ちくわの賞味期限切れはいつまで食べられる?賞味期限を延ばす保存方法は?
ちくわの賞味期限が切れた時、いつまで食べられるかを調査。未開封、開封などの状態別に保存期限も紹介します。ちくわの冷蔵、冷凍保存の仕方や賞味期限を延ばす方法と腐る前にちくわを大量消費できるレシピも集めました。
ちくわの賞味期限が切れた!
ちくわは様々な料理に使える便利な食材です。酢の物に使ったり、磯辺揚げにしたりとアレンジ自在に調理できます。しかし、冷蔵庫に入れたままうっかり賞味期限が切れてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか?ちくわの賞味期限が切れた場合、食べることはできるのでしょうか?
ちくわの賞味期限切れは何日まで大丈夫?
ちくわの賞味期限が過ぎたからといって、すぐに捨てるのはもったいないと思っている人も多いのではないでしょうか?賞味期限が切れてしまった場合、いつまで食べられるのか紹介します。
賞味期限が切れてから何日まで食べられる?
食品には賞味期限表示のものと消費期限表示のものがあります。この2つの違いは、賞味期限は美味しく食べられる期間を示しており、消費期限は安全に食べられる期間を示しているというところです。消費期限表示の食品は日持ちしないものなので、期限を過ぎたらすぐに廃棄した方が良いです。
しかし、ちくわなどの賞味期限表示の食品は日持ちするので、期限が過ぎてもまだ食べられるというものが多いです。賞味期限が過ぎてしまったら、どのくらいの期間であれば食べられるのかを紹介します。
2~3日後
ちくわは賞味期限後すぐに腐る食品ではないので、冷蔵保存をして未開封のものなら賞味期限後2〜3日なら食べることが可能です。
数日~1週間後
冷蔵保存で未開封のものなら、賞味期限後数日〜1週間経っていても食べて大丈夫なことが多いです。その際に、においなどを確認して異常がないかを確認するようにしましょう。食べる際は、加熱をするようにしましょう。
1週間~1か月後
賞味期限後1週間〜1ヶ月経っている場合は腐ることも多く食べられない可能性が高いので、注意が必要です。その際はぬめりや異臭がないかを確認し、自己責任で判断するようにしましょう。万が一食べる場合は、必ず加熱をするようにしてください。
ちくわは原料が魚なので、食中毒になった際はかなり酷くなる可能性があります。賞味期限1週間を過ぎたら食べないことをおすすめします。
賞味期限切れのちくわを食べた人の反応
賞味期限切れのちくわを食べた人の口コミを集めました。賞味期限の切れたものを食べている人は意外に多くいるようです。食べる際は、賞味期限を気にしてか加熱して食べている人が多くいました。味に関しても美味しかったという人が大半なので、賞味期限後もある程度品質を保っているといえます。
賞味期限切れのちくわを食べて食中毒を起こしたという口コミも見受けられないので、賞味期限後のものを食べて体調が悪くなる確率はかなり低いといえます。しかし、どの程度賞味期限を過ぎているかを言及している人は少ないので、期限が切れても一律に安全とは言い切れません。
食べる際は、ちくわのにおいや状態を必ず確認するようにしましょう。その際ににおいや見た目に違和感を感じたら迷うことなく捨てるようにしてください。
賞味期限切れの竹輪で磯辺揚げ〜😆 pic.twitter.com/Yjgz7oM7cm
— ☆ まりもチャンネル ☆ (@aioi_tsubetsu) October 12, 2017
米炊くの忘れたのでにゅうめん❗️ちくわ今日賞味期限切れ、天婦羅にしていただきます🍴🙏 #802いただきます pic.twitter.com/V8BiCtddw1
— 高槻市4人の息子の母 (@takatsuki4haha) January 16, 2019
今夜は岡山土産の地酒で #ばれラジ日本酒部 デビュー🍶✨
— YUUK (@yuuk1006) September 5, 2018
賞味期限切れのちくわ💦軽く炙っていただきます😋 pic.twitter.com/oNq5wEl9AU
冷蔵庫の奥の奥に賞味期限切れのちくわが!!
— づい (@brako_naiki) February 22, 2018
シソ、ツナ、ちくわのパスタにしました。美味しい。 pic.twitter.com/qtQb5W6RQj
ちくわが腐るとどうなる?
ちくわが腐る時の特徴
- 酸っぱい匂いがする
- 表面がぬるぬるしていたり、べたついている
- 異常に生臭い匂いがする
- カビが生えたり、変色が起こっている
ちくわは賞味期限にかかわらず、保存状態によっては早期に腐る可能性のある食品です。腐るとどのような特徴があるのかについて紹介します。
上記のような特徴がある場合は、絶対に食べずに廃棄をしてください。においが酸っぱくなっていたり生臭い時などのにおいの異常は明らかに腐っているので、食べるのをやめましょう。細菌が増殖して、品質が急激に悪くなっている可能性があります。
また、表面がぬるぬるする原因としては、ちくわに含まれている砂糖を分解した時に出すデキストランという多糖類が乳酸菌を作り出すことにあります。ぬるぬるするのはちくわが腐るごく初期の段階なので、ぬめりが酷くない時は表面を洗い流せば食べることができます。
しかし、この時期を過ぎるとぬるつきが酷くなり他の菌も増殖しやすくなるため、味やにおいが変わってきます。その場合は食べずに捨ててください。また、カビが生えている時も健康を害する可能性があるので、やはり廃棄をおすすめします。
ちくわの賞味期限を延ばす保存方法
ちくわを食べられる期間を延ばす方法についても調べました。冷蔵保存、冷凍保存の正しい方法や保存期間について紹介します。
冷蔵保存
ちくわは10度以下で保存する必要があり、常温保存ができません。冷蔵保存の際に注意してほしい点をまとめました。冷蔵保存をしたものはなるべく賞味期限内に食べるようにしましょう。
冷蔵保存の方法
ちくわを保存する際は低温で温度の変化が少ないチルド室がおすすめです。開封後のものは、空気が触れないように1本ずつラップに包んで保存をすると劣化を防いでくれます。この方法が面倒に感じる人は、ちくわの袋を縦に開封しそこを折ってから輪ゴムで留めてください。こうすることで、空気に触れないようにすることができます。
保存期間
未開封のものの賞味期限は冷蔵保存の場合1週間程度となっています。真空パックのものはさらに長くなり、10日から2週間程度が目安です。開封後は未開封の状態と違って細菌が繁殖しやすくなり腐る原因となるため、2〜3日以内に食べ切るようにしましょう。
冷凍保存
ちくわを消費できそうにない時は、冷凍保存もおすすめです。しかし、冷凍すると風味や食感などが落ちてしまうのではないかと心配する声も多く聞かれます。冷凍で保存する場合はどのようことに注意が必要なのでしょうか?冷凍保存方法についてまとめました。
ちくわは冷凍保存できる?
ちくわは冷凍保存が可能です。正しく冷凍することで、解凍後も美味しく食べることができます。
冷凍保存の方法
ちくわは袋ごと冷凍保存することが可能です。一つ一つがくっつかないので、簡単に取り出すことができます。より長期間保存する場合は、ちくわを1本ずつラップに包み、保存袋に入れ空気を抜いてから冷凍庫で保存するようにしてください。
また、切って保存するのも調理時にすぐ使うことができるので、おすすめです。その場合、切ったちくわを重ならないように保存袋に入れて、空気を抜いてから冷凍するようにしてください。冷凍に時間がかかってしまうと食感が悪くなる原因になります。
また、アルミ皿の上で重ならないように広げてから冷やすなどすると急速に冷やすことができ美味しく食べられるようになります。冷蔵庫の急速冷凍機能を使うのもおすすめです。また、ちくわは焼いたり、揚げたりしてからの冷凍保存も可能です。その際はしっかり冷ましてから冷凍するように注意してください。
ちくわ料理の余りを冷凍し、使いたいときに弁当などに入れることも可能です。朝の時短につながるので、是非試してみてください。
保存期間
冷凍保存したちくわは約2〜3週間は食べても良いと言われています。冷凍をするときに、日付を書いておくと保存期間の目安になり便利です。解凍後は、2〜3日以内に食べ切ってください。冷凍後は念のため加熱して食べるようにしてください。
解凍方法
冷凍したちくわは常温で解凍すると水分が多く出てしまい、味や食感が悪くなる原因になります。冷蔵庫内でゆっくり解凍をすると味や食感を損なうことなく美味しく食べることができます。時間がないという時は、流水解凍や電子レンジでの解凍も可能です。
流水解凍の場合は、保存袋のままボールにつけて流水で解凍してください。電子レンジの場合は加熱しすぎるとちくわが硬くなってしまうので、10秒ごとに様子を見ながら解凍してください。加熱料理をする場合は冷凍のままや半解凍でも問題なく使うことができます。
ちくわの賞味期限が近い時の大量消費レシピ
ちくわの賞味期限が近い時の大量消費レシピを紹介します。腐る前にたくさん消費できるレシピを集めました。簡単で様々なアレンジのものがあるので、ちくわの処理に困った時にぜひ挑戦してみてください。
甘辛チーズちくわ
- ちくわ 4本
- プロセスチーズ 6枚
- 薄力粉 小さじ1
- サラダ油 小さじ1
- Aしょうゆ 小さじ1
- Aみりん 小さじ1
- A砂糖 小さじ1/2
- 白炒りごま 好きなだけ
作り方
- ちくわにチーズを詰める。一口大に切り、薄力粉をまぶす。
- フライパンに油を入れ、1を転がしながら焼く
- 焼き色がついたら、弱火にしてAの調味料を入れる。
- タレがとろっとし、ちくわと絡まったらごまを振って出来上がり。
おつまみにも副菜にもなるレシピです。甘辛い味なので、大人から子供まで楽しめる味です。調理工程が簡単で、少ない材料でできるのも魅力の一つです。
ちくわの蒲焼き
- ちくわ 2本
- 長ネギ 3/1本
- サラダ油 大さじ1/2
- 砂糖 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ1/2
作り方
- ちくわは縦半分に切り、2〜3mmごとに浅い切り込みを入れる。
- ちくわの長さを半分に切る。長ネギは3cmほどに切る。
- フライパンに油をしき、ちくわを切り込みが下になるよう入れる。長ネギもこんがりと色づくまで焼く。
- ネギを取り出し、砂糖、しょうゆ、酒を入れ全体がトロッとするまで煮詰める。ちくわとタレがよく絡んだら出来上がり。
ちくわが主役のレシピです。蒲焼き風なので、ご飯に合います。主菜としても食べることができるため、時間がない日のレシピとして最適です。シンプルな調味料を使っているので、ちくわさえあればいつでも作ることができるので、便利です。
ベーコンちくわ巻き
- ちくわ 4本
- ベビーチーズ 4つ
- ベーコン 8枚
- 塩コショウ 少々
- ネギ お好みで
作り方
- ちくわを半分に切り、中にベビーチーズを詰めます
- ベーコンを巻き、フライパンで焼きます。
- 軽く塩コショウをし、彩りにネギを散らしたら出来上がり。
お弁当のおかずにもおつまみにもなるレシピです。穴にアスパラガスや枝豆などを詰めると、お弁当に彩りを添えてくれる一品になります。ベーコンと一緒に大葉を巻くアレンジもさっぱりとして美味しいです。簡単なレシピなので是非試してみてください。
揚げないちくわの磯辺揚げ
- ちくわ 大きいものを2本
- サラダ油 大さじ1と1/2
- A薄力粉 大さじ1
- A片栗粉 大さじ1/2
- A水 大さじ1/2
- A青のり 大さじ1/2
- A塩 ひとつまみ
作り方
- ちくわを7mm幅で斜め切りにする。Aをボールに入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
- ちくわ全体にAを絡め合わせる。
- 油を熱したフライパンに2を入れる。
- 両面こんがり焼けたら出来上がり。
ちくわ料理の定番、磯辺揚げの簡単レシピです。少ない油で揚げ焼きにするので、後片付けが通常の作り方に比べてとても楽です。青のりの風味が口の中に広がり、癖になるレシピです。ちくわは魚が原料なので、主菜としてもおすすめです。揚げる際は焦げるのを防ぐため、弱火でじっくり焼くことがポイントです。
ちくわこんにゃく大根の煮物
- ちくわ お好みで
- こんにゃく 1枚
- 大根 1/2
- A水 400ml
- Aしょうゆ 大さじ3
- Aみりん 大さじ2
- A砂糖 大さじ1
- A和風だしの素 小さじ2
作り方
- ちくわ、こんにゃく、大根を食べやすい大きさに切る。
- 切った具材とAを鍋に入れ、落し蓋をして強火で煮込む。煮立ったら、弱火にしじっくり煮込む。
- 煮汁が半分から1/3程度になり、大根に味がしみてきたら出来上がり。
ちくわを使った和食の定番、煮物のレシピです。ほっとする味わいなので、子供からお年寄りまで幅広い層の人におすすめです。ちくわが、煮物の旨味をさらに増してくれます。出来立てでも十分美味しいですが、煮物を冷ましてから食べことで具材全体に味が染みより美味しく食べられます。
ちくわはできるだけ賞味期限が切れる前に食べよう!
ちくわの賞味期限について調べました。賞味期限表示の食品なので、未開封であれば賞味期限3日後でも食べられることが多いです。ちくわが腐る時の特徴を参考にしながら、においや状態を観察し食べられるかどうかを慎重に見極めるようにしてください。
少しでもにおいや見た目に異常があった場合は、食べずに廃棄をしてください。ちくわは冷凍保存をして賞味期限を延ばすことも可能です。冷凍した場合は3週間以内で食べ切るように注意してください。
ちくわは賞味期限を過ぎてもすぐに腐る食品ではありません。しかし、保存場所や保存状態によっては早く腐ることもあるので、出来るだけ賞味期限が切れる前に食べるようにしてください。今回紹介した保存方法やレシピを参考に、今後も食事に取り入れてみてください。