泡盛のカロリーと糖質はどれくらい?泡盛がもたらす効能も紹介!

泡盛のカロリーや糖質、栄養成分についてまとめました。泡盛のカロリーや糖質を、他の飲み物で割った時や泡盛以外のお酒と比較して詳しく説明します。泡盛が体に及ぼす効果や効能も紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

泡盛のカロリーと糖質はどれくらい?泡盛がもたらす効能も紹介!のイメージ

目次

  1. 1泡盛のカロリーと糖質を徹底解説!
  2. 2泡盛のカロリーと糖質・栄養成分
  3. 3泡盛をダイエット中に飲むときのポイント
  4. 4泡盛がもたらす健康効果
  5. 5泡盛のカロリーは高いが糖質はゼロ!

泡盛のカロリーと糖質を徹底解説!

沖縄のお酒として有名な泡盛ですが、アルコール度数が高いため敬遠されることも多いようです。しかし、実は泡盛はダイエットに向いており、美容にも効果があるなど女性にもおすすめのお酒です。アルコール度数が高いお酒はあまりダイエットには向いていないと思われがちですが、実際のところの泡盛のカロリーと糖質はどの程度あるのでしょうか?

本記事では、泡盛のカロリーや糖質、栄養成分についてまとめました。他のお酒との比較や割った時のカロリーなども紹介しているので、特にダイエット中や糖質制限をしている人はぜひ参考にしてください。

泡盛のカロリーと糖質・栄養成分

泡盛はどのようなお酒?

泡盛は米麹を単式蒸留機で蒸留して作られるお酒で、焼酎やブランデーなどと同じ蒸留酒として分類されます。人工のアルコールや添加物を一切使わずに天然の材料だけで仕込まれており、日本最古の蒸留酒であるといわれています。

このように米だけを使って作られた泡盛は、芳醇な香りと深いコクを楽しむことができるお酒です。無色透明で米の風味が活きており、飲み口もすっきりしています。泡盛は寝かせれば寝かせるほどに熟成し、香りが増して味もまろやかになります。3年以上寝かせた泡盛は「古酒(クース)」と呼ばれており、熱烈なファンも多く存在するようです。

泡盛のカロリーと糖質・栄養成分表

100ml当たりのカロリーと糖質・栄養成分
カロリー 168kcal
糖質 0.0g
タンパク質 0.0g
脂質 0.0g
炭水化物 0.0g

泡盛は米麹を蒸留してアルコールを抽出して作られますが、その際米麹に含まれている炭水化物などの栄養成分は蒸発せずにそのまま残ります。そのため、泡盛には糖質を始めとした栄養成分はほとんど含まれず、糖質制限をしている人でも安心して飲むことができます

カロリーは一見すると高いように思えますが、泡盛はアルコール度数が30%もあるためそれだけカロリーも上がってしまうのです。カロリーを抑えたい場合は、水で割ってアルコール度数を減らして飲むと良いでしょう。

泡盛の割りものによるカロリーと糖質比較

  カロリー 糖質
お湯割り(水割り) 84kcal 0.0g
炭酸割り 84kxal 0.0g
泡盛モヒート 123kcal 10.2g
泡盛トニック 104.9kcal 10.0g
牛乳割り 117.5kcal 2.4g
コーヒー割り 86kcal 0.35g

アルコール度数30%の泡盛50mlに他の飲料を50ml加えた場合のカロリーと糖質をまとめました。お湯割りや炭酸割りは糖質がゼロのままカロリーも下がるので、ダイエット中の人には特におすすめの飲み方です。その他の割り方は加える飲料の種類によって糖質やカロリーも変わってきます。

特に泡盛モヒートはガムシロップを使っているため、カロリーも糖質も上がってしまいます。お湯や水以外のもので泡盛を割る場合は、泡盛の量や糖分を減らすなどの工夫をすることが大切です。

泡盛と他のお酒のカロリーと糖質比較

    カロリー 糖質
焼酎 1合(172g) 354kcal 0g
ウイスキー 1杯(29g) 69kcal 0g
赤ワイン 1杯(80g) 58kcal 1.2g
白ワイン 1杯(80g) 58kcal 1.6g
日本酒 1合(180g) 185kcal 6.5g
ビール 1缶(354g) 142kcal 10.97g

他のお酒のカロリーや糖質を見比べても、泡盛と同じ蒸留酒である焼酎やウイスキーは糖質がないことがわかります。糖質が圧倒的に高いのはビールで、糖質制限をしている人は避けたほうがよいお酒です。ビールには糖質だけでなくプリン体が多いことでも有名ですが、泡盛や焼酎などの蒸留酒にはプリン体もほとんど入っていません

ただ、カロリーだけで見ると、焼酎や泡盛などの蒸留酒よりも日本酒やビールなどの醸造酒のほうが圧倒的に低カロリーであることがわかります。カロリー制限をしているのか糖質制限をしているのかによってもおすすめのお酒は変わってくるので、自分のダイエット法に合ったお酒を選ぶようにしましょう。

泡盛をダイエット中に飲むときのポイント

泡盛はダイエットにおすすめのお酒

泡盛はカロリーが高いので太りそうなイメージがありますが、実はダイエットにとてもおすすめのお酒です。なぜかというと、アルコールのカロリーは熱となり放出されてしまうため体に残りにくく、あまり太る原因とはならないからです

ダイエット中でもどうしてもお酒が飲みたいという場合は、糖質が多く含まれている醸造酒よりも糖質が入っていない泡盛や焼酎などの蒸留酒を選ぶと良いでしょう。

割りもののカロリーを把握する

いくら泡盛が太りにくいといっても、割る時に使う飲料によってはカロリーや糖質がぐんとアップしてしまうことがあります。泡盛を割る時はできるだけ甘い飲料は控えて、お湯割りや水割りなどで飲むと良いでしょう

お湯割りや水割りでは物足りないという人は、炭酸水やコーヒーで割るのがおすすめです。炭酸水やコーヒーはカロリーも糖質も低く、泡盛をすっきりとした味わいに変えてくれます。

おつまみのカロリーに注意する

お酒を飲む時はどうしてもおつまみも一緒に食べることが多いですが、ダイエット中はおつまみの種類にも注意が必要です。泡盛は揚げ物や脂っこい料理とも良く合いますが、そのようなおつまみはカロリーも高く太りやすいためダイエット中には向いていません

おつまみには冷ややっこや枝豆など、できるだけ低カロリーで糖質も低いものを選ぶようにしましょう。

カロリー制限中の方は飲み過ぎないようにする

泡盛のカロリーのほとんどは代謝で使われてしまいますが、それでもやはり体に残る分もあります。そのため、カロリー制限中の人は飲み過ぎに注意して少量で楽しんだほうが良いでしょう。また、体の代謝機能が落ちている人もカロリーが体に貯まりやすくなるので、調子がすぐれない時なども飲み過ぎには注意しましょう。

泡盛がもたらす健康効果

泡盛の効能:健康効果

ケガをして出血を起こした場合は血小板が血を固めて出血を止めようとしますが、この血の塊はケガが治ると元の血の状態へと戻ってまた体内を巡り出します。この血の塊は血栓と呼ばれており、血栓が戻らないと血管が詰まり心筋梗塞や脳梗塞などの深刻な病気を引き起こしかねません。

この血栓を溶かす働きをするのが「ウロキナーゼ」という名前の酵素で、泡盛にはこのウロキナーゼを活性化してくれる働きがあります。泡盛を1杯程度飲むだけでもウロキナーゼの働きが活発になり、心筋梗塞や脳梗塞、エノコミー症候群などの病気を予防してくれるのです

また、ストレスでも血栓症が発生しやすいというデータがあるので、休み明けの日曜日の夜に泡盛を1杯飲むと効果的です。リラックスした状態で泡盛を飲み、ぐっすりと睡眠を取って新しい1週間を迎えましょう。

泡盛の効能:美容効果

泡盛を作る時には「黒麹菌」という菌が使われているのですが、この菌はクエン酸を発生しやすいという特徴を持っています。クエン酸は体の中に作られてしまった活性酸素によるダメージを修復してくれる働きがあるため、肌のシミやそばかすなどを改善してくれる効果があります

泡盛は飲むだけでなく化粧水としても利用することができるため、家で天然の手作り化粧水として利用するのもおすすめです。使う材料は40度の泡盛小さじ1杯と精製水200ml、クエン酸ひとつまみにグリセリン小さじ1杯です。水とクエン酸、泡盛とグリセリンをそれぞれ混ぜ合わせ、最後に2つを合わせて混ぜるだけで完成します。

また、化粧水だけでなく、泡盛をそのままお風呂に入れる泡盛風呂もおすすめです。お風呂に200ml程度の泡盛を入れると体がぽかぽかと温まり、次々と汗をかくようになります。すると肌がすべすべになり、湯上りには肌がしっとりとしているのを感じることができます。

泡盛のカロリーは高いが糖質はゼロ!

泡盛のカロリーや糖質、栄養成分についてまとめました。泡盛はカロリーは高めですが糖質はゼロで、特に糖質制限している人にとってはおすすめのお酒です。健康にも美容にも良いので、飲み過ぎに注意しながら泡盛を楽しみましょう。

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