2019年09月10日公開
2024年09月26日更新
プリングルスのカロリーや塩分はどのくらい?ポテトチップスとの比較も!
プリングルスのカロリーや塩分は他のポテトチップスよりも高いと思っていませんか?プリングルスは味が濃いためカロリーが高そうなイメージがあると思います。今回はプリングルスのカロリーや塩分を他社の商品と比較しながら紹介していきます。
プリングルスとは?
たくさんの種類があるスナック菓子の中で、プリングルスが好きだという方も多いのではないでしょうか?プリングルスは1968年にアメリカで発売されて以来、世界140か国以上で販売され愛され続けているスナック菓子です。
プリングルスはその国に合わせたフレーバーを販売しております。同じ商品でも国によっては微妙に味付けが異なるなど、その国の背景に合わせたフレーバーの商品を送り込んでいるのです。この辺りのマーケティングは流石と言ったところでしょう。そしてプリングルスは世界で最も多くのフレーバーを取り揃えるポテトチップスと成りました。
世界一売れているポテトチップス
世界140か国以上で販売されているプリングルスは、年間10億USドル以上を売り上げている世界で最も売れているポテトチップスです。
独特なケースに描かれたオジサンがトレードマーク
今では様々なメーカーが取り入れている筒状の容器は、もともとテニスボールのケースをヒントにして開発されたそうです。プリングルスの特徴といえばやはり筒状の容器に描かれたオジサンのイラストだと思います。実はあのオジサンには名前があることを知っていましたか?
オジサンはジュリアス・プリングルスという名前だそうです。由来は諸説ありますが、P&G本社があるプリングルス通りに由来したというのが有力な説となっています。
実はポテトチップスではない
ここまでプリングルスは世界で最も売れているポテトチップスだと紹介しましたが、実はP&G社ではポテトチップスではなくビスケットとして販売しています。イギリスではジャガイモを原料としたポテトチップスは税金の軽減対象外で、ケーキやビスケットは軽減税率の対象となります。
プリングルスはジャガイモの使用率が50%以下と比率が低いため、ポテトチップスではなくビスケットだとP&G社は主張し、裁判が行われました。その結果2008年にプリングルスはビスケットであるという判決が下ったそうです。
プリングルスのカロリーと塩分を他社製品と比較
プリングルスのカロリーだけを見てもただ高いという事しか分かりませんので、本記事では他社の商品と比較しながら紹介していきます。早速気になる数字を見ていきましょう。
プリングルス
ではプリングルス定番のうすしお味・フレンチコンソメ味・サワークリームオニオン味・チェダーチーズ味の4種のカロリーを紹介します。
うすしお味
うすしお味のカロリーは100g当たり約556kcalで、1枚当たりのカロリーは約11kcalと言われています。また、うましお味の塩分量は約0.5g~1.6gと、こちらも平均的なポテトチップス同等の数値となっております。
フレンチコンソメ味
フレンチコンソメ味のカロリーは100gで約545kcalで、こちらの1枚当たりのカロリーは約11kcalとなっています。塩分量も同じように約0.5g~1.6gとうすしお味とさほど変わりません。
サワークリームオニオン味
プリングルスを代表するサワークリームオニオン味のカロリーは100gで約544kcalで、1枚あたりのカロリーは約10.7kcalとなっています。また塩分量は100gで約0.668gと、こちらも他のフレーバーとそれほど変わりありません。
チェダーチーズ味
濃厚なチーズの旨みとコクが美味しいチェダーチーズ味のカロリーは100gで約530kcal、1枚あたりは約10.4kcal~10.6kcalです。微量ながら他のフレーバーよりも低くなっていましたので、塩分量も同様に多少下がるものと考えられます。
カルビーポテトチップス
現在、ポテトチップスのシェアの約70%を占めていると言われているのがカルビーです。一時期ジャガイモ不足により一部の商品の休売し、世間では大変な話題となりました。そんなカルビーからはうすしお味・コンソメパンチ・のりしお・ピザポテトを紹介していきます。
うすしお味
うすしお味のカロリーは1袋85g当たり477kcalで、100g当たりだと約561kcalとなります。塩分量は1袋で0.8g、100g当たりでは約0.94gとなっています。
コンソメパンチ
コンソメパンチのカロリーは1袋60g当たり334kcalで、100g当たり約556.67kcalです。塩分量は1袋で0.6g、100g当たりでは約1gとなります。
のりしお
のりしおのカロリーは1袋85g当たり474kcalで、100g当たりでは約557.65kcalとなっています。塩分量は1袋で1.1g、100g当たりでは約1.29gと他の商品にくべてやや高めの数字になっていました。
ピザポテト
ピザポテトのカロリーは1袋77g当たり425kcalで、100g当たりでは約551.94kcalとなっています。塩分量は1袋で1g、100g当たりでは約1.3gです。
湖池屋ポテトチップス
湖池屋は1962年に日本で初めてのポテトチップスとなるポテトチップスのり塩味を発売しました。そんな湖池屋からはうすしお味・リッチコンソメ味・のりしお味・サワークリームオニオンを紹介していきます。
うすしお味
湖池屋のうすしお味のカロリーは1袋60g当たり340kcalで、100g辺りでは566kcalです。塩分量は1袋で0.7g、100gだと1.2gとなります。
リッチコンソメ味
湖池屋のリッチコンソメ味のカロリーは1袋60g当たり337kcalで、100g辺り561kcalです。塩分量は1袋で0.8g、100gだと1.4gとなります。
のりしお味
湖池屋ののりしお味のカロリーは1袋60g辺り337kcalで、100g辺り562kcalです。塩分量は1袋で0.7g、100gだと1.2gとなります。
サワークリームオニオン
サワークリームオニオンのカロリーは1袋56g辺り312kcalで、100g辺りでは約557.14kcalとなっています。塩分量は1袋で1g、100gだと約1.79gとなります。
プリングルスは高カロリーで身体に悪い?
プリングルスには他社の商品よりもカロリーが高いとか身体に悪影響を与えるといった様々な噂があります。それらの噂が実際のところどうなのか見ていきましょう。
他社製品と比較してもカロリーに大差はない
実際の数値を見て頂いてお分かりの通り、プリングルスは他社製品と比較してもカロリー的な部分において殆ど差はありません。にも関わらず、いつの間にかプリングルスは他社製品と比較してカロリーが高いポテトチップスであるという間違った印象を持たれていたのです。
これは海外で販売されているプリングルスの容器のサイズが大きいという事も原因の1つであると言われていますが、それにしても実際のカロリーに関してはキチンと表記されておりますので、見比べればすぐに分かる筈です。
味の濃いプングルスには悪いイメージが定着している
プリングルスは濃厚な味付けが特徴ですが、それが原因で「プリングルスには身体に害を及ぼす物質が使用されている」との噂があります。確かに飽和脂肪酸や添加物などが使用されていますが、それはどのポテトチップスにも使用されているものでありプリングルスに限った話ではありません。
しかしながら、何故かプリングルスに限って身体に悪影響を及ぼす可能性があるなんて間違ったイメージを持たれている訳です。間違ったイメージで勝手に敬遠されたのでは企業としてもたまったものでは無いでしょう。
そもそもポテトチップスはカロリーが高い
先ほどプリングルのカロリーが高いと思われている原因はサイズであると紹介しましたが、決してサイズが小さいからと言ってカロリーが低いわけではありません。プリングルスのみならずポテトチップスは基本全てカロリーが高いことを認識しておいてください。
プリングルスは特別カロリーの高い商品ではない
今回はプリングルスのカロリーや塩分を他社の商品と比較しながら紹介しました。プリングルスのカロリーは種類にもよりますが、おおよそが550kcalと高カロリーだということがお分かりいただけたでしょうか?ですが、それはプリングルスだけで限った話はなく他社の商品にも同じことが言えます。
またプリングルスは高カロリーで身体に悪いなどといった噂がありますが、それも決してプリングルスに限った話ではないのです。だからと言ってカロリーが低いわけでもないので、プリングルスの食べ過ぎには注意しましょう。