氷砂糖は健康にいい?悪い?カロリーや栄養/効能が気になる!

氷砂糖というと、甘くい甘味料で健康には悪いもの、カロリーばかりで栄養は少ないものと思っていませんか?実は、氷砂糖は健康面でも優れた効能を持つものでもあり、カロリーオーバーにならない限りはダイエットの味方にもなります。この氷砂糖の健康面での効能や栄養成分を調べました。また市販の氷砂糖にあるロック氷糖とクリスタル氷糖の違いやそれぞれの特徴などを紹介していきます。

氷砂糖は健康にいい?悪い?カロリーや栄養/効能が気になる!のイメージ

目次

  1. 1氷砂糖に栄養成分や効能はあるのか?
  2. 2氷砂糖の栄養成分
  3. 3氷砂糖は健康にいい?悪い?健康への効能6選
  4. 4氷砂糖のカロリーや糖質
  5. 5氷砂糖と砂糖/金平糖の違い
  6. 6氷砂糖はロック氷糖/クリスタル氷糖の二種類
  7. 7氷砂糖でのダイエット
  8. 8氷砂糖は甘いだけでなく健康の効能やダイエット中でも使える!

氷砂糖に栄養成分や効能はあるのか?

氷砂糖は砂糖と同じで、甘みをつけるためのもので、健康的にはなるべく避けたいもの、ダイエットにも不向きでなんとなく悪いものというイメージがあるかもしれません。

ですが氷砂糖は、体に悪いものではなく、栄養成分や健康に良い効能があります。氷砂糖の栄養や健康への効能をみていきます。

氷砂糖の栄養成分

甘いだけで栄養がない、体には悪いもののように思われる氷砂糖にも、栄養成分が含まれています。体を動かすため、脳を働かせるために大切なものもあり、その栄養成分を紹介します。

炭水化物

氷砂糖の主な栄養成分は、炭水化物です。炭水化物をあまり摂りたくない人には、悪い食べ物のように感じるかもしれませんが、炭水化物は人間にとってなくてはならないものです。氷砂糖の主成分でもある炭水化物は、体の中に入るとブドウ糖となって、体を動かしたり脳を正常に働かせたりするためのエネルギー源となります。
 

カリウムやカルシウム

氷砂糖は砂糖の一種ですが、ショ糖の純度がとても高いものです。純度が高いために、科学的な化合物が含まれていない代わりに、含まれる栄養成分は微量となりますが、カリウムやカルシウムといったものを含んでいます

砂糖をとり過ぎると、体への悪い効能をの中に、体内のカルシウムが減って骨折などしやすくなるという人もいますが、科学的には根拠はないので安心して口にできるものです。

その他の成分

氷砂糖にはカリウム、カルシウムの他にも、マグネシウム、鉄、亜鉛などが微量ですが含まれています。氷砂糖だけを食べて、栄養補給できるものはエネルギー源となる炭水化物で、他の栄養成分は合わせる食物などで補う必要があります。

氷砂糖は健康にいい?悪い?健康への効能6選

氷砂糖は体や脳のエネルギー源になることが分かりましたが、健康への効能はどんなものがあるのかをまとめました。氷砂糖は、薬膳などで使われることもあり、健康にいい効果をもたらす面があります。

咳を鎮める効果

氷砂糖を舐めることで、口の中が潤うように、気管支から肺にかけての乾燥している状態を楽にしてくれる効能があります。アレルギーや病気などで咳がでているのではなく、空咳が続くようであれば氷砂糖を舐めることで、楽な状態になります。

氷砂糖をホワイトリカーと合わせて青梅を漬けて梅酒を作るように、カリンやキンカンを漬けたものは、咳止めの効能があります。咳などの体調の悪さが心配な人は、自家製の果実酒作りをする際に、カリン酒やキンカン酒を氷砂糖を使って作っておくのがおすすめです。
 

熱による痛みの消炎作用

氷砂糖には、体の余分な熱を鎮めてくれる効能があります。薬膳では、風邪をひいた時や寒気などの体調の悪い時に、お粥や果物に氷砂糖を加えて、消化のよい食べ物にして食べることがあります。これは氷砂糖の咳を鎮めて、熱を下げる効能をねらったものです。

台湾では、熱がでたときなどに緑茶に氷砂糖を1粒入れて飲むと良いといわれます。熱によって火照った体をクールダウンし、炎症をおこしている喉などの痛みなどを鎮めてくれるという効能のためです。

エネルギーの補給

氷砂糖はご飯やパンと同じようなカロリーを持っているので、エネルギーの補給としての効能があります。余分な成分がないために、体内でも吸収されやすく、運動直後のエネルギー回復にも役立ちます。

また非常時に食事ができない場合や、災害などで食料が無い場合であっても、氷砂糖があれば最低限度のエネルギー補給をするという効能もあるので、備蓄品として備えておくこともおすすめです。氷砂糖を舐めることで唾液の分泌を促す効能もあるので、口の中を潤すこともできます

非常食としても昔からあるカンパンは、かためのビスケットの中に、粒状の氷砂糖が入っています。これは氷砂糖でのエネルギー補給と合わせて、水分の少ないビスケットを食べた後に、氷砂糖を舐めることで、口の中を潤すという効果もあります。

利尿作用

氷砂糖には微量ですが、カリウムの成分が含まれていることから、利尿作用の効能も期待できます。座ったままの姿勢で足がむくみやすいという人は、紅茶やコーヒーに砂糖をいれているのであれば、氷砂糖に変えると、紅茶やコーヒーの利尿作用に加えて氷砂糖の力も加わり、むくみの解消につながる可能性があります。

解毒作用

氷砂糖の健康の効能というよりも、手作りもできる梅酒の効能としてよくいわれるものが、梅に含まれる解毒作用や殺菌作用です。氷砂糖と組み合わせることで解毒作用をもたせた、子どもでも口にしやすい梅シロップを作ることもできます

梅酒などの自家製の果実酒を作る時には、グラニュー糖や三温糖ではなく、氷砂糖を使うのがおすすめです。これは粒の小さな砂糖では、ホワイトリカーなどに混じりやすくすぐに果実に浸透して、果実の栄養成分や香りなどを簡単に引き出し、果実もシワシワになってしまいやすくなります。

氷砂糖を使うことで、糖分が溶け出すまでにじっくりと時間をかけることで、果実の旨味や成分を引き出すことができるので、そのために氷砂糖が使われます。梅などもシワシワになるのを防いでくれるます。

脳の疲労回復

氷砂糖の成分のほとんどが炭水化物であるように、氷砂糖を口にすることでエネルギー源を取り入れることになります。体内でブドウ糖となって、脳への栄養補給をしてくれます。

受験勉強や仕事に集中して、脳を使っている時であれば、間食として氷砂糖の小さな粒を舐めるだけでも、脳の疲労回復の効能が期待できます。氷砂糖はショ糖の純度が高いので、脳の併用補給として即効性もあります

氷砂糖のカロリーや糖質

エネルギー源になり、健康へのよい効能もある氷砂糖にありますが、気になるのはカロリーです。砂糖の一種なので、カロリーや糖質が高いと思われますが、実際にどのくらいの値なのかを調べています。

カロリー

氷砂糖のカロリーは、ご飯やパンと同じ炭水化物なので、カロリーも同じように1g当たり3.5~4kcal、100gの氷砂糖は380~400kcalあります。ご飯やパンなどの場合、水など他の食材を使うことで、カロリーが少ないものや多いものがあります。

糖質量

氷砂糖は純度が高いショ糖で、食物繊維を含んでいないので、糖質量は炭水化物の量と同量となります。したがって、氷砂糖の糖質は100gであれば100gの糖質ということになります。

持病やダイエットのために、糖質制限をしている人であれば氷砂糖は悪いイメージになりがちです。それでも、砂糖を使っている料理や飲み物は、どの程度の糖質が入っているか分かりにくいですが、氷砂糖であれば、1粒の重ささえ分かれば、その数値が糖質量になるので、1日の摂取糖質量を管理しやすく、口にしやすいものとも言えます。

他の甘味料と比較して高い?

氷砂糖は、黒砂糖、三温糖といったものに比べると、純度が高い分、余分な成分がほとんどないことから、糖質量を見ると、やや高いといえます。ただ、不純物を含んでいないことや、すっきりとした甘さを考えれば、糖質の高さだけで悪い糖分とはいえません。

氷砂糖は単糖類といわれる分子が1つのもので、分子が2つの二糖類や、3個以上の分子の組み合わせの多糖類に比べると、化合物を含んでいないという点では、安心して口にでき、健康的な効能がある糖分といえます。

氷砂糖と砂糖/金平糖の違い

氷砂糖の栄養成分や健康への効能、カロリーを見てきましたが、氷砂糖は一般的な砂糖とはどこが違うのかをより詳しくみていきます。氷砂糖ににた小さな飴の金平糖との違いも調査しました。

氷砂糖とは?

氷砂糖は、原料のグラニュー糖をお湯で溶かしてろ過し、濃縮させて砂糖溶液にしたもの結晶の1粒を、純粋な糖液の中にいれて時間をかけて大きく育てたものです。ろ過と濃縮をすることで、純度が高い不純物を含まない砂糖の一種となっています。見た目の形や透明度が氷ににていることから氷砂糖と呼ばれます。

砂糖類のなかでも、不純物や化合物を含んでいずに、純粋なショ糖分だけを結晶にしているので、砂糖の中でも最高のものともいわれます。

無色透明なことと、他の砂糖類に比べてすっきりとした甘味が特徴で、果物などの食材の香りや味わいを損なうことがないので、梅酒やリキュール、果実シロップ作りに活用されることが多いです。

砂糖との違い

氷砂糖も砂糖の一種で、砂糖にはグラニュー糖や黒砂糖、三温糖、上白糖といわれるものなどたくさんの種類があります。

砂糖といって一般的にイメージする白い小さな顆粒の上白糖は、ショ糖の結晶に糖液をかけて作られています。それに比べ氷砂糖はショ糖の結晶体なので純度が高く、溶けるまでに時間を要しゆっくりと解けます。料理にも氷砂糖は使えますが、常温のものと合わせると溶けにくいので、上白糖やグラニュー糖を使っています。

金平糖との違い

氷砂糖のような味わいのある金平糖は、氷砂糖から作られています。大きな回転式の釜に、金平糖の核となるザラメなどを入れて、そこに氷砂糖と水を加えて溶かした液をふりかけるようにしながら、加熱して回転をさせ金平糖を作っていきます

糖液をかけてはかき混ぜ、乾いたらまた糖液をふりかけるということを繰り返していくと、丸い状態から角がプツプツと角のような突起ができます。簡単に甘い糖液を着色して固めている金平糖もありますが、昔ながらの伝統製法の金平糖は、二週間もの時間をかけて作るので、突起の大きさも揃い美しい砂糖菓子が出来上がります。

Thumb黒砂糖の効果効能7選!白砂糖と栄養成分やカロリーを比較! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

氷砂糖はロック氷糖/クリスタル氷糖の二種類

市販されている氷砂糖には2種類あります。ロック氷糖とクリスタル氷糖といわれるもので、それぞれの特徴やどのように作られているのか、使い方のポイントの違いをみていきます。

ロック氷糖とは?

氷砂糖のなかのロック氷糖は、氷砂糖を製造する工程で、皿の中に小さな氷砂糖を入れて、グラニュー糖を溶かした溶液のなかで、一定の温度で静かに置いて、30日前後の日数をかけて作られたものです。ロック氷糖やロックシュガーと呼ばれ、岩のようなゴツゴツとして、不ぞろいな結晶になるのが特徴です。

氷砂糖が造られるようになった昔は、このロック氷糖が一般的で、時間をかけて作ることもあり、貴重な砂糖でもあります。

クリスタル氷糖とは?

氷砂糖でロック氷糖ともう一つクリスタル氷糖があります。このクリスタル氷糖は、小さな氷砂糖を糖液の中にいれて一定の温度を保つところはロック氷糖と同じですが、その状態で撹拌する製法で7日程度をかけてキャンディーのような粒状にしていきます

クリスタルのような輝きとカット面があることから、クリスタル氷糖と言われ、8角や16面体など粒の大きさがほぼそろっています。

特徴と使い分け

ロック氷糖とクリスタル氷糖は、同じように料理にも飲み物に溶かしても使うことができます。それぞれの特徴は、ロック氷糖の方が、自然に結晶体となっているので作られる工程に時間はかかりますが、クリスタル氷糖と比べて水に溶けやすいという性質があります。

梅酒などの果実酒を作るときには、クリスタル氷糖を使った方が粒が小さく、果実同士の隙間にも入り込むようなイメージがありますが、ロック氷糖を使った方が溶けるのは早くなります。早いといっても、顆粒のグラニュー糖に比べるとロック氷糖が溶けるまでの時間はかかるので、果実のエキスがゆっくりと染み出します。

クリスタル氷糖は、小さな粒で見た目の美しさもあるので、紅茶やコーヒーに添える糖分として使いやすいです。すき焼きには砂糖を加えますが、その時にクリスタル氷糖を使うと、すき焼きが煮詰まってきた時にべたついた甘さではなく、すっきりとした甘さで、最後まで美味しくいただけるという使い方もあります。

氷砂糖でのダイエット

カロリーが決して低いとはいえない氷砂糖ですが、実はダイエットにも活用できるという面ももっています。糖質の高いものをダイエットに活かすダイエット法と、実際に氷砂糖を使ったダイエット法を紹介します。

シャングリラダイエットの応用

食事の前後1時間以上時間を空けてから、オリーブオイルや砂糖水を口にして、食事の前後1時間は水意外は飲まないというシャングリラダイエットがあります。1回に口にするオリーブオイルは大さじ1~2杯ほど、砂糖水なら50~70ccといった少量で、食欲を抑えるというものです。

このシャングリラダイエットの応用で、オリーブオイルや砂糖水を飲む代わりに、氷砂糖を舐めることで空腹を感じにくくする効能を使って、食事量を減らすというダイエット法です。

ダイエットの方法

氷砂糖をつかってシャングリラダイエット風に取り組む方法は、1日にクリスタル氷糖の小さな粒を1粒ほど舐めるだけという手軽なものです。1度に10粒全て口に入れるのではなく、5粒ずつを1日2回に分けて舐めます

この時に、氷砂糖を口にする前後の1時間は、水以外は口にいれないということがポイントです。食事の後に氷砂糖を舐めたのでは、単にカロリーオーバーになってしまいます。

食事と食事の間に、氷砂糖を1粒いれて舐め終わったらすぐに次の1粒を舐めるというようにします。食事の1時間半から2時間くらい前に行えば、空腹感が少なく、食事量を減らすことができるのでダイエットになります

注意点

ダイエットをする時の注意点としては、氷砂糖には炭水化物しか含まれていないので、食事に置き換えて氷砂糖を舐めることをしてしまうと、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった体に大切な健康成分が不足し、体に悪い影響が表れてしまいます

ダイエットとして氷砂糖を舐める場合は、あくまでも間食として行い、1日の食事の全体量を減らすようにしてください。

氷砂糖はショ糖の純度が高いために、体内に入るとすぐに吸収され、ブドウ糖となって体や脳へのエネルギー補給をするという効能があります。ただ氷砂糖を一日に何回も口にするようになると、体がその糖分があることを当たり前と認識しやすく、いつでも体が氷砂糖を欲して中毒のようになってしまいます

ダイエットにも良いから、いつでも脳への栄養補給をしたいからということで、口寂しくなるたびに氷砂糖を口にいれるようになったら要注意です。過剰摂取となって、カロリーオーバーだけでなく、血糖値などが高くなる可能性もあります

氷砂糖は甘いだけでなく健康の効能やダイエット中でも使える!

氷砂糖は砂糖と同じで、体にとって悪いイメージもありましたが、漢方にも使われるなど健康面での効能もあるものです。不純物を含んでいない点では、安心して子どもも口にでき、満腹感をもたらしてくれるという点ではダイエットのサポートにもなります。氷砂糖を見直して、非常時のエネルギー補給にも1袋常備しておくのがおすすめです。

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