2019年03月14日公開
2024年09月08日更新
【洋梨の切り方】ラフランスの食べ方・剥き方はりんごと同じ?
洋梨の切り方や食べ方を知りたくないですか?日本で多い洋梨の品種はラフランスですので、今回はラフランスに着目して紹介していきます。洋梨の切り方(剥き方)や食べ方、どのような栄養があるのか、カロリーはどのくらいか、変色を防ぐ方法、選び方から保存方法、追熟させた食べ頃の状態はどのような様子かを調べてみました。今回の記事を読めば、ラフランスの旬の時期から美味しい完熟した状態、おすすめの食べ方がわかります。
洋梨の切り方や美味しい食べ方を知ってる?
出典: http://takano.jp
洋梨の美味しい食べ方や旬の美味しい時期に食べる食べ方は知っていますか?洋梨のカロリーは高カロリーではありませんので、デザートや前菜としての食べ方もおすすめです。いろんな美味しい食べ方ができる洋梨ですが、選び方や食べ方のポイントを知ればとてもクリーミーで美味しい洋梨を食べることができます。
そのままでも美味しい食べ方ができる洋梨ですが、少しアレンジする食べ方も人気となっています。今回は洋梨について詳しく知り美味しい洋梨をお好きな食べ方で味わってみてください。
洋梨について
まずは洋梨のカロリーや洋梨について知っていきましょう。洋梨のカロリーは高くありませんので、デザートや料理にもおすすめです。
ヨーロッパ原産の果物
洋梨はヨーロッパが原産の果物になります。洋梨と梨には何か違いがあるのか?と疑問に思う方もいるかもしれませんので日本の梨との違いを紹介します。
日本の梨の形はリンゴのように丸いですが、洋梨は洋ナシ体型という言葉があるように、ひょうたんの形まではいきませんが洋梨の上の部分が細くて下の方は丸い形をしています。
食感にも違いがあり、日本の梨はシャリシャリとした食感でみずみずしいですが、洋梨はねっとりとしていて甘いです。香りも特徴的な香りがします。
洋梨は追熟をさせる必要があるという点も日本の梨とは違うところです。日本の梨は木になっている完熟した果実を収穫するので追熟は必要ありませんが、洋梨は完熟する前で収穫をおこないますので追熟が必要です。
追熟は一定の温度で保存をおこなって追熟して成熟させてから食べます。食べ頃は洋梨の上の部分の柔らかさが耳たぶ程度と言われています。また、軸のまわりが柔らかくなってきてシワができているかもポイントです。
ラフランスは洋梨の品種
ラフランスという言葉を聞いたことがあるでしょうが、ラフランスは洋梨の品種のことです。日本でつくられている洋梨の品種の中では一番多いようです。ラフランスは洋梨のなかでも果汁と糖度が高いです。ラフランスの糖度は14度~15度となっています。
洋梨がつくられているのは、日本でも限られた地域だけになります。日本では全国の65%程度を占めているのが山形県になります。他の県も含めて9割以上のシェア率となっています。その他の県が、福島県・青森県・岩手県・新潟県・長野県になります。
洋梨の旬はいつ?
洋梨は追熟する必要があります。洋梨の旬は、洋梨の品種によって変わってきます。ラフランスを紹介すると、ラフランスは10月の始めが収穫の時期になります。その後は4℃という低温の中で1週間~2週間保存して、さらに1週間追熟の期間を経てから旬の食べ頃にの洋梨になります。そのため食べ頃の旬は11月~12月が食べ頃になります。
洋梨の選び方
ラフランスの選び方は目立った選び方がないため難しいです。ラフランスは完熟しても表面の変色がさほどないためです。ですが、上手な選び方をマスターすることができればクリーミーなもので美味しい食べ方ができますので選び方をチェックしてみましょう。
選び方ですが、ラフランスでは形がデコボコしているものも多いですが、味には影響はありません。ですが、剥き方が難しくなるので食べ方が面倒という点はあります。
選び方の見た目では、表面に傷がないものを選びましょう。形が悪いものや皮に茶色く変色している部分があっても大丈夫です。ですが、剥き方はやや面倒になります。
続いて持ったときの選び方ですが、重みがずっしりとしているもの、ふっくらとしているものがおすすめです。ラフランスには大きさが1L~5Lとありますが、3L以上を選んでみてください。理由としては大きいので剥き方も楽になりますし、食べごたえがあります・
洋梨の栄養とカロリー
洋梨の栄養は、ビタミン類はあまりなく88%が水分になっています。着目したい栄養はアスパラギン酸です。100g中に140mgの栄養が含まれています。アスパラギン酸は夏バテや疲労回復に役立ちます。
続いての栄養はプロテアーゼです。タンパク質を分解してくれる消化酵素になります。ご飯のあとにデザートで食べれば消化の手助けをしてくれます。また、料理に使うとお肉を柔らかくしてくれます。
身体に大切な栄養であるカリウムも多く入っています。カリウムは大切にしたい栄養で、身体からナトリウムを排出してくれる役割がありますので、高血圧症にいいといわれています。カロリーは高くはないでしょう。
また、カリウムは夏に積極的に摂りたい栄養です。汗と一緒に流れてしまいますので、水分補給も兼ねて栄養を摂取するといいでしょう。洋梨の可食部100gあたりのカロリーは54kcalとなっています。
洋梨の切り方や剥き方
洋梨のカット方法について紹介していきます。特に切り方で珍しい点はありませんが、柔らかいので注意していきましょう。
洋梨を半分に切る
洋梨の切り方ですが、まずは洋梨を半分に切りましょう。リンゴや梨を切る切り方と同様です。
種の部分を取り除く
続いての切り方の手順はタネを取り除きます。この切り方手順のポイントは、完熟しているラフランスはとても柔らかいので、リンゴの切り方のように切ってからタネをとってもいいですし、スプーンで丸くくり抜くと簡単な切り方になります。
4等分や6等分に切り分ける
続いての切り方手順は、お好きな等分に分けていく切り方です。この切り方手順では4等分~6等分とお好きな切り方でいいのですが、完熟しているラフランスは先程紹介したように柔らかいです。
そのため、6等分以上に分ける切り方だと潰れたりと汚くなってしまいます。最大でも8等分程度にした方がきれいな切り方になるでしょう。
皮を剥いてできあがり
最後の切り方手順は、皮を剥きます。皮の剥き方は、リンゴの剥き方と同じで大丈夫です。リンゴよりも固くなく柔らかいので皮の剥き方にも注意が必要です。
強く持ちすぎると潰れてしまう場合もありますし、先程の切り方手順のカット等分で細い等分にしている場合には、皮の剥き方手順で潰れてしまう可能性もあります。
時間が経つと変色するので注意
リンゴは切ったあと少し時間が立つと茶色く変色してしまいます。ラフランスも変色してしまいますので、すぐに食べるか塩を少し加えた水につけたり、レモン汁を使って変色を防ぎましょう。
塩水に入れる場合は、塩分濃度は0.5%くらいで大丈夫です。洋梨をさっとくぐらせると変色を防ぐことができます。
洋梨の美味しい食べ方
洋梨の美味しい食べ方をチェックしていきましょう。洋梨はそのまま食べる食べ方もありますが、アレンジして食べる食べ方もおすすめです。デザートとしての食べ方だけでなく、前菜として食べる食べ方も人気です。
シンプルにそのまま食べる
洋梨をカットしてそのままデザートなどで食べるのが一般的な食べ方になるでしょう。そのままでも美味しいですし、アレンジして食べることもできます。
コンポートにする
洋梨の変色も気になります。コンポートにすれば変色する心配もしなくてもいいので、ティータイムにゆっくりと楽しむことができます。
前菜料理に使う
洋梨を使った前菜もおすすめです。洋梨と生ハムと使った前菜や、洋梨とチーズを使った前菜が人気があるようです。見た目もおしゃれな前菜になりますので、パーティーなどにもおすすめです。
焼き菓子にする
お菓子屋さんでも見かけることのある洋梨のタルトを自宅で作ってみてはいかがでしょうか?タルト以外でも、洋梨を小さくカットしてパウンドケーキの材料にしてもいい香りのするスイーツになるでしょう。
洋梨の保存方法について
洋梨の保存方法についても知っておきましょう。完熟した洋梨はその後どんどんと美味しさが落ちますので、美味しい完熟したタイミングで食べましょう。
完熟前の洋梨の場合
完熟する前の洋梨を保存する場合には、食べたい分だけを常温に移します。追熟をすることで美味しくなりますが、たくさん洋梨がある場合には、乾燥を新聞紙に包んだりして防ぎ冷蔵庫で保存しましょう。
低温で保存することで追熟を遅くすることができます。反対にいえば、常温で保存したり日光が穏やかに当たる温かい場所で保存したりおいておくと追熟は早くなります。
涼しい場所や日陰では遅くなります。洋梨の完熟具合を確認しながら食べ頃をチェックして冷蔵庫で冷やして保存し食べると美味しいです。
完熟後の洋梨の場合
完熟した洋梨が一番食べ頃で美味しいです。その後は甘みがなくなっていくので、完熟の食べ頃を見極めて食べるのが美味しく食べるコツです。
食べ頃になった洋梨をすぐにたべれないという場合には冷凍保存をしましょう。保存方法は、半分にカットしてフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存します。
皮を剥いてから食べやすい大きさに切ってから冷凍保存しても大丈夫です。冷凍保存してもカチカチにはならず、少し解凍すればスプーンで食べれるくらいです。シャリシャリとした食感になり美味しいです。
洋梨の切り方や食べ方はこれでバッチリ!
今回は洋梨について紹介していきました。洋梨は完熟したタイミングで食べることが大切です。軸のまわりが柔らかくなってきてシワができ、耳たぶくらいに柔らかくなったら完熟ですので美味しいタイミングで食べましょう。