2019年01月15日公開
2024年08月29日更新
食べ過ぎた翌日のリセット方法!次の日にするべきことと体重が増える原因とは?
食べ過ぎをリセットしたいと考えていませんか?食べ過ぎた次の日は体重が増えるのが気になります。今回は食べ過ぎをリセットする方法を紹介していきます。食事方法、水分や栄養摂取はどうすればいいのか、食べ過ぎで体重が増える原因やリセットできる時間はどのくらいかを紹介していきます。今回の記事を読めば食べ過ぎをリセットする方法がわかりますので、食べ過ぎた翌日の行動が変わってきます。
食べ過ぎはリセットできる?体重が増える原因について
食べ過ぎた後の48時間がリセットタイム
食事をしてもすぐには脂肪にはなりません。肝臓に運ばれたあとに余分な糖質や脂肪が身体に蓄えられます。それが最後に脂肪になるまでにかかる時間は48時間と言われています。食べ過ぎた後のリセットタイムは48時間です。
食べ過ぎ後の体重増加の原因は8割が水分
食べ過ぎた翌日には体重が増えることもあるでしょう。食べ過ぎた次の日の体重が増える原因は8割は水分になります。体重は筋肉・骨・体脂肪・内蔵・水分で構成されています。1日でも体重は変わり続けています。食事で食べ過ぎたカロリーが体重として増えるのは翌日は早すぎますので、原因はほとんどが水分になります。
どのような食事をしたかということによっても変わりますが、糖分と塩分は水分を溜め込んでしまう性質がありますので、次の日に身体の水分量が増えて体重が増える原因になったり、見た目がむくんで見えるということにつながります。
食べたものが脂肪に変わるのは18時間後から
食事で食べたものは胃や小腸で分解されてグリコーゲンになります。その後肝臓に蓄えられて消費されたり老廃物として排出されたりして、リセットできなかった余分なものが脂肪になります。グリコーゲンは18時間後~48時間以内に脂肪に変わっていきます。そのため、この時間内に老廃物を排出したりエネルギーで消費することができればリセットでき、食べ過ぎて脂肪に変わるのを阻止することができるということです。
また、胃は食べると大きくなります。食べ過ぎた翌日にも大きくなった胃はそのままになり。膨張は18時間でリセットできると言われています。そのため食べ過ぎた次の日には胃が大きくなっているということを意識して、胃の大きさをリセットさせるということも大切です。食べ過ぎた食事のあとの18時間をどのようにして過ごすかでリセットできるかどうかが変わってきます。
食べ過ぎをリセットするために次の日にすべきこと
プチ断食をして胃を小さくする
食べ過ぎた翌日は胃が大きくなっていますので、そのままにしておくと食事の量が増える原因になってしまいます。食べ過ぎたと感じたらプチ断食を行って胃の大きさをリセットさせましょう。具体的には食べ過ぎた食事の後の2回の食事をプチ断食を行います。夜に食べ過ぎた場合には翌日の朝とお昼を抜きます。お昼に食べ過ぎた場合には夜ご飯と翌日の朝ごはんを抜きましょう。
食べ過ぎたあとの食事方法で胃をしっかりと元の大きさにリセットすることができれば今後の食事でも不安はありません。さらに食べ過ぎてしまった食事のカロリーも断食によって相殺されます。
一日の活動量を上げる
次の日の生活では意識的に一日の活動量を上げるようにしましょう。具体的にはエスカレーターやエレベーターではなく階段を使ったり、ちょっとの距離なら意識的に歩いたりすることです。その他にもジョギングなどの有酸素運動、ストレッチやヨガなどもいいでしょう。副交感神経が優位になると消化器官の活動が進み消化や代謝がスムーズにもなりリセットさせやすくなります。
朝に運動すると1日の代謝アップに効果的
身体の基礎代謝は活動が盛んなお昼が一番高く、夜は低くなっていきます。朝起きたときにも低いです。そこで朝運動をすることで朝から代謝を上げることができますので、一日を通して基礎代謝が高い時間を増やすことができますのでリセットさせやすくなります。運動は有酸素運動がおすすめです。食べ過ぎた次の日のにはリセットを意識して朝から身体を動かすようにしましょう。
カリウムを摂取して水分やむくみを排出する
次の日むくんでいるときの原因はミネラルバランスが崩れていることが原因です。ミネラルはカリウムとナトリウムのバランスによって調整されています。食べ過ぎた次の日のミネラルのバランスをリセットさせるためにはカリウムが必要になります。カリウムは昆布やワカメなどの海藻類、バナナ・ホウレンソウ・モロヘイヤなどの果物や生野菜、大豆などの豆類にも含まれています。
生野菜やフルーツから摂取するといいですが、加熱すると流れ出てしまいますので、茹でた野菜ではリセットできません。濃縮還元ジュースでもリセットできません。ですが味噌汁やスープにすると流れてしまったカリウムも摂取できますのでおすすめです。フルーツは缶詰での摂取はおすすめできません。
代謝を促す栄養素を摂取する
代謝を促す栄養素でおすすめなのがビタミンB群です。脂肪として蓄えられてしまうのは糖質と脂質になりますので、次の日には糖質と脂質をリセットさせるために代謝を促す栄養素を摂取することがポイントです。ビタミンB群にはそれぞれの代謝を促す栄養素が含まれています。ビタミンB1は糖質の代謝を促します。雑穀米や玄米、豚の赤身肉に多く含まれているのがビタミンB1です。
そしてビタミンB2は脂質の代謝を促してくれます。レバーや青魚にビタミンB2は多く含まれています。どちらも摂取するのが難しいというときにおすすめなのが納豆です。納豆にはビタミンB1もビタミンB2も豊富に含まれており、タンパク質などの栄養素もたくさん含まれている食品になります。納豆は食べ過ぎのリセットにはぴったりの食品といってもいいでしょう。
食物繊維が豊富な野菜を摂取する
ビタミンB群の栄養を摂取することも大切ですが、食物繊維も積極的に摂取しましょう。食物繊維は老廃物の排出を助けてくれます。グリコーゲンが脂肪になってしまう前に食物繊維を摂ってリセットします。食物繊維でもリセットにいいのは不溶性のものになります。不溶性の食物繊維はきのこ類や葉物野菜に多く、身体の水分を吸収しつつ膨らみ腸を刺激します。
食べ過ぎた次の日の腸内環境は荒れています。食物繊維を摂ることは便秘の解消をサポートし老廃物を出しリセットすることにもつながります。煮込み野菜ときのこのスープなら、疲れた胃腸の負担も軽減しつつ栄養を摂取することができます。食べ過ぎて胃腸は荒れているので負担をかけずにリセットさせることも意識しましょう。
食べ過ぎのリセット方法の注意点
翌日の絶食は太る原因になるのでNG
食べ過ぎてしまったからと焦って絶食でリセットしようとするのはおすすめできません。食べなかったりドリンクを飲むということではリセットにならず、消費するためにはエネルギーとして消費してリセットする必要があります。食事をしないことで栄養素が足りずに代謝がされず、余った脂肪が蓄積されてしまいリセットは失敗することになります。
水分を控えるとむくみがさらに酷くなる
むくんでいるときに水分を摂るとさらにむくんでしまうのでは?と水分を控えてしまう方もいるかもしれません。ですが、水分を控えることは間違っており、反対に水分をこまめに補ってから身体に溜まっている水分をリセットする必要があります。むくみの原因になっている水分をそのままにさせず、水分補給をしてスムーズに排出させることが大切です。
水分補給はカフェインなどは胃腸の負担になりますので、白湯やミネラルウォーターなどで摂取してください。
食べ過ぎを防ぐ方法は?
噛む回数を増やす
現代では、噛まずに食べることができるものが増えてきて噛む回数は減っています。一口で噛む回数を増やすことで満腹中枢が刺激されお腹がいっぱいになりやすいです。よって食べる量が減ります。一口あたり30回噛むというクセをつけるようにすると食べる量も減ってきます。食べ過ぎを防ぐ方法で一番簡単に始められますので、今日からでもこの方法を取り入れてみてください。
ながら食いをやめる
テレビやスマートフォンを見ながら食事をしていませんか?ながら食いは意識が散漫になってしまいます。食事をするときに何を食べているのか、どんな味なのかということを考えていると満腹中枢が刺激されるようです。また、食事の品数も1つではなく複数あるとたくさん食べていると脳が勘違いしてくれるようです。
たくさん作るのは面倒という場合にも、お皿の数が多ければいいので、漬物を一皿用意したりサラダはトマトとレタスを分けて用意したりしてお皿の数を増やせばいいようです。おかずのお皿を増やすのではなく小皿を増やしてみてください。また、彩りのいいお皿や食材も脳が刺激されるので満腹感を感じやすいようです。
食事の時間を意識する
早食いが定着しているという方は食事にかける時間を意識する方法も取り入れてみてください。満腹中枢は食事を始めてから20分で働き始めると言われていますので、時間をかけて食べるようにしましょう。時間をかけすぎても食べ過ぎてしまう場合がありますので、食事時間を決めて行ってみるといいでしょう。
食べ方の順番に気をつける
食べ方の順番でも食べ過ぎを防止することができます。まずは汁物を飲むと胃に溜まりやすいので満腹感を感じやすいですし身体も温まり代謝も上がります。続いて副菜の野菜をしっかりと噛みながら時間をかけて食べます。その後お肉や魚などのメインの食事を食べます。
最後に白ごはんやパン、麺などの炭水化物を食べます。全く食べないのは脳の栄養源を摂らないことになるのでいけませんが、お腹がいっぱいにならないように腹八分目で食事を終わるようにしましょう。
食べ過ぎたら上手にリセットしよう!
今回は食べ過ぎた翌日のリセット方法について紹介していきました。食べ過ぎた翌日にどのように過ごすかということがリセットできるかどうかにつながってきます。日頃から食べ過ぎないようにして行動することが大切ですが、どうしても食べ過ぎてしまった場合には、今回紹介した方法でリセットさせることを意識してみてください。
正しいリセット方法を身につけることで食べ過ぎてしまった際にも間違ったリセット方法をすることがありません。食べ過ぎた場合に間違ったリセット方法をするとリセットに失敗する上に身体に悪影響になることもあります。食べ過ぎの正しいリセット方法は身体のための方法でもありますので、今回のリセット方法を参考にリセットしてみてください。