チーズケーキの賞味期限はいつまで?美味しさそのままの冷凍・解凍方法も

チーズケーキの賞味期限はどのくらいなのか、徹底解説します。乳製品を使うため、あまり賞味期限が長くないイメージがあるチーズケーキの実際の賞味期限と、少しでも長く保存するために冷凍保存する方法やその解凍方法を調査しました。

チーズケーキの賞味期限はいつまで?美味しさそのままの冷凍・解凍方法ものイメージ

目次

  1. 1チーズケーキの賞味期限はどのくらい?
  2. 2チーズケーキの賞味期限切れは食べても大丈夫?
  3. 3チーズケーキの賞味期限は冷凍保存で長持ちする
  4. 4チーズケーキを冷蔵保存するやり方
  5. 5チーズケーキの賞味期限まとめ

チーズケーキの賞味期限はどのくらい?

チーズケーキは近くのスイーツ店やスーパーなどでも買えて、有名店のものはお取り寄せもできる手軽に楽しめるスイーツですが、賞味期限がどれくらいなのかが気になります。手作りした場合もいつまでなら保存できるのか悩むということもあるのではないでしょうか?まずは、チーズケーキの賞味期限がどのくらいなのか紹介します。

各メーカー別の賞味期限

メーカー 賞味期限 引用元
ルタオ 冷凍3ヶ月/解凍翌日 紹介記事より
朝の八甲田 冷凍60日/解凍後3日 紹介記事より
まるたや 冷凍30日/解凍後3日 公式サイトより
資生堂パーラー 60日 公式サイトより
グラマシーニューヨーク 40日 公式サイトより
チーズガーデン
(那須御用邸チーズケーキ)
16日 公式サイトより
フォルマ 10日 公式サイトより
カラベル 冷凍10日 公式サイトより
明示の館(ハルバーナ) 7日 公式サイトより
観音屋 5日 公式サイトより
コストコ 4日 紹介記事より
モロゾフ 3日 紹介記事より
白い貴婦人 3日 公式サイトより
りくろーおじさん 冷蔵3日/常温当日 公式サイトより
パブロ 3日 公式サイトより

チーズケーキは多くのメーカーから販売されています。それぞれで設定されている賞味期限を比較すると、メーカーによって大きく異なるのが分かります。しかし、冷凍の場合は賞味期限が長く設定されていますが、解凍した場合にはどのメーカーも期限が短くなっているので、実際に食べる際にはどれも早めに食べきってしまった方が良いでしょう。

手作りの場合の賞味期限

チーズケーキは家庭でも比較的簡単に作れるため、実際に作ったことがあるという人も多いのではないでしょうか?手作りした場合、チーズケーキの賞味期限は、冷蔵庫保存での場合は3日程度です。冷凍の場合は2週間以内に食べきることをおすすめします。

チーズケーキは乳製品なので劣化が早く、保存環境によっては腐ってしまったりカビが発生してしまって食べられなくなってしまうことがあります。また、正しく保存していたとしても、冷凍庫であまりに長期間保存すると、冷凍やけや臭い移りで味や風味が急激に落ちるので、早めに消費しましょう。

チーズケーキの賞味期限切れは食べても大丈夫?

チーズケーキは乳製品なこともあり、賞味期限はあまり長くはありません。そのため、チーズケーキを賞味期限以内にどうしても食べきれない、という場合もあるでしょう。賞味期限が多少過ぎてから食べても問題がない食品もありますが、チーズケーキの場合はどうなのか調査しました。

賞味期限とは美味しく食べられる期間

そもそも賞味期限とはどういった期限かというと、未開封、かつ決められた保存方法を守った場合に、その食品を美味しく食べることができる期限のことです。賞味期限が切れてしまっても必ずしも食べられなくなるというわけではありません。

賞味期限と同じく、食品には消費期限が記載されている場合があります。消費期限とはその食品を安全に食べることができる期限のことです。この場合はこの期限を過ぎると食品が腐ってしまうなど、食べると健康被害が起こる可能性が高くなってしまいます。

チーズケーキに記載されているのは賞味期限の場合が多いので、数日であれば食べても問題ない場合もあります。ただし、チーズケーキを保存している環境によって劣化のペースは大きく異なるため、賞味期限切れの翌日でも食べられなくなっているという可能性は十分にあります。

チーズケーキの日持ちはどのくらい?

あまり賞味期限の長くないチーズケーキですが、販売されているチーズケーキのそれぞれの日持ちはどのくらいなのかが気になります。それぞれのメーカーのチーズケーキごとに紹介します。

チーズケーキは長期間の保存はできない食品と考えた場合(賞味期限×1.2倍)-賞味期限=賞味期限切れ後の日持ち(端数切捨て)という計算方法で計算してみましょう。

先に紹介したメーカーの商品を元に計算すると、ルタオの場合は賞味期限が冷凍で3ヶ月、解凍すれば翌日までとなっています。この場合は賞味期限が切れてからは冷凍で18日頃まで日持ちすると考えられます。モロゾフの場合は賞味期限が3日なので、計算すると賞味期限が切れてから0日となり、賞味期限までの日持ちという結果になります。

その他、賞味期限が60日の資生堂パーラーなら、12日、賞味期限が40日のグラマシーニューヨーク8日、コストコなら賞味期限が4日なので0日という計算になります。

どの商品も表示されている賞味期限からの実際の日持ちはかなり短いことが分かります。チーズケーキの場合は、賞味期限は美味しく食べられる期間だから少しくらい過ぎても大丈夫、と思わずに、表示されている期限内に早めに食べることをおすすめします。

食べても大丈夫かどうかの見分け方

チーズケーキは傷んでしまうと異臭やカビが発生したり、変色したりしてしまいます。開封後は雑菌がついたり空気に触れて酸化したりするので、きちんと保存していてもすぐに劣化してしまいます。また、見た目には異変がなくても中身が傷んでしまっている可能性もあります。少し長く冷蔵庫などで保存した場合は食べる前にしっかりと確認しましょう。

傷んだり腐ったりしてしまったチーズケーキを食べたことで、食中毒になってしまったとという事件が全国でも複数件ありました。下痢や嘔吐等の症状が起こってしまう可能性が高いので、少しでも異変に気付いたら食べないようにしましょう。

チーズケーキの賞味期限は冷凍保存で長持ちする

あまり賞味期限の長くないチーズケーキですが、少しでも長持ちさせたいという時には冷凍保存をすることができます。しかし、冷凍の場合はきちんと保存できていないと風味が落ちてしまう可能性もあります。冷凍保存で長持ちさせる方法を調査しました。

冷凍しても味は落ちない?

冷凍保存をした場合に気になるのが、冷凍することで味が落ちて美味しくなくなってしまうことです。チーズケーキを冷凍保存した場合、味の劣化はそれほどひどくはありません。ただし、これはチーズケーキを正しく冷凍保存した場合です。保存方法が悪いと、他の食品からの臭い移りなどで風味が劣化することもあります。

また、冷凍保存に向いていないスフレなど、空気を多く含んでふんわりとした食感が特徴のタイプのチーズケーキだと食感や風味が冷凍すると大きく異なってしまうことがあります。

冷凍保存方法

チーズケーキを冷凍保存する場合は、一度に食べきれる大きさに切り分け一切れずつ小分けしてラップに包みましょうホールの状態で冷凍した場合、一度に食べきれず再冷凍すると味の劣化だけでなく、一度常温に戻ることで水分が出てしまってカビの原因となってしまいます。

ただし、チーズケーキを切り分けることで空気に触れる面が増え、断面からも酸化が進んでしまいます。ラップに包む際にはチーズケーキが空気に触れないよう、隙間なくしっかりと包みましょう。

ラップに包んだチーズケーキを、ジップつきの袋やタッパーに入れてしっかりと密閉することで、他の食品からの臭い移りを防ぐことができます。チーズケーキの劣化には、表面が空気に触れることで起こる酸化や、周囲の温度変化によってできる結露などが関係しているため、これらが起こらないようにしましょう。

冷凍にする際、短い時間で冷却することで風味の劣化を少しでも防ぐことができます。なるべく風味を保ったままで冷凍したいという場合は、金属トレーにのせて冷凍庫に入れることで通常よりも早く冷凍することができます。

保存期間

チーズケーキを冷凍保存する場合の保存期間は2週間が目安です。冷蔵保存よりは長く保存することができますが、あまり長く保存していると冷凍やけや臭い移りなどをしてしまいます。

さらに、環境によっては冷凍したけれど腐ってしまう、ということもあり得ます。チーズケーキを冷凍した場合は、目安の期間までは大丈夫と思わず、早めの消費を心がけましょう。

解凍方法

冷凍したチーズケーキの解凍は、食べる3時間程前に冷蔵庫に移してゆっくりと自然解凍しましょう。解凍する際に急激な温度変化を与えてしまうと、味や風味の劣化に繋がってしまいます。冷蔵庫であればゆっくりと温度が下がるので、結露などが起こりにくくなるので解凍してから水っぽく感じることもありません。

食べる直前にサッと解凍して食べたい、と思うかもしれませんが、チーズケーキの本来の味を楽しむためには、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。

冷凍保存の注意点

冷凍保存したチーズケーキを解凍する方法として、冷蔵庫での自然解凍がおすすめと紹介しましたが、もっと短い時間で解凍したいという人もることでしょう。

しかし、冷蔵庫よりも早く解凍できる常温解凍や、レンジでの急速解凍はあまりおすすめできません。これらの方法は冷蔵庫で解凍する場合よりも短い時間で解凍できますが、味の劣化は避けられません。

特に、常温解凍の場合、包装をはがして解凍すると酸化して腐ってしまう原因にもなってしまいます。また、包装したままだと包装の中に結露ができてしまうため、冷凍から取り出し、常温解凍すると水っぽくなってしまいますし、常温解凍したものを再度冷凍する際にカビの原因となってしまうので注意が必要です。

また、チーズケーキの中でも、ベイクドチーズケーキなどのようにしっかりと焼いてあるタイプのものやクリーム系のものは冷凍保存できますが、スフレのような空気を多く含んでいるタイプのチーズケーキは冷凍保存には向きません。冷凍すると本来のふんわりとした食感がなくなってしまうので、冷凍しないようにしましょう。

チーズケーキを冷蔵保存するやり方

冷凍よりも日持ちはしなくなりますが、短い期間で食べきる場合は冷蔵保存でも問題はありません。チーズケーキを冷蔵で保存する場合には、どういったことに気を付けるべきなのか紹介します。

未開封の場合

未開封の場合、多くの商品の保存環境は10℃以下、または常温、冷暗所としてあります。10℃以下となっている場合、冷蔵庫に入れる人が多いでしょう。常温、または冷暗所での保存となっている場合には、季節によっては冷蔵庫に入れないこともあるかもしれませんが、これには注意が必要です。

食品を保存する際の常温とは、15℃~25℃と定義されています。ですので、25℃以下での保存ということになります。室内の空調などによって外の気温は25℃よりも低いけれど室内はそれ以上の温度になっていることもあります。夏はもちろん、初夏や初秋の気温が高い時期には常温での保存はあまりおすすめできません。

冷暗所は常温よりも低く、凍らないこと、と定義されています。一般的には0℃~15℃です。さらに冷暗所と常温には共通して、温度がなるべく一定であること、直射日光が当たらないこと、風通しが良いことという条件があります。チーズケーキに記載されている賞味期限はこれらの条件をクリアしている環境で保存した場合の賞味期限です。

開封後の場合

開封後は商品の劣化を少しでも抑えて保存するために気をつけたいのは、空気や湿気、光です。空気に触れることでチーズが酸化し、早く腐ってしまいます。さらに、湿気はカビの原因になります。特に、クリームチーズケーキは作る際に過熱しないため、雑菌が繁殖しやすいので注意しなければなりません。

開封後のチーズケーキは冷蔵庫で保存して湿気や光を防ぎ、小分けにしてラップで包んで空気に触れないようにしましょう。また、他の食品からの臭い移りで風味が損なわれてしまわないよう、臭いの強い食品からは離れた場所に置きましょう。

チーズケーキの賞味期限まとめ

チーズケーキは賞味期限が短いので買ったらすぐに食べることで、一番美味しい状態を楽しむことができるスイーツです。少しでも長く保存しておきたい、という場合には冷凍保存することも可能ですが、冷凍しても劣化してしまう可能性もあるため、長期保存には向いていません。

市販の商品でも様々なメーカーから販売されており、手ごろなものから高級なお取り寄せグルメとして販売されているものまであるチーズケーキを美味しく楽しむためにも、賞味期限と保存方法には気を付けましょう。

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