ごぼうの保存方法を常温/冷蔵/冷凍で解説!保存期間や長持ちさせる方法も

ごぼうの保存方法を知っていますか?ごぼうは色々な方法で保存しておくことが出来、常温、冷蔵、冷凍それぞれの状態で保存できる期間も異なっています。今回の記事では、ごぼうを上手に保存しておける方法やその期間などについて紹介していきます。土の中に保存しておく方法など、ごぼうならではの保存方法も紹介していますので是非チェックしてみて下さい。また、傷んだごぼうについての見分け方などについても説明していますので、ごぼうの保存関連について知りたい方は是非読んでみて下さい。

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目次

  1. 1ごぼうの保存方法で最適なのは?
  2. 2ごぼうの保存方法【常温】
  3. 3ごぼうの保存方法【冷蔵】
  4. 4ごぼうの保存方法【冷凍】
  5. 5ごぼうの冷凍保存のコツと解凍方法
  6. 6ごぼうの保存状態を長持ちさせる方法
  7. 7ごぼうの保存状態から見た鮮度の見分け方
  8. 8ごぼうを保存方法を使い分けよう

ごぼうの保存方法で最適なのは?

考えるシマウマの画像

ごぼうは煮物などいろいろなレシピで楽しむことができる野菜となっているのですがゴボウの保存方法はどうすればよいのか、迷ってしまうという方も多いかと思います。

今回の記事では、常温や冷蔵、冷凍でのごぼうの正しい保存方法について紹介していきます。保存方法に加えて、ゴボウを冷凍保存した際の解凍方法、またごぼうの鮮度の見分け方についても紹介していきます。ゴボウの保存方法などについて詳しく知りたいという方は是非チェックしてみて下さい。

ごぼうの保存方法【常温】

それでは、早速ゴボウの保存方法を見てみましょう。まずは常温でのゴボウの保存方法から紹介していきます。土付きゴボウ、洗いごぼうに分けて常温の保存方法を紹介していきます。

土付きごぼうの場合

まずは、土付きごぼうの場合から見ていきましょう。土付きごぼうを常温で保存したいという時には、新聞紙にくるんで冷暗所で保存しておくという方法で大丈夫です。

冷暗所というのは日が当たらず、風通しが良い場所の事を指します。湿気も少ないところを選び、温度は14度以下の環境のところに置いておきましょう。夏場などで冷暗所が無い場合は、後程紹介する冷蔵保存がおすすめです。

立てて保存するという場合には、根である細い方を下にして保存しておくと良いです。洗ってあるものよりも土付きごぼうの方が長持ちしますので、長く保存したい場合には土はついたままにしましょう。

 

洗いごぼうの場合

続いては洗いごぼうの保存方法について紹介していきます。土を落として洗ってしまってあるごぼうの場合には、土が付いている場合よりもいたみやすい状態になっています。ですので、土を洗い流してしまった状態の洗いごぼうを保存しておく時には常温よりも冷蔵庫などで保存しておくという方法がおすすめです。

ごぼうに土が付いていない状態の洗いごぼうを常温ではなく冷蔵庫で保存しておく方法は後程紹介していきますので、そちらをチェックしてみて下さい。

保存期間

カレンダーの画像

それでは、ゴボウを常温で保存した場合の保存期間について紹介していきます。土が付いた状態のごぼうと土が付いていない洗いごぼうの場合では保存期間が異なっており、土付きの方が長く保存しておくことができます。土付きごぼうを常温の冷暗所で置いておいた場合には1週間から2週間程度持つといわれています。

もちろん夏よりも冬場の方が日持ちしますので、冬場ですと1か月ほど保存しておくことができることもあるそうです。洗いごぼうは、常温ではなく冷蔵庫で保存しておく方法がおすすめです。

ごぼうの保存方法【冷蔵】

続いては、冷蔵庫でごぼうを保存しておく方法を紹介していきます。先ほどは土付きごぼうや洗いごぼうについて紹介してきたのですが、こちらではカットごぼうやさきがけの状態のごぼうを保存しておく方法も紹介していますので、こちらも併せて是非チェックしてみて下さい。

土付きごぼうの場合

続いては、冷蔵庫でごぼうを保存しておく方法を紹介していきます。まずは土付きごぼうを冷蔵庫で保存しておく方法を見ていきましょう。冷蔵庫で土付きのごぼうを保存しておく場合にはまず冷蔵庫に入る大きさにカットしておきましょう。大体3等分から半分ほどの大きさにしておきます。

常温でごぼうを保存したときと同じように新聞紙に包んだら、ポリ袋に入れて立てて保存しておきましょう。横ではなく立てて冷蔵庫の中で保存しますので、ごぼうをカットする際には縦の長さに合わせてカットするようにしてください。

洗いごぼうの場合

それでは、続いて冷蔵庫で洗いごぼうを保存する方法を紹介していきます。洗いごぼうの場合も、土付きごぼうの場合と同じようにまずは冷蔵庫に立てて入れておけるサイズにカットしておきましょう。

短く、冷蔵庫で竪に保存しておけるくらいの長さにしたらごぼうをラップで包み、立てて保存しておくという方法で大丈夫です。先ほど少しふれたのですが、洗ってしまってあるごぼうは土付きごぼうよりもいたみやすくなっていますので早めに使い切るようにしてください。

カットごぼうの場合

続いては、カットごぼうを冷蔵保存する場合の保存方法を見ていきましょう。カットしたゴボウの場合は、土付きごぼうの場合には冷暗所で大丈夫なのですが、土付きではなく洗いごぼうの場合には冷蔵庫で保存しておく必要があります。

洗いごぼうのカットされたものを冷蔵庫で保存してくという場合には、湿らせたキッチンペーパーで一度ゴボウを包んだ後、更にラップに包んで保存します。

また、カットごぼうを冷蔵庫で冷蔵庫で保存しておく方法を紹介したのですが、冷蔵庫で保存する場合には野菜室に入れておくことをおすすめします。

ささがき・乱切りごぼうの場合

続いて、ささがきや乱切りゴボウを冷蔵庫で保存する場合の方法を紹介していきます。ささがきを冷蔵庫で保存しておく場合には、一つ準備しておくものがあります。それは、「薄い酢酸」です。

ささがきや乱切りゴボウを冷蔵庫で保存しておく場合には、ボウルに入れた酢酸に浸けた状態で冷蔵庫に入れて保存しておきましょう。そのままつけておけば大丈夫なのですが、日にちがたつほどに酢酸の中にゴボウの栄養分が流れ出ていってしまいます。ですので、この保存方法の場合には早めに使用するようにしましょう。

また、後程触れるのですが、酢酸に長い間ごぼうをつけておくと風味が落ちてしまいますので風味を重視するという方もすぐに使い切ってしまうことをおすすめします。あまり風味を重視しないという方なら、この保存方法で比較的長めに保存しておくことができます。薄い酢酸は定期的に買えるようにはしましょう。

また、お酢を振りかけた状態でフリーザーバッグに入れたり、ラップをして保存しておくという方法で保存することもできます。保存しておきたい日数や状態で保存方法を決めるのがおすすめです。

保存期間

茶色いカレンダーの画像

それでは、冷蔵庫でごぼうを保存する方法を紹介してきたところで、これらの保存期間についても見ていきましょう。まず、冷蔵庫で土付きごぼうを保存しておいた場合にはなんと2か月ほど保存しておくことが可能となっているのだそうです。常温よりもやはり冷蔵庫で保存しておいた方が長く保存できます。

続いて、洗いごぼうを冷蔵庫で保存した場合には約1週間ほど持つとされています。やはり土が付いていませんので、保存期間は短めとなっています。早めに使い切るようにしましょう。

また、カットしたゴボウを冷蔵庫で保存しておく場合には2日から4日ほど、そしてささがきごぼうや乱切りごぼうの場合には3日から4日ほどとされています。ささがきごぼうの場合、風味を気にしないのなら1か月程度持つそうですが酢酸水は定期的に変えるようにしましょう。

ごぼうの保存方法【冷凍】

続いては、冷蔵庫でごぼうを保存する方法を見ていきましょう。カットや乱切りごぼうを冷凍保存する方法に加えて、茹でて冷凍する場合の方法についても紹介していきますので続けてみていきましょう。

カットごぼうの場合

それでは、まずはカットごぼうを冷凍庫で保存する方法から見ていきましょう。自分でごぼうをカットするという場合には、カットする前にまずしっかりと土を洗い流して調理できるほどの大きさにカットしていきましょう。

カットしたごぼうは、薄い酢酸に5分ほどつけていきます。つけた後のごぼうはキッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取っておきましょう。水気を取ったごぼうはフリーザーバッグに入れます。保存しやすいようにフリーザーバッグには平らになるように入れていきましょう。

フリーザーバッグは冷凍庫で凍らせておきます。1時間ほど凍らせたら、一度冷凍庫から取り出してもみほぐしておきます。再び空気を抜いたら、冷凍庫でそのまま保存しておけば大丈夫です。

ささがき・乱切りごぼうの場合

続いては、ささがきや乱切りごぼうを冷凍庫で保存しておく際の方法を見ていきましょう。ささがきにしたごぼうは、まず油を数滴落とした熱湯で1分ほど茹でておきます。粗熱を取ったら、フリーザーバッグなどの袋に入れておくか、使う量ごとに分けてラップで包んでおきましょう。

ラップで包んだごぼうやフリーザーバッグに入れたごぼうは、金属トレイに乗せてそのまま冷凍庫に入れます。なぜ金属トレイに乗せて冷凍するのかというと、その方が急速に冷凍することが出来、鮮度を保ったままにしておくことができるからです。ある場合には是非金属トレイを活用しましょう。

茹でて冷凍する場合

また、ごぼうは茹でて保存しておくことという方法も可能となっています。一度ごぼうを茹でてから保存しておくことで、調理に使用する際調理時間を短縮することができます。

まずごぼうは洗って、包丁の背やたわしなどを使用して皮をそぎ落とします。その後、ごぼうを使いやすい形にカットしておきましょう。ごぼうの色の変色を防ぐために、酢水にくぐらせたら火を通します。ゆでても良いですし、電子レンジなどでは栄養成分を逃がすことなく熱を通すことができます。

ごぼうが冷めたらキッチンペーパーなどで水気を拭き取っておきます。ジップロックなどに平らにして入れたら、金属トレイの上にのせて冷凍しておきます。

保存期間

ハリネズミと時計の画像

続いては、冷凍保存の保存期間について紹介していきます。冷凍で保存しておく場合には、約1か月保存しておくことができるようです。ゴボウが大量にある場合には保存期間をあまり気にせずゆっくり活用しておくことが出来ますので、冷凍保存しておく保存方法が一番おすすめです。

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ごぼうの冷凍保存のコツと解凍方法

ここまでは、ごぼうを常温、冷蔵、そして冷凍で上手に保存する方法について紹介してきましたが、ここからは冷凍保存でごぼうを保存しておく際保コツについて紹介していきます。

保存期間が長くおすすめの保存方法となっている冷凍保存方法ですが、上手に保存しておくには少しコツがあります。ゴボウを冷凍保存しておく際のコツと、解凍方法について見てみましょう。

水気をきる

まず最初に紹介するゴボウを冷凍保存するコツは、「水気を切っておく」という点です。水を付けたまま冷凍保存した場合の事を考えてみてほしいのですが、水分が付いたままですとその水分が凍ってしまい、霜になってしまいます。

霜が付いてしまった冷凍食品は解凍したときに味が落ちてしまう原因となってしまいますし、ごぼう同士がくっついてしまう原因になっていますので使い勝手も悪いです。冷凍する前には、ごぼうの水気をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取っておくようにしましょう。

金属トレイを使う

続いてのごぼうを冷凍保存しておくコツは「金属トレイを使用する」という点です。先ほども少し紹介したのですが、金属トレイに乗せて冷凍した方が早く冷凍しておくことができます。野菜は急速に冷凍した方が鮮度を保ったまま保存することができます。

ですので、金属トレイに乗せてごぼうを冷凍保存しておくことで鮮度を保ったまま、長期間保存しておくことができるようになります。金属トレイが自宅にあるという場合には、是非金属トレイにごぼうを乗せてから冷凍保存するようにしましょう。

薄く平らにする

また、ごぼうを冷凍して保存しておく際には「薄く平らにしておく」というのもごぼうを冷凍保存しておく際のコツとなります。薄く平らにして冷凍しておくことで場所を取らないというメリットもあるのですが、平らにしてムラをなくすことで、素早く、そして均一にごぼうを冷凍保存しておくことができるからです。

均一に冷凍しておけますので素早く冷凍することが出来、そして解凍時間も早くなります。先ほど紹介したように素早く野菜を冷凍しておくというのは新鮮な状態で冷凍しておくというためには大切なポイントとなっていますので、フリーザーバッグに入れておく際には平らにしておくのを忘れないようにしましょう。

保存日を記入する

メモを取る画像

また、ごぼうを冷凍保存しておく際にはフリーザーバッグに保存日を記入しておきましょう。ジップロックなどのフリーザーバッグにはあらかじめ日付や食品の名前を記入しておける箇所があるかと思います。

日付を書くスペースがないタイプのフリーザーバッグもあるのですが、ある場合にはこちらに日付を書いて冷凍しておけばいつまでに食べればよいかすぐに確認することができて便利に使用できるでしょう。また、フリーザーバッグはまとめ買いすることで安く購入できますので、まとめて購入しておくのがおすすめです。

解凍方法

冷蔵庫を開ける画像

それでは、冷凍したごぼうの解凍方法についても見ていきましょう。冷凍したごぼうを解凍する時は、前日の夜に冷蔵庫に移して、自然解凍しておきましょう。もしくは、電子レンジの弱で解凍することで上手に解凍することができます。

冷凍する際にほぐしておけば、必要な分の冷凍ごぼうを簡単に取り分けることができますので冷凍する際には1時間ほど経ったときにほぐしておくのを忘れないようにしましょう。

ごぼうの保存状態を長持ちさせる方法

続いては、ごぼうの保存状態を長持ちさせる方法を紹介していきます。ごぼうはあまり使う頻度の多くない食材だから少しでも長持ちさせておきたい、という方もいるかと思います。冷凍する以外にもごぼうを長持ちして保存しておく方法がありますので、こちらも是非チェックしてみて下さい。

干して保存する

まずは、ごぼうを干して保存するという方法から紹介していきます。ゴボウをささがきなどにしておいたら、ざるにごぼうを乗せて天日干しにしておきましょう。大体3日間くらい干しておけば完成です。あとはフリーザーバッグなどにゴボウを入れて、冷蔵庫に入れておけば1か月くらいは保存しておくことが可能です。

ただ、外に干しておくとなると飛んでいったり、動物に取られないかなどの心配もあるかと思います。

そういった場合には、干し籠が便利です。周囲が網で囲われていますので飛んで行ってしまう可能性も低いですし、動物に取られたりする心配も少なくなります。何段か段になっているタイプが多いので一度に多くの量を干すことができるというのも魅力です。

土に埋める

続いて紹介するのは、ごぼうを土に埋めて保存するという方法です。濡れない場所に土を用意できる、もしくはあるという方は土に埋めておきましょう。育った環境と似たような状態にごぼうを置いておくことで、長く保存しておくことができます。

育った環境と同じ状態というと立てて保存しておくのが良いのですが、長いごぼうの分の深さの穴を掘るのは大変です。ですので、土に埋めてごぼうを保存する場合には寝かせて保存しておいても良いそうです。

土の中でごぼうを保存しておく場合、温度は0度ほどがちょうどよいのだそうで、環境が良ければ2、3か月ほどは保存しておくことができます。長期保存したい時に是非おすすめしたい方法です。

ごぼうの保存状態から見た鮮度の見分け方

それでは、最後にゴボウの保存状態から見た、鮮度の見分け方について紹介していきます。新鮮なごぼうとはどのような状態なのか、また、逆にいたんだごぼうの状態とはどのような特徴があるのかについて紹介していきますので、是非チェックしてみて下さい。

新鮮なごぼうの特徴

まず、新鮮なごぼうの特徴から見てみましょう。まず、太さが均一になっており表面はしっかりと硬くなっているものは状態が良いです。柔らかくなっていたり、ぐにゃっとなってしまうようなごぼうは新鮮なごぼうではないといえます。そして、根のひげは、少ない物を選びましょう。

また、ごぼうを新鮮なままにしておきたいのなら土付きにしておくことをおすすめします。洗ってしまうと保存期間も短くなってしまいますので、土付きのごぼうを手に入れたときには保存する前に土を落としてしまわないようにした方が長く保存しておくことができます。

傷んだごぼうの特徴

鼻を抑える男性

続いては、傷んでしまったゴボウの特徴についても見ていきましょう。いたんでしまったゴボウの特徴もわかりやすく、見ただけで食べても美味しくなさそうなビジュアルをしています。具体的にどのような特徴を持っているのかというと、干からびてしまったりかなり柔らかくなってしまっています。

それとスが入っていたり、ぬめり、カビが生えてしまっているといった具合です。さすがにぬめりが出てきてしまったりカビが生えたごぼうを食べようと思う方はあまりいないと思いますので、いたんで食べない方が良いごぼうはすぐ分かるかと思います。

また、傷んだごぼうを見極めるには見た目だけではなくにおいも大切です。すっぱいにおいがした時にはいたんでいるごぼうが高いので食べないようにしましょう。

ごぼうを保存方法を使い分けよう

今回の記事では、ごぼうの保存方法について保存方法別に紹介してきました。ごぼうは常温、冷蔵、冷凍で保存しておくことが出来ますが長期で保存しておきたい場合には冷凍保存しておくのがおすすめです。


また、土の中で保存する方法など、ごぼうならではの保存方法も長期で保存しておくことができますので、こちらも是非チェックしてみて下さい。ごぼうのコンディションや使用方法などによってゴボウの保存方法を使い分けてみて下さい。

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