わらび餅の賞味期限はどれくらい？腐るとどうなる？保存方法も

わらび餅はふわふわもちもちした食感が美味しい、人気の和風スイーツです。生菓子で賞味期限が短いイメージがありますが、実際のところはどうなのか？調査しました。また、腐ったわらび餅の見分け方や保存方法なども、詳しく紹介しましょう。

わらび餅の主原料は本わらび粉で、ほぼでんぷん質からできています。わらび餅が日持ちしないのは、傷みの原因となるでんぷん質と水分が多く含まれているためです。主原料である本わらび粉は高価で希少であるため、スーパーなどで手軽に購入できるわらび餅には、芋由来の加工でんぷんも混ぜていることが多いようです。

しかし、加工でんぷんを混ぜたわらび餅でも、含まれているでんぷん量は変わらないので、傷みやすいという点では同じになります。

セブンイレブンのもちっとわらび餅のように、コンビニやスーパーの市販品は、賞味期限が2～4日間のものが多いようです。有名製菓店の商品の中には、低温殺菌を施して10日～20日間ほど日持ちする商品もあります。

通販で購入できるわらび餅では、冷凍された状態で配送される商品が人気です。そのまま冷凍保存をしておけば、賞味期限が90日～半年間ほどと、かなり長い期間日持ちします。どの市販品でも明記された保存方法を、守った上での賞味期限であるため、きちんと確認しておきましょう。

わらび餅の賞味期限は、それぞれの状態によって異なります。手作りの場合の賞味期限は、当日中を目安にしてください。冷蔵保存をすれば2日ほど日持ちすることもあります。また、スーパーなどで販売されているわらび餅の賞味期限は、平均的に2～4日間と短いです。商品によっては消費期限と記載されていることもあります。

消費期限とは安全に食べることができる期限です。そのため、消費期限と記載されてる場合は、期限を過ぎたら食べない方が良いでしょう。

賞味期限が過ぎてしまったら、まだ食べれるかどうか？腐っていないか？気になるところです。目安としては、変なにおいがしないか、触ってベタベタしないかを確認してください。

また、カビが生えていたり、ひと口食べて酸味などの異変があれば、食べないようにしてください。賞味期限が過ぎたら自己責任になるので、しっかり確認して食べましょう。

市販品は冷蔵保存に適しているものと、そうでないものがあります。市販品のパッケージに明記されている保存方法を、確認してみてください。中でも手作りのものや本わらび粉だけを使ったわらび餅は、冷蔵保存をすると硬くなってしまいます。ひんやりしたわらび餅が好きな方は、食べる30分ほど前に冷蔵庫に入れておくと良いです。

ただ、夏場の暑い時期は、冷蔵保存をした方が日持ちするでしょう。冷蔵保存で硬くなってしまったら、お湯で茹でるかレンジで加熱して、氷水で冷やして食べると柔らかくなります。

冷凍保存をする場合は、乾燥しないようにラップなどでしっかり密封します。また、きな粉もたっぷりかけておきましょう。食べる時は自然解凍でOKです。一度解凍したものを再度冷凍すると、味も風味も落ちてしまいます。冷凍する時は、1回分の食べる量ずつ小分けにしておくと便利です。冷凍保存の賞味期限は1ヶ月を目安にしてください。

わらび餅の賞味期限について解説しました。手作りのもの、スーパーなどの市販品、低温殺菌をしている市販品などによって、賞味期限が違います。また、冷凍保存をすることも可能で、より長く日持ちさせることができます。上手に保存して美味しいわらび餅を堪能してください。