果も期待できる黒麹菌なども含まれているので、身体の健康を保つためにもおすすめのお酒です。ただし、糖質やプリン体がゼロだからといって、毎日大量に飲み続けると太る要因に繋がります。

さらに、お酒と一緒に食べる、おつまみによってはカロリーを上げてしまう料理も存在するので、ダイエット中の場合はお酒だけでなく、おつまみにも注意するようにしましょう。

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