明太子の賞味期限はどのくらい?冷蔵・冷凍保存や使い切るレシピも!

明太子の賞味期限とはどのくらいあるのでしょうか?福岡のお土産と言ったら明太子と言っても良いほど、定番のお土産となっています。明太子はご飯のおかずにももってこいの一品ですが、賞味期限はどれくらいあるのか気になる方もいるでしょう。今回は明太子の賞味期限や、賞味期限切れになってしまった場合のレシピを紹介します。またあわせて保存方法、冷蔵庫に入れた場合、冷凍した場合、解凍方法に至るまでみていきます。ぜひ参考にしてみてください。

明太子の賞味期限はどのくらい?冷蔵・冷凍保存や使い切るレシピも!のイメージ

目次

  1. 1明太子の賞味期限
  2. 2明太子の賞味期限を保つ上手な保存方法
  3. 3冷凍明太子の解凍方法と解凍後の賞味期限
  4. 4明太子が賞味期限切れになった場合の対処法
  5. 5明太子の賞味期限切れにも!使い切るおすすめレシピ
  6. 6明太子は福岡土産の定番品!たらことの違いは?
  7. 7明太子は賞味期限内においしく食べ切ろう!

明太子の賞味期限

常温保存

バツ印を出す女性

明太子は魚卵のため、常温での保存はおすすめできません。明太子を購入した後など、どうしても常温で持ち歩いたりしなければいけないこともあるかもしれませんが、常温保存だと半日程度しか賞味期限がありません。とくに夏場などの持ち歩きは温度が高いです。そのためすぐに駄目になり表記されている賞味期限よりも、実際の賞味期限が短くなる可能性があるので気をつけましょう。

どうしても常温保存しなければいけない場合は、保冷バックなどに保冷剤や氷と一緒に入れて持ち歩くなど、常温の環境に長時間置かないように注意すると、賞味期限を守るためにもいい方法かもしれません。

冷蔵保存

冷蔵庫

明太子は、冷蔵庫に入れて保存する方法をおすすめします。明太子は0℃前後で保存しなければ劣化が進むと言われています。そのため冷蔵庫でもOKですが、チルド室などがあればそちらに入れる方が、鮮度や賞味期限を保つために役立ちます。開封済みの明太子を冷蔵庫に入れて保存する際は、ジップロックなどにいれて密封して乾燥を防ぐように注意しましょう。

冷凍保存

明太子をたくさん購入した時、またはお土産でもらってすぐには食べきることができないとわかっている場合などは、冷凍保存することをおすすめします。冷凍するときは、明太子を一腹ずつラップにくるんでから冷凍すると良いでしょう。冷凍するときは急速冷凍をすること、また低温で冷凍できるかが美味しさや賞味期限をを保てるかに関わってきます。

急速冷凍機能があれば利用し、ない場合は金属トレイにのせて冷凍庫に入れたりしましょう。冷凍庫に入れた明太子の賞味期限は、おおよそ1ヶ月から3ヶ月程度です。しかし、保存期間が延びれば延びるほど風味等が落ちることが考えられますので、3ヶ月程度賞味期限があるからと思わず、1ヶ月程度で食べきるとより美味しく明太子を食べられるでしょう。

辛子明太子の賞味期限

賞味期限は、冷蔵庫に入れて保存をした場合、おおよそ1週間から2週間程度でしょう。常温保存などをしてしまったりした場合、その時の気温にもよりますが、悪条件にあった場合は、賞味期限は短くなりますのでご注意ください。また冷凍保存したものの場合は、1か月から3か月程度の賞味期限になります。明太子をすぐに食べないとわかっている場合は、賞味期限を延ばすためにも冷凍保存をすると良いでしょう。

明太子の賞味期限を保つ上手な保存方法

冷蔵保存

開封していない状態の明太子は、冷蔵庫に入れて保存してください。開封したものはタッパーなどの密封できる容器に入れてから、冷蔵庫に入れましょう。密封してから保存することで、乾燥やニオイ移りも防ぐことができます。冷蔵庫に入れて保存する場合は、おおよそ1週間から2週間程度の賞味期限です。チルド室があればチルド室に入れたほうが、鮮度を保つことができると同時に、賞味期限も少し延ばすことができます。

冷凍保存

一度に食べきれる量に小分けした状態でラップにくるんで、冷凍しましょう。一腹ずつラップにくるんだ後に、アルミホイルで包んだものを密封できる容器に入れてから冷凍庫に入れると、賞味期限を延ばすことができます。冷蔵庫に急速冷凍の機能があれば使うようにし、ない場合は金属のトレイにのせて冷凍庫に入れると、急速冷凍と同じ効果を得られます。急速冷凍をすると、鮮度を保ったまま賞味期限を延ばすことに役立ちます。

冷凍明太子の解凍方法と解凍後の賞味期限

解凍方法

自宅で購入して冷凍した明太子も、市販の冷凍明太子であっても、どちらも解凍方法は同じです。冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍する方法がおすすめです。朝食べたい場合は前日の夜から、冷蔵庫に入れて解凍を進めるようにしましょう。ただ冷蔵庫での解凍は、時間がかかる点がデメリットです。すぐに解凍したい場合は、ジップロックなどに入れた状態のままで、水を入れた容器に入れて解凍する方法もあります。

黄色の背景にチェックの文字

賞味期限内の明太子なら、常温解凍でも良いのでは?と思う方もいるかもしれません。そもそも明太子は、常温保存では半日程度の賞味期限となってしまいます。明太子は0℃前後で保存をしなければ少しずつ劣化が進みます。つまり常温解凍は明太子の傷みにつながり、食中毒の可能性も考えられます。そのため賞味期限にかかわらず、常温解凍は衛生的におすすめできません。

解凍した後の賞味期限

カレンダー

解凍した後の明太子は、冷蔵庫に入れてから1週間程度の賞味期限です。まとめて冷凍すると1週間で使い切れなかった場合、明太子を駄目にしてしまう可能性もあります。そうならないためには、使い切れる分に小分けして冷凍すること、また解凍するときは使い切れる分だけ解凍しましょう。冷凍したままであれば賞味期限は延ばすことができているので、使い切れなかった明太子を廃棄しなければいけないことも減るでしょう。

再冷凍はできる?

考えている女の子

再冷凍をすると、味や明太子の状態も変わってしまう可能性があります。そのため一度解凍したものは、再冷凍はせずに食べきるようにしましょう。また再冷凍によって傷んでしまうこともあります。

明太子が賞味期限切れになった場合の対処法

明太子が腐っていないかチェック

虫メガネ

賞味期限切れになり腐ってくると、明太子は粘りが出てくる糸を引くようになる魚が腐ったようなにおいがするようになる乾燥して固くなる。などの変化が出てきます。もし冷蔵庫に入れている明太子に上記のような変化を確認できた場合は、腐敗が始まっている可能性があるので、賞味期限にかかわらず、すぐに廃棄するようにしましょう。

賞味期限切れの明太子の食べ方

明太子に記載されている日付は賞味期限です。賞味期限は記載されている日付までは美味しく食べることができるとメーカーが提示しているものです。そのためある程度の期間であれば、賞味期限切れになっても明太子は食べることができる可能性があります。しかし賞味期限切れになった明太子は、生のまま食べるよりも加熱調理をしてから食べることをおすすめします。
 

明太子の賞味期限切れにも!使い切るおすすめレシピ

お酒のおつまみにも「明太子のチーズプリッツ」

明太子はそのまま食べても十分美味しいですが、少しアレンジを加えるとより美味しくなります。今回は、お酒のおつまみとしてもおすすめのレシピを紹介します。簡単に作ることができるレシピなので、ぜひ参考にして作ってみてください。また賞味期限切れになった明太子を使う場合は、中までしっかりと加熱することを心がけましょう。

  • 小麦粉150g
  • 明太子1腹
  • 粉チーズ20g
  • 牛乳50ml
  • ブラックペッパー適量
  • ベーキングパウダー小さじ1/2
  • 塩小さじ1/2
  • オリーブオイル大さじ3

  1. 準備した材料をすべてビニール袋に入れて、よく混ぜ合わせます。混ぜ合わせたら冷蔵庫に30分程度入れましょう。
  2. 冷蔵庫から取り出したら袋に入れたまま、麺棒を使って袋いっぱいになるくらいまでよく伸ばします。伸ばしたら袋を切り、中身をクッキングペーパーの上で2~3mm程度の太さで切りましょう。
  3. 切ったものをオーブンを210℃に設定し、15分程度焼けば完成です。

お弁当のおかずにもおすすめ「ささみチーズ明太子カツ」

お弁当のおかずにおすすめの明太子を使ったレシピを紹介します。チーズを明太子の相性は抜群で、食欲をそそる一品です。ぜひお弁当や今晩のおかずに、このレシピを参考に作ってみてください。

  • ささみ6本
  • 明太子2腹
  • 大葉6枚
  • スライスチーズ2枚
  • 小麦粉適量
  • 卵1個
  • パン粉適量
  • 塩こしょう少々
  • 粉チーズ大さじ2

  1. ささみは包丁を使って筋をとり、開いておきましょう。
  2. 大葉、明太子、チーズを間に挟みます。
  3. 溶いた卵に粉チーズとこしょうを入れて、よく混ぜ合わせておきます。
  4. ささみに小麦粉、卵、パン粉の順番でつけ、揚げれば完成です。

明太子は福岡土産の定番品!たらことの違いは?

明太子が福岡土産になった理由

明太子のルーツは朝鮮半島にあります。朝鮮半島(韓国)は、食材を唐辛子に漬け込む文化があります。その代表例はキムチです。この漬け込む文化の1つとして明太子もありました。朝鮮ではスケトウダラのことを「ミョンテ」と呼び、スケトウダラのコ(卵)はミョンテコと呼んでおり、それが変形してめんたいこと呼ばれるようになりました。

この明太子を日本に運んできたのは、福岡県福岡市博多区に本社を置く、昭和23年創業の「ふくや」です。「ふくや」が福岡の名産品として明太子を生み出しました。ふくやの社長が韓国で食べたミョンテコを日本人向けの味になるように試行錯誤を重ね、昭和24年に日本版の明太子として博多から発売しました。

ここからすぐに定着はしませんでしたが、東京オリンピックの開催、交通網の整備などによって東京進出を果たした福屋の明太子は、福岡のお土産として高い評価を受け、定着していくようになりました。

明太子とたらこはどう違う?

明太子とたらこもどちらもスケトウダラの卵巣を使っており、そもそもは同じものです。しかしなぜ呼び方が違うのかというと、一般的にはたらこは塩漬けされたもののこと、明太子はたらこを辛みを付けた調味液に漬け込んだもののことを言います。

明太子は賞味期限内においしく食べ切ろう!

福岡のお土産としても有名な明太子は、そのまま食べてもOKですが、アレンジを加えることでさらに美味しく食べることができるレシピがたくさんあります。すぐに食べきることができないとわかっている場合は、小分けにして、すぐに冷凍庫に入れて保存すると賞味期限が延びるのでいいでしょう。明太子は賞味期限切れになっても食べることができることもありますが、ぜひ賞味期限内に美味しく食べきるようにしましょう。

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