ちくわは冷凍保存が便利!解凍方法や保存期限から簡単活用レシピまで!
ちくわは魚肉のすり身を焼いたり、蒸したりした加工食品の魚肉練り製品の中で定番中の定番です。ちくわはリーズナブルな値段で手に入り、常備するのに何かと便利な食材ですが、買いすぎて、腐ること、無駄になることがない様に賞味期限や保存期間が気になります。ちくわは冷凍庫で保存ができます。冷凍・解凍の詳しい方法や健康に欠かせない栄養豊富なちくわを使ったレシピを紹介します。
ちくわは冷凍保存がいいの?
ちくわの美味しさを損なわないために食べきれない分・使い切れない分をラップや冷凍用の袋で密封して冷凍庫で保存することで保存期間が伸び、無駄なく消費することが出来ます。ちくわは長い棒状のまま保存冷凍庫での保存も可能ですが、食べやすい大きさに切って、使いやすい分量に分けて冷凍庫に置くと解凍後の調理がスピーディーに行え、炒め物や煮物なら多少凍っていてもそのまま調理できます。
ちくわの冷凍保存方法や保存について
塩釜のどっと祭りは規模縮小して開催されています。私には通常営業にしか見えない(笑)場内で規格外品のちくわを購入。この立派な品が150円とは。ちくわは冷凍保存できるらしいです(かまぼこはNG) #塩釜卸売市場 #どっと祭り pic.twitter.com/WB9CrjqavN
— Kobayashi Toshihiro (@KobayToshi) September 30, 2018
賞味期限内では食べきれそうにないちくわの保存期間を伸ばしたい場合は冷凍して傷んで腐る前に使い切りましょう。冷凍庫での保存方法は未開封・開封済みの場合で異なります。冷凍する前にちくわの表面に水分が残ったまま冷凍すると霜の発生でちくわの食感が悪くなります。キッチンペーパーなどで拭き取ってから冷凍します。冷凍庫にいれる際はちくわが重ならないように平らにすることで急速に冷凍でき鮮度を保つことができます。
そのままで冷凍する方法
季節に関係なく手に入るちくわは少しストックがあると、食卓がちょっと物足りない時の一品にちくわは使えて便利です。すぐに使わない場合は冷凍することで保存期間に余裕が出来ます。ちくわは冷凍してもくっつかないため未開封の場合は袋のまま冷凍庫に入れても問題ありません。開封すると酸化や劣化が進み傷みやすくなり腐ることになります。丁寧に残ったちくわはラップで包んで冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて保存します。
カットして冷凍する方法
ちくわは子供から大人まで老若男女問わず誰もが食べやすい食材ですが、賞味期限が長くありません。全部使い切れず、残ったちくわは冷凍保存が可能です。冷凍庫で保存する方法は、使いやすい大きさに切っておくと、調理の際にカットする手間が省けて時短になります。冷凍用保存袋に酸化や冷凍臭・乾燥を防ぐために空気をぬいて密封します。袋に冷凍した日付を書いておくと、保存期間がわかりやすいです。
冷凍ちくわの保存期間と賞味期限
手に入りやすく、リーズナブルな値段で買えるちくわを常備食材で冷蔵庫で保存している家庭のパーセンテージは多いです。賞味期限や保存期間が気になります。他の魚類や肉類と比べて長く保存できると思っていませんか?ちくわの平均的な賞味期限は未開封のまま冷蔵保存で1週間程度、封を開けたら2~3日と意外と短いです。冷凍庫での保存期間は3週間~1ヶ月程です。これだけ保存期間に余裕があれば無駄なく消費することができます。
ちくわは腐るとどうなるか?
ちくわには賞味期限「美味しく食べられる期限」が表示がされています。ちくわは未開封であれば日にちが少し過ぎても食べられないことはありませんが、白身魚を使って加工されているちくわは賞味期限の切れたものは風味や食感が損なわれます。ちくわが腐ると酸っぱい匂いや生臭い匂い・腐ると表面にカビが生えたり変色します・ちくわが腐ると触るとヌルヌル、ベタベタするなどの状態で発生した細菌によってお腹を壊します。
ちくわの解凍方法
正しい方法で冷凍されたちくわを解凍するのも方法があります。正しく解凍しないとちくわのふんわりとした食感や風味が損なわれてしまいます。冷凍庫で目安保存期間内であっても、冷凍中にちくわは乾燥したり、酸化や劣化したりすることもあります。適切な解凍をして使用する前に状態を確認してから調理して下さい。
冷蔵庫で自然解凍する
冷凍ちくわの解凍方法は食感や風味を損なわないために自然解凍が一番です。冷凍したちくわをそのまま一晩冷蔵庫へ入れて解凍させます。時短の解凍方法はパックを流水にさらして解凍します。電子レンジで解凍することもできますが10秒ずつ様子を見ながら加熱して下さい。加熱しすぎると乾燥して固くなってしまうので半解凍がおすすめです。冷凍庫で保存期間を有しても適切な解凍方法で弾力がある美味しいちくわが食べられます。
凍ったまま調理する
サラダや和え物など生で食べる場合は自然解凍が良いですが、煮物や炒め物や汁物に使用する場合は解凍しないで料理に合わせてカットした凍ったちくわをそのまま調理します。冷凍してからカットが 面倒な時はレシピの用途に合わせてカットした冷凍ちくわを使うと時短になります。加熱途中にちくわに火が入り解凍することが出来ますが、炒める際は水気を拭いて調理しないと跳ねることもあるので注意して下さい。
美味しいおでんの定番食材の一つちくわも冷凍したままカットして煮込めます。ベースとなる出汁にちくわの出汁が加わって、コクのある旨味を味わえます。
ちくわの栄養と健康効果
ちくわは魚から作られています。健康な体に良いとされる魚の栄養をちくわから摂取できます。ダイエットや筋トレ中の筋肉つくりにも役立つ健康効果がある食品です。魚料理と違って生臭さなし・下処理不要・調理がしやすい・値段が安くて、おいしく魚の栄養を摂取することができます。
上の図はちくわに含まれている主な栄養素を表したグラフです。ちくわにはタンパク質やミネラルに分類される栄養素の鉄分も含まれています。ダイエット向きに脂質の数値は低く糖質やカロリーは少ないです。ナトリウムはカリウムとともに細胞間の浸透圧の調整を行う効能がありますが高血圧やむくみの原因となるので取りすぎは要注意です。ちくわには健康な体に必要な栄養素がいっぱいです。
生活習慣予防効果
脂肪は大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。白身魚で作られているちくわは不飽和脂肪が含まれています。飽和脂肪酸は体内でDHAやEPAに変化して様々な効果を発揮します。コレステロール値を調節して生活習慣病の予防にも役立つ健康的な、どちらも血液をサラサラにする健康成分です。考える・覚える力の維持や健康維持に重要な働きをします。他に抗炎症作用・脂質代謝改善作用・免疫調節作用などの効能があります。
ストレス緩和
きょうは念願のちくわ演奏ができて満足。こひちゃんに教わった紀文の竹笛は売って無くて、焼きちくわで試奏。まったく鳴らずに酸欠になりかけたが、初めから真ん中辺をつまんで閉じてしまえば(閉管って言うらしい)簡単に音が出たよ。 pic.twitter.com/qZKmkOqSeN
— らいけん🎸 (@thunder_bark) November 9, 2017
ちくわに含まれているカルシウムは現代のストレス社会には必須の栄養素です。現実はカルシウムの摂取が推奨量を大きく下回っています。カルシウムは骨や歯を作るうえで欠かせない栄養素です。それ以外にも、カルシウムは天然の精神安定剤と呼ばれる作用があり、不足すると脳の働きが低下し、神経が過敏になったりイライラしやすくなります。カルシウムは精神の安定・ストレスなしの健康生活のために非常に重要な栄養素です。
高タンパク低カロリー
豪華なあずみんレシピの後に飯画像あげるのは気後れするけど、晩飯なぅ。昨日、ちくわの日と言う事で(某ちくわPに唆されて)買ったちくわを料理したよ。
— Atalia (@atalia0) November 12, 2014
右下からちくわの刺身、焼きちくわ、ちくわの味噌汁だよ。 pic.twitter.com/3lHJ1v2Whi
様々な料理に使われるちくわですが、どんなイメージを持っていますか?練り物製品で人工的な食べ物はカロリーが高く、不健康なイメージ・ 栄養価がないイメージですか?ちくわの原材料は白身魚なので良質なタンパク質が豊富です。高タンパク・低カロリーでダイエット中には必須の栄養素です。タンパク質は筋肉を作る働きがあります。摂取することで代謝が上がりダイエットなど健康で痩せやすい体作りの素になります。
冷凍ちくわのおすすめレシピ
ちくわは安価で入手でき、栄養もあるので、たくさん買って色々な料理レシピに使いたいですが、気になるのは賞味期限。ちくわの平均的な賞味期限は封を開けたら2~3日です。冷蔵庫の片隅で有ることを忘れて、ちくわが腐るなんてことがない様に、使い切れずに腐る前に冷凍しましょう。冷凍庫での保存期間を気にしながら、ちくわが腐る前に、たくさんのレシピを活用して使い切りましょう。
おやつにもぴったり「コロコロカレーちくわ」
カレー味とご飯の相性は抜群です。子供もカレー味が大好きです。お弁当のおかず・お酒のおつまみにも美味・おやつにもぴったりです。ひとくちサイズにカットして食べやすく、フライパン1つで焼くだけのコロコロカレーちくわのレシピです。ボリュームもあり、ちくわからは栄養素のたんぱく質も摂れるので健康で美味しいレシピです。
- ちくわ5本
- 片栗粉 大さじ1
- Aめんつゆ(3倍濃縮) 小さじ1
- A水小さじ1
- Aカレー粉 小さじ1/2
- 1本を4つに切ったちくわに栗粉を満遍にまぶします。
- Aを混ぜ合わせておきます。めんつゆの量は好みで調節します。
- 油大さじ2で竹輪を焼いてゆく。最初はちくわには触らずに軽く焼き目がつきカリッとして来たら転がす感じで焼いていきます。
- カリッと焼けたら、余分な油をペーパーで拭き、Aを加えて絡めて出来上がりです。
生姜のしぼり汁がポイント「定番のちくわ磯辺焼き」
ちくわ定番の磯辺焼きレシピです。ちくわ2本を横半分・縦半分に切ります。小麦粉大さじ4・青のり小さじ1/2・水大さじ3でざっくりと混ぜ合わせて、衣を作り生姜のしぼり汁少々も加えて、ちくわを絡めます。180℃に熱した揚げ油でちくわの表面がこんがりと色づくまで揚げて、取り出します。
お弁当にも大活躍「チーズちくわの磯辺焼き」
ちくわにチーズが入っているとカロリーが高くなるイメージで、ダイエット向きではない様に思われがちです。チーズに含まれる栄養素たんぱく質は満腹感もたらせ、食欲を抑制する効果があります。鉄分やカルシウムも含まれていて栄養価が高いため栄養をしっかりとることができダイエットに◎のレシピです。お弁当にも活躍してくれるチーズちくわの磯辺焼きです。
- ちくわ4本
- クリームチーズ適量
- 揚げ油適量
- A小麦粉大さじ2
- A片栗粉大さじ2
- A青のり大さじ1
- A塩少々
- A水大さじ3
- ちくわ1本を4等分にカットします。ちくわの穴に入るくらいの大きさにクリームチーズを切り、差し込みます。クリームチーズを棒状に切って少し冷凍庫で冷やしておくと差し込み易いです。
- ちくわにAの衣の材料を混ぜ合わせ、からめます。
- 170℃に熱した揚げ油に入れて薄く色が付くまで揚げます。
家族みんなが大好きな「ちくわとこんにゃくのきんぴら」
冷凍ちくわを使い、ヘルシー食材のこんにゃくときんぴらレシピです。好みで唐辛子の輪切りを加え大人向けのピリ辛きんぴらもおすすめです。夕飯の一品に、おつまみに、お弁当に簡単にできる惣菜です。冷凍ちくわを使う場合は再び冷凍すると味が落ちますので使い切りましょう。冷凍前のちくわを使い、調理した後に冷凍保存することも出来ます。
- ちくわ2本
- こんにゃく1/4枚
- ごま油適量
- 輪切り唐辛子(好みで)
- 酒大さじ1
- A醤油小さじ2
- A砂糖小さじ2
- Aみりん小さじ1
- 冷凍ちくわを解凍して、厚さ5ミリ程度の斜め切りにします。こんにゃくはちくわの長さに合わせた短冊切りにします。
- フライパンにごま油を適量熱し、お湯を沸かして3分程灰汁抜きをしたこんにゃくを水気を切って炒めますこんにゃくに油がまわったら、ちくわをを加え、ちくわに軽く焼き目がついたらお酒を入れてアルコールを飛ばします。
- (2)にAの材料を全て入れ味を調整しながら、煮詰めます。焦げつきやすいので火加減に注意して下さい。
- 器に盛り付け、白ごまをふりかけます。
簡単に出来るスピード一品「ちくわのチーズ炒め」
ストックしていたちくわを賞味期限内に・腐る前に使いたい時に、たくさんあるちくわのレシピは手間がかかる料理はほとんど無く簡単に活用できる範囲が広いです。ちくわのチーズ炒めは使い切りたい時に炒めるだけの簡単料理です。
- ちくわ2本
- マヨネーズ小さじ1
- 粉チーズ小さじ1
- 青のり小さじ1
- マヨネーズをフライパンに入れ、火にかけ弱火で溶かします。冷凍ちくわを5ミリ幅の斜め切りにして加えて炒めます。
- ちくわに焼き色が付きだしたら、粉チーズを入れて混ぜ、青のりも振り入れて火を止めます。
定番の食材で相性ぴったり「れんこんとちくわの醤油マヨ炒め」
ちくわは小技が効く食材です。カットしても・そのままでも冷凍出来、解凍しても・しなくても料理できます。炒める・煮る・茹でる料理のノウハウもシンプルで腐る前に使わなくてはと悩むことなく賞味期限内に簡単に使い切ることができます。レンコンとちくわはお惣菜の定番の食材です。れんこんに小麦粉をまぶしてから炒めることで味がしっかり絡み、れんこんとちくわの食感も美味です。
- れんこん約300g
- ちくわ3本(5本入り)
- 小麦粉大さじ2
- サラダ油大さじ1
- マヨネーズ大さじ1
- 醤油大さじ1と1/2
- みりん大さじ1
- 一味又は七味唐辛子
- ちくわは縦横半分に切つて1.5ミリ幅に切ります
- れんこんの皮を剥き、縦に7~8ミリほどの厚さに切ってから、ピースごとにちくわと同じ1.5ミリ幅に切って水に5分さらしします。レンコンの水気を切り、全体に小麦粉をまぶします。
- フライパンにサラダ油を熱し(2)のれんこんを中火で少し焼き色がつき、れんこんに火が通るまで炒めます。
- (3)にちくわを加え軽く炒めて、マヨネーズ・醤油・みりんを加えて炒めます。全体に味が絡んだら出来上がりです。好みで一味 又は七味唐辛子をふって香ばしく仕上げます。
ちくわを冷凍して便利に活用しよう!
お弁当におつまみや煮物から炒め物と揚げ物まで幅広く活用できるちくわ。冷凍庫で常備して便利なものは?を料理好きな人に聞いた食材の中にちくわが入っています。冷凍ちくわをサラダやおひたしに使う場合は前日のうちに冷蔵庫にうつして自然解凍して使います。煮物や炒めものなど、加熱して使う場合は凍ったままお鍋に入れて大丈夫です。練りものからは良いダシが出るので煮物やおつゆを作るとき冷凍庫にあると重宝します。