おかわかめのおすすめな食べ方!栄養・効果から簡単レシピまで!

おかわかめは別名、雲南百薬と呼ばれているスーパーフードです。百薬といわれるように、おかわかめには、ビタミンAや葉酸、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅などの栄養素を豊富に含んでいます。おかわかめは、簡単に家庭菜園ができる植物としても人気があります。その育て方はもちろん、おかわかめの増やし方についても紹介していきます。どんどん増やした後、おかわかめを美味しく効果的に食べるためのレシピや、おかわかめの食べ方も紹介します。美味しいおかわかめの食べ方を知って健康レシピを増やしてみませんか?

おかわかめのおすすめな食べ方!栄養・効果から簡単レシピまで!のイメージ

目次

  1. 1おかわかめの美味しい食べ方を覚えよう!
  2. 2おかわかめはどんな食べ物?
  3. 3おかわかめのおすすめの食べ方
  4. 4おかわかめの栄養とその効果
  5. 5おかわかめを使ったおすすめ簡単レシピ
  6. 6おかわかめの育て方
  7. 7おかわかめはどんな食べ方も美味しい!

おかわかめの美味しい食べ方を覚えよう!

おかわかめとは、ツルムラサキ科のつる性多年草の植物の葉で、主に熱帯アメリカや熱帯アジアに自生しています。正式名は、「アカザカヅラ」、雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)と呼ばれています。西日本でも自生しています。沖縄では、ぬるっぱと呼ばれ親しまれている野菜です。ここでは、おかわかめの特徴から栄養や健康効果、おかわかめの食べ方、レシピやおかわかめの育て方から増やし方まで紹介していきます。

おかわかめはどんな食べ物?

おかわかめの特徴

おかわかめは、とても栄養価の高い植物です。その健康効果は、長寿の薬草と呼ばれているほどです。免疫力の向上や血液サラサラ効果などがあります。また、おかわかめは、家庭菜園でも簡単に育てることもでき、鑑賞用やグリーンカーテンとしても楽しむことができます。ただ、おかわかめの栄養効果を考えれば、鑑賞用、グリーンカーテンだけではもったいないです。

おかわかめは葉っぱに厚みと弾力があるのが特徴で、茹でるとぬるっとした食感と見た目がわかめのようになることからその名がついたといわれています。葉の他にも球根とムカゴも食べられます。ここでは、おかわかめの育て方、増やし方、収穫後のおかわかめの食べ方でおすすめのレシピを紹介していきます。

おかわかめの旬と産地

おかわかめは、熱帯地方が適した環境ではありますが、育て方も容易でそれほど寒い地域でなければ栽培することができます。増やし方も寒い地方でも暖かい場所でも同じ方法でOKです。おかわかめは、日本では春5月頃から秋に葉が枯れる頃まで収穫することができます。旬は5月から10月、日本では、主に大分県中津市のおかわかめが全国に出荷されています。

おかわかめの食感

栄養効果の高いおかわかめは、葉、球根、ムカゴを食べることができます。葉っぱは粘りのあるぬるっとした食感が特徴です。球根とムカゴは、山芋のように粘り気のあるトロっとしています。すりおろしてとろろにして食べることができます。おかわかめの食べ方は天ぷら、炒め物、煮物とさまざまな料理に使えます。

おかわかめのおすすめの食べ方

さっと茹でてサラダにする

おかわかめは生のままでも食べられますが、おかわかめの食べ方としておすすめは、10秒ほどサッと茹でるとクセがなく食べやすくなります。包丁で刻んだり、フードプロセッサーなどでペースト状にするとおかわかめ特有のぬめりが出てきます。

生のまま食べるのにおすすめのレシピは、グリーンスムージーやコールドプレスジュースにする食べ方です。少しトロっとして青臭さも感じずに美味しく飲むことができます。トロっとした喉越しにおかわかめを感じられるドリンクになります。

和え物にして副菜にする

おかわかめを和え物で食べる際、おすすめのおかわかめの食べ方は、やはり10秒ほどサッと茹でる方法です。サッと茹でたおかわかめを食べやすい大きさに切ったり、包丁で叩いたりしたものをしょうゆやポン酢など好みの調味料で和えるだけ、これだけでおかわかめの簡単レシピができあがります。

天ぷらでサクサク食べる

おかわかめは揚げ物でも美味しく食べることができます。生のまま衣をつけて揚げるだけでできあがりのおかわかめの天ぷら簡単レシピです。後ほど詳しいレシピを紹介します。

炒め物にして他の食材と楽しむ

おかわかめは、炒め物にもおすすめです。炒め物としておすすめのおかわかめの食べ方は、おかわかめを食べやすい大きさに切って好みの野菜と一緒に炒めるだけです。ねぎやにんじん、きのこなど野菜をたっぷり加えた栄養満点のおかわかめレシピはおすすめです。味付けは塩コショウ、しょうゆ、あとキムチと合わせて炒めても美味しいです。

おかわかめの栄養とその効果

マグネシウムに動脈硬化予防の効果

おかわかめに含まれている栄養素、マグネシウムには、骨の育成に不可欠な成分です。その効果は、骨粗鬆症予防はもちろん、血管にカルシウムが付着するのを防ぐ作用もあるので、動脈硬化予防にも効果があります。マグネシウムの吸収を助ける栄養素として必要なカルシウムも含まれているおかわかめ、骨粗鬆症や動脈硬化が心配の人は、お気に入りのおかわかめの食べ方を見つけて毎日の食事に摂りいれていきましょう。

亜鉛に体の機能改善の効果

おかわかめに含まれている栄養素、亜鉛体の機能改善に役立つ効果が期待できます。傷の治りを早くするなど、細胞の生まれ変わりを促す作用がある亜鉛は、美肌を目指す女性におすすめの食材です。おかわかめの食べ方を覚えて、食事に摂りいれていきましょう。

カルシウムが骨粗しょう症などに効果

おかわかめに含まれている栄養素カルシウムは、マグネシウムと深い関係があります。骨を丈夫にするためにカルシウムを積極的に摂っているという人は少なくないでしょう。カルシウムを摂取する時には、マグネシウムも一緒に摂る必要があります。マグネシウムを摂らずに、カルシウムだけを摂っていると骨からカルシウムが溶けだして逆に骨粗鬆症を招く原因になってしまう可能性があります。

骨粗鬆症予防には、カルシウムとマグネシウムをバランスよく摂取する必要があります。おかわかめには、カルシウムとマグネシウムがバランスよく含まれています。

ミネラルに美肌やアンチエイジング効果

おかわかめには、マグネシウムやカルシウム、亜鉛のほかにも、銅、鉄、葉酸などのミネラルもバランスよくに含まれています。ミネラルは、体内で作ることのできない栄養素です。免疫力の向上や、血液、筋肉などを作るために大事なミネラル、肌の新陳代謝や抗酸化作用があるので、美肌やアンチエイジング効果も期待できます。美味しいおかわかめの食べ方を覚えてバランスの良い食事を心がけましょう。

ビタミンAに目や胃腸の粘膜を強くする効果

おかわかめに含まれている栄養で注目されているのが、ビタミンAです。その効果は、粘膜の保護、特に胃腸の粘膜や目の粘膜、眼精疲労やドライアイの改善に効果があるといわれています。スマートホンやパソコンで目を酷使している現代人にとって、おかわかめに多く含まれているビタミンAは是非摂りいれたい栄養素のひとつです。おかわかめの食べ方をマスターして目のケアに役立てましょう。

おかわかめを使ったおすすめ簡単レシピ

簡単なのに箸がとまらない美味しさ「おかわかめの鰹節ポン酢」

おかわかめの食べ方で、超簡単な「おかわかめの鰹節ポン酢」のレシピを紹介します。夏野菜のきゅうりやトマトを入れれば副菜としてもボリュームのある一品になります。

  • おかわかめ適量
  • 鰹節適量
  • ポン酢適量

  1. おかわかめは熱湯で10秒くらいサッと茹でます。
  2. ザルに上げて、水切りします。
  3. 食べやすい大きさに切ります。
  4. 鰹節、ポン酢をかけて、食べる直前まで冷蔵庫で冷やれば出来上がりです。

栄養効果さらにアップ「おかわかめと納豆のねばねば丼」

おかわかめのねばねばと納豆のねばねばが絶妙な「おかわかめと納豆のねばねば丼」は、おかわかめの食べ方でおすすめのレシピです。他にも、おくらや長芋などのねばねば野菜を加えれば夏バテ防止にもぴったりの栄養満点レシピになります。

  • おかわかめ20枚程度
  • 納豆1パック
  • 卵2個
  • ご飯2膳分
  • しょうゆ、だししょうゆ、ポン酢など好みのもの適量

  1. おかわかめは熱湯で10秒くらいサッと茹で、包丁で刻むか、フードプロセッサーなどでペースト状にします。
  2. 納豆は包丁で叩いて、ひきわりにします。
  3. 卵は、温泉卵にします。
  4. 1~3をご飯の上に盛り付け、しょうゆ、だし醤油、ポン酢など好みの調味料をかければできあがりです。

体の芯からあたたまる「トロトロほくほく味噌スープ」

  • 里芋2個
  • おかわかめ10枚位
  • 新ショウガ1片
  • 鷹の爪1/3本
  • 味噌適量
  • だし汁600cc

  •  

  1. おかわかめはざく切り、里芋は食べやすい大きさに、生姜は薄切り、鷹の爪は小口切りにします。
  2. だし汁に里芋を入れて柔らかくなるまで煮込みます。里芋に火が通ったら、おかわかめと生姜、鷹の爪を入れてさらに煮込みます。
  3. だし汁が沸騰したら、火を止めて味噌を加えればできあがりです。

サクサクいっぱい食べ進められる「おかわかめ天ぷら・かき揚げ」

おかわかめの食べ方で人気なのが、おかわかめを天ぷらやかき揚げにする方法です。丼ものにしても、蕎麦やそうめんの副菜としてもおすすめです。

  • おかわかめ適量
  • たまねぎ適量
  • 冷凍コーン適量
  • てんぷら粉適量
  • 冷水適量
  • 揚げ油適量

  1. てんぷら粉は冷水と1:1の割合で作ります。あまり混ぜ過ぎず、粉が残っている状態で大丈夫です。
  2. おかわかめだけの天ぷらを揚げます。
  3. おかわかめと玉ねぎと冷凍コーンを一緒にかき揚げにします。
  4. 天つゆまたは塩でいただきます。

胃が疲れている時に「おかわかめのおじや」

胃腸が弱っている時や風邪をひいたときにおすすめのおかわかめの食べ方です。ご飯は一度水洗いして粘りを取り除けばさらさらと食べやすいおじやになります。長ネギや万能ねぎを散らすと風味が増します。

  • ごはん2膳分
  • 水適宜
  • きのこ(しめじ、エリンギ、ヒラタケ、あわび茸など)適宜
  • おかわかめ適宜
  • 納豆1パック
  • 卵2個
  • コンソメスープの素少々
  • 塩コショウ少々

  1. ご飯を鍋に入れてひたひたより少し多めの水を注ぎ火にかけます。
  2. おかわかめはざく切り、きのこは食べやすい大きさにしておきます。
  3. 1が煮立ったら、2とコンソメスープの素を入れて4~5分煮ます。
  4. 具に火が通ったら、塩コショウで味を整えて、納豆を入れ軽く混ぜ合わせます。再度沸騰したら、溶き卵を流し入れて火を止めて蓋をします。1~2分蒸らせばできあがりです。

おかわかめの育て方

プランターを準備して植え付け

おかわかめは、葉を食べたことがある人は多いと思いますが、葉のほかにもムカゴや子芋を食べることができます。丈夫な植物なので、育て方も簡単で病気にも強く、無農薬で育てることができます。夏に生育が盛んになるおかわかめは、ゴーヤのようにベランダなどのグリーンカーテンにおすすめの植物です。成長も早く、あっという間に伸びるので、グリーンカーテンにしたい場合には、早めに支柱やネットを準備しておきましょう。

増やし方もとても簡単です。増えたおかわかめの食べ方として、おかわかめの美味しいアレンジレシピも紹介していきます。では、おかわかめの家庭菜園を始めてみましょう。

おかわかめの植えつけ時期に最適なのは5月上旬から中旬です。プランター1つで2~3株位が目安です。土は市販の野菜用の培養か鹿沼土、赤玉土小粒7に対して腐葉土3の割合で混ぜたものがおすすめです。おかわかめの育て方で注意することは特にありません。問題になる病害虫もなく育てやすい植物です。

摘心してツルを誘引する

おかわかめの育て方で大切な作業が、おかわかめはツル性の植物なので、誘引作業です。元のツルが60cmくらいになって、園芸ネットに巻き付いてきたらツルをハサミで切ります。こうすることによって、脇芽から伸びてくるツルにも栄養が行き渡ります。脇芽のツルもどんどん伸びてくるので背丈位になったらハサミで切ります。この作業を繰り返すことによってグリーンカーテンが自然と出来てきます。

植えつけして2か月後の7月から10月頃まで摘心を繰り返しながら収穫します。茎の先端の柔らかい部分を食用にすると良いでしょう。特に、肥料の必要はありません。ただし、葉の色が黄色っぽくなったときには適量の肥料を与えて様子をみましょう。

適度に水やりをする

おかわかめの育て方でポイントとなるのが、日の当たる場所で栽培すること、これにつきます。水やりは、それほど神経質になる必要はありません。土が乾いたら水をあげるそんな感覚でOKです。

いよいよ収穫!

おかわかめの育て方をマスターしたら、あとは収穫です。おかわかめは、葉の大きさが4~5cmくらいになったら収穫できます。下の方から成長するので下から順に収穫できます。収穫の仕方は、指で捻るだけでポキッと簡単に折れて収穫できます。収穫したおすすめのおかわかめの食べ方はのちほどたっぷり紹介します。

おかわかめの増やし方

おかわかめは、育て方も手間がかからず簡単ですが、おかわかめの増やし方挿し木で簡単に増やすことができます。おかわかめを増やしたい時に必要な材料は、おかわかめの穂木10cm程度、鉢、用土は鹿沼土(新しいもの)だけです。挿し木から約2週間で根が出ます。

おかわかめの穂木を採取して鹿沼土に挿し木すると簡単に挿し木できます。穂木は水に挿しておくだけでも根が出る場合があります。発根したものを植替えすればまた、自然にどんどん成長してくれます。

おかわかめの増やし方としてムカゴを使う方法もあります。葉腋に形成されるムカゴを採取して袋に入れて冷暗所で保存しておき、翌年の5月に土に撒く増やし方です。越冬して、翌年も栽培することができます。おかわかめの育て方、増やし方を完全マスターしてグリーンカーテンで夏を快適に、食事に摂り入れて健康に豊かなおかわかめライフ始めてみませんか?
 

おかわかめはどんな食べ方も美味しい!

おかわかめの育て方、増やし方、おかわかめの食べ方や栄養、効果などいかがでしたか?おかわかめを育てるのは手間もなく簡単ですが、その中でも育て方のポイントとなる部分が、おかわかめのツルの誘引作業でした。この作業を丁寧に行うことがおかわかめの栽培する大切なポイントです。それさえ出来ていれば元気なおかわかめがどんどん育ってくれるでしょう。

おかわかめの増やし方も完全マスターして、どんどん育つおかわかめの食べ方、レパートリーを増やして、栄養たっぷりのおかわかめレシピを日々の食事に取り入れていきましょう。

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