水戸の名物グルメを紹介！人気のお土産は？名物が食べられるお店も

茨城県の県庁所在地である水戸市には、名物グルメが多数存在することで知られています。全国的に有名な名物グルメから知る人ぞ知るローカルグルメまで、とても魅力的なグルメが取り揃えられているのです。

そこで、本記事では水戸市の名物グルメについて徹底解説！水戸市を代表する名物グルメをはじめ、お土産にもおすすめな名物お菓子の紹介、そしてランチにもおすすめな「名物グルメが食べられる人気飲食店」についてもまとめてみました。

まずは水戸市を代表する名物グルメを6つ紹介します。誰もが知る超有名グルメから、ローカルで人気のご当地グルメまで、水戸で抑えておくべき名物グルメをまとめてみました。

言わずと知れた水戸納豆は水戸を代表する名物グルメです。日本の納豆産業において、水戸はメッカのような存在であり、数多くの人気納豆がこの水戸から全国へと出荷されております。水戸の人々は納豆をスーパーなどで箱買いするのが当たり前だそうで、ごはんに掛けて食べる以外にもさまざまな料理に納豆が使用されているそうです。

その水戸納豆ですが、中でも高級品として知られる天狗の藁納豆には、何と5本入りで972円（税込み）という納豆としては段違いの値が付けられています。その味わいはまさに桁違いであり、従来品の遥か上を行く別次元の美味さと言われています。水戸以外ではなかなか流通しない納豆ですので、水戸市に訪れた際は必ずGETしておきましょう！

つづいて紹介するそぼろ納豆は、一部で水戸No.1の名物グルメとも言われている一品です。このそぼろ納豆は茨城県内で流通している名物グルメであり、茨城県の人々にとっては非常に慣れ親しんだ食品です。しかし、他の都道府県に暮らす人々からすれば、このそぼろ納豆なる物が何なのか？その名称だけではまるで想像が付かないのではないでしょうか？

そぼろという名称からして、納豆と肉そぼろを和えたものを想像する人が多い様ですが、こちらに肉そぼろは入っておりません。では、一体このそぼろ納豆とはどの様な食べ物なのでしょうか？

そぼろ納豆はいわゆる茨城県の郷土料理であり、戻した切り干し大根と納豆を醤油とみりんで味付けした物になります。ポリポリとした大根の食感が特徴で、通常の納豆と違い粘り気も殆どありません。水戸市以外では殆どお目にかかれるモノではないので、お土産としてもおすすめです。

茨城県ひたちなか市のご当地ラーメンとして誕生したスタミナラーメンは、今や茨城県を代表するB級グルメとして全国にその名を知られる一品です。1970年頃、JR勝田駅前のラーメン屋「大進」のオーナーが餡かけラーメンの提供を発案。当時店長を務めていた長井順一氏がこれを受け、現在のスタミナラーメンの元祖となる一杯を作りあげました。

その長井氏が大進から独立し、自らの店舗を構えたのが水戸市であり、そのラーメン店こそがスタミナラーメンの総本家と言われる「スタミナラーメン 松五郎」なのです。ひたちなか市で産声を上げたスタミナラーメンは、その後水戸市で成長を遂げ、やがてご当地グルメと言われる迄の存在となっていったのです。

冷水でキュッとしめた太麺のモチモチとした食感と、とろみのある熱々な甘辛醤油あんの味わいはまさに絶品！かぼちゃやキャベツなどの野菜がたっぷりと使用されており、食べ応えも充分です。水戸を訪れた際は、何が何でも必ずこのスタミナラーメンだけは食しておきましょう。

かの「水戸黄門」で有名な水戸光圀公は、日本ではじめてラーメンを食べた人物と言われています。その水戸光圀公が食べたとされている当時のラーメンを再現したのが、この水戸藩ラーメンです。レンコンを練りこんだ麺と「五辛」と呼ばれる薬味、そしてあっさりとした味わいが特徴です。こちらは水戸市内に在る6店の飲食店でのみ頂くことができます。

水戸ちゃあしゅうバーガーは、みとワン★グランプリ2年連続優勝や全国ご当地バーガーグランプリ3位など、非常に輝かしい経歴を持つ名物グルメです。自家製の極厚チャーシューを、茨城産のトマトやレタス、そして特製のバンズでサンドしています。物が物だけに日持ちはしませんが、近県への持ち帰りならお土産としてもOKです。

黄門料理とは、その名の通り水戸光圀公が食べたとされる御膳を再現した、水戸ならではの名物グルメです。水戸市内にはこの黄門料理を提供する飲食店が幾つかあり、コースとして頂くことができます。長寿で知られる水戸光圀公が食べた料理を口にすることで、その恩恵にあやかろうというのがこの黄門料理です。

続いてはお土産に最適な水戸の名物お菓子を紹介していきましょう。水戸には数多くの有名お菓子がありますが、ここではその中から「お土産として最適な名物お菓子」をPICKUPして紹介します。

この「水戸の梅」は、水戸のお土産として最もポピュラーなお菓子です。水戸のお土産に、この水戸の梅を思い浮かべる人はかなり多いでしょう。こちらは白餡と求肥を、紫蘇の葉で風味よく包み込んでいます。甘さの中に赤しそと梅酢の芳醇な香りが広がり、濃いめのお茶が進みます。銘菓故に年配の方へのお土産としても喜ばれることでしょう。

こののし梅も水戸の梅と並ぶ名物お菓子です。水戸のお土産では定番の商品ですが、飽きのこないその味わいから長年に渡り人気と支持を獲得しています。竹皮に挟まれているのはゼリー状の梅ペーストで、スッキリかつ爽やかな酸味と甘味を愉しむことができます。

「吉原殿中」は、水戸の名物お菓子ランキングで常に上位をキープし続けている名物お菓子です。しっとりとした味わいと気取らない美味しさで、水戸市民をはじめ多くの人々から人気と支持を獲得しています。お茶との相性は勿論ですが、コーヒーや紅茶と合わせても美味しく頂けます。

甘味と酸味と塩気を一度に愉しむことができるみやびの梅は、水戸の名物である梅の実を丸ごと1個使用した和菓子です。なめらかな白あんと、やわらかい求肥で青梅を丸ごと包み込みました。そのしっとりとした口当たりが何とも後を引きます。あのアド街っく天国でも紹介された水戸を代表する名物お菓子です。

みとちゃん納豆せんべいは、その名の通りせんべいに納豆をふんだんに使用したお菓子です。名前からして強烈なインパクトを与えるお菓子ですが、以外にも納豆の味は控えめで納豆が苦手な方でも美味しく頂くことができます。

茨城県の名物でも在るほしいもは、ぜひとも一度食べていただきたい一品です。茨城県産のさつまいもを使用したほしいもは、香り高く濃厚な味わいが特徴。軽く炙ると更に味わいが増します。お値段も手頃なので、好きな方は一度にかなりの量を購入されていくそうです。

最後は名物グルメが食べられるお店を紹介しておきましょう。市内に星の数ほど在る飲食店の中から、特におすすめのお店を5件程PICKUPしました。

スタミナラーメンのシンボル的存在の松五郎は、常に行列が絶えない超人気店です。スタミナラーメンを語る上で、この松五郎を避けては通れません。ピークであるランチタイムは長い行列となりますので、待たずに入店したい場合はギリギリの時間を狙って来店することをおすすめします。

水戸藩ラーメンを提供するお店の中でも、高い人気を誇るのがこちらです。醤油味の素朴な鶏ガラスープにニラ、ニンニク、ネギ、ラッキョウ、生姜の五辛を加えることで、懐かしくも新しい味わいへと変化します。れんこんを使用した麺との相性も抜群です。

魚政は昼の情報番組で取り上げられたことのある大工町の人気割烹です。あんこう鍋をはじめ、さまざまな名物料理を頂くことができますが、ランチには納豆をメインにした納豆御膳がおすすめです。こちらの納豆料理にはくめ納豆が使用されており、納豆の深い味わいを存分に愉しむことができます。

茨城県産ローズポークのとんかつを提供する八戒も、市内を代表する有名店の1つです。こちらのおすすめは名物でもある梅納豆ロースカツで、ロースの上に梅を混ぜ込んだ納豆とネギ、そして海苔が載せられています。さっぱりとした梅の味わいと濃厚な納豆がお肉と絡み合う、和テイストなトンカツとなっております。

ランチは割りと混雑していますので、時間がない方はランチではなくディナータイムの来店がおすすめです。

ハンバーグやステーキを提供する肉レストラン「夢浪漫」。こちらの看板メニューは国産牛肉100％の絶品ハンバーグです。夢浪漫の独自製法で焼き上げた常陸牛入りのハンバーグは、まるでステーキのような食感と見た目が特徴です。上質なお肉のランチを愉しみたい方は、ぜひこちらの夢浪漫に足を運んでみましょう！

水戸市の名物グルメについてまとめてみました。有名グルメからローカルグルメまで、水戸には実にさまざまな名物料理が存在しております。機会があれば、ぜひその舌でこれらの絶品グルメを味わってみてください！