おかゆの保存方法まとめ!冷凍・冷蔵・常温では?離乳食にも使える?

おかゆの保存方法について解説していきます。主に冷凍、冷蔵や常温保存を使っておかゆの味を保つ上で最適な方法も説明。おかゆを用いた離乳食を作る際に知っておきたい調理法や、どれくらい日持ちするかについても紹介します。

おかゆの保存方法まとめ!冷凍・冷蔵・常温では?離乳食にも使える?のイメージ

目次

  1. 1おかゆの保存は案外デリケート
  2. 2おかゆの保存方法はどれがおすすめ?ポイントも解説
  3. 3おかゆを保存する方法(離乳食として作る場合)
  4. 4おかゆを保存するときにおすすめの容器は?
  5. 5おかゆの保存は正しく安全に

おかゆの保存は案外デリケート

おかゆはご飯と比べて低糖質で、ダイエット食として評判です。それだけに作りすぎてしまうことがあるメニューの代表格です。一度は食べきれなかったおかゆをどうすべきか、悩んだことはありませんか?この記事では主に、おかゆの保存方法からどれくらいが保存期間に適切なのかを紹介します。

おかゆは非常に水分量の多いメニューになるので、適切な方法で保存しなければすぐに傷み始めてしまいます。特に離乳食に作り置きしたおかゆをよく出す方は、注意してください。大人では問題ない菌の繁殖量でも、デリケートな乳児には対応できないことがあるからです。

おかゆの保存方法はどれがおすすめ?ポイントも解説

一番おかゆの賞味期限が持つのは冷凍保存

おかゆの保存には冷凍が最適です。なぜなら手軽で、常温や冷蔵と比べると長期間に渡り保存することが可能だからです。1つ注意すべき点としては、冷凍庫に入れる前に租熱を取っておくことです。仮に租熱を取り忘れてしまえば、いくら冷凍保存でも長期保存することはできません。

保存期間(賞味期限)の目安

後程紹介するフリーザーパックやジップロックを使ってきちんと保存することで、最大2週間の保存が可能です。しかし、仮に正しく保存できても食感が硬くなることは避けられません。それはおかゆに含まれる水分量が多いという点にあります。


長期保存するときに少しでも食感を保ちたい方は、残ったおかゆを必ず小分けにしてください。目安としては1食分ずつです。小分けにした後で空気をしっかり抜いて保存しておくことで、2週間の保存期間は約束されるでしょう。

冷凍期間は冷凍とはいえうちでは2週間くらいを目安に食べきっています。あと、空気が入ると冷凍焼けするときもあるので長期保存にはフリーザーパックで空気をぬいて保存したほうがいいと思います。

おかゆの美味しい解凍のコツは?

おかゆを解凍する際は、一気に解凍しないことが重要です。一気に温めてしまえば吹きこぼれを起こします。これが、味に悪影響を及ぼします。レンジで解凍される方も必ず定期的に様子を見てください。

どれくらいの頻度が最適なのか、10秒刻みで温めながら様子を見ることがいいでしょう。柔らかさを判断する時の目安としては、ポタージュくらいがちょうど良いとされています。

おかゆを解凍した時粘りが足りない場合は?

冷凍していたおかゆを冷蔵庫で自然解凍して食べようとした時、粘り気足りなくなることがあります。おかゆを再度調理した際に、水分が蒸発したことが原因です。水分が蒸発すると固い食感のおかゆになります。

対処法としてはお湯を適量足してください。シンプルですがこれが一番有効な方法です。道具面でも粘り気を増やすことは可能です。それはいつも使用している鍋より小さいサイズを使用することです。小鍋ならばふきこぼしを防いで、水分の蒸発を和らげてくれます。

おかゆやご飯は冷凍できますので、たくさんつくり、小分けにして(専用の容器があります。1膳分ずつ入れられる)冷凍すればいいのです。食べる分だけ出してレンジで解凍すればオッケーです。

腐っているかどうかを判断する方法

おかゆは非常に水分量の多い料理で、腐りやすくなっています。どれだけ正しい保存方法で保存されていたとしても、菌が繁殖してしまうことがあります。菌が繁殖するとカビが増殖して異臭を放ちます。

この異臭が腐っているか判断する際の重要な指標です。しかし、異臭がする時だけが腐ってる状態ではありません。食べてみて少し酸味が強くなっている時も要注意です。そういう時は、スプーンを入れると糸を引いたりする現象がみられますので、食べることを控えてください。

おかゆの冷凍保存のやり方を徹底解説!解凍方法や賞味期限・注意点も! | 女性のライフスタイルに関する情報メディア

おかゆを保存する方法(離乳食として作る場合)

離乳食としておかゆを作る時のやり方

主食となるおかゆ・軟飯・ごはんは、赤ちゃんにとって大切なエネルギー源。どの月齢においても離乳食のベースになります。毎回準備するのは大変なので、冷凍し、ストックしておきましょう。

離乳食としておかゆを作る主な方法を2つ紹介します。小分けにしたものを電子レンジを使って調理する方法と大人のご飯と一緒に作ってしまえる方法です。両者の利点を紹介します。

オススメの作り方①電子レンジで作る方法

  1. お米を洗って100mlもしくは250mlの水を用意してください。
  2. その水に洗ったお米を30分間浸しましょう。
  3. 30分後に耐熱容器へそのまま移してください。そして、ラップをかけてレンジに入れてください。
  4. 少量のお米の場合は600wで約8分加熱、多量の場合は約15分加熱してください。
  5. 取り出してみてお米が固いときはさらに加熱することがポイントです。
  6. 加熱するときは必ず様子を見てください。ふきこぼれそうな時はレンジを止めて加熱するという工程を繰り返してください。
  7. 加熱が終わったらレンジから取り出し、5分ほど蒸らせたら離乳食のおかゆが完成です。

オススメの作り方②大人のご飯と一緒に作る方法

  1. まずは深めの容器を準備してください。
  2. 容器はどれくらいのサイズが最適でしょうか。炊飯器に収まるくらいのマグカップや湯飲みならばなんでも構いません。
  3. 大人の分のお米をいつも通り炊飯器にセットしてください。
  4. このお米から大さじ一杯取り出してください。
  5. そして、先ほどの容器に水と一緒に入れてください。7倍粥の場合は大さじ7、10倍粥なら大さじ10の水にしてください。
  6. お米の入った炊飯器に容器を入れてそのまま炊いてください。
  7. 炊きあがったら容器を取り出してください。
  8. その後に30分ほど蒸らしてしまえば大人のご飯と一緒に作る離乳食おかゆの完成です。
 


  

離乳食用のおかゆを保存する時の注意

離乳食のおかゆを保存する上で、気を付けたいことが2点あります。1つが食べかけをそのまま保存しないこと、もう1つが素早く冷凍、冷蔵保存を行うことです。このポイントを詳しく解説していきます。

季節にもよりますが、常温で置いておける時間は冷ます時間も含めて1時間ほどだそうです。

注意点①:食べかけは保存しない

おかゆに限らず離乳食は傷みやすい食事です。刻んだり、すり潰したりといった調理工程が大変多いです。その為、手で触れる機会が多くて菌が繁殖しやすいでしょう。

常温で長時間さらされた食べかけの物は、特に菌が繁殖しています。もったいないと思うかもしれませんが、乳児の健康の為に食べかけは与えないという決断することが重要です。

離乳食のおかゆを冷蔵庫で保存する場合は、当日中に消費するのを原則にして、翌日以降まで持ち越しそうであるならば速やかに冷凍庫で保存したほうがいいようです。

注意点②:出来るだけ早く冷凍保存する

では、作り置きした離乳食用のおかゆは、どのように保存するべきでしょうか?ポイントは冷蔵するのではなく、瞬時に冷凍することです。まず、調理が終わったら粗熱を取ってください。その後、すぐに1食分ずつ小分けにしていきましょう。この時にはなるべく空気が入らないように薄く包んでください。

離乳食のおかゆの場合あまり日持ちしないので、保存期間は約1週間です。必ず一度の食事で食べきるようにしてください。再度冷凍、冷蔵を行うことは衛生面から推奨できません。

おかゆを保存するときにおすすめの容器は?

ジップロック

おかゆを作った後にすぐに冷凍、冷蔵することは鮮度を保つ上で重要です。小分けにして保存する場合は、ジップロックがおすすめです。多種多様なサイズ展開がされています。これにより1人1人の1食分サイズに対応してくれます。簡単に折り目を付けたりすることもできるので、空気も入りにくく衛生面でも評価が高いです。

タッパー・タッパーウェア

おかゆをタッパーで冷蔵、冷凍保存すること可能です。離乳食用に小さめのタッパーを購入することも良いでしょう。しかし、乳児期が終わった後にも、大きいサイズであれば食材保存に再利用できますので、大きめのタッパーを購入すること推奨します。長く使うことを視野にいれる方はタッパーがおすすめです。

補足で使用する際の注意点として、プラスチック容器は冷蔵なら問題なく使用可能ですが、冷凍に対応していないこともあります。使用前には必ず注意事項をきちんと確認しておいてください。また、おかゆ用の場合、おかゆだけに使用して使い分けていくことがおすすめです。

フリーザーパック

フリーザーパックもジップロックと同様に、おかゆの冷蔵、冷凍保存に最適です。折りたたむことも容易であるため、小分けにすることもできます。では、両者の違いは一体どこにあるのでしょうか?答えは冷凍焼けに対する強度にあります。

どれくらい強度が異なるのか?厚みの違いを知れば分かります。フリーザーパックは一般的に厚さ約0.06mmです。一方でジップロックやストックバックは、約0.04mmです。たった0.02mmの違いにはなりますが、これだけでも強度に差が生じます。長期間おかゆを保存する際は、フリーザーパックの使用がおすすめです。

シリコン製のカップ

シリコン製のカップはサイズが小さいので、保存には向かないと思う方が多いです。しかし、小さいサイズだからこそ、離乳食用のおかゆの保存には最適です。どれくらい保存するかによりますが、1食分なら問題なく対応可能です。

取り出すときもシリコンカップを鍋に押し出すだけです。手間がかからず、忙しい子育て世代の方の救世主になること間違いありません。ただし、密閉容器ではないので長期間の保存には向きません。また、使用後は熱湯で消毒して清潔感を保つようにしてください。

口コミから見るおすすめの容器は?

ここまでそれぞれの冷蔵、冷凍容器を紹介してきましたが、その中で最も口コミ評価が高かったのは「ジップロック」です。どのくらいの保存期間を想定するかで、評価の高い口コミは異なります。その面も含めてバランスよく高い評価を得ていたのがジップロックです。

折り目をつけておけば、そのまま折ることができます。その為、シリコンカップやタッパーのように保存時に小分けにする必要がありません。保存できる量も多いものから少ないものまで用意されています。このように乳幼児から大人用のおかゆに至るまで対応できることが、評価を得た要因でしょう。

おかゆの保存は正しく安全に

この記事では、おかゆの適切な保存方法やどれくらいの日持ちするのかを中心に紹介してきました。デリケートなメニューな為に、取り扱いが難しいメニューといえるでしょう。紹介した保存容器や方法を使って正しく安全に、冷蔵や冷凍保存するように心がけてください。

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