ソーセージの賞味期限切れはいつまで大丈夫?正しい保存方法も解説

賞味期限切れのソーセージがいつまで食べられるのかを解説します。ソーセージはどのくらい日持ちするのか、賞味期限と消費期限はどう違うのかを詳しく説明しています。ソーセージの保存方法や、腐るとどうなるのかもあわせて紹介します。

ソーセージの賞味期限切れはいつまで大丈夫?正しい保存方法も解説のイメージ

目次

  1. 1ソーセージの賞味期限切れがいつまで食べられるか徹底調査!
  2. 2ソーセージの賞味期限と消費期限
  3. 3ソーセージの賞味期限が切れて腐るとどうなる?
  4. 4ソーセージを日持ちさせる保存方法
  5. 5ソーセージは賞味期限内においしく食べよう

ソーセージの賞味期限切れがいつまで食べられるか徹底調査!

日持ちがして使いやすいソーセージですが、そんなソーセージにももちろん賞味期限はあります。しかし、生ものと違って腐っているのかどうか、いまいちわかりづらいものです。

賞味期限が切れてもしばらくは食べられそうなソーセージですが、本当のところはどうなのでしょうか?そこで本記事では、賞味期限が切れたソーセージは一体いつまで食べられるのか、腐るとどうなるのかなどを調べてまとめました。

ソーセージの種類

ソーセージと一言で言っても、その種類には様々なものがあります。まず、ソーセージの種類にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。

ウインナー

ウインナーとは、羊腸を使用したもの、または製品の太さが20mm未満のもののことを言います。人工ケージングを使う場合は、製品の太さで判断します。中身は鶏肉、豚肉、牛肉のミンチのどれかになります。

フランクフルト

フランクフルトは、豚腸を使用したもの、または製品の太さが20mm以上36mm未満のものとされています。小さくても豚腸を使用していればフランクフルトと呼ばれるのですが、人工ケージングを使用している場合はウインナーより太い物がフランクフルトと呼ばれることになります。中身はウインナーと同じです。

その他の種類

その他の種類には「ボロニアソーセージ」や「ドラーソーセージ」があります。ボロニアソーセージは、牛腸を使用したもの、または製品の太さが36mm以上のものと定められています。ドライソーセージは、水分含有量が35パーセント以下のものとなります。

ちなみに日本で誕生した魚肉ソーセージですが、こちらは太さに関係なく、すべて「魚肉ソーセージ」という名前で呼ばれているようです。

Thumbウインナーとソーセージ・種類の違いってなに?フランクフルトやハムは? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

ソーセージの賞味期限と消費期限

賞味期限と消費期限の違い

「賞味期限」は「消費期限」とは異なり、期限が過ぎたからといってすぐ食べられなくなるわけではありません。賞味期限を過ぎた商品がいつまで食べられるか決定するのは、食べる人本人の感覚に託されているところが大きくあります。

賞味期限と消費期限は、その食品の性質によってどちらを表示するか決められます。賞味期限は比較的劣化のゆるやかな食品に使われ、そのおいしさが保持される期限のことを言います。賞味期限が切れたからすぐに食べられなくなるというわけではなく、個々の判断で食べても問題ありません。

一方消費期限は、およそ5日以内で品質が劣化するような、食品の劣化が急激に進む食品に使われます。消費期限内は腐ったりせず安全に食べられる期間で、これを過ぎると衛生上の危害が発生するおそれがあります。そのため、消費期限が切れたものは危険なので食べてはいけません。

ソーセージの賞味期限

フィッシュソーセージ・フィッシュハムは、内装フィルムを開封しなければ、賞味期限後すぐに食べられなくなるものではありませんが、味や風味が落ちたり、食感が悪くなったりといった品質の低下が予想されますので、おすすめできません。ぜひ賞味期限内にお召しあがりください。

種類にもよりますが、よくスーパーなどで売られている一般的な袋詰めのソーセージの場合は、だいたい3週間くらいの賞味期限が設定されています。すでに加熱殺菌処理がされているため、比較的長く保存しておくことができます。

ソーセージはもともと保存食として作られていたため、ものによっては6か月ほど日持ちするものもあるようです。他の肉類と違って長く保存しておけるので、冷蔵庫に常備しておけてとても便利です。

また、日本独自の魚肉ソーセージは、3~5か月ほど日持ちするものが多いようです。しかも冷蔵庫に入れておく必要もなく、常温で保存できるという特徴があります。

ソーセージの消費期限

一般的に売られているソーセージにはほとんど賞味期限が設定されていますが、手作りソーセージや生のソーセージなどは、賞味期限ではなく消費期限が設定されていることがあります。生ソーセージは加熱処理されていないため、品質の劣化も早くあまり日持ちしません。

これらも商品によりますが、3~5日ほどしかもたないことが多いようです。特に何も添加物が使われていないものは、それだけ腐るのも早くなります。生のソーセージを買った場合は、できるだけ早目に食べてしまいましょう。

ソーセージの賞味期限切れはどれくらいまで食べられる?

きちんと保管されていたなら、1週間…ってとこでしょうか。子供達もいるので、何かが起きてからでは困りますから。捨てる基準は・・・20日越えですかねぇ。

賞味期限が切れたソーセージは、一体どの程度まで食べることができるのでしょうか?過ぎた日にち別に、細かく見ていきましょう。

賞味期限切れ2~3日の場合

賞味期限から2~3日すぎたくらいでは、ほぼ問題なく食べられます。この時点では、味にもそれほど変化もないでしょう。ただし、もちろん正しい保存方法で保存していた場合に限ります。食べる時は念のため、加熱調理したほうが安心でしょう。

賞味期限切れ1週間~10日の場合

賞味期限から1週間くらいなら、まだそれほど問題なく食べられることが多いでしょう。もちろん、こちらも正しい保存法でしっかりと保存していた場合に限ります。多少日がたっているため、食べる時は必ず加熱して食べましょう。

また、調理する前にはヌメリやカビがないか、おかしな臭いがしないかなどの確認をしっかりしましょう。もし食べられると判断しても、食べた時に味がおかしかったらすぐに食事を中段しましょう。

賞味期限切れ2週間~1か月の場合

ここまで賞味期限がすぎてしまうと、さすがに冷凍保存以外の保存法では危険な場合もあります。人によっては数か月前の賞味期限のソーセージでも食べて大丈夫だったという人もいますが、だからと言ってすべての人が大丈夫というわけではありません。また、そのソーセージの種類にもよります。

最終的にはヌメリ、臭い、味などで判断するしかありませんが、少しでも危ないかな?と思ったら無理はせずに破棄するようにしましょう。

未開封と開封後の賞味期限の違い

食品により「消費期限」と「賞味期限」の2つに分けられます。ただし、この「期限」は、未開封の状態でさらに『保存温度』を守ってのことですので、開封したらできるだけ早く食べ切るようにして下さい。

賞味期限は基本的に、開封していない状態で適正に保存していた場合に保証される期間です。冷蔵保存のものを常温で保存していたら、いくら賞味期限内でも腐ってしまいますが、一度開けてしまってもそれは一緒です。

ソーセージの袋を開封してしまうと、その時点でソーセージが空気に触れてしまい、だんだん質が劣化していってしまいます。また、空気中の最近がソーセージに付着して、徐々に腐敗が進んでいってしまいます。そのため、一度開封してしまったものは、賞味期限に関わらず長持ちしません。できるだけ早目に食べきることを心がけましょう。

ソーセージの賞味期限が切れて腐るとどうなる?

見た目の変化

ソーセージは腐ると、まずは表面の色が変色してきます。なんとなく黒っぽくなっていたら腐ってきているサインなので、食べないようにしましょう。また、ソーセージの表面に白いカビが生えてくることもあります。こちらは見てすぐにわかるので、もし賞味期限切れのソーセージがあったら、まずはカビが生えていないかどうかをしっかりと確認しましょう。

なんとなくヌメリがある場合も、それはソーセージが腐ってきているサインです。見ただけではすぐにわからなかったとしても、触るとぬるぬるしているのでよくわかります。また、ソーセージは腐ると、切った時に糸をひくような場合もあります。

そこまで完全に見た目に変化がなかったとしても、ソーセージに水分がなくなり、しわしわしてきたら、それは腐る寸前の状態です。そうなっていたら、もう食べるのはやめたほうがいいでしょう。

臭いの変化

ソーセージが腐ると、なんとなく酸っぱいようなツンとした臭いがしてくることがあります。この臭いはわかりやすいので、袋を開けた瞬間にすぐ気づくでしょう。あまりにも腐敗が進むと、袋の中だけでなく冷蔵庫全体にこの臭いが充満することもあります。

酸っぱい臭いでなくても、明らかにソーセージとは違う臭いがしたり、嫌な臭いがする場合もすでに腐敗が進んでいる証拠です。少しでも違和感を持ったのならそのソーセージは使用せず、すぐに破棄してしまいましょう。

味の変化

腐ったソーセージを食べると、酸っぱい味がしたり、明らかにおかしな味がします。そういった場合は食べるとすぐに気づくはずなので、もし食べた瞬間に異常を感じたら飲み込まずにすぐに吐き出すようにしましょう。

完全におかしな味がしなくても、なんとなくいつもより味が悪いと感じたら要注意です。それはソーセージの品質が劣化している証拠です。多少味が落ちたくらいの時はまだ腐る前ですが、品質が悪くなっていることは確かなので、できるだけ食べないほうがいいでしょう。

ソーセージを日持ちさせる保存方法

冷蔵保存の方法と保存期間

ソーセージの保存方法は、基本的には冷蔵保存でOKだ。スーパーなどで買った際、袋が膨らんでいる状態になっているだろう。鮮度を保つために、袋の中に窒素を入れて膨らませているので、そのまま冷蔵庫で保存するとよい。

ソーセージを冷蔵保存する場合は、袋のまま開封せずに保存しましょう。保存期間は賞味期限内ですが、パーシャル室やチルド室などで保存した場合、普通の冷蔵保存よりも2日ほど長持ちします。

冷凍保存の方法と保存期間

ソーセージを冷凍保存する場合は、一本ずつラップに巻いたあと、ジッパーつきの保存袋に入れて冷凍保存します。あらかじめソーセージを細かくカットして冷凍保存することもできます。冷凍ソーセージは、だいたい3週間から1か月を目安に食べましょう。

冷凍保存したソーセージの解凍方法

冷凍したソーセージの解凍法は自然解凍が一番です。電子レンジを使ってしまうと旨みがとんでしまうので、あまりおすすめしません。時間がない場合は、保存袋に入った冷凍ソーセージを水につけて解凍することもできます。

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ソーセージは賞味期限内においしく食べよう

ソーセージは比較的日持ちのする食品で、賞味期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるというものではありません。しかしいくら日持ちすると言っても、時間がたてば劣化もするし腐ります。

また、やはり賞味期限がきれたものは味も落ちてしまいます。せっかくのおいしいソーセージ、味が落ちないうちにできるだけ賞味期限内に食べてしまいましょう。

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