金沢のグルメな名物を堪能!食べ歩きにおすすめのご当地の美味しいものは?
北陸新幹線が開通されてから、定番の観光スポットとなった石川県金沢市。金沢には地元民に愛されたご当地の名物グルメが沢山あります。海の幸やB級グルメやスイーツなど、今回は金沢の食べ歩きでおすすめの名物グルメを厳選して紹介します。
目次
金沢で食べるなら?人気の名物グルメを調査!
北陸新幹線の開通以来、じわじわと注目集め、今では観光の定番となっている石川県金沢市。東京から金沢まで2時間半ほどで行けるため、気軽に行ける旅行先としても人気です。そんな金沢では観光だけでなくご当地グルメが多いことでも有名です。海の幸やB級グルメ、スイーツなど、地元民に愛された美味しいものがたくさんあります。今回は金沢で食べ歩きをするならおすすめの名物グルメを厳選して紹介します。
金沢で食べたいおすすめ名物グルメ「海の幸」
金沢の名物グルメといえば海の幸でしょう。日本海側でも屈指の漁港である石川漁港などが近い金沢は、新鮮な海の幸を楽しめるお店がたくさんあります。見た目豪華な海鮮丼や、リーズナブルに食べられる回転寿司の激戦区でもあります。日本海の魚を食べるために金沢に訪れる人も多いほど、金沢の名物グルメとされています。
おすすめ名物グルメ店「山さん寿司本店」
金沢の台所と言われている近江町市場では、豪華な海鮮丼が食べられるお店が多いことで有名なグルメスポットです。その中で紹介するのは金沢の近江町市場で60年の歴史を誇る、老舗寿司屋の「山さん寿司」です。地物・近海物など18種類のネタを使った豪華な海鮮丼が人気です。
器からこぼれんばかりに盛られた海鮮のボリュームや見た目の豪華さはSNS映えもすると人気なグルメです。お米や醤油、お酢も地元のものを使用していて、まさに金沢の味です。その他お寿司も勿論美味しいので、金沢の近江町市場に訪れた際はぜひ足を運んでほしいグルメ店です。
おすすめ名物グルメ店「金沢まいもん寿司金沢駅西本店」
回転寿司で金沢ならではの海の幸を楽しめると人気なグルメ店が「金沢まいもん寿司」です。金沢港や能登港から一日平均3、4回も直送される鮮魚は、早ければ水揚げから30分でレーンに並びます。「のどぐろ」や「なめら」、「白海老」など北陸ならではのネタが楽しめるのはもちろん、旬のネタが並ぶバラエティに富んだメニューで、お客さんを飽きさせることがない人気のグルメ店です。
金沢で食べたいおすすめ名物グルメ「ホワイト餃子」
ホワイト餃子とは?
続いて紹介する金沢の名物グルメは「ホワイト餃子」です。もともとは千葉県野田市にある「ホワイト餃子店」が発祥で、ホワイト餃子チェーン店として全国に展開されています。その中で金沢の「第7ギョーザのお店」がホワイト餃子チェーン店の一つとして、ホワイト餃子を提供しています。
普通の餃子とは見た目がちょっと異なり、厚い皮で丸くまるまっています。油で揚げるように焼くためパリパリモチモチの食感で、たっぷり入った具がジューシーで美味しいと金沢でも人気のご当地グルメとなっています。
おすすめ名物グルメ店「第7ギョーザの店」
金沢の名物グルメのホワイト餃子が食べられるのが、「第7ギョーザのお店」です。もともと地元民に人気で行列ができるお店でしたが、テレビで紹介されてからは更に訪れるお客さんが増えて平日でも行列必至の名物グルメ店となっています。
普通の飲食店としては珍しく無料席と有料席に分かれていて、1階が無料のカウンター席、2階が有料の個室席となっています。2階の有料席は1時間300円~となっていて、1階のカウンターより比較的空いています。
看板メニューのホワイト餃子は10個で450円とリーズナブルでボリューム満点です。揚げ焼きした厚い皮はパリパリのモチモチでインパクトがあり、キャベツとニラがたっぷり入った餡はふっくらジューシーで病みつきになります。ホワイト餃子の他にも焼餃子、蒸餃子、水餃子、汁餃子と色々な餃子を楽しめます。
金沢で食べたいおすすめ名物グルメ「ハントンライス」
ハントンライスとは?
続いて紹介するハントンライスも金沢名物のご当地グルメです。ハントンライスとはオムライスの上にフライをのせて、ケチャップとタルタルソースをかけた洋食です。もともとはマグロのフライがのっていましたが、現在では白身魚やエビフライなど様々なバリエーションがあります。
ハントンライスの名前の由来は、ハンガリーの「ハン」とフランス語でマグロを意味する「トン」を合わせたものと言われています。50年以上前に、ご飯をパプリカとバターで味付けし、余ったマグロのフライなどを乗せた賄い料理からハントンライスが考案され、その後は金沢のご当地グルメとして定着しました。
おすすめ名物グルメ店「グリルオーツカ」
ハントンライスで特に有名なお店が、昭和32年創業の老舗「グリルオーツカ」です。カジキマグロのフライと小えびのフライがのり、ケチャップと自家製タルタルソースがかかった昔ながらのハントンライスが食べれます。ボリュームがかなりあるため、女性にはー50円の小さいサイズをお薦めされています。
トロトロの卵に揚げたてのフライ、ケチャップとタルタルソースの相性は絶妙で美味しいと評判です。金沢に訪れた際は、ご当地グルメのハントンライスをぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?
金沢で食べたいおすすめ名物グルメ「金沢カレー」
金沢カレーとは?
金沢の名物グルメの一つの「金沢カレー」は、2000年代中頃に注目を浴び始めました。
金沢カレーの特徴は「カレールーは濃厚でドロッとしている。」「付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。」「ステンレスのお皿に盛りつけられている。」「フォークまたは先割れスプーンで食べる。」「カレールーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。」「ルーを全体にかけて白いライスが見えないように盛り付ける。」となっています。
おすすめ名物グルメ店「カレーのチャンピョン」
地元の人から「チャンカレ」の愛称で親しまれている「カレーのチャンピョン」は、創業50年以上の歴史があり、金沢カレーの元祖と言われています。チャンピオンカレーの前身である「洋食のタナカ」の時代から50年以上受け継いでいる味で、昔から同じ製法をとっています。
人気メニューの「Lカツカレー」は、金沢カレーと呼ばれるようになったカレーのスタイルだと言われていて、お客さんの7~8割が注文するそうです。本店は金沢工業大学生の利用が多く、金沢に帰省した際に「懐かしい味」として必ず食べに来るOBも多いご当地グルメ店となっています。
おすすめ名物グルメ店「ゴーゴーカレー」
金沢カレーブームの火付け役として有名なのが「ゴーゴーカレー」です。ニューヨークなど海外にも店舗を広げており、大きなゴリラがシンボルのお店です。カレーは55の工程を経て5時間じっくりと煮込み、さらに55時間寝かせてじっくりと熟成させて、クセになる味を作り出しています。
一番人気は金沢カレー定番のロースカツカレーです。観光で行くならJR金沢駅に併設されるショッピングモール「金沢百番街・あんと」1Fの「あじわい小路」の中にある「ゴーゴーカレー金沢駅総本山」が行きやすくおすすめです。
金沢で食べたいおすすめ名物グルメ「8番ラーメン」
8番ラーメンとは?
金沢でラーメンを食べるなら「8番ラーメン」と言える、子どもからご高齢まで地元の人に愛されている石川県のご当地グルメです。株式会社ハチバンが運営するラーメン店で、1967年に石川県加賀市の国道8号線沿いの田んぼの真ん中に開店しのが始まりでした。たっぷりの炒めた野菜をのせたラーメンがとても評判となり、開店当初から長い行列をつくって25席の店で一日1,300杯のラーメンを売ったとのことです。
現在では石川県内に50店舗、金沢では20店舗、そして海外にも店舗を増やしている有名グルメ店です。8番ラーメンの味はあっさり系で、野菜の旨味が溶け込んだスープはコクがあります。麺と野菜にもこだわりがあり、麺はコシがしっかりして食べ応えがある太めの縮れ麺、野菜は産地を厳選したものを使用しています。味のベースとなる塩も、久米島と沖縄の塩をブレンドした特別なものを使っています。
人気メニューは「野菜ラーメン塩」と「野菜ラーメン味噌」で、塩派と味噌派に分かれるそうです。その他にも8番ラーメンはメニューが豊富なので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?金沢駅で食べるなら「8番らーめん金沢駅店」がおすすめです。JR金沢駅に併設されている「金沢百番街・あんと」1Fにあります。
金沢で食べたいおすすめ名物グルメ「金沢おでん」
金沢おでんとは?
続いて紹介する金沢ご当地グルメは金沢おでんです。金沢市は日本で一番おでんを食べられている地域と言われていて、寒い時期など関係なく、夏でもおでんを食べることが多いことが理由とされています。金沢市内の飲食店でも一年中おでんを出しているお店が非常に多く、家庭でももちろん食べられています。
金沢おでんは厳密な定義はありませんが、他の地域にはない金沢ならではのおでん種が沢山あることで有名です。小さいカニの殻に、カニの身やカニ味噌を詰めて蒸した「カニ面」や、バイ貝や車麩、肉いなりなど珍しい具材がいっぱいです。
おすすめ名物グルメ店「赤玉本店」
多くあるおでん屋の中から厳選して紹介するのは、繁華街にある昭和2年創業の、地元の人に愛され続けている老舗の「赤玉本店」です。赤玉の金沢おでんの味わいは、先代が編み出したこだわりの出汁と調理法を受け継いだもので、透き通った琥珀色の出汁は金沢の大野醤油を使用し、昆布の香りと旨味がしっかりと出ています。
具材も車麩やバイ貝、赤巻など金沢おでん定番の他に、赤玉名物の「海老しんじょ」があります。そして冬の目玉は冬限定の、香箱(こうばこ)と呼ばれるメスのズワイガニの甲羅に、カニの身や内子をぎっしり詰めた「かに面」です。
提供期間は、カニ漁の解禁日の11月から12月末頃までで、仕込みに時間がかかる上、シケで仕入れのできない日もあるため、予約はできません。この期間に金沢に訪れたらぜひ味わいたいご当地グルメです。
金沢で食べたいおすすめ名物グルメ「甘味処」
日本三大和菓子処の1つに数えられる金沢は、日常的に和菓子がよく口にされています。加賀百万石の伝統の茶道が盛んで、老舗和菓子屋も多い和菓子のグルメスポットです。観光や食べ歩きの休憩に、お茶や和菓子でほっと一息ついてみてはいかがでしょうか?
おすすめ名物グルメ店「つぼみ」
金沢21世紀美術館から徒歩2分、柿木畠商店街にある「つぼみ」は、希少な本葛を使用した葛きりが食べられる有名グルメ店です。本葛は山奥で掘り子が採取した蕨根・葛根を約半年、素材の風味を大切に手間隙かけて作り上げた稀少なものだそうで、この店の看板グルメとなっています。
他にも抹茶パフェやあんみつなどのメニューもあります。そして毎年5月から9月に登場する夏季限定メニューのかき氷も大変人気です。ふわふわの氷に、生のフルーツをピューレ状にした自家製シロップをかけるちょっと贅沢なかき氷を食べることができる金沢の人気グルメです。
おすすめ名物グルメ店「漆の実」
金沢市役所の隣にある漆器屋さん「能作」本店のビル4階に設けられている「漆の実」は、漆器専門店が手がける甘味処です。和菓子や抹茶のほか、注文が入ってから作るできたての葛きりや白玉も美味しいと評判で、器やテーブルは漆が使われています。
中でも人気グルメが抹茶クリームぜんざいです。抹茶の粉がかかった抹茶アイスクリームと白玉と自家製あんが盛り付けられています。自家製あんは能登大納言を使用していて、能登大納言の特徴である大粒を残しながらしっとりと仕上がっていて奥行きのある上品な甘さになっています。抹茶アイスクリームも甘さを抑えた濃厚な味で美味しいと評判です。
まだまだある!金沢でおすすめの食べ歩きグルメ
おすすめ食べ歩きグルメ「近江町コロッケ」
金沢の近江町市場の「世界の食品ダイヤモンド」1Fにある「近江町コロッケ」は、獲れたての魚や野菜が並ぶ近江町市場の中で厳選素材を使った本格的な美味しさで人気がある食べ歩きグルメです。甘えびコロッケ、タココロッケ、カニコロッケなど他では見たことないメニューがたくさん並んでいます。手間暇かけた手作りの味で、揚げたてコロッケが気軽に食べ歩きができます。
おすすめ食べ歩きグルメ「世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス」
現在では全国だけでなく海外でも展開している「世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス」は、金沢発の人気グルメ店です。元々は移動販売をしていたそうですが、地元の女子高校生の「メロンパンとアイスクリームを一緒に食べたらすっごく美味しい」という一言をきっかけに、メロンパンアイスが開発されました。焼き立てのメロンパンにアイスクリームがサンドされ、温度差がたまらなく美味しいと評判の食べ歩きグルメです。
おすすめ食べ歩きグルメ「箔一」
金沢の名産品といえば金箔で、日本の総生産量のうち99%を金沢が占めています。そんな金箔で有名なお店が「箔一」で、金箔を使った「金箔ソフトクルーム」が話題の人気グルメとなっています。値段は「箔一(はくいち)」にちなんで891円。金箔を張り付けられたソフトクリームは見た目が豪華で衝撃的です。金沢に訪れたらぜひ一度食べてみたいご当地グルメです。
【まとめ】金沢で美味しい名物グルメを満喫しよう
いかがでしたか?金沢でおすすめの名物グルメを厳選して紹介しました。海にも山にも近く、美味しい食材が揃う金沢だからこそ、地元民にも観光客にも愛される美味しいご当地グルメがたくさんあります。ぜひ一度金沢を訪れてみてはいかがでしょうか?金沢を訪れた際はぜひ食べ歩きをして、金沢の味を満喫してみてください。