和菓子は太るは嘘?ダイエット向きの理由やダイエットのやり方も!

和菓子と洋菓子はどっちが太るのか調査しました。和菓子と洋菓子のカロリー、糖質、脂質をリサーチ!ダイエット向きで太らない和菓子と太る和菓子の種類を調べました。ダイエット中の食べ方や和菓子ダイエットのやり方も紹介します。

和菓子は太るは嘘?ダイエット向きの理由やダイエットのやり方も!のイメージ

目次

  1. 1和菓子は太るというイメージが間違っている理由を解説!
  2. 2和菓子と洋菓子の比較
  3. 3和菓子がダイエット向きの理由
  4. 4和菓子で太る場合もある
  5. 5和菓子のダイエット向き・不向きの種類
  6. 6和菓子ダイエットのやり方
  7. 7和菓子で太るのを防ぐダイエットレシピ
  8. 8和菓子は太るのを防いでくれるダイエット向きのお菓子!

和菓子は太るというイメージが間違っている理由を解説!

あんこを多用する和菓子は太るイメージですが、洋菓子とどっちが太るのか、どっちがダイエット向きで太らないのか解説します。和菓子のカロリー、糖質、脂質を洋菓子と比較していますので、ダイエット向きなのはどっちなのかチェックしましょう。

さらに和菓子ダイエットのやり方や、ダイエット中の食べ方の注意点についても解説しますので参考にしてください。

和菓子と洋菓子の比較

和菓子のカロリー、糖質、脂質を洋菓子と比較し、一覧にしました。和菓子と洋菓子の違いを知って、どっちが太らないダイエット向きのお菓子なのかチェックしましょう。

和菓子のカロリーと糖質・脂質

和菓子のカロリー・糖質・脂質(100gあたり)
  カロリー 糖質 脂質
ようかん 216Kcal 33.35g 0.24g
おはぎ 268Kcal 52.68g 0.91g
大福 242Kcal 50.37g 0.69g
もなか 232Kcal 46.95g 0.59g
どら焼き 271Kcal 46.43g 5.02g
わらび餅 169Kcal 29.43g 2.94g
桜餅 239Kcal 54.3g 0.4g

和菓子の種類はとても多く、使う材料や製法によって生菓子、半生菓子、干菓子と大きく3種類に分類されます。さらに細かく分類すると、数えきれないほどの和菓子が存在しています。その中でも特に人気の和菓子を一覧にしましたのでチェックしていきましょう。

栄養成分をまとめてみると、比較的カロリーが低く、脂質がほとんど含まれていないことがわかります。この一覧表の中で一番脂質が高いのはどら焼きですが、5.02gしか含まれていません。糖質は高いですが脂質が低いため、食べ方に気をつければ和菓子はダイエット向きといえるでしょう。

洋菓子のカロリーと糖質・脂質

洋菓子のカロリー・糖質・脂質(100gあたり)
  カロリー 糖質 脂質
ショートケーキ 308Kcal 24.06g 21.3g
チーズケーキ 358Kcal 19.07g 27.68g
ドーナツ 375Kcal 52.4g 14.93g
クッキー 427Kcal 49.42g 21.69g
プリン 126Kcal 12.61g 5.54g

次に洋菓子のカロリー、糖質、脂質をチェックしてみましょう。洋菓子は和菓子に比べ、わずかですがカロリーが高いことがわかります。しかし、種類によっては糖質がかなり低く、プリンには12.61gしか含まれていません。

一方で洋菓子は脂質の高さが気になります。洋菓子は、バターや牛乳を多用するため、和菓子に比べ脂質が高い傾向にあります。かなり脂質が多いため、どっちかひとつを選ぶとしたら和菓子の方がおすすめです。

和菓子がダイエット向きの理由

和菓子と洋菓子どっちがダイエットに向いているのか解説します。洋菓子がダイエットに向かない理由と、和菓子がダイエット向きといわれる理由についてみていきましょう。

ダイエット向きの理由①脂質が低い

洋菓子は卵、牛乳、バターを多く使うため、脂質がかなり高めです。一方和菓子は、これらの材料をあまり使用しないため、脂質がかなり低めです。糖質と脂質は一緒に摂ると太るといわれています洋菓子は糖質も脂質も高いので、太る条件が揃っているといえるでしょう。

和菓子は糖質は高いのですが脂質が大幅に少ないため、太らないといわれています。そのため、どっちを食べるか迷った時は和菓子をおすすめします。しかしどら焼きや大判焼き、カステラなど、材料に卵や牛乳を使用する和菓子もあるため注意しましょう。

ダイエット向きの理由②あんこの食物繊維

おはぎや大福、まんじゅうなど、あんこをたっぷり使った和菓子は実はダイエット向きです。あんこには食物繊維がたっぷり含まれているので、ダイエット効果が期待できるでしょう。食物繊維には水溶性と不水溶性の2種類あるのですが、あんこには両方の食物繊維が含まれています。

食物繊維は脂肪の吸収を抑えたり、腸内環境を整え便通を良くしてくれるなど、ダイエットの手助けをしてくれます。ですが、あんこは砂糖が多く含まれているので、食べ過ぎると太る原因になります。ダイエット中は食べ過ぎに気をつけ、適量を楽しみましょう。

ダイエット向きの理由③小麦粉を使用しないものが多い

小麦粉は炭水化物ですので、糖質が高く太る原因になります。ケーキやクッキー、ドーナツやタルトなど、洋菓子は小麦粉を多用します。そのような洋菓子は脂質も糖質も高く、太るお菓子といえます。洋菓子と和菓子どっちが太らないかといえば、小麦粉を使っていない分、和菓子の方がダイエット向きといえるでしょう。

ダイエット向きの理由④植物性の素材が使われている

洋菓子はバターや牛乳、生クリームなど、動物性の食材を多く使っています。和菓子は植物性の素材を使ったものが多いので食物繊維やビタミン、ミネラルも摂取できます。これらの栄養素はダイエットにも効果的で、痩せる手助けをしてくれるでしょう。

和菓子で太る場合もある

和菓子がダイエット向きな理由を紹介しましたが、食べ方に気をつけないと逆に太る場合もあります。和菓子で太る原因と注意点を解説します。

和菓子はGI値が高い

太らないためにはGI値とは何か知っておく必要があるでしょう。GI値とはグライセミック・インデックスの略で、食後血糖値の上昇をわかりやすく数値化したものです。GI値が低ければ血糖値の上昇が緩やかで太りにくく、GI値が高ければ血糖値が急上昇するので太るのです。

砂糖は糖質ですので血糖値を急上昇させ、結果的に太ることにつながります。あんこは食物繊維が豊富ですが、砂糖を多く使用しているため食べ過ぎると太る原因になります。和菓子はカロリーが低くてもGI値が高いものが多いので、脂質が低く太らないからと食べ過ぎないよう注意しましょう。

さらに血糖値が急上昇すると、インシュリンというホルモンが血糖値を下げるために大量に分泌されます。一気に血糖値が下がると、脳は勘違いしてお腹が空いたと信号を出してしまいます。その結果、満足できずに食べ過ぎる可能性があるのです。

小さい和菓子を食べ過ぎる

和菓子に限ったことではありませんが、サイズが小さめのお菓子は物足りずに食べ過ぎてしまうことがあります。お茶菓子などサイズが小さな和菓子は、1個で物足りずに何個も食べたくなってしまいます。1個のカロリーが少くても、何個も食べれば太るのは当然です。

小さめサイズの和菓子を食べるときは、甘さを楽しみながら、ゆっくり味わって食べましょう。時間をかけて食べると少量でも満足感が得やすくなります。

和菓子のダイエット向き・不向きの種類

無数にある和菓子の中からダイエット向きな太らない和菓子と、ダイエットに向かない太る和菓子を紹介します。どっちの和菓子を食べるべきか迷った時の参考にしてください。

ダイエット向きの種類

太らないダイエット向きな和菓子は、きんつばやようかん、みつ豆といった、小麦粉、米、もち米を使用しないものです。あずきや寒天を使用したものは、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富ですので、ダイエット向きといえるでしょう

ただし、あんこには砂糖が多く含まれているため、食べ過ぎるとやはり血糖値が上がり太ります。ダイエットに向いているとはいえ、太らない訳ではないので食べ過ぎないように注意してください。

ダイエットに不向きの種類

小麦粉を使用したどら焼きやカステラ、たい焼き、大判焼きなどは、糖質が多く太りやすい和菓子です。米やもち米を使用したおはぎやまんじゅう、団子なども、糖質が高く太る原因になります。糖質が高い上に、甘いあんこをたっぷり使っているので、ダイエットにはあまり向いていません。

最近では、生クリームやバターを合わせた和菓子も人気があります。GI値が高い和菓子に生クリームやバターをプラスすると、脂質も加わりかなり太りやすくなるので注意しましょう。

和菓子ダイエットのやり方

甘いものを食べても太らないと話題の、和菓子ダイエットのやり方について解説します。和菓子ダイエットのやり方を知って、リバウンドせずにダイエットを成功させましょう。

和菓子ダイエットのやり方①午前中か15時ごろ食べる

ダイエットを成功させるには、和菓子を食べる時間がとても重要です。夜は活動量が少なく、消費できなかったエネルギーを脂肪として溜め込んでしまうため、和菓子を食べると太りやすくなります。その上、夜はBMAL-1という脂肪の合成を促すタンパク質が増加し、体が太りやすくなっています。

BMAL-1が一番増加する時間は真夜中の2時といわれていますので、この時間に和菓子を食べるのは避けましょう。逆に一番BMAL-1が減少する時間が15時頃です。ダイエット中は出来るだけ活動量の多い午前中か、BMAL-1の少ない15時頃に食べるようにしましょう。

和菓子ダイエットのやり方②飲み物に気を付ける

緑茶に含まれているカテキンには、脂肪を燃焼させる効果があります。毎日継続して飲んだ方が脂肪燃焼効果が高まるといわれているので、ダイエット中の方は続けて飲んでみましょう。

さらにカテキンには、脂肪の吸収を抑えたり、代謝をアップする効果もあります。冷たいお茶より温かいお茶の方が効果的ですので、出来るだけ温かいお茶と一緒に和菓子を食べてみてください。

和菓子ダイエットのやり方③カロリーを調節する

もしも和菓子を食べ過ぎてしまったら、その後の食事でカロリーを調整すると太ることを防げるでしょう。しかし、和菓子は食事の代わりにはなりません。甘いものを食べたいからと食事をおろそかにし、和菓子ばかり食べていると栄養バランスが崩れて太る可能性があります

ダイエット中でも三食きちんと食べることは基本です。食事で調節するやり方はあまりおすすめできませんが、どうしても我慢できない時は1日のトータルでカロリー調整しましょう。

和菓子ダイエットのやり方④運動後に食べる

筋トレ後は糖質が体脂肪に変わらずに、筋肉の回復に消費されるゴールデンタイムといわれています。そのため、筋トレ後に和菓子を好んで食べるトレーニーは多いようです。洋菓子と和菓子どっちが筋トレ後に適しているかというと、脂質の少ない和菓子の方がおすすめです。

筋トレ後は20〜60gの糖質が最適ですので、1個であれば太ることなく食べられます。運動を頑張ったご褒美に、脂質の少ない和菓子を楽しんでみましょう。

和菓子ダイエットのやり方⑤食べ過ぎない工夫をする

ついつい和菓子を食べ過ぎてしまうという場合は、食べ方を工夫してみましょう。お気に入りのお皿に盛り付け、温かいお茶と一緒に食べるとリラックス効果もあり、1個でも満足感がアップします。食べる時はよく噛んで、ゆっくり食べることも大切です。

和菓子は甘いので少量でも満足感がありますが、急いで食べると満足感を感じる前に食べ過ぎてしまいます。どうしても食べ過ぎてしまう時は、和菓子を食べる前にヨーグルトやナッツを食べてみましょう。低糖質な食べ物を先に食べることで、血糖値の上昇が緩やかになり太りにくくなります。

和菓子で太るのを防ぐダイエットレシピ

ダイエット中でも罪悪感なく食べられる、ヘルシーなダイエットレシピを紹介します。甘いものを食べたい時は、太らない和菓子でストレス発散しましょう。

もちもち豆腐わらび餅

【材料】

  • 絹豆腐…200g
  • 片栗粉…大さじ5
  • 牛乳…大さじ2
  • 砂糖…お好みの量
  • きな粉…お好みの量

【作り方】
  1. 豆腐に片栗粉と牛乳を合わせ、滑らかになるまで混ぜます。
  2. 滑らかになったら600wのレンジで2分加熱します。
  3. よくかき混ぜモチモチになってきたら、水に濡らした容器に移します。
  4. 冷蔵庫で冷やし、固まったら水で濡らした包丁でカットします。
  5. きな粉と砂糖を混ぜたものに(4)をまぶして完成です。

モチモチ食感で食べ応えのある、わらび餅風のデザートです。電子レンジで簡単に調理できるので、甘いものが食べたくなったら作ってみましょう。砂糖の量はお好みで調節してください

かぼちゃ羊羹

【材料】

  • かぼちゃ…300g
  • 水…70ml
  • 豆乳…70ml
  • ラカントS…20g
  • 粉寒天…5g

【作り方】
  1. かぼちゃの皮をむき、適当な大きさにカットします。
  2. 耐熱ボウルにかぼちゃと水50ml(分量外)入れて、ラップをして600wのレンジで5、6分加熱します。
  3. 加熱後、熱いうちにフォークなどで潰します。
  4. 小鍋に水70ml、ラカント、豆乳、粉寒天を入れて、加熱します。
  5. ふつふつしてきたら2分ほどかき混ぜて、寒天をしっかり溶かします。
  6. 寒天が溶けたら火を止めてかぼちゃを加え混ぜます。
  7. 全体が混ざったら容器に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
  8. 1時間ほど冷やしたら適当な大きさに切って完成です。

かぼちゃの甘みを生かした、低カロリー、低糖質なヘルシーデザートです。かぼちゃは熱いうちに潰すと、フォークでも簡単に潰せます。かぼちゃの栄養も摂れるので、野菜が苦手な子供にもおすすめです。

おから餅の苺大福

ダイエット中でも太らない、おからを使ったヘルシーないちご大福です。生おからを使うので、しっとりモチモチに仕上がります。おからが柔らかすぎる時は、レンジで水分を飛ばしてください。加熱しすぎるとパサパサになるので注意しましょう。イチゴ以外の果物でアレンジも楽しめます。

ダイエット中でも安心♡おから餅の苺大福 by とこきち 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが344万品

和菓子は太るのを防いでくれるダイエット向きのお菓子!

和菓子と洋菓子どっちかひとつを選ぶとしたら、脂質が低い和菓子をおすすめします。しかし糖質が高いので、食べ方には注意が必要です。食べる量や時間に気をつけて、温かいお茶と一緒にゆっくり味わって食べるようにしましょう。

筋トレ後は適量であれば太ることのない、ゴールデンタイムです。甘いものを我慢してリバウンドするより、適量の和菓子を食べてストレスなくダイエットを成功させましょう。

Thumb和菓子の種類はどのくらい?季節ごとのおすすめ和菓子ランキング! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbわらび餅は太る?ダイエットの向き・不向きも調査 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbラムネは太るってホント?カロリーを知って食べ過ぎに注意しよう | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ