2019年05月07日公開
2024年09月14日更新
餅巾着の基本の作り方&簡単な裏技!餅巾着のアレンジやおでん・煮物レシピも
餅巾着は好きですか?おでんなどの鍋や煮物に入っている餅巾着は美味しく人気の具材でしょう。そんな餅巾着ですが、自分で作るとなると油揚げの油抜きをしないといけなかったり、口を閉じるためだけにかんぴょうの下ごしらえをしたりと時間と手間がかかり面倒です。今回は油揚げの基本の作り方と簡単に作る裏技、餅巾着のアレンジレシピを紹介していきます。裏技で簡単に餅巾着を作ってレシピに活用してみてください。
餅巾着の裏技とアレンジ方法が知りたい!
餅巾着はおでんでも人気の具材でしょう。作るとなると油揚げの油抜きをしたりかんぴょうの下ごしらえなど時間や手間がかかります。今回は餅巾着を簡単に作る裏技とアレンジレシピを紹介していきます。
餅巾着の基本の作り方
餅巾着の口を縛る際にはかんぴょうがよく使われます。爪楊枝もよく使われますが、爪楊枝は小さいお子さんがいる場合には危険で、怪我をするのを避けるためにかんぴょうを使う場合が多いです。餅巾着を縛るときに爪楊枝を使えばかんぴょうの下ごしらえは不要になります。
油揚げの下ごしらえ
餅巾着の基本の作り方、まずは油揚げの下ごしらえです。まず、油揚げを熱湯でさっと茹でてから、水に取り水気を絞りましょう。その後油揚げを半分にカットしてから油揚げを開きやすくするために油揚げの表面に箸を押し付けながら転がし袋状に開きましょう。油揚げを開く際に破れないように気をつけながら開いてください。
かんぴょうの下ごしらえ
爪楊枝を使えばかんぴょうの下ごしらえは不要になります。かんぴょうの下ごしらえは時間や手間がかかってしまいますが、柔らかくするためにしっかりとおこなっていきましょう。まず、かんぴょうの表面についているゴミや汚れなどをさっと水で洗い流していきます。
続いて少し多めの塩をかんぴょうにふってから揉み込んでいきます。かんぴょうに弾力がでるまで揉み込んでいきましょう。かんぴょうを塩で揉み込むのは、これによって水分を吸収しやすくなるので煮た際にやわらかく仕上がるからです。さらに臭みも取りやすくなります。
塩もみの工程をしっかりとおこなわないと茹でても柔らかくなりませんのでしっかりとおこないましょう。煮込むからいいと面倒がらずにがんばりましょう。塩揉みの工程が終わったら塩を洗い流して5分~10分浸水させて戻します。かんぴょうを戻したら水気をしぼってからたっぷりのお湯で茹でていきます。10分ほど茹でましょう。
餅の入れ方と結び方
油揚げの下ごしらえの作り方で、油揚げを開いたらお餅を入れていきます。お餅を適度な大きさにカットしてから開いた油揚げの中に入れます。ここで注意したいのがお餅の角で油揚げを破かないように気をつけることです。心配な場合は丸餅を使うと安心でしょう。
お餅を入れたら油揚げの口を閉じましょう。爪楊枝で閉じるかかんぴょうで縛ります。かんぴょうを使って縛る際には、かんぴょうを長い状態のまま油揚げの口を縛ります。余った長さはカットしましょう。
お餅ですが、加熱しすぎてしまうと溶けてきてしまいますので茹ですぎないように気をつけましょう。お鍋に餅巾着を入れる際には入れているお餅お大きさや厚さにもよりますが、煮立って2分~4分程度で茹で上がります。お箸を餅巾着をはさんで弾力をチェックするといいです。
お子さんや高齢の方が餅巾着を食べる際には、お餅が喉につまらないよに注意しましょう。餅巾着の中に入れるお餅の量を少なくして他の具材を一緒に入れるようにするといいでしょう。
餅巾着の簡単な裏技
基本的な餅巾着の作り方では、油揚げが破れないように気をつけたりかんぴょうの下ごしらえに時間や手間がかかったりします。爪楊枝で餅巾着を止めたら怪我をしないように気をつけないといけませんしゴミにもなります。爪楊枝で止めていく作業も楽ではありません。そこで、餅巾着を簡単につくる裏技を紹介していきます。
キッチンペーパーを使う
キッチンペーパーを使うと油揚げが開きやすくなりますし、油も吸い取ることができます。キッチンペーパーで油揚げを挟んでからぎゅっと押すようにして油を吸い取っていきましょう。
油揚げの枚数が多い場合には油揚げとキッチンペーパーを交互に挟みながら油揚げを重ねて処理して大丈夫です。湯通しの代わりにキッチンペーパーで油を吸うことで開きやすくなり時間も短縮できます。
ちくわで閉じる
油揚げの口を閉じるのを、かんぴょうや爪楊枝ではなくちくわで代用することができます。ちくわは輪切りにカットしたちくわを使います。簡単に油揚げの口を閉じることができますし、ちくわですので食べることができます。
ちくわを薄くカットしすぎると切れてしまいます。煮込み用の厚めのちくわがおすすめです。油揚げの口をちくわの穴に入るくらいにしぼってから、ちくわの穴に通してひっぱりながら通しましょう。
ちくわの穴に入らずにちぎれてしまう場合には、油揚げの口の部分をV字にカットしてみてください。油揚げの厚みが減ってちくわの穴に通しやすくなります。
V字のカットはちくわで止めれる範囲にしましょう。深すぎてちくわで止める部分よりも下になると、中にいれたお餅が溢れてしまう場合があります。
パスタで閉じる
餅巾着の口をパスタで止める方法もあります。パスタは爪楊枝の代用になります。爪楊枝だと危険で怪我をしてしまう恐れもありゴミにもなります。パスタなら煮込むことで柔らかくなりますし食べることができます。
パスタは細すぎると折れるのである程度太さのある一般的なものにしましょう。爪楊枝の代わりに餅巾着の口を閉じます。煮込むと柔らかくなるものの、中に入れたお餅は出てくることもなく、餅巾着の形を維持してくれます。
餅巾着の人気の食べ方
餅巾着はいろんな食べ方ができます。鍋や煮物の人気のレシピもあります。鍋の具材でも餅巾着は人気のある具材でしょう。餅巾着の餅の中に具材をプラスするレシピもおすすめです。例えば、餅とチーズ・キムチチーズ餅・うずらの卵と餅・野菜と餅・つみれと餅の巾着などいろんなアレンジレシピが考えられます。
おでんに入れる
餅巾着はおでんの具材でも人気です。好きという方も多いのではないでしょうか?おでんの出汁が染み込んだ餅巾着は食べるとじゅわーっと出汁の味が広がり、中に入った餅などの具材が食べごたえがあります。
鍋に入れる
餅巾着を鍋の具材にするのもおすすめです。食べごたえもありますし、鍋に合わせて餅巾着の中の具材をプラスすることもできます。例えば、明太子を入れた餅巾着などを鍋に入れると味の変化も楽しめますし、鍋の味染みて、鍋の味ごとで違った味を楽しむことができます。
煮物に入れる
餅巾着を煮物に入れるのもおすすめになります。鍋同様に煮物も食べごたえのあるレシピになります。入れる煮物によって味が変わるにも楽しめるポイントです。すき焼き風の煮物に餅巾着を入れるなど美味しいレシピが多くあります。
餅巾着のアレンジレシピ
餅巾着を使ったアレンジレシピを紹介していきます。餅巾着の中に入れる具材を明太子やキムチ、チーズや小さくカットした野菜などに変えることで違った餅巾着を楽しむことができます。
おでんにキャベツとタマゴの巾着
- お餅1個
- キャベツ適量
- ベーコン適量
- 卵1個
- 薄油揚げ適量
- お餅は細かくカットします。キャベツは千切り、ベーコンは粗みじん切りにします。
- 油揚げを半分にカットして袋にして、具材を油揚げに入れておでんに入れて火を通したら完成です。
餅巾着の含め煮
- 油揚げ2枚
- お餅2個
- かんぴょう10cm4本(なければ爪楊枝4本)
- A水400cc
- A和風だしの素小さじ1/4
- A醤油大さじ1
- Aみりん大さじ1
- Aお酒大さじ1
- A砂糖小さじ2
- 油揚げを半分にカットして袋状にします。熱湯を回しかけて油抜きをします。
- お餅を油揚げの中に入れて口を閉じます。
- 鍋にAの材料をいれて沸かします。
- 餅巾着を入れてから中火で煮込んでいきます。15分程度じっくりと煮込んでいきましょう。
- 煮込み終わったら2人分のレシピの完成です。
やわらか餅巾着
- 油揚げ2枚
- 角餅2個
- 春菊1/2束
- A醤油大さじ1
- A砂糖大さじ1
- A和風だしの素小さじ1/2
- Aめんつゆ小さじ1
- A水100cc
- 油揚げは30秒ほど熱湯に通して油抜きをおこないます。半分にカットして袋状にしましょう。
- 角餅を半分にカットして、油揚げの中に入れて口を閉じます。
- Aの材料を鍋に入れて餅巾着を入れます。春菊は3cm幅にカットして入れます。
- 落し蓋をしてから弱火~中火で10分煮込んだら完成です。
餅巾着は旨味たっぷりでアレンジ自在!
今回は餅巾着を簡単に作る裏技や餅巾着の食べ方アレンジを紹介していきました。裏技を使えば餅巾着は簡単に作ることができますので、いろんなレシピに活用してみてください。