ポテトチップスで太る理由!カロリーに糖質・太る部位も徹底解説

ポテトチップスで太る理由を解説します。ポテトチップスのカロリーや糖質、脂質や塩分がどのように身体に影響を与えるか詳しく説明!ポテトチップスの中毒性や、太る部位、太らないためのコツについても紹介します。

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目次

  1. 1ポテトチップスで太るのか徹底解説!
  2. 2ポテトチップスで太る理由
  3. 3ポテチや食べ物ごとに太る部位が違う?
  4. 4ポテトチップスで太らないためのコツ
  5. 5ポテトチップスは食べ方に気をつけないと太る!

ポテトチップスで太るのか徹底解説!

2015年、シンガポール国立大学の研究で、最も太る原因になる食べ物はポテトチップスだということがわかりました。この研究では、イギリスに住む子供(7~13歳)4646人を対象に、体重や身長、活動量、毎日の食事などを分析し、子供たちの肥満の一番の原因になるものを突き止めました。

2011年にもアメリカで成人のアメリカ人を対象にした実験が行われており、こちらも結果としてポテトチップスが太る原因の食べ物にあげられています。ハンガリーでは国民の肥満を防止するために、ポテトチップス税を施工しました。世界的に太る原因の食べ物と指摘されているポテトチップスですが、どうして太るのか、その理由を調べました。

ポテトチップスで太る理由

ポテトチップスで太る理由①カロリーと糖質

ポテチ1袋で何キロ太る?0.5キロぐらい?

ポテトチップスの普通のサイズは330kcalくらいですね
すべてが肉になるなら50gですが、実際は食べてすぐにも
消費されますからね、貴方の日頃の食生活や運動の程度
によって変るので、50gとなるかどうかは貴方の生活次第…

ポテトチップスで太る理由にまずあげられるのは、カロリーと糖質です。日本食品標準成分表によると、ポテトチップスのカロリーは100gあたり554kcal、一般的なサイズの袋はおおよそ60gですので、約330kcalになります

成人女性の摂取カロリーの目安は2000kcalですので、一袋を食べてしまうと1日の摂取カロリーの大半を占めてしまいます。また、このカロリーを消費するのにウォーキングで2時間、ランニングなら50分の運動が必要です。

ポテトチップスで得られるカロリーはすぐに消費できるものではなく、また適切な摂取カロリーを超えると太るのは当然のことです。さらに問題なのが糖質です。原材料であるじゃがいもは糖質が多い野菜で、一般的なポテトチップスには、角砂糖約9個分の糖質が含まれています

糖質が多いものを食べると、血糖値が急激に上がります。糖はエネルギーに変わりますが、使い切れなかったものは体脂肪に変わる特徴があります。糖は身体にとって必要な栄養素ですが、毎日の間食で余分な糖をとっていれば太る原因になってしまうのです。

ポテトチップスで太る理由②脂質

脂質も太る理由の一つです。油で揚げたポテトチップスの脂質は一袋(60g)で21gぐらい、一日の脂質摂取目標量が55gと考えると、相当な脂質であることがわかります。また、脂肪を減らすためにダイエットしてるのだから、脂質によって太るのは当然と思いますが、脂質にはもう一つ私たちを太らせる要素があります。

脂質は食欲を増やす力があります。ある実験によると、炭水化物を食べた場合と、油ものを食べた場合ではどちらも太ることに変わりはありませんが、油が多いもののほうが990kcalもの食欲を増進させることがわかりました。

実際に、ご飯がやたら進む油ものがあったり、油っぽいラーメンのほうが替え玉をついつい食べてしまうことなどあるのではないでしょうか?これにストレスが加わると、さらに食欲を増進させ、太る原因になってしまいます。

また、ポテチの脂質は、油が酸化してできる過酸化脂質です。生活習慣病や動脈硬化を引き起こす物質で、エネルギーの代謝機能に悪影響を及ぼし、太るだけでなく、シミやニキビなど肌荒れの原因にもなります。

ポテトチップスで太る理由③塩分

ポテトチップスの魅力である塩分ですが、これも太る原因の一つです。一袋に0.6gほどの塩分が大抵含まれていますが、この塩分が我々の身体に影響を及ぼします。塩分を取ると、身体は塩分濃度を下げようと水分をためこみ、むくみを引き起こすので見た目が太るのです。また、慢性的なむくみは代謝を下げ、痩せにくい身体を作ります。

一日に摂取する塩分がポテチだけなら大丈夫ですが、日常の食事と合わせると塩分過多になってしまいます。さらに、塩分は食欲を増進させます。塩分を薄めるために消化液が増え、お腹が空きやすくなってしまうのです。

その上塩分をとると水分がほしくなりますが、味覚的に相性の良いジュースやお酒などをついつい飲んでしまい、さらに太る要因が生まれます。

ポテトチップスで太る理由④噛まずに食べてしまう

ポテトチップスは、基本的に薄くてパリパリとした食感のお菓子です。数回噛むだけで簡単に砕け、飲み込むことができてしまいますが、これが太る原因になっています。なぜなら、食べ物をよく噛んで食べることによって満腹中枢が刺激されますが、噛む回数が少ないと刺激されず、お腹がいっぱいにならないからです

さらに噛まないで食べると食べるスピードも早くなり、早食いになってしまうので血糖値も急激に上がります。糖質について述べたときにも触れましたが、血液中の糖が増えると余分な糖は脂肪に変化するので、太る身体になってしまうのです。

ポテトチップスで太る理由⑤一度に食べ過ぎてしまう

脂質や塩分によって食欲を増進させ、噛まずに食べれてしまうことで満腹中枢を刺激しないポテトチップスは、想定以上に食べてしまうスナック菓子です。また、ポテトチップスはマイルドドラッグの一種ともいわれています。

マイルドドラッグとは、覚せい剤よりは脳への依存・刺激は少ないが、規制も規律もなく、中毒性のある食べ物や飲み物のことを指します。主に砂糖・塩・油・うま味調味料などが使われた食べ物が該当し、これらの食べ物は食べることで脳に快楽を与え、幸福感を感じさせます。

なぜなら、生物にとってこれらの食材が含む脂質や糖などの成分が、生きるのに重要な成分だからです。このことによって、特定の食べ物は中毒のような常習性を持ってしまいます。ポテトチップスには塩も油も、種類によっては砂糖もうま味調味料も使われており、マイルドドラッグの条件を十分揃えています。

ポテトチップスが無性に食べたいという衝動にかられるのは、元々人間がこれらの調味料を摂取するために得た脳の仕組みだからと言えるでしょう。とはいえ、現代では拒食状態の人はほとんどおらず、この衝動に従うままに食べてしまうと、当然カロリーオーバーになり太ることになってしまいます

ポテチや食べ物ごとに太る部位が違う?

顔から太る人、お腹から太る人、下半身から太る人と太る場所は人によって様々です。個人差の問題である場合が殆どですが、食べ物ごとに太る部位が違うともいわれています。

二の腕・背中

例えば、肉や生クリーム、アイスクリームといった乳製品は二の腕が太るといわれています。二の腕が太るのが気になる人は、乳製品の少ないアイスクリームを選んだり、豆乳を使ったものを食べるのがおすすめです。また、背中は天ぷらやフライドポテト、コロッケ、ドレッシングなど油っぽいものが原因で太ると言われています

背中は日常的に動かすことが少ない部分ですので、運動不足になりやすく太りやすい部位です。背中のお肉が気になる人は、脂っぽいものを食べないだけでなく、普段から姿勢を良くすることを心がけると痩せにつながります。

お腹周り

お腹周りが太る原因と思われている食材は、主にご飯やパン、ラーメンなどの炭水化物です。特に甘い総菜パンを朝に食べると糖分が吸収されやすくなり、太る原因となります。また、生野菜やかぼちゃもお腹周りが太る原因になるともいわれています。

ガスを発生させるものが多かったり、身体を冷やして代謝を下げてしまったりすることで、太る可能性があるからです。しかしながら、これらの食材はビタミン豊富で食物繊維も含まれているため、デメリットよりもメリットが多い食材です。温野菜にするなどの工夫をして食べるようにしましょう。

太もも・ふくらはぎ

太ももやふくらはぎが太る原因と思われている食材は、お菓子やパン、肉類などがあげられます。特にお菓子の中でも洋菓子のような糖分が高いものは、より太る原因となるので注意が必要です。さらに調味料や塩分は、むくみやすいふくらはぎをよりむくませる原因となるので、見た目的にも太る理由の一つといえます。

おしり周り

おしり周りが太る原因と思われている食材は、ドーナツや油で炒めた野菜、炭酸、コーヒーなどといわれています。おしりを綺麗に見えさせるには筋トレすることが一番ですが、こういったものを口にしながらデスクワークや立ち仕事など、同じ体勢を続けるような仕事をしていると、おしり周りが太る原因になるので注意が必要です。

ポテチで太りやすい部位はどこ?

ポテトチップスは炭水化物・油・塩でできたお菓子です。背中やお腹周り、ふくらはぎ、おしり周りが太るといえるでしょう。しかしながら、あくまで食べるものによって太る部位があるというのは俗説です。

これらの部位が痩せているから大丈夫などと思わず、カロリーオーバにならないよう、ポテトチップスを食べるのが太らないために大事なことです。

ポテトチップスで太らないためのコツ

ポテトチップスが太る食べ物だというのが十分理解できても、それでも食べたくなってしまうのがポテトチップスです。ポテトチップスで少しでも太らないためのコツを紹介します。

ビタミンB1・B2と一緒に摂る

ポテトチップスで太る原因となる糖質は、ビタミンB1を摂取することで代謝されます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変化させる栄養素です。つまり、ビタミンB1が無いと糖質がエネルギーに変換されず、脂肪となり蓄積されやすくなってしまいます。太るのを防ぐために、なるべくビタミンB1とともにポテトチップスは食べるようにしましょう。

また、ポテトチップスに含まれている脂質も、ビタミンB2によって代謝されます。ビタミンB1・B2が含まれている食材は主に豚肉や牛肉、ラム肉などの赤身肉や卵、ほうれん草やパプリカなどの色の濃い野菜です。特に肉類に多いので、ポテトチップスのお供に最適だったりします。

ステーキを食べるときに、米ではなくポテトチップスを主食にしてみるのはどうでしょう?また、野菜チップスと一緒に食べても美味しく食べられます。

抹茶や青のりをかけて食べる

ポテトチップスによって太る原因に、過酸化脂質が含まれていることもあげられていました。ポテトチップスを揚げる際には、大量生産のためあまりいい油が使われていないことが多く、また揚げてから時間が経っており油が酸化していることが殆どです。

抹茶や青のりをポテトチップスに振りかけて食べると、太る原因となる酸化した油の吸収を防ぐことができます。また、食物繊維とミネラルが含まれているので、太る原因の糖の吸収を穏やかにする効果も期待できます。

一日に食べていい量は200kcalまで

個人差があるので適量には多少違いがありますが、一般的に菓子・嗜好飲料の一日の目安は200kcal以下とされています。ポテトチップスは一袋で330kcalですので、おおよそ1/3袋強が200kcalです。これ以上食べると一日の総摂取カロリーが高くなり、太る原因になってしまいます。

また、太る要因を減らすために食べ合わせを考えるならば、そのカロリー計算も必要です。例えば、茹で卵1個は約91kcal、ビーフジャーキーは8枚で約100kcalなど、これらと共に食べるとなると、さらにポテトチップスの量を減らす必要があります。

一回に食べる量で小分けにしておく

太るのを避けるためにポテトチップスの食べる量を減らすには、小分けにしておくのがお勧めです。購入した時点で1日に食べる量をジップロックなどに取り分けてしまいましょう

先ほどの200kcalはあくまで太らないための目安カロリーですので、ダイエットをしている人はもう少しカロリーを減らしたほうが、より痩せることができます。小袋タイプのポテトチップスがあれば、それを活用するのもおすすめです。

脂肪が蓄積されにくい時間帯に食べる

人間は脂肪をため込むBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質を持っており、このタンパク質から体脂肪をため込む命令が出されています。この命令はBMAL1の量によって決まるのですが、量は体内時計によってサイクルが刻まれており、量が多い時間帯ほど太る身体になっています。

逆に量が少ない時間であれば、太る食べ物でも脂肪の吸収を抑えることができるので、身体は太りにくくなります。BMAL1が最も少なくなる時間は15時頃です。ポテトチップスを食べるなら、おやつの時間がおすすめです。

ストレスを溜めない事も大切

食べ合わせ、目安カロリー、食べる時間など太る原因を抑えるための対策を紹介してきましたが、ストレスを貯めないことも重要です。人間はストレスを与えると、脳から脂肪を溜めこむように命令が出るようにできています。なぜなら、強いストレス下にある状況は死に近い状況と脳が判断するので、エネルギーを得て生きようと脳が判断するからです。

ポテトチップスを我慢することがストレスに繋がるなら、それも太る原因にもなります。割り切って食べてしまう時間を作るのも、太らないためには重要なことです。

ポテトチップスは食べ方に気をつけないと太る!

ポテトチップスは、世界的にも最も太る食べ物といわれているお菓子です。食べ合わせの工夫や小分けにするなどの対策によって、多少太ることを防ぐことはできますが、結局のところ食べ過ぎてしまうと簡単に太ることになってしまいます。ポテトチップスを食べるときは、一日の摂取カロリーに気を付けましょう。

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