スリラチャの赤備えポテトチップスはうまい？スリラチャとは何か調査！

世の中にはたくさんのお菓子がありますが、その中でも人気商品には必ずといっていいほどランクインしているポテトチップス。そのなかでも少し変わり種、スリラチャの赤備えポテトチップスというお菓子をご紹介します。スリラチャとは何かについても調査しました！

スリラチャ赤備えポテトチップスは、サンフレッシュ株式会社が輸入販売を行っているアメリカ生まれの厚切りザクザク食感のポテトチップスです。厚めにスライスされたじゃがいもを低温でじっくりとかき混ぜながら揚げる、ケトル式製法(釜揚げ)で作られています。

口に入れた瞬間の酸っぱ辛さ、噛むたびにさらにじゅわっと広がる旨味、鼻からぬけるにんにくの香り、そのあとから追い打ちをかけて来る辛味がクセになります。

ケトル式製法によりじっくり丁寧に挙げられているため、油分が少なく通常よりもヘルシーな仕上がりになるんだとか。カロリーが気になる方でも、少しだけ罪悪感の軽減が図れそうです。厚めにスライスされているため、噛みごたえのあるポテトチップスになっており、咀嚼回数が増えることで食べ過ぎ抑制の効果もあるかもしれない満足のいくポテトチップスでしょう。

原材料は、ばれいしょ(遺伝子組み換えでない)、ヒマワリ油、砂糖、マルトデキストリン、食塩、ブドウ糖、とうがらし、粉末ガーリック、粉末酢、ホットソース(とうがらし、酢、食塩、ガーリック)、酵母エキス、酸味料、パプリカ色素、香料となっており、気になるカロリーは100gで498kcalとなっています。ご飯二杯半くらいです。

スリラチャの赤備えポテトチップスは、コンビニやスーパーによって価格が変わりますが、楽天での販売価格は100gで378円(18年7月現在)となっています。少々お高めのポテトチップスです。

メタリックで赤いパッケージが特徴のスリラチャ赤備えポテトチップス。パッケージの左側には赤備えの意味やスリラチャの赤備えのネーミングの由来、アメリカンチップスもついてみっちり記載してあり、インパクト大のスリラチャの赤備えポテトチップスです。店頭に並んでいたら目を引くこと間違いなしです。

過去にはローソンで販売されていたようですが、在庫がなくなり、18年7月現在では、成城石井、北野エース、ヴィレッジヴァンガード、カフェランテなどで取り扱いがあるようです。イトーヨーカドーでは一部店舗のみ取り扱いがあるようなので、どこのお店にいっても置いてあるというわけではなさそうです。

アマゾン、楽天、Yahooショッピングなどのネット販売では、1袋～買えるものから100g×12袋などセットで買えるものまでがあります。近くのお店で見つからないという方は、お試しに買ってみるのもいいかもしれません。

このパッケージをみて気になって買った、という人も少なくないこのスリラチャの赤備えポテトチップス。お菓子のジャケ買いは初めてした！という意見もありました。そんなスリラチャの赤備えポテトチップスの気になる味をみんなの口コミから見ていきましょう。

お酒に合う辛味と旨味と酸っぱさ。おつまみにもぴったりですね！じゃがいもの風味がしっかりとするということは、ペーストではなくじゃがいもをまるごとスライスしている証でしょうか。ボリッボリッとワイルドに食べれそうです！

湖池屋のカラムーチョの方が辛いという意見が。カラムーチョが食べれる人はスリラチャの赤備えポテトチップスも食べれる辛さかと思いきや、下記のような意見もあります。

辛さは暴君ハバネロ以上という人もいました。酸味が加わっているので辛いものが大丈夫な人でも感じ方が変わるのでしょうか。

スリラチャソース自体はタバスコやハバネロソースなどとは違い野菜のエキスも含まれており比較的マイルドな辛さですが、口の中がヒリヒリするくらい辛いんだそうです。でも止まらない、やみつきになる人も多いです。

美味しい、止まらない、辛い、の他に目に付いたのが『油臭い』という感想でした。同じように感じる人が多数居るようです。この油臭いとは一体なんの匂いなんでしょうか？

スナック菓子には様々な種類がありますが、油を使って揚げたスナックの口コミやレビューに油臭いという意見が書かれているものがちらほらと見受けられます。特に『酸っぱい』をコンセプトにしているスナック菓子のレビューには油臭いという意見が、ただ油で揚げてあるスナック菓子よりも多いようです。

オリーブ油やごま油等を除く食用油は基本的に本来無臭ですが、時間が経つと酸化し、臭いや色に変化が起こります。高熱になり低温になりを繰り返して油の酸化が進みます。スリラチャの赤備えポテトチップスのように酢が使われているものは酢によって油が酸化したよう風味になってしまい、敏感な人は油臭いと感じてしまうのでしょう。

スリラチャの赤備えポテトチップは、ひまわりの種子から抽出されているひまわり油で揚げられています。ほぼ無味無臭で加熱にも強く、揚げ物に活用されています。ひまわり油にはビタミンＥが豊富に含まれているため、酸化防止になるというメリットもあります。

賛否両論なスリラチャの赤備えポテトチップス。辛いものも酸っぱいものも大好き！という人はぜひお試しください。スリラチャの刺激がクセになりますよ。では、スリラチャとは一体なんなのでしょうか？スリラチャとは何か、レシピやスリラチャの赤備えから出ている他のお菓子なども調べました。過去にスリラチャとは何か？という記事もありましたので合わせてご覧下さい。

スリラチャとは、元々タイで広く使われていたSriraja Panichというソースを元に作られたチリソースで、とうがらし、酢、にんにく、野菜エキスなどの原材料から作られる旨みのある辛さと酸っぱさが特徴です。タイはチョンブリー県シーラーチャー郡。1990年以前は漁業を中心に栄えた漁村で、魚介類料理にかけて食べていたのがこのソースの始まりとされています。

1980年代にベトナムからアメリカへ亡命したデビッド・トランさんがロサンゼルスで考案から制作、改良を重ねて出来上がったソースが『 SriRacha source』です。シーラーチャー郡の名にちなんでシラチャソースと名づけられました。英語では、『シラチャ』と発音しますが、『シラチャー』、『スリラチャ』、『スリラッチャ』とも呼ばれます。

アメリカで販売が開始されると、その美味しさの評判はあっという間に広がって全米で大人気となり、生産数は年間で2000万本以上。今やレストランや家庭に常備されており、携帯用のスリラチャソース入れまで販売されています。

「当時、メキシコからの移民である私に対し、私を受け入れてくれたアメリカにその恩を返したい」とデビット氏。フイ・フォン・フードを設立し、スリラチャソースを全米トップクラスのブランドへと成長させました。彼は「欲しがっている人がいる限り作り続けたい」と語っています。

スリラチャソースのその人気ぶりから類似品が出回ったり、唐辛子の強烈な匂いと刺激で工場閉鎖に迫る訴訟問題もありましたが、そんな苦労もなんのその。欧米人にとってスリラチャソースとは、もはや日本人にとっての醤油と同じくらい、あって当り前の物なのです。

日本のスリラチャジャパンという会社が、日本の商品衛生基準をクリアするために改良を加え、保存料、化学調味料、着色料を使わない高品質なものを『スリラチャの赤備え』として、アメリカから直輸入し販売しています。つまりスリラチャとは、公式に輸入販売しているスリラチャソースです。日本での名前はスリラチャの赤備え。アメリカで製造されているスリラチャソースは『白いニワトリ』が目印です。

デビット氏はフイ・フォン・フードのスリラチャソースを商標登録しなかったため、誰でも名前を使える状態にありました。広告も行ってきていないしライセンシングもしていない。おまけに何十年も価格を上げていないのです。スリラチャソースの類似品を販売しているフード会社は、類似品を販売することで逆にフイ・フォン・フードの売上に貢献していたのです。

スリラチャソースは、実際に存在する場所から名付けられた名前のため、商標登録は難しい。と、認められず今も商標登録がされていません。しかし、類似品を販売していたフード会社のおかげで、フイ・フォン・フードの売り上は60億ドルから80億ドルまで伸びました。スリラチャとは、彼にとっての恋人。彼にも全米にも愛し続けられているソースなのです。

赤備えのスリラチャソースは、カルディ、成城石井、北野エースなどで取り扱っており輸入食品を取り扱っている店に置いてある可能性が高いです。近くのスーパーでは見かけないかもしれません。一番確実なのは通販です。価格は1本に517g入って1295円となっています。ドバドバ使える大容量となっています

欧米では「合わない料理なんてない！」とまで言わせるこのスリラチャとは、何でも合う万能ソースなのです。では購入者が実際にどうやって食べているのか見ていきましょう。

普段のハンバーガーにかけるだけでスパイシーなハンバーガーに大変身。ジューシーなパティにピリッと辛いスリラチャソース。卵が辛さを程よくマイルドにしてくれます。辛いハンバーガーはあるけれど物足りないという人はタバスコの代わりにいかかですか？たくさんかけると美味しいとの意見もあります。

ハンバーガーといえばポテトも忘れてはなりません。ポテトにつけても美味しいスリラチャソース。ナゲットのソースをポテトにつけて食べるという人も多いですが、スリラチャソースを代わりに付けてみてください。バーベキューソースに少し混ぜるのも一気にスパイシーになってオススメなんだとか。もちろんナゲットにもおすすめです。

青菜とごまを混ぜたご飯の上に、レタス、もやし、トマト、厚揚げ、ゆで卵を乗せ上からスリラチャソースをかけたら完成というお手軽ご飯です。見た目は涼しげでとても美味しそうです。

カレーの隠し味にスリラチャの赤備え。スリラチャソースに含まれている野菜エキスのおかげでコクが出て、レトルトのカレーでも深みのあるカレーに激的変身です。

スリラチャソースと掛け合わせるものはハンバーガー、パスタ、お肉はもちろんのこと、ピザやホットドッグ、天ぷらやうどん、ラーメンやお寿司…などなど、挙げたらキリがありませんが、公式のツイッターでは試してみて欲しい料理の名前がズラリ。いっぱいありすぎて書けないそうです。スリラチャとは良くなじみそうなのに、忘れられていたキムチ鍋にも是非試してみてください。

こんな変わり種はいかかですか？ハーゲンダッツの華もち（ごま胡桃）にスリラチャソースをかけてみました！というチャレンジャー。結果は…お互いの持ち味を全て打ち消していて美味しくない。だそうです。甘いものとの相性は考えものです。

マルカ食品からかつて販売されていた、スリラチャソース味のイカ天です。残念ながら2017年の期間限定として販売されていたため、現在はどの通販サイトも在庫切れになっています。

2018年2月12日から全国にて販売開始されているジャパンフリトレーのドリトススリラチャソース味。メキシカンタコスというフレーバーもありますが、このスリラチャソース味はもっとスパイシーメキシカン。サラダにかけたりディップしたりと料理の幅が広がりそうです。もちろんそのまま食べても辛くて美味しいです。

日本の文化と欧米の異文化コラボレーション。スリラチャはお米にも合うのできっとおせんべいにも合うのでしょう。ポテトチップスとは違った硬さの噛みごたえある商品です。

2017年8月24日に宝製菓から販売されているクラッカー。このクラッカーにスリラチャで味付けしたお肉や、チーズの上にスリラチャをかけてクラッカーにのせるなど、辛いものを辛いもので挟むという辛党には堪らない至極のおやつです。

食品意外にも、Tシャツやスマートフォンカバー、パンプスやリップクリームまで。ひび割れた唇に辛そうなリップクリームをとうがらしの成分を塗ったくっても大丈夫なのかという疑問はさておき、そのブランド力の高さから人気が伺えます。

今回紹介したスリラチャの赤備えポテトチップスと、スリラチャの赤備えソースはいかがでしたか？辛いもの好きなら一度試してみてください。きっと新しい味の発見があなたを待っています。