【ういろうのカロリー】名古屋銘菓ういろうは高カロリー？ダイエット中は？

ういろうは、名古屋の銘菓として全国的にもよく知られており、名古屋にある130年以上の歴史を誇る老舗の青柳総本家は、ういろうの生産量、販売数ともに日本一です。

ういろうの発祥は定かではなく、発祥地が不明の説と、博多や京都の説のふたつがあります。発祥地でもない名古屋が、なぜ、ういろうが銘菓になったのが紹介します。

名古屋の銘菓として有名になったのは、青柳総本家が名古屋駅構内とホームなどで、ういろうの立売りを始めたのがきっかけです。やがて、東海道新幹線が開通し、新幹線車内でういろうが車内販売され、知名度が一気にあがり、ういろうは名古屋の銘菓として認知されるようになりました。

ういろうは、ようかんに似た和菓子で、カロリーが高く、糖質も多く使われているように思えます。ここでは、ういろうの原材料、ういろう1本あたりのカロリーと糖質、青柳総本家のういろうのカロリーと糖質を調べました。また、ほかの和菓子とカロリーを比較してみます。

ういろう原材料は、一般的には穀粉に砂糖と湯水を練り合わせて作ります。主な原材料の穀粉は、うるち米やもち米を使う米粉、小麦粉、ワラビ粉などが使われます。砂糖は、白砂糖、黒砂糖が使われ、小豆あんや抹茶などを一緒に練り込んだものもあります。

ういろうは、名物になっているところが日本各地にあり、原材料の違いを紹介します。名古屋では米粉に砂糖が一般的で、名古屋に近い伊勢地方では小麦粉に黒砂糖、山口県ではワラビの粉に砂糖が使われており、それぞれの地域で使われる原材料が違います。

ういろう1本あたりのカロリーを紹介します。ういろうには、様々な種類があり、1本といっても大きさに違いがあるので、ここでは、ういろう1本360gとして計算します。ういろう100gあたりのカロリーは平均で183kcalですので、ういろう1本あたりのカロリーは659kcalとなります。したがって、ういろう1本は、かなり高いカロリーになります。

ういろう1本あたりの糖質を紹介します。先ほどと同じ、ういろう1本360gで計算します。ういろうの原材料は、穀粉、砂糖、湯水ですので、ほとんどが糖質といえます。ういろうの糖質は100gあたり約43gですので、ういろう1本あたりの糖質は約155gとなります。したがって、ういろう1本には、かなり多くの糖質が含まれています。

青柳総本家のういろうのカロリーと糖質を紹介します。青柳総本家のういろうは、1本タイプとひとくちタイプがあり、しろ、くろ、抹茶、上がり、さくらなど色々な種類があります。

1本タイプは360gで、カロリーが一番低いのが、しろで637kcal、100gあたり177kcalです。カロリーが一番高いのが、抹茶とさくらで684kcal、100gあたり190kcalです。

青柳総本家のういろうの100gあたり糖質は、しろが42.9g、くろが44.7g、抹茶が45.2g、上がりが43.6g、さくらが45.3gで、どの種類も同じくらいの糖質が含まれています。

ういろうと、他の和菓子のようかんとすあまのカロリーを比較してみます。ようかんは、小豆が原材料の餡を型に流し込み、寒天で固めた和菓子で、すあまは、上新粉を湯でこねて蒸し、砂糖を加えて熱いうちにつきあげて作る、モチモチとし食感の和菓子です。

ようかんのカロリーは、水ようかんの場合、1個360gあたり468kcalで、100gあたり130kcalです。ようかんは中に栗などが入ったものがあり、カロリーには違いがありますが、ういろうのカロリーが100gあたり183kcalなので、ようかんはういろうよりもカロリーが低い和菓子です。

すあまのカロリーは、1個100.2gあたり262kcalで、100gあたり261kcalとなります。ういろうは、100gあたり183kcalなので、すあまはういろうよりも、かなりカロリーが高い和菓子です。

ういろうはカロリーが高い和菓子ですので、たくさん食べれば必ず太る原因になります。ここでは、ういろうを食べて太るのを避ける食べ方を紹介します。

ういろううを食べて太るのを避ける食べ方の1つ目は、置き換えダイエットに使う食べ方です。置き換えダイエットとは、一日の食事をういろうに代えてダイエットに使う食べ方です。

一日の食事でも、朝食と昼食は、身体を動かしたり生活するために必要なエネルギーを補給しなければならないので、置き換えダイエットには向いていません。しかし、夕食後はエネルギーをあまり必要としないことが多いので、置き換えダイエットに向いています。

夕食にういろうを食べて、置き換えダイエットします。栄養のバランスを考え、サラダなどで野菜を補給するのが理想的です。ういろうは1本食べるとカロリーが高いので、半分くらいが丁度よい量だと思います。

ういろううを食べて太るの避ける食べ方の2つ目は、間食時は少ししか食べないことです。食べ方は、1切れか2切れしか食べなようにします。空腹時は糖質の吸収が良いので、たくさん食べると太る原因になるので、少ししか食べないようにしましょう。

ういろううを食べて太るのを避ける食べ方の3つ目は、小分けにする食べ方です。ういろうが大好きで、あれば食べてしまう方は、小分けにして食べましょう。目の前にあれば手がでてしまうもので、小分けにして食べる分量を少しにし、食べる分だけ取り出して食べるようにしましょう。

ういろうをたくさん食べれば、カロリーオーバーになります。しかし、食べても運動すれば糖質はエネルギーとして消費されます。ここでは、ういろうのカロリーを消費するのに必要な運動量を紹介します。運動量は消費カロリーで計算され、体重×距離でおよその運動量がわかります。

ウォーキングをした場合の運動量は、10分のウォーキングで、体重60kgの方で45kcalといわれています。ういろうのカロリーは100gあたり183kcalですので、約40分のウォーキングが必要となります。

ジョギングをした場合の運動量は、20分のジョギングで、体重60kgの方で147kcalといわれています。ういろうのカロリーは100gあたり183kcalですので、約25分のジョギングが必要になります。

水泳をした場合の運動量は、10の水泳で、体重60kgの方で100kcalといわれています。ういろうのカロリーは100gあたり183kcalですので、約18分の水泳が必要になります。

名古屋には、老舗の青柳総本家をはじめ、数多くのういろうの名店があります。ここでは、色々なういろうを紹介します。

青柳ういろうは、青柳総本家が販売しているういろうで、日本一の販売量があります。青柳ういろうには、白砂糖を使ったしろ、黒砂糖を使ったくろ、抹茶をういろうに練り込んだ抹茶、こし餡の舌ざわりが絶妙な上がり、桜葉の香りが特徴のさくらがあります。

また、こしあんのういろうに上質な小豆がたっぷり入った風味豊かな小豆ういろう、栗を練り込んだういろうに、糖蜜で煮込んだ栗をちりばめた栗ういろうなども人気があります。

大須ういろうは、大須ういろが販売しているういろうで、甘さを控えたシンプルな味わいが特徴で、名古屋を代表する銘菓です。白、抹茶、桜、黒、ないろなど色々な種類の味があります。

虎屋ういろうは、三重県伊勢市にあるういろう専門店です。大正12年に創業し、昭和13年から、ういろう専門店として営業しています。

小豆を使用したつぶあんの小倉ういろう、こしあんういろに栗を並べた栗ういろう、桜餅風味のういろうでこしあんういろをはさみ、かのこを散りばめた桜ういろう、上白糖のみを使用した白ういろう、上質の抹茶を使用した抹茶ういろう、黒砂糖を使った黒ういろうなどが付いた

• 上新粉・40g
• 砂糖・25g
• 水・100ml

1. 上新粉、砂糖、水をよく混ぜ、2箇所くらい蒸気逃がしのすき間を作ってラップする
2. オーブンで500Wで3分半ぐらい加熱する
3. 粗熱が取れたら、包丁で切ればできあがりです

ここでは、簡単なういろうのレシピを紹介します。本来、ういろうは、型に注いで蒸籠で蒸して作りますが、今回は、オーブンを使ってういろうを作ります。

いかがでしたか？名古屋の銘菓ういろうについて紹介しました。ういろうはカロリーが高い和菓子で、たくさん食べれば太る原因になり、カロリー調節をして美味しく堪能しましょう。レシピも簡単ですので、砂糖を少しにすれば、ヘルシーなういろうを作ることもできます。ぜひ、チャレンジしてみてください。