焼き芋の温め直し方【レンジ・トースター】冷めてしまっても美味しさ復活の方法
焼き芋を温め直したら、ぱさついたり食感が悪くなった経験はありませんか?本記事ではレンジやトースターを使った焼き芋の温め直しの方法をコツを交えながら詳しく解説します。温め方以外にリメイクレシピも紹介するので、最後まで美味しく食べ切りましょう!
目次
焼き芋を温め直して翌日も美味しく食べたい!
甘くてホクホクの食感が美味しい焼き芋は、出来たての熱々をいただくと最高です。でも一度に食べきれず余らせてしまうこともあります。そんな時、温め直してから食べる方が大半だと思いますが、やり方によってはパサパサするなど食感が悪くなってしまうこともあります。
そこで本記事では焼き芋の美味しさを復活させる温め方を調査しました。電子レンジやトースターを使った温め直しの手順や、魚焼きグリルなど別の調理器具を使った温め直し方も紹介しますので、ぜひチェックしください。この記事を読めば、余らせた焼き芋も最後まで美味しくいただけます!
焼き芋の温め直し方【レンジ・トースター】
ここから冷めてしまった焼き芋を温め直す方法を順に解説していきます。まずは一般的に温め直しで使う方が多い電子レンジやトースターを使った温め方です。
電子レンジを使う方法
焼き芋の温め直しで、一番手軽なのが電子レンジを使った方法です。誰でも簡単に温め直しできる反面、水分が飛んでパサパサになりやすかったり、ラップをして温めるとベチャっとなってしまうこともあり、焼き芋本来の美味しさが損なわれてしまうケースがあります。
電子レンジを使った温め方のポイントは、ラップで包まないことです。ラップを使わないことで、水分がこもってベチャッとした食感になることが防げます。上手に温め直しができると、買って翌日の焼き芋も皮にしっとり感が残り、中はホクホクに復活します。温め方の手順を解説しますので、冷めてしまった焼き芋を美味しくいただきましょう!
温め方の手順
- お皿に焼き芋を乗せ、ラップをせずに電子レンジに入れます。
- 500Wで2~3分温めたら出来上がりです。
トースターを使う方法
家庭の必需品、トースターを使って温め直しすることもできます。トースターを使うと、レンジで温め直しするよりも皮がぱりっと、中はしっとりとした食感になります。
温め方のポイントはアルミホイルと濡れたキッチンペーパーのダブル使いです。アルミホイルだけだとホクホク感がなくなり、パサつき感が出てしまいますが、濡れたキッチンペーパーを使うことで蒸したような状態を再現でき、パサつきを防ぐことができます。
濡らしたキッチンペーパーが外に出ないよう、アルミホイルで周りをぐるっと包んでから温めてください。
温め方の手順
- 濡らしたキッチンペーパーで包みます。
- その上からアルミホイルでしっかりと包みます。
- トースターの低めの温度で6分温めたら出来上がりです。
電子レンジとトースター両方を使う方法
電子レンジとトースターの両方を使って温める、ワンランク上の温め方を紹介します。この方法は電子レンジとトースターの利点を活かしており、外はパリッと中はホクホクの美味しい状態にすることができます。
外で買った出来たての焼き芋の美味しさを再現することができるので、味や食感にこだわりのある方におすすめです。手間と時間はかかってしまいますが、その分美味しさは段違いなので、ぜひ試してみてください。
温め方の手順
- ラップをかけずに電子レンジで2分温めます。
- 水で濡らしたキッチンペーパーで巻きます。
- その上からアルミホイルできっちり全体を包みます。
- トースターで3分ほど温めたら出来上がりです。
焼き芋の温め直し方【その他】
電子レンジとトースターを使った温め方を紹介してきましたが、それ以外の調理器具を使って温め直すこともできます。フライパンなどどの家庭にある物を使って温めることができるので、とても手軽です。バーベキューやキャンプなどの屋外でも使えるので、覚えておくと便利です。
魚焼きグリル
ガスコンロに備え付けられている魚焼きグリルでも、焼き芋を温め直すことができます。焼き芋をアルミホイルでしっかりと包み、弱火で10分加熱してください。片面焼きグリルの方は、途中でひっくり返すようにしましょう。
10分加熱したら最後にアルミホイルを外して表面を軽く焼くと、皮がぱりっとして美味しくなります。出来たての美味しさを求める方は、ぜひ試してみてください。
オーブン
家庭にあるオーブンを使って温め直す方法を紹介します。まず濡らしたキッチンペーパーで焼き芋を包み、その上からアルミホイルできっちりと包みます。180度に余熱したオーブンで10分~20分焼いたら出来上がりです。
芋の太さによって加熱時間が異なるので、まずは短い時間で焼いてみて調整しましょう。時間はかかりますが、出来たての美味しさを再現することができます。
フライパン
オーブンも魚焼きグリルもない、という場合はフライパンを使って温め直すことができます。濡れたキッチンペーパーで包んだ上、アルミホイルでしっかりと包んだら蓋をします。弱火で加熱しながら、こまめに蓋を開けて転がしてください。
この方法のデメリットとして焦げやすいので、目を離さないように注意してください。手に入りやすいフライパンさえあれば温め直すことができるので、覚えておいて損はありません。
蒸し器
準備に少し時間がかかってしまいますが、蒸し器で温め直す方法もあります。蒸し器で温め直す時はレンジとは逆にラップで包んでから温めるのがポイントです。
鍋にお湯を張ってしっかり沸騰したら、蒸し器にラップに包んだ芋を入れてください。中火にして2~3分加熱したら出来上がりです。ラップに包まないと蒸し器の蒸気で芋がべちゃっとなってしまうので注意してください。
たくさん温め直したい時や、他の野菜と一緒に温め直したい時にも便利です。蒸篭を使えばそのまま食卓にも出せるので、蒸し器がある方はぜひ試してください。
焼き芋のおすすめリメイクレシピ
もし焼き芋が余ってしまったら、ぜひ作って欲しいリメイクレシピを紹介します。サラダや、スープ、スイーツなど華麗なリメイク術で、最後まで美味しく食べ切りましょう!
焼き芋リメイクサラダ
- 焼き芋 120g
- カマンベールチーズ 40g
- マヨネーズ 大さじ1
- 粒マスタード 小さじ1
- 牛乳 小さじ1
- 焼き芋は皮を除き、約1cm角に切ります。
- チーズも約1cm角に切ります。
- チーズも約1cm角に切ります。
ほくほく甘い芋の美味しさが味わえるリメイクレシピです。チーズの塩気が味を引き締め、いくらでも食べられそうな美味しさです。
さつまいもポタージュ
- 焼き芋 15センチ程
- 牛乳 350〜400cc
- バター 小さじ1
- 焼き芋の中身だけを取り出します。
- 牛乳を鍋で弱火にかけて温めます。
- (1)をザルで漉して溶かします。
- バターを隠し味に入れたら出来上がりです。
焼き芋スイートポテトパイ
- 冷凍パイシート(20cm×20cm) 1枚
- 焼き芋 200g
- 塩 2つまみ
- 卵黄 1個分
- 冷凍パイシートを解凍します。
- 焼き芋は皮をむきフォークでつぶし、塩を加えてよく混ぜます。
- 解凍したパイシートを半分に切り、片面の中心に焼き芋を乗せます。
- もう片面をかぶせ、指でフチを抑えてくっつけます。
- カードで切り込みを入れ、卵黄を刷毛で塗ります。
- 200度で余熱したオーブンで20分焼いたら、出来上がりです。
焼き芋の優しい甘さを生かしたリメイクレシピです。甘い芋のあんがパイと絶妙にマッチし、ハマる美味しさです。
さつまいもプリン
- 焼き芋 400g
- 黒ごま 適量
- 黒蜜 お好みで
- A牛乳 300ml
- A卵 2個
- A砂糖 20〜30g
- 焼き芋は皮をむいて、飾り用の焼き芋80g分ほどを角切りにします。
- 残りの焼き芋と材料Aをミキサーにかけます。
- ココットなどの耐熱容器に等分に流し入れます。
- フライパンに(3)を並べて水を2cmぐらい注ぎ、ふたをして火にかけます。
- 沸騰したら弱火にして7分加熱し、火を止めて粗熱が取れるまでそのまま置きます。
- 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし、角切りにした焼き芋を乗せます。
- 黒ごまをふり、黒蜜をかけたら出来上がりです。
もともと焼き芋だっとは思えないほど華麗なリメイクレシピです。黒蜜が苦手な方はメープルシロップをかけてもOKです。お好みで生クリームやアイスを乗せてアレンジしても美味しくいただけます。
焼き芋を温め直しやリメイクで美味しく復活させよう!
本記事では焼き芋のさまざまな温め直しの方法を紹介してきました。それぞれの仕上がりが異なるので、いくつか試してお気に入りの方法を見つけてください。
食べきれない場合は、リメイクしてしまうのもおすすめです。スイーツにすると飽きてしまった子供も喜んで食べてくれること請け合いです。上手に温め直したり、リメイクして最後の1本まで残さず美味しくいただきましょう!